前作はイマイチだったけど
今作はいいんじゃないでしょうか!
エルサが死ぬほどカッコイイッ!
そして当然のようにヘテロセクシャルで占められている世界ではなく
エルサを筆頭に、
サウナ付き山小屋を経営するオーケンや
新キャラ男子もなかなかに想像の余地を残している。
もちろんこれらのキャラのセクシャリティが何であるかを決めようとすることも良くない。
当然人は結婚するしその相手は異性であるという決めつけのない世界を描いているのが素晴らしい。
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白馬に乗った王子さまならぬ
白馬に乗った王女さま(エルサ)。
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今まで自分が周りと違うことを気にしてきたエルサ。
そりゃそうだ。1人だけ魔法使えるんだから。
今の平穏な暮らしを続けたい気もするけど
「私を呼ぶ声」に誘われて新たな旅に出てしまう。
そのときの表情の複雑さがいい。
恐れもあるし緊張もしてるんだけど
ワクワクする気持ちがどうしても隠せない感じ。
表情が全編素晴らしい。
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この辺にしといて
ネタバレは以下に。
やっぱり突然自分の気持ちを朗々と歌い出すってちょっとヘンだなぁ。。
なんて思っていたら
クリストフの歌でその可笑しさを表現してくれてましたね。
90年代ロックバラードのPVのように、自分に酔いしれた寒いクリストフのパート。
めちゃくちゃ面白かったけど、1番で良かったかな。。
2番までやるとギャグでやってるのか不安になってくるので。。
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絵で物語を説明しようとする心意気は素晴らしいし
「水には記憶がある」ってことで
エルサが氷で古い歴史を掘り起こしていくというアイデアも素晴らしい。
ただ、結構話が複雑だし、霧に閉じ込められていた人たちの状況もかなりぶっ飛んでるのに、説明はかなりサッサっと進んでしまうので
話についていくのが大変。
あとになってから会話で拾っていくんだけど
「おれ話についていけてない!?」っていう不安におそわれながらの鑑賞でした。
なぜ
アレンデールとノーサルドラがなぜ殺し合ったのか?
エルサの母の正体は?
という大きなミステリーがあるので、語り口はもっもわかりやすくしたほうがポイントが絞れたと思います。
エルサたちのおじいさんが悪の源だってことが印象弱くない?
あのおじいさん極悪だよね。。
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映画終わった後で
「なんでエルサには結婚させてあげなかったの!」って言ってる人がいて
衝撃を受けました。。。。。。、。。。