FCC日記

子どもたちのクライミングスクールの活動記録と教育、スポーツ、そしてクライミングに関して想うこと。

<イベント報告>サマーキャンプ2012 二日目②

2012-09-03 18:06:16 | クライミングレッスン報告
さて、初級のみんなのレベルチェックの結果は以下の通り。

リューセイはトップロープで下から8枚目のパネルまで行け、かつハーネスが自分一人ではけたので「うさぎ」レベル。
かんちゃんとゲンちゃんはトップロープでトップまで行けて、かつトップロープでの安全性に気をつけてクライミング出来たので「ねこ」レベル。
りょーたはトップロープで10aが登れ、かつロープ装着もしっかり出来ていたので「ぱんだ」レベル、
をクリアした

リューセイはこのサマーキャンプでかなり刺激を受けたらしく、パンプに通ってルートクライミングのレッスンを受けたい、と言いだした。
今、トップロープで5.7までのグレードを全て登り、ロープ装着を練習中である。


初級の子どもたちがレベルチェックなのに対して、
中級のチームFCCの子どもたちは自分の目標ルートや限界グレードのレッドポイントを目指す。
しいちゃんとユキちゃん、そしてタクミは10c~dにトライして善戦していた

一方たけくんの苦戦は続いていた。
何とかしなければ。。。
今日も1本目のトライでは壁の中間部で動けなくなり、強制終了
だが、このトライで次のホールドに向かって手を出そうとする気持ちが見て取れた
下りてきたたけくんに、声をかけた。
今のトライは気持ちが入っていて良かったこと。
ボルダーでは難しい課題も登れているたけくんにとって、ゼッタイに出来るはずの動きであること。
クライミングは「心」が大切であること。そして、今のように自分を信じて動こうとすれば、そのうち必ず強くなることができること。。。
私は必死で伝えようとした。そして話を聞いているたけくんの目は真剣そのものだった。
話を聞き終わって、たけくんはしっかり私の目を見て「はい」とすこぶる歯切れの良い返事をした。
まだまだ小さい、と思っていたたけくんが一回り大きく、逞しく見えた


次のたけくんのトライはとても良かった
今まで乗り越えられなかった個所を乗り越え、上部まで迫った。
トップまでは行けなかったけれど、明らかに「何か」が変わっていた。これで一安心、ひとつ乗り越えたと私は確信した。

一人一人ドラマがあったクライミングタイムは正午で終了。
昨日に引き続き、川で思い切り遊んで解散した。




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