FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<レッスン日誌>DOM KIDS SCHOOL

2011-11-16 11:35:16 | クライミングレッスン報告
10月25日

メンバー:こーた(小5)、カイ(小6)、ハヤト(小4)、アオイちゃん(小6)

たっくんがお休み
ナナちゃんはとうとう受験勉強の追い込みが迫って、クライミングを続けられなくなってしまった

前回も触れたが、たっくんはまだ「上達したい」という意欲が芽生えていない。
でも、クライミングの時間や自由に登ることは楽しい
今日はお母様からそのことに関する相談のお電話を頂いた。
お母様はこのようにチョー・マイペースな状況のたっくんにやきもきしているし、
どうやら本人もこんな調子でレッスンに参加していても良いものか?と疑問に思っているらしい。
お母様からその悩みを伺った私は
気になさらずに胸を張ってレッスンに通うように申し上げた。
そう、子どもたちは成長のタイミングに「それぞれの時期」を持っている。
辛抱強く「その時期」を「待つ」ことも重大な教育のひとつだろう。
ただ、野放図にさせておいて良い、ということではない。
必要な基本技術を覚えるよう努力させたり、マナーや規律をしっかり守りつつも、
その子に合ったメニューを与えてあげることに気を配るべきなのではないか。
むしろ全員が一律のメニューを強要することのほうが不自然だろう。
これは学校教育に関係していた時から常々疑問に思っていたことである。

さて、今日は基本練習などの通常メニューをこなした後でのチャレンジタイム
登れる課題は登ってしまい、あとは今の力では歯が立たないものばかり・・・
という感じで、全員が煮詰まってしまった様子

なので、全員でクライミングゲームをすることに。
一人一手ずつ自由にホールドをつけ足しながら登り、最終的に10手ほどの課題を完成。
結構難しいのが出来あがったね
完登者はカイとハヤトだったかな?
・・・間違っていたら、ゴメン