2017年2月11日(土)雪のち晴れ
大阪の京セラドームでSEKAI NO OWARIのライブを観てきました。
まだ、すべてが終わったわけではないから、セットリストだったり
細かなことは書くつもりはありません。
私が今まで観た大きなホール級の会場では振り返れば、どこも森でした。
(そこだけは書かせてくださいね。)
彼らがどうして森にこだわるのか?
たまたまなのか?
そんなことをぼんやりと考えていました。
森といえば、西洋のおとぎ話には欠かせない場所。
そして、私の大好きなクイーンのフレディが書く詞にも
よく登場しました。
KATE BUSHの詞にも。
そこには悪魔や妖精たちが住み
いわゆるファンタジーが存在するのです。
セカオワの曲にはそんなファンタジーの要素が溢れているし、
ご本人達もそれを公言されています。
人間の心の中には誰しもファンタジーの世界が生まれる場所があって、
時として、現実からほんの少し離れたい時にそんな世界に自分を
連れて行くことがあります。
しかしながら、最近のめまぐるしい世の中において
自分の中にファンタジーを作る余裕すらなくなっている大人や子供が
あふれてきているように思うのです。
現実
現実
現実が
畳み込むように襲ってくるわけです。
そんな時に、彼らのライブは一時のファンタジーを見せてくれるのです。
家族連れで来ている人がたくさんいるというライブは
そんなにあるとは思えないのですが、そんなライブをしてくれるのが
SEKAI NO OWARIなんですよね。
誰もが楽しめるライブ。
でも、まったく誰にも媚びてなくて
自分たちのやりたいことを徹底的に
そして観客の喜ぶこともしっかりと考えて
中途半端なセットではなく芸術的にも建造物としても
完璧なものを準備し、その他の装飾、スタッフの衣装など
すべてに及んで、細かく考えているのです。
お体のご不自由なお嬢さんがお母様といっしょに来られていたのですが
そのお嬢さんが本当に笑顔で座りながらも体をゆすっている姿が忘れられません。
彼らの音楽がどれほど多くの子供たちや大人たちを幸せな気持ちにさせているのか
それだけでもわかる気がしました。
彼らの詞はとてもわかりやすく子供たちに語りかけてくれます。
10代の多感な時期に迷っている子供たちに
「それでいいんだよ。みんなそうなんだから。」と
答えてくれるのです。
10代の時に彼らに出会えた子供たちはきっと「生命」というものに
しっかりと向き合える子になるでしょう。
悩んでいても、それを乗り越える勇気を持てる子になるでしょう。
そんな風に私は感じるし、私が10代の時に彼らがいたら
もっと生き方は変わっていたのかもしれないと思いました。
もちろん、私の時代にはジョー・ストラマーがいてくれたし
ボブ・ゲルドフがいてくれたし、クイーンが
いてくれたから、それはそれで私の人生に大きく影響を与えてくれましたが。
まあ、残念なことは、それらが日本のアーティストではなかったことです。
私はハードロックファンではありますが、実は彼らの中にもロックやソウルは
根底にはあります。だから、メロディにはそんな要素が満載です。
現在活動休止中のELLEGARDENの
で、MEANININGの高田さんはセカオワが大好きだと言ってて
実際にCDお持ちのようだし、
細美さんも時々、ラジオで彼らの事に触れるし、
いっとき「スターライトパレード」が頭の中をぐるぐる回っていたと
言ってた時もあります。
そう、根底で音楽の糸のようなものが繋がっているのです。
オーケストラも使うようになって、
もともとピアノも藤崎さんが弾いてたわけで
そういうクラシック要素もいろんなバンドに共通しています。
the HIATUSもそういうのをやったし
くるりもしかりです。
昨日のライブを観ながら、
これらの費用は半端ないだろうなと思うと同時に
こういうライブとステージを観れる私たちは本当に幸せだなぁ〜と
心から思いました。
同じ8000円でもただ、ステージ演奏を観るだけじゃなくて
その場の雰囲気などすべて楽しめるのです。
彼らはその場所に一切の現実を持ち込みません。
ファンタジーに徹底しています。
採算を無視していると言ってもいいほどです。
観ながら思いました。
もし、今ここにフレディ・マーキュリーがいたとしたら
きっと彼らに拍手を送るとともに
きっと共演したがっただろうなと。
デビッド・ボウイにも観てほしかったなと思いました。
願わくば、KATE BUSHに観てほしいです。
WELCOME TO the SEKAI NO OWARI WORLDっていう感じで。
ファンタジーの世界はまだまだここで生きていますよ。
音楽とともに。
********************
2010年5月5日に私は彼らと初めて京都で会いました。
今思えば、彼らのタワレコ限定の500円CDの「幻の命」が出てから約3ヶ月後のことだったのですね。
京都のMOJOで初めて見た時から「素晴らしい」と心から思いました。
まだとても身近なところに彼らはいましたが、でもLOVEさんは機材を片付ける時もあのままで顔は
わかりませんでした。LOVEさんが片付けているのを横目で藤崎さんとお話してたことを
思い出します。深瀬さんもなかじんさんもみんな雰囲気は今ステージで観てて感じるあのままの
暖かい人たちでした。
あれから7年ほどたち、自分も年を重ねましたが、
彼らがどんどん素敵になっていくのが本当に嬉しいです。
藤崎さんもなかじんさんもご婚約されて本当におめでとうございます。
いつまでも公私ともに素敵な人生を歩んでいかれることをお祈りしています。
大阪の京セラドームでSEKAI NO OWARIのライブを観てきました。
まだ、すべてが終わったわけではないから、セットリストだったり
細かなことは書くつもりはありません。
私が今まで観た大きなホール級の会場では振り返れば、どこも森でした。
(そこだけは書かせてくださいね。)
彼らがどうして森にこだわるのか?
たまたまなのか?
そんなことをぼんやりと考えていました。
森といえば、西洋のおとぎ話には欠かせない場所。
そして、私の大好きなクイーンのフレディが書く詞にも
よく登場しました。
KATE BUSHの詞にも。
そこには悪魔や妖精たちが住み
いわゆるファンタジーが存在するのです。
セカオワの曲にはそんなファンタジーの要素が溢れているし、
ご本人達もそれを公言されています。
人間の心の中には誰しもファンタジーの世界が生まれる場所があって、
時として、現実からほんの少し離れたい時にそんな世界に自分を
連れて行くことがあります。
しかしながら、最近のめまぐるしい世の中において
自分の中にファンタジーを作る余裕すらなくなっている大人や子供が
あふれてきているように思うのです。
現実
現実
現実が
畳み込むように襲ってくるわけです。
そんな時に、彼らのライブは一時のファンタジーを見せてくれるのです。
家族連れで来ている人がたくさんいるというライブは
そんなにあるとは思えないのですが、そんなライブをしてくれるのが
SEKAI NO OWARIなんですよね。
誰もが楽しめるライブ。
でも、まったく誰にも媚びてなくて
自分たちのやりたいことを徹底的に
そして観客の喜ぶこともしっかりと考えて
中途半端なセットではなく芸術的にも建造物としても
完璧なものを準備し、その他の装飾、スタッフの衣装など
すべてに及んで、細かく考えているのです。
お体のご不自由なお嬢さんがお母様といっしょに来られていたのですが
そのお嬢さんが本当に笑顔で座りながらも体をゆすっている姿が忘れられません。
彼らの音楽がどれほど多くの子供たちや大人たちを幸せな気持ちにさせているのか
それだけでもわかる気がしました。
彼らの詞はとてもわかりやすく子供たちに語りかけてくれます。
10代の多感な時期に迷っている子供たちに
「それでいいんだよ。みんなそうなんだから。」と
答えてくれるのです。
10代の時に彼らに出会えた子供たちはきっと「生命」というものに
しっかりと向き合える子になるでしょう。
悩んでいても、それを乗り越える勇気を持てる子になるでしょう。
そんな風に私は感じるし、私が10代の時に彼らがいたら
もっと生き方は変わっていたのかもしれないと思いました。
もちろん、私の時代にはジョー・ストラマーがいてくれたし
ボブ・ゲルドフがいてくれたし、クイーンが
いてくれたから、それはそれで私の人生に大きく影響を与えてくれましたが。
まあ、残念なことは、それらが日本のアーティストではなかったことです。
私はハードロックファンではありますが、実は彼らの中にもロックやソウルは
根底にはあります。だから、メロディにはそんな要素が満載です。
現在活動休止中のELLEGARDENの
で、MEANININGの高田さんはセカオワが大好きだと言ってて
実際にCDお持ちのようだし、
細美さんも時々、ラジオで彼らの事に触れるし、
いっとき「スターライトパレード」が頭の中をぐるぐる回っていたと
言ってた時もあります。
そう、根底で音楽の糸のようなものが繋がっているのです。
オーケストラも使うようになって、
もともとピアノも藤崎さんが弾いてたわけで
そういうクラシック要素もいろんなバンドに共通しています。
the HIATUSもそういうのをやったし
くるりもしかりです。
昨日のライブを観ながら、
これらの費用は半端ないだろうなと思うと同時に
こういうライブとステージを観れる私たちは本当に幸せだなぁ〜と
心から思いました。
同じ8000円でもただ、ステージ演奏を観るだけじゃなくて
その場の雰囲気などすべて楽しめるのです。
彼らはその場所に一切の現実を持ち込みません。
ファンタジーに徹底しています。
採算を無視していると言ってもいいほどです。
観ながら思いました。
もし、今ここにフレディ・マーキュリーがいたとしたら
きっと彼らに拍手を送るとともに
きっと共演したがっただろうなと。
デビッド・ボウイにも観てほしかったなと思いました。
願わくば、KATE BUSHに観てほしいです。
WELCOME TO the SEKAI NO OWARI WORLDっていう感じで。
ファンタジーの世界はまだまだここで生きていますよ。
音楽とともに。
********************
2010年5月5日に私は彼らと初めて京都で会いました。
今思えば、彼らのタワレコ限定の500円CDの「幻の命」が出てから約3ヶ月後のことだったのですね。
京都のMOJOで初めて見た時から「素晴らしい」と心から思いました。
まだとても身近なところに彼らはいましたが、でもLOVEさんは機材を片付ける時もあのままで顔は
わかりませんでした。LOVEさんが片付けているのを横目で藤崎さんとお話してたことを
思い出します。深瀬さんもなかじんさんもみんな雰囲気は今ステージで観てて感じるあのままの
暖かい人たちでした。
あれから7年ほどたち、自分も年を重ねましたが、
彼らがどんどん素敵になっていくのが本当に嬉しいです。
藤崎さんもなかじんさんもご婚約されて本当におめでとうございます。
いつまでも公私ともに素敵な人生を歩んでいかれることをお祈りしています。