写真を語ろう from niigata

写真展や撮影会など、写真やカメラについて

環境と人間のふれあい館

2007-02-05 21:57:00 | 写真展
福島潟の湖畔で、ビュー福島潟のすぐそばにある「環境と人間のふれあい館-新潟水俣病資料館-」をご存じだろうか?県立の施設としては、小規模なうえ展示内容も地味なため、知名度がいまひとつなのでは、ないかと思う。
 ここに新潟水俣病を写した桑原史誠の写真がアクリル板に転写されて展示されている。水俣病のドキュメンタリーといえば、ヒューマニズムの写真家ユージン・スミスが有名だが、桑原氏の写真もなかなかの迫力だ。あのころのドキュメンタリーの勢いを感じる。資料館の職員の話では、六本木のオフィスで、買ってきた写真を使っているらしい。できれば、転写したものでなく、本物でみせてほしかった。また、展示に当たっては、写っているすべての人に、展示の許可を取ったとのことで、肖像権には、随分、気を遣っていた。その点、自分はいいかげんなので、このブログで不愉快なことがあったら、コメントしてほしい。
 ほかに、田代雅章氏の阿賀野川での漁や船大工のモノクロ写真が、展示されていた。こちらは、プリントもすばらしく、豊かだった昔の阿賀野川が美しく表現されている。
 
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山岳写真

2007-02-04 15:50:52 | 写真展
 新潟楽山会の作品展を見てきた(東北電力グリーンプラザにて)。
作品展と銘打っているが、山の会と言えば写真だろうと想像していたとおり、作品の8割は写真だった。山行の記録に撮られた集合写真も多いが、山の風景を撮った本格的なすばらしい写真も多い。北アルプスの山々、紅葉や厳冬期の山は、特に美しい。
自分も、時々、登山を楽しむが、実際に足で登ってこの眼で見た感動は、写真では表せないと割り切っているので、記録用のコンパクトカメラしか持参しない。もっとも、重い三脚、何本かの交換レンズに一眼レフカメラを持参して、登山する時間と体力に自信がないのが本当のところか・・・
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元気な高齢カメラマン

2007-02-03 22:54:05 | 写真展
 大和デパートで、写歴50年 横山 嘉一写真展をジョギングついでに見てきた。50年前といえば、昭和30年代前半、自分は生まれていない。91歳のご本人(たぶん)が受付のところで立って、来訪者にあいさつしていた。とても90歳を超える年齢にはみえない。写真は、アジアを中心に世界中の風景や人々を写したものが多く、「こんな所まで、行ってきたぞ、旅は楽しいぞ」と、うったえかけてくるようだ。
 ところどころに付けられた札には、県知事賞だとか優勝賞と記載されており、とても誇らしげだ。
どこかで、見たことがあるような写真ばかりだと思ったら、こんぴら写真クラブの写真展で、ハチヤカメラさんに買わされた(?)「世界あっちこっち写真紀行」を出版したカメラマンではないかと気づいた。
最近、知人の葬儀が重なって、ちょっと気がおもたかったが、・・・こんな元気な方がいるのか。写真集を出したり、個展を開いたりと、90歳を過ぎても写真三昧とはうらやましい。100歳までがんばってほしいものだ。
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県庁2階西回廊ギャラリー

2007-02-02 22:16:49 | 写真展
 久しぶりに、県庁のギャラリーにいったら、「星野皓亮作品展 京・舞妓写真展」をやっていた。二科会写真部の公募展や県展等で多数入賞・入選をしている星野氏の写真展ということで、県展サイズにプリントされた京・舞妓を中心とした写真が20点展示されていた。星野皓亮さんの名前は、たしかに色々なフォトコンの入賞者に見かける。写真は光と陰のバランスが絶妙で、色も美しい。構図も決まっている。うまい思う。こういう写真を二科会的というのだろうか。ちょっと決まり過ぎ?

一枚だけ、南国の海岸で、白いニットのワンピースを着た女性の写真があった。なかなか、つやっぽい。こういう写真は好きだ。ただ、個展としては、統一感にかけるのでどうかなという感じがした。
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