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『改正道路交通法』の施行

2020-06-30 08:24:47 | 喜怒哀楽をポジティブに
あおり運転を取り締まるために創設された妨害運転罪などを含む
『改正道路交通法』が本日施行される。

常軌を逸したあおり運転は言うに及ばず事故を誘発するような
危険な行為の摘発にも繋がるものとして厳罰化されるのは大いに
歓迎されるべきであると思う。

これまではあおり運転に対する法律上の明確な定義は無かったので
道交法の「車間距離不保持」や刑法の「暴行罪」自動車運転処置法
の「危険運転致死傷罪」を適用してきたが今回の『改正道路交通法』では
『通行を妨害する目的で車間距離を詰めたり、急ブレーキをかけたり
不必要なクラクション、幅寄せ、危険な割り込み、危険な追い越し
などを含む10項目の違反を明示』し、違反者には厳罰が科せられる。

ただ運転する状況によっては誰でも加害者になりかねない・・・という
ことも充分考えられるので一人一人が改正道路交通法をよく理解し、
運転にはさらなる注意を払わなければならないことを一人一人が
自覚することが重要であると思う。

罰則としては『3年以下の懲役、または50万円以下の罰金』
高速道路で相手の車を停めさせるなど『著しい交通の危険を生じさせる
場合などは5年以下の懲役または100万円以下の罰金』を科すと
いうことになるようだがあおり運転により結果的に亡くなった家族や
遺族の気持ちを考えると私にはまだまだ甘いように思える。

いずれも違反1回で即、免許取り消しとなり、再取得可能になるまでの
期間は2、3年になるという。
明らかにあおり運転とみなされる悪質なケースの一発取り消しは
当然であり、車を運転する者は常に自分を冷静に見つめての
運転が必要とされることはいうまでもないだろう。

ヘリコプターによる上空からの監視を含む警察官の取り締まりの他、
ドライブレコーダーや街頭の防犯カメラの映像なども活用するという
ことなので危険運転の常習者などをどんどん摘発してもらいたいと思う。

問題は即刻逮捕がどの程度できるのか・・・現行犯だけではなく情報確認を
急ぎ、事故防止とともに被害者を出さないということにも力を入れてほしい。
これまでは被害者から明らかに「あおり」と思われる映像の提供などが
あってもプライバシーの問題なのかどうか、逮捕されるまでは加害者の顔の
映像も車のナンバーも報道されなかったが今後もそうなのだろうか・・・・
誰が見ても間違いなく「あおり」と判断できる映像については被害者を
増やさないためにも映像や情報の提供があった時点で公表する・・・という
ことはできないのだろうか。



コメント (2)
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