高校時代から長くお付き合いしている、親友のユキちゃんから、切羽詰まった電話がかかってきました。
泣きながら、今すぐ会いたいと言っています。
その日は仕事があったので、丁重にお断りしたところ、
ちょっと驚く話を打ち明けられました。
ユキちゃんは来月、お見合いで知り合った男性との結婚を控えているのですが、
実は、彼女にはどうしても忘れられない昔の恋人がおり、
密かに連絡をとっていたところ、
それが親にばれて、大騒ぎになっていると言うのです。
ユキちゃんとは今でも密に連絡を取っていて
お互い、何でも打ち明け合っている仲だと思い込んでいたので、
こんな秘密があったのかと、今さらながらに驚かされました。
ユキちゃんの恋人の話なんて、聞いたことがなかったので
私はてっきり、彼女はずっと一人だと思っていました。
「人って分からないもんだねえ・・・」と、正直な感想を漏らすと
「私はさなぎみたいに、何でもペラペラしゃべる人間じゃないから!」
と、言われてしまいました。
何でもペラペラしゃべる人間ねえ・・・。
私も、そのことには気付いていたんです。
他の人は、私ほど、自分のことは打ち明けない。
仲のいいサチエちゃんだって、私の話は聞いてくれるけれど、
自分や自分の家族に関することは、滅多に話さない。
話すとしても、当たりさわりのないことだけ。
私は何となく、どれだけ自分のことを打ち明けてくれるかで、
その人との親密度や信頼感が測れるような気がして、
相手の心を開いてもらうには、まず自分の心を開かなければという思いもあり、
比較的、多くの人に、個人的な思いも含めて、打ち明け話をしていたのですが、
思い返せば、親友も含めて、
個人的なことは、あまり話してくれなかったなあ、と思うのです。
そして、これは、夫もそうなのです。
夫に言わせれば、私はやはり、色々なことをしゃべりすぎで、
信用できないそうです。
信用できないので、大切なことは話せないと言われています。
一番身近にいる家族に信用できないと言われるのは、
とても辛いです。
自分のことはともかく、家族や親友のことは、
軽率に他人に話さないようにしようと、気を付けてはいます。
自分を信頼して打ち明けてくれたのに
それを面白がって人に話すのは、(ついやりたくなっちゃうけど)
やってはいけないことですよね。
でもね・・・
あけっぴろげな人間の一人として、言わせてもらうと、
無防備に見えるかもしれないけど、
それで痛手を被ったこと、あまりないんですよ。
それより、気持ちが楽になるメリットの方が大きいです。
だからついつい、話してしまうんです。
自分の経験をお互い話し合うことで、
人生の経験値が2倍にも3倍にもなると思っているのは、
私の勝手な考えかな・・・。
ガードが固い人は、自分を守るために、
自分のことは話さないのかしら。
誰にも触れられたくない気持ちって、あるのかもしれないな。
それがきっと、私より多いのだろう。
人との距離の取り方は、人それぞれと思っていたけれど、
どれだけ心を許して話をするかにも、個人差があるなあと思いました。
私が付き合ってきた人の中で平均値をとると、
私は、あけっぴろげの方に属すると思います。
という訳で、タイトルの「あけっぴろげな人」=私、でした。
泣きながら、今すぐ会いたいと言っています。
その日は仕事があったので、丁重にお断りしたところ、
ちょっと驚く話を打ち明けられました。
ユキちゃんは来月、お見合いで知り合った男性との結婚を控えているのですが、
実は、彼女にはどうしても忘れられない昔の恋人がおり、
密かに連絡をとっていたところ、
それが親にばれて、大騒ぎになっていると言うのです。
ユキちゃんとは今でも密に連絡を取っていて
お互い、何でも打ち明け合っている仲だと思い込んでいたので、
こんな秘密があったのかと、今さらながらに驚かされました。
ユキちゃんの恋人の話なんて、聞いたことがなかったので
私はてっきり、彼女はずっと一人だと思っていました。
「人って分からないもんだねえ・・・」と、正直な感想を漏らすと
「私はさなぎみたいに、何でもペラペラしゃべる人間じゃないから!」
と、言われてしまいました。
何でもペラペラしゃべる人間ねえ・・・。
私も、そのことには気付いていたんです。
他の人は、私ほど、自分のことは打ち明けない。
仲のいいサチエちゃんだって、私の話は聞いてくれるけれど、
自分や自分の家族に関することは、滅多に話さない。
話すとしても、当たりさわりのないことだけ。
私は何となく、どれだけ自分のことを打ち明けてくれるかで、
その人との親密度や信頼感が測れるような気がして、
相手の心を開いてもらうには、まず自分の心を開かなければという思いもあり、
比較的、多くの人に、個人的な思いも含めて、打ち明け話をしていたのですが、
思い返せば、親友も含めて、
個人的なことは、あまり話してくれなかったなあ、と思うのです。
そして、これは、夫もそうなのです。
夫に言わせれば、私はやはり、色々なことをしゃべりすぎで、
信用できないそうです。
信用できないので、大切なことは話せないと言われています。
一番身近にいる家族に信用できないと言われるのは、
とても辛いです。
自分のことはともかく、家族や親友のことは、
軽率に他人に話さないようにしようと、気を付けてはいます。
自分を信頼して打ち明けてくれたのに
それを面白がって人に話すのは、(ついやりたくなっちゃうけど)
やってはいけないことですよね。
でもね・・・
あけっぴろげな人間の一人として、言わせてもらうと、
無防備に見えるかもしれないけど、
それで痛手を被ったこと、あまりないんですよ。
それより、気持ちが楽になるメリットの方が大きいです。
だからついつい、話してしまうんです。
自分の経験をお互い話し合うことで、
人生の経験値が2倍にも3倍にもなると思っているのは、
私の勝手な考えかな・・・。
ガードが固い人は、自分を守るために、
自分のことは話さないのかしら。
誰にも触れられたくない気持ちって、あるのかもしれないな。
それがきっと、私より多いのだろう。
人との距離の取り方は、人それぞれと思っていたけれど、
どれだけ心を許して話をするかにも、個人差があるなあと思いました。
私が付き合ってきた人の中で平均値をとると、
私は、あけっぴろげの方に属すると思います。
という訳で、タイトルの「あけっぴろげな人」=私、でした。