FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>リードクラスアウトドアレッスン・10月

2008-10-14 14:00:13 | クライミングレッスン報告
10月12日

リードクラス久々のアウトドア

本当は河又の予定だったが、近頃少々気味だったので
乾きの早い幕岩に変更した。

エリアは桃源郷。
結構人がいて、懐かしい人もちらほら。

先ずはサンセット10aにトップロープを張り、アップ。
核心を逃げて右にまわりこめば5.9くらいだ。

みぽりんはついでにサンセットも触るが「無理っ
早々に降りてきた。
ユイちゃんは「サンセットはやりたくなーい。前触って超怖かった」と全くの拒絶。
そっか、二人とも外岩は久しぶりなんだよね。

で、隣の「シルクロード」をやることにする。
1本目はトップロープでリハーサルし、2本目はリードで登った。
「ボルトの間隔が遠いからちょっと怖い」と言いながらも、二人とも安定して登れた

お昼を食べて、「アボリジニ」10a。
微妙な岩の凹凸にハイステップで立ちこんでいく課題。
人工壁にはないタイプのクライミングを強いられる。

先ずはみぽりんがトライ。
「どうやるの~どこに立つの~」と言いながらもなんとなく行ってしまった。
降りてきて、「ロープに引っ張られた感じで納得できない」と言う。

次にユイちゃん。
足を高くあげて立ちこむのが苦手な様子。
落ちそうになると「あぼぼぼぼ・・・・」(危ない、と言いたかった?)
でも、何とか上まで抜けた。

次に先ほど納得できなかったみぽりんが再トライ。
今度は核心でテンションが入った。

「そんなに悪かったかな?」
みぽりんのママにビレイをしていただいて、私がやってみることに。
確かに悪い私も割と必死だった。
でも、体の使い方がイメージしてもらえたかな?

二人に「はい、もう一度」と言うと、二人とも口をそろえて「やりたくなーい」「二度とやらなーい

で、「こういうのをやらないと上手くならないよ。クライミングが上手くなりたいんだったら、ああいう立ちこみが出来なきゃ」
と言ったら、二人の目つきが変わった。

「ホンチャン、行ってきます」と先ずみぽりん。
核心でちらりと私の顔を見たが、その後上手く体を使い、足に力を連動させて立ちこんで行った。
見事ノーテンションで登れたではないか

見ていたユイちゃん。「えーっ行っちゃったじゃん。良いな~私、絶対にできないよ
ところが取りついたらすーっと行ってしまった。
終了点について「あれ?どうやって行ったんだろう?」と言うので、
ロワーダウンしてもう一度復習。
体に入ったらしく安定してムーヴをこなせた。

子供たちの上手くなりたい気持ちが課題を登らせたんだね。
あと、お手本を見せてイメージを持たせることの重要性も痛感した。

これに満足した二人。
「今日は、もうおしまいっ
まだ2時過ぎだと言うのにとっととハーネスを脱いじゃった。
ま、良いか。
いろいろやってせっかく覚えたことが抜けちゃっても困るもんね。

↓岩場にいたカッチーちゃん。すっかりお友達になったね


バスに乗るまで下の河原に行ったり、アスレチックで遊んで帰った