映画感想(ネタバレもあったり)

映画コラム/映画イラスト

チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

2019-10-11 | ネタバレあり


チューリップ・バブルに湧いた17世紀のアムステルダムを描いた映画かと思って楽しみにして観ました。

が、残念ながらアリシア・ヴィキャンデルちゃんの極ビッチ話でした。
なかなか観たことないレベルのビッチでした。

制作費2000万ドルで世界興収800万ドルという大コケ。


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美術や衣装はかなり豪華ですし
トム・ホランダーやクリストフ・ヴァルツが面白いです。

ペラペラ喋る女中も良い。

終盤、コメディかよ!っていう珍作戦が実行されるんですが、ほとんどコント。

『ハングオーバー!』のザック・ガリフィアナキスが予想通りの活躍を見せてます。


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アリシア・ヴィキャンデルちゃんは『リリーのすべて』以降だいぶ作品選びに失敗してますね。



ネタバレは以下。





























ソフィア(アリシア)と画家が不倫。
女中は魚売りの子供を妊娠。

ソフィアは女中が産んだ子を自分の子供だと嘘をつく。
で、ソフィアは出産後に死んだことにして、画家とアフリカでクラス計画を立てる。

女中は無事出産。
ソフィアは死んだふりをして棺桶に入れられ、船で移送される。
『glee』のシュー先生がいる小屋で棺桶から出されて待機。

でも画家が全然迎えに来ないので、「熱は冷めたわ」っつって家に帰るが、
子供を抱く夫の笑顔を見て、家に入れずに逃亡。

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その頃、画家はチューリップの球根で金を用意するはずだったが
ザック・ガリフィアナキスが球根を玉ねぎと間違えてたべっちゃって、金は入らない。

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女中がソフィアの夫に事情を話す。

女中は自分の子供と魚売りと共に、ソフィアの夫の豪邸に住むことに。

夫は「ソフィアを子供を産む道具みたいに暑かった自分が悪いんだな」と自分を責めつつインドへ去る。
女中に豪邸と資産を与える。「真実は我々3人の胸の中に」

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画家はソフィアが投身自殺したと誤解する。

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8年後。

画家はちょっと名を挙げており、礼拝堂で絵画を描く仕事を得る。

その礼拝堂でシスターとして働くソフィアを見かける。
終わり。




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