人間なんて怖くない

学生の頃、教授の調査の補助で、丹沢山中でシカを二日間、見張っていたことがある。

３０年前は、いまほどシカも出没せず、一頭も観察できず帰ってきた。

実は、野生動物保護の出席数の足りない自分は、調査補助に参加することで単位をもらったのだ。

今月のカメラ雑誌CAPAにも、紹介されていた写真家宮崎学氏の動物写真には、いつも感心する。

動物たちを美しく写す動物写真家とは、まるで違うタイプの写真家だ。

自作の自動撮影装置で写した野生動物の素顔に驚かされる。なんとしたたかに生きていることか！

職場の後輩から、宮崎学さんの本「写真ルポ　イマドキの動物」を借りて呼んだが、人間のすぐ近くで暮らす動物たちの姿がすごい。

ツキノワグマ、ニホンザル、シカ、ハクビシン・・・動物の行動を熟知した宮崎さんならではの写真を楽しく見させてもらった。

 

アマチュア

ロンドンオリンピックも後半になった。

以前は、オリンピックといえばアマチュアスポーツの祭典だった。

今は、JリーガーやNBAのプレイヤーの参加は当たり前。

アマチュアという言葉が過去のものとなった感がある。

ところが、ボクシングの世界は、いまだオリンピックはアマチュアのみの参加。

オリンピックにプロボクサーが参加しても、簡単に勝てるものでないらしい。

プロで世界チャンピオンになった日本人は７０人くらいいるそうだが、オリンピックのメダリストは、数人しかしない。今回、バンタム級の清水選手とミドル級の村田選手がメダルを獲得。

拍手パチパチ・・・・・

北信越かがやき総体（インターハイ）におボクシングでは、新潟北高の小林選手と高志高校の生神選手が準優勝。本人たちは、優勝をめざしていたので、悔しいだろうが、おめでとうといいたい

新潟体育館に準決勝をカメラ持参で見に行った。会場に行ってびっくり、多くの観客と響きわたる声援。特に、新潟の代表の試合には、普段ライバルの高校同士も「チームにいがた」で大声援。

けっこう感動した。おかげで、シャッターきることを忘れてばかり・・・

なお、インターハイのボクシングのことは、新潟北高マネージャーのブログに楽しく書かれている。

http://ouen-soutai.jp/735134f2/2012/08/02/%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%8F%E3%82%A4%EF%BC%94%E6%97%A5%E7%9B%AE%EF%BC%81/

四十周年

最近、領土問題など中国に関する報道は、ネガティブなものが多い気がするが・・・

今年は、日中国交正常化四十周年の記念の年だそうだ。

中国では「はじめに井戸を掘った人」を大切にするということわざが有るそうで、

いまだに、田中角栄元総理に対する評価は高いようだ。

新潟県民会館３Ｆギャラリーで「中日国交正常化四十周年　記念写真展」開催中（８月１２日まで）

政財界や文化、スポーツで日本と中国の深いつながりを、多くの写真で紹介している。

教科書的な展示で記録写真なので、写真的には特に珍しいものはないが、こんな人も中国と交流があったのかとちょっとした驚きがあった。

長岡花火

大林監督の映画「この空の花火」で描かれた長岡の花火は、毎年、訪れる観客が増えているような気がする。

自分は、８月３日の６時頃、打ち上げ箇所のかなり下流、水道タンクのあたりから、会場に向かい歩き始めたが、・・・・・・・大変な混雑で会場近くにはいけず。少し離れた所で、ビールを飲みながら、花火を楽しんだ。

一応カメラを持参したので、手持ちで撮影、シャッターは１／３０。まずまずの写りか？

　長岡に行ったついでに「写真力」展２０１２を観てきた。（中央図書館２階美術センター）

筒場大山さんに写真を教わるTAIZANN会主催の写真展だ。

額に入れた２Lサイズの作品が、広い会場いっぱいに展示されていた。

なかでも、筒場さんと４人は、それぞれ２０～３０枚の作品を出品

筒場さんの写真は、マンホールや空など、なにげない景色が多い。

ほかの多くの作品も、決定的な瞬間、色彩の鮮やかさ、とは違った「写真力」を意識した作品群だ。こういう作品の良さを感じる感性って・・・・なかなか難しい。

少ないけど、やっぱり人が写っている作品が自分の好みだ。

寝不足

オリンピックを連日、深夜までテレビ観戦。ブログ更新の時間もネタも無い日が続く。

はじめは、柔道と水泳ばかり中継していたNHKだったが、バトミントン、アーチェリー、ホッケーなどオリンピックでしかみることのない種目も中継してくれて、楽しい。

なんでもスポーツ観戦好きの自分には、たまらない。

ところで、北信越インターハイもまっさり。ビックスワン新潟スタジアムにカメラ持参で陸上競技の観戦にいってきたが・・・・

あちらこちらに女子種目の撮影禁止の札がついている。

女子高生アスリートを撮影したいと考えていたが、とてもできる状態ではなく、断念。

報道関係などプロは、堂々と撮影している。なぜ、アマチュアはだめなのだろう・・・盗撮とはちがうと思うのだが