映画感想(ネタバレもあったり)

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 ドキュメンタリー映画『チーム・ジンバブエのソムリエたち』 ネタバレあり 上から目線の白人たちに挑む! 

2023-04-15 | ネタバレあり
チーム・ジンバブエのソムリエたち(2021年製作の映画)
 Blind Ambition  
上映日:2022年12月16日
製作国:オーストラリア
上映時間:96分 
監督 ロバート・コーワーウィック・ロス


面白い。


「アフリカでワインはブルーオーシャンだから狙えるぞ」じゃなくて、
彼らがそれぞれワインに魅了されワイン沼にハマっちゃった人だからこその面白さ。

ほぼ白人男性のワイン業界に切り込んでいく姿が痛快。

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「ジンバブエでは1ヶ月の稼ぎが1日のバス代より安かった。」

ジンバブエの社会不安(貧富の差。犯罪。)が彼らの口から説明されて、
全然知らなかった、なんとなくジンバブエって明るいイメージ??
ごめんなさい、死ぬほど浅はか。。

「ジンバブエでは1ヶ月の稼ぎが1日のバス代より安かった。」
くらいに経済はめちゃくちゃ。。

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「ジンバブエでのことを思い出すとホラー映画のようだ
忘れようとしても事実は消えない」

難民だったジョセフ
国境では警察や兵士に撃たれる。
ジンバブエから貨物列車に乗り、窓のない蒸し焼きのような列車で、暑さ手前気絶する人もいた。
運良く南アフリカに亡命できた。


ジンバブエでは1ヶ月の稼ぎが1日のバス代より安かった。


イチゴやブルーベリーの味、香りといわれてもここはヨーロッパじゃない。
スーパーで買って勉強した。思い出の味じゃない。


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一見爽やかなドキュメンタリーになってるけど、これ違うよね。。


もっっとものすごく嫌味な感じで編集してたらむしろアメリカのアカデミー賞国際長編ドキュメンタリー映画賞の候補にはなってたと思いますよ。


ていうのも、
白人たちの「哀れな黒人たちに手を差し伸べてる自分に酔ってる姿」がめちゃくちゃ映ってる。。


ジンバブエチームを応援する(白人の)自分、
ジンバブエチームを成功に導く(白人の)自分を世間にアピールしたい感がだだ漏れ。


それで成功したのならまだしも1回目はそうでもないからね。
むしろ邪魔してた。。。


もうリューベン・オストルンド監督に映画化して欲しいですよ!


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ネタバレは以下に!








成績は24チーム中23位。
 しかし翌年、コーチなしで挑んだら14位! 

何だったの!?あのコーチ!!


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