HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

WAKE ME UP WHEN SEPTEMBER ENDS

2005年09月30日 | 音楽・映画・本
「夏が来て、そして過ぎ去る。イノセントが永遠ではないように9月が終わったら僕を起こして」

これは日本語訳だけど、このフレーズで始まるグリーンデイのこの曲が今の時期、自分の中にしみる。

今日はそう9月の最後の日。まさにSeptember ends。また明日から気持ちをきりかえて歩き出そう。涙を流した昨日ももうここで終わりにしよう。また、笑顔でだんだん色づく木々の下をコートのポケットにそっと手をひそませて、歩いてみようか・・・いろんな思い出が落ち葉の中に渦巻いたとしても大丈夫。凛として前を向いて歩いていける。

あの日を思い出そうか・・・あの場所でばったり出会ったあの9月。きらきら輝いていた瞳の希望を見逃さなかった。今どうしているの?まだあの光は消えて無いよね?

あの日からその秋の始まりの風の冷たくなる頃が来るたびに君たちとの出会いの日を思い出す。それから冬になっても、風がほおにひんやりあたっても、君たちががんばってると思うだけで、涙で風景が滲みはじめる。

そう9月も終わるから、また明日から始めよう。眠っていたのなら起こすよ。ほら、動き始めて・・・君は単なるドリ-マ-になってはいけない。そう土曜の夜だけの・・・

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OTHER RECORDS☆

2005年09月29日 | 音楽・映画・本
これは大阪に事務所のある音楽レーベルさんで、ここに所属するアーティストさんの一人がvanillamanさんです。そしてここの社長さんはコブクロのDVDジャケットや多くのアーティストのライブ写真等を撮られているカメラマンさんであります。今日は京都で私のブログでもたびたび登場するインディーズバンドのフォギーメランコリックさんとベルベットメロウさんとなんとこのvanillamanさんが共演されました。私の知る数少ないインディーズアーティストさんが偶然にもいっしょにライブをするという奇跡!この五万といるインディーズの中でですよ。すごいことだと思いませんか?

でも、でも、残念ながら諸事情で私はライブは見に行けません。そこでライブ前に社長さんとvanillamanさんがわざわざ時間を作ってくださって、CDを3枚もくださったのであります。

なんて私はしあわせものなのでしょう。私はダイヤモンドやエルメスをもらうより、何もないところから生まれた目に見えない音楽の詰まったCDを頂けることの方が数倍うれしいのであります。もう3枚ももらえるなんて・・・2枚はvanillamanさんのでもう1枚は同じ所属アーティストのNINAさんのです。NINAさんもすごく美しくて素敵な方なんですよ。

社長さんのお話ではvanillamanさんは海外進出を狙っていらっしゃるとか。お薦めのレーベルって私もあまり知りませんが、UKならASHが所属しているINFECTIOUS RECORDSの所属アーティストに好きな人が多いので、そこを推薦したいな~ってどれほどの規模なのか知りませんけど(笑)

まだCDは聴いてないのでこれから週末に向けてゆっくり大事に聴こうと思ってます。

☆☆☆

ちなみに今日はVelvet Mellowさんのマキシシングル発売記念ライブでした。おめでとうございます!
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Billyって・・・

2005年09月29日 | JET KELLY
私の好きなバンドのJET KELLYのベースの山口操さんはビリーと呼ばれているそうです。なぜ?って思うのですが、まだその由来がわかりません。教えてほしいな~。

ビリーといって、今思い浮かぶのは・・・グリーンデイのビリー・ジョ-、グッド・シャーロットのビリー・マーティン、ビリー・ジョエル、ビリー・シーン、ビリー・スクワイア・・・とか。

一体どこからそのあだ名来たんでしょう?まさか大阪名物「ビリケン」さんからではないでしょうね(笑)・・・ごめんなさい。ヘッドスタイル(笑)のイメージが・・・

でもこのビリー山口さんは男前で、そのスキンヘッドがすごく似合う方なんですよ。ベースの弾き方も男っぽく、力強く、オーラが出てます。なんか、生でその演奏を見てみたいな~と思う秋の夜であります。

ちなみに上にあげたビリーの中では私はビリー・ジョ-が一番好きです(笑)それと私の好きな曲に「ミリ-アンドビリー」という曲があるんですが、これはアリス・ク-パーというかなり見た目はきわもの系のミュージシャンの曲でラブソングです。でも、これが入っているアルバムは彼がアル中で入院していた精神科の体験から生まれたものなので、普通のラブソングとはちょっと違うかもしれません。でも、せつない曲です。アリスの曲は外見と違ってメロディアスなんですよ。

それにしてもなぜにビリーなんでしょう?
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踏ん張る力☆

2005年09月27日 | 音楽・映画・本
昔から大学を中退する人はいます。家の経済的事情だったり、新しい道を見つけたり、人それぞれの理由によるものです。

これから書くことはあくまで私の個人的な考えであるとまず言っておきます。そういう考えもあるんだなと読んでもらえたらうれしいです。

最初に私は大学を中退するのには反対の意見を持っています。たとえば、家の経済的事情でどうしても続けることができなくなったとか、健康上の問題とか、仕事をすでに始めていて両立ができないとかで辞めるのは理解できますが、なんかつまらない、何をしていいかわからないというような心の具合だけでポンと辞めてしまうのはどうかなと思うんです。せっかく入学したからもったいないとか、学歴社会だからとか、親が悲しむとか、そんなことで反対するのではありません。

私は何ごとも3年もしくは4年やり続けなければ、真の姿が見えないのではないかと考えるのです。たとえ、辛いと思っても、つまらないと思っても4年やってみないと本当に辛いことなのかつまらない事なのかわからないんじゃないのかなって・・・。

高校卒業後すぐに社会人となって働き始めた人はしっかりと区切りをつけているけど、大学を中退する人は何ごとも結局区切りをつけれず、長続きできないように感じてしまうのです。踏ん張る力が弱いというか。

大学を辞めようと思う人の多くは大学がつまらないのに、親に高い授業料を払ってもらっていて、申し訳ない気持ちとそれに答えられない自分に嫌気をさしてきて、そういう結論に達するのでしょうね。

でも、辞めてフリーターになってお金ためてどうなの?って思います。フリーターといっても仕事は仕事。楽しい仕事なんてそうあるわけないし、人間関係も大人社会のどろどろとした部分を嫌ほど見せつけられて、今度は仕事すらしたくなくなってきて、資金さえ尽きてきますよ。

それより、大学生というポジションを確保したまま、アルバイトをいっぱいした方がずっとメリハリがつくと思うのです。音楽がやりたいのであれば、CDショップや楽器店でのバイトやあるいはライブハウスでのバイトにステージセッティングのバイト(コンサート運営の会社でのバイト)なんかを選んでやれば、そこで自分と同じ音楽好きと出会えるだろうし、バンドをやりたければ、そこで仲間が見つかるかもしれない。

今だから、そんなバイトもあるよって言えるんだけど、自分が大学生の時はそんなバイトを思いもつかなかったんですよ。今自分が大学生なら絶対にやっていましたね。フリーターだとそれオンリーになってしまいがちだけど大学生なら2つの世界を持てるんです。

私にとって安定している時っていうのは実は3つの世界を自分が行き来している時なんです。1つは家での素の自分の世界、2つめは職場での自分の世界、3つめは当時は映画を勉強しに通っていた東映での自分の世界。この時は仕事でどんなに嫌なことがあっても日曜日に行っていた東映での3時間の授業で元気いっぱいになれて、また1週間がんばれるそんな感じでした。

大学時代は家での自分、アルバイトしている自分、写真部やサークルとかで友達といる自分がそのバランスをとってました。でも、本当のこというと、そんなに楽しく大学時代を送っていたわけではありません。結構アルバイトに熱心でしたね。なぜならどうしてもイギリスに行ってみたかったからです。そしてやっとお金がたまって、4年の夏に友達と2人でたったの8日間でしたが、イギリスというか初の外国に旅行できたわけです。私は英文科出なのですが、ある意味、イギリスにいくその8日間のための4年間であった気もしないでもありませんが、それが大きな目的だったにしても、その四年間の無意味なような時間の過ごし方や人との接し方やバイトでの大人の人との関わり方なんかが、それから数年たっていくにつれ、すごく大事な時だったんだと実感したわけです。

もやもやした時、何やっているんだろうって思う時期、それがこれから先の長い人生にどれだけ必要なのかは今そこにいる人にはわからないんです。

私は社会人になってからもやっぱりイギリスに行きたくて、結局仕事を辞めて行ったわけですが、でもその仕事も4年は続けました。何ごとも4年は続けようというのが私の考え方なんです。じゃないとわからないんです。それがいいのか、悪いのか。そして、イギリスに行く時、そこで仕事を探そうなんて思いませんでした。異国の地でもやっぱりちゃんとした仕事につかないと意味ないし、バイトを海外でしようなんて思うのは危険です。そんなに甘くないし、知らない人が恐いことに巻き込まれることもいっぱいあります。まず、行く国の最低限の言語は話せて聞き取れないと仕事なんて問題外だしね。ワーキングホリディなんていう都合のいい「海外でお金もうけ」みたいなのがありますが、あれで泣いた人をどれほど知っていることか。仕事があるといって行っても、やっぱり何か技術をもっている人はすぐに仕事を得ることができるけど(たとえば、寿司職人さんとか料理人の資格をもっている人とか)おおかたのOL辞めた人とか大学を休学してきている人とかにはそう簡単に仕事は見つけられません。しかも1つ見つかって、でもそれがあわずに続かなかったら、次に見つける時に「こいつはすぐ辞める」という目で見られて不採用になるケースも多々あるそうです。お金もうけるどころか、どんどん自分の所持金すら減ってきます。中には帰国するお金すらなくなって、同じ日本人にわざと親切に近づいて、悪い道に誘い込む悪質な留学生すらいるんです。

そういう人を見抜いたり、危険管理をできるようになるにもやはり経験が必要です。それには大学時代のふわふわした中で、見てきた人たちやアルバイト先でのできごと、そして卒業して就職あるいはフリーターとして働いた経験が案外自分を海外で守ってくれるんですよ。

いつか海外に出たいと思えば、行きたい国の言語を勉強するのは大切です。身を守るためにね。そして相手を理解し、自分を理解してもらうためにね。そういう勉強も大学時代だからこそできるのではないでしょうか?時間は自由に使えるでしょ?

親に高い授業料を払ってもらっていると罪悪感を持つ前に、いつか返すつもりでめちゃくちゃ贅沢にその4年間の時間を使ってほしいなと思います。2度とその時間はやってきませんから。手放しちゃもったいないです。もちろん、親は返してとはいわないでしょうけどね。

ミュージシャンの話でいえば、私の好きな元シャム・シェイドの栄喜くん(現在は未来と書いてHIDEKIと呼んでますが)が大学に行くかミュージシャンになるか決める時、親はもちろん大学行ってほしかったみたいだけど、大学と同じ期間の四年以内にものにならなかったら、音楽を辞めて親の希望する道を歩むと約束したそうです。そして、がむしゃらにがんばったけど、なかなか日の目を見ずにいて、もうだめかなと思った4年たったある時「1/3の純情な感情」がアニメの「るろうに剣心」のエンディングになって大ヒットして、音楽を続けることができたそうです。

そう彼も4年踏ん張ったんです。以前の私のブログに彼の手紙のことを書いたことがありますが、彼が葛藤していた時の事がそこに綴られていました。そして彼は踏ん張れたんです。

音楽が好きなら、インディ-ズバンドのライブならチケットも安いし、月に1度でも見に行って、そこで音楽の話をバンドの人たちとするのも楽しいですよ。あるいはバイトしてそのうちの一部をまわして、楽器を習いにいくのも刺激になりますよ。楽器が少し弾けるようになると気付くと何時間も過ぎてしまいますから。あるいは国際交流センターとかの英会話スクールなんかも月謝も安くて、いろんな国の人と出会えてそれはそれで何かを感じさせてくれます。

何ごともすぐに辞めてしまう人は結局何をしても続かない人になるおそれがあると私は思います。
ゆえに、若い人こそ、踏ん張る力を今鍛えてほしいなと願います。大学は人のためにいくものではありません。そこは「もうぐじゃぐじゃで、わけわからん!」って叫びたくなる状況の中をいかに泳ぎきるかの訓練の場だと思うのです。

大学の教授だってよく見れば、おもしろい人もいるし、人間的にすごいな~って思う人もいます。そういう人にどんどん個人的にでも話にいくと案外いろんな世界がまた広がるかもしれません。私も何人かの方からは授業以外でも勉強させてもらいましたから。そういうことしてもまったく構わないんですよ。やる気があればやらせてくれるのが大学ですから。

卒業して、就職して、結婚して・・・って別に強制的に結婚なんてする必要はないし、自分が自然にその人といっしょにいたいな~って思う人ができたら考えればいいことです。それを未来のプランに入れる自体無意味ですよね。

長々と最近思ったことを書きましたが、自分が大学時代にできなかったこと、しなかったことで後悔していることも多々あるので、それを今大学生の人たちに悔いのないように過ごしてほしいという願いを込めて、「踏ん張る力」を書かせてもらいました。

「踏ん張る力」今、鍛えてみてください。
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元気で暮していますか?

2005年09月25日 | 音楽・映画・本
このフレーズで始まる矢井田瞳の「モノクロレター」・・・好きな曲の1つです。これはきっと彼女の実体験から生まれた歌なんでしょうね(って彼女の書く曲はだいたいそうなのかな?)なんか映像が目に浮かぶようなせつない曲です。

なぜでしょうか?楽しかった思い出はカラーで思い出すのに、悲しい思い出はモノクロで思い出してしまう。それはもう決して戻れぬ時だからでしょうか?どこか古い白黒の8ミリ映画をざらざらした映像で見るようなイメージで。

「さらさらと手を振った」・・・・・この歌詞がなぜか心に響きます。

何度も辛い事を人はくりかえし、過去を悔やんだり、過去を忘れようとしたり。

何度も虚しく「がんばれ」という言葉をかけるかわりに、あなたは自分が生きている証をしっかり歩いてきた道に刻んできたのだから、それでいいんだとあなたの歌を今夜も壊れないようにそっと抱き締めます。

勝ち負けなんて必要なのでしょうか・・・私にはどうでもいいことだと思うのです。自分が勝ちだと思えば勝ちだし、負けなら負け。それを選ぶのは結局は自分自身。他人には絶対にそれは決められないものだと思ってます。

あの人に負けてほしくない・・・と私も誰かに言ったこともあります。でも、結局は自分自身に負けてほしくないとその言葉を訂正します。

楽しいふりして心で泣いている人もきっとこの世にはたくさんいると思います。でも、その見えない涙に遠くからハンカチを差し出している人がきっといるはず。

今日はヤイコのアルバム『Here today-gone tomorrow』を聞きながら、いろんな事を考えてしまいました。

「七色ピエロ」の歌詞にある

・・・見た景色の数だけ あなたに優しくしたい・・・

このフレーズも心に残りました。他にもいろいろあるんですけどね。

街明かり そのどこか あなたは幸せでいて・・・


・・・元気で暮していますか?風邪などひいていませんか?
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ふたたび

2005年09月24日 | 音楽・映画・本
オアシスのあの大合唱が体験できるかと思うと今からドキドキします。そうなんです。行くのですオアシスライブ!前にも書きましたが、オアシス11月に来日しますよね。しかしながら私は只今ライブ禁止令が出ておりまして、行きたくても行けない状況であきらめておりました。ところがです。突然ひょうたんからコマ、棚からぼたもち!って感じでチャンスがやってきたのです。私が何かあると連れていっている音楽弟子Aという女の子がいるのですが、彼女の父が私の音楽の師であるのです。といってもロックではありません。クラシック畑出身でピアノ奏者であり、声楽家であるので、そうロックに詳しくはありませんし、だいたいは好きでは無い感じです。そんな師が娘がTVでやっていたサマーソニックのオアシスの大合唱シーンでいっしょに歌っている姿を観て「これは生を見せたほうがこの子にはいいのではないか?この子に何かが与えられるのではないか?」と珍しくミュージシャンの気持ちに戻って思ったそうです。そこで、ちょうどいい付き添いがいるではないかと私に白羽の矢があたり、チケットをとりなさいと指令が入りました。なんとその日はぴあの先行予約の最終日・・・もちろんそれ自体抽選にはずれるかもしれません。何せオアシスですから・・・

結果・・・当選!やった~やった~っと喜んで喜んで・・・

そんなわけでオアシス単独ライブにいけることに・・・音楽弟子Aちゃんのお陰でございます。ロックミュージシャンめざして日夜ギターを練習している彼女ですから、ほんとチケットとれてよかったです。しかも洋楽のミュージシャンを見る初ライブが「オアシス」ですから、ラッキーとしかいえませんよね。彼女の父に感謝です(笑)

さあ~今から大合唱におもいっきり参加できるように歌詞を覚えようっと(笑)
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チャーリ-とチョコレート工場☆

2005年09月24日 | 音楽・映画・本
観に行きましたよ。期待どおりの夢いっぱいのカラフルな映画でした。たとえば、韓国映画の涙ものや邦画の涙ものにはまっている方なら「え?」って感じになるかもしれません。だって、ストーリーはいたってシンプルですもの。でもね、泣けるんですよ。いっしょに連れて行った15才の音楽弟子Aも涙が出たそうですから、難しい年頃の子も私のような大人でもぐぐぐっと目頭が熱くなるシーンがあるわけです。舞台はイギリスなんですが、やはりファンタジーの国だな~と思いました。ハリ-・ポッターでもわかるように。

とにかく、主役のジョニー・デップも大好きだし、監督のティム・バートンが好きなんだから、それだけでもすばらしいわけです。

ストーリーはこんな感じです。ある時ジョニー扮するウイリー・ウオンカのチョコレート工場がスパイのために秘密のレシピが盗まれ、何年も閉鎖されてしまいます。なのにある時から突然稼動し始めます。そしてそこで5人の子どもとその保護者を工場見学に招待するという広告を世界中にだし、チョコレートに入っている金の招待状を手にした子にその権利があるというから世界中チョコ買い競争で大騒ぎ。それを当てた中にチャーリ-がいたわけです。彼の家は貧しくて、お父さんは歯磨き粉工場で働いていたのにチョコレートやお菓子の売れ行きと比例して虫歯の子が増えたため、歯磨き粉の売れ行きが伸び、設備投資された結果作業人はリストラされて、ますます貧乏に・・・家族はチャーリ-と両親そしてさらに父方と母方両方のおじいちゃんとおばあちゃんの7人家族なんです。でも、すごく愛に溢れている家族なんです。いっぽうでウイリーは家出してチョコレート工場を作ったのですが、ウイリーにお菓子を食べるのを禁止していた父は歯医者さん・・・というそんな背景のもと、工場見学に集まったその他4組の親子。その四人の子は一癖ふた癖あって、彼らは順番に工場内でお仕置きを受けます。このシーンが結構シュールで、観た子どもの中には恐いと思う子も絶対にいると思いますよ。でも、すべてがチョコレートやお菓子でできた工場内のチョコレートの滝の部屋なんて子どもだけで無く、大人にとっても夢みたいな場所です。木や草や花もすべてお菓子でできているんですから。

まあ、詳しいストーリーは実際に観てもらうとして、とにかく夢いっぱいの発想に溢れていて、すごくアートです。あちらこちらにティム・バートン監督独特のカーブが見つけられるし、また、有名な映画のパロディもちりばめられていて、映画ファンならちょっと笑えます。

母親役で出ていた、ヘレナ・ボナム・カーターはイギリスの文藝ものの映画の常連さんで、私も昔よく彼女の主演している映画を観ました。何せ私が大学の卒論でやったヘンリ-・ジェイムスの作品「鳩の翼」の映画化されたものにも主役で出ていたんですから。有名なのではイタリアを舞台にした「眺めのいい部屋」という映画がありますが、これはお薦めします。

この『チャーリ-と・・・』はDVDが出たら、絶対に買うでしょうね。何度観てもおもしろい発見があると思います。そしてジョニーってほんとにいろんな役ができてしまう改めて、すごい人だと実感しました。でも、ときどき男前の表情が出てしまうのですよね(笑)

チャーリ-のお父さんの歯磨き工場で思い出したのが、京都から大阪にJRに乗っていくと見える工場・・・そう明治製菓の工場とサンスターの工場。まさにお菓子工場と歯磨き工場がお隣同士。昔からこの組み合わせが妙にファンタジーを私の中に呼び起こしてきました(笑)そういえば、今は移転したけど、あの近くにとあるライブハウスがあって、そこでライブするあるバンドのボーカルさんに2つの工場の関係を偵察してきてもらったことが(笑)昼休みになると塀ごしに明治製菓の方からはチョコレートがサンスター側にパスされ、反対にサンスターからは歯磨き粉が明治の方へパスされるという噂があるが、それは本当なのかと調査してきてというものでしたよね(笑)・・・・・懐かしいな~。今ふと思い出しました。

最近JR乗って大阪方面に行ってないので工場自体どうなっているのかわかりませんけど。

でも、『チャーリ-とチョコレート工場』は私は皆に観てほしいな。

ちなみに『ビッグフィッシュ』というイアン・マックレガー主演の映画観て好きだった人なら感動すると思います。この『ビッグフィッシュ』もティム・バートン監督作で、色合いなんかも共通している部分がありますし、父と子の関係がベースになっているというのも『チャーリ-・・・』と共通してますしね。
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北欧系

2005年09月21日 | 音楽・映画・本
最近北欧系のバンドが活躍しています。ひと昔前に北欧系というので注目されたのがハードロックバンドのヨーロッパ。彼らはスウェーデン出身のバンドです。ご存知でしたか?英語で歌っているけど、実は母国語ではないんですよ。だから日本人には聞きやすいのかな?今でも彼らの曲「ファイナルカウントダウン」はよくTVでかかりますよね。特にスポーツ系や選挙なんかのニュースで(笑)

最近ではMEWやハイブスそしてマンドゥ・ディアオなんかがいますよね。北欧といえば、スウェーデン、ノルウエー、フィンランド、デンマークを指すと思うのですが、シガーロスを産んだアイスランドも入るのかな~(勉強不足・・・)

各バンドについてはまたの機会に書きますが、私は北欧へのあこがれが強いんです。特にここ近年。イギリスに留学中はイタリアとかフランスとか南の方に目がいっていて、後になってしまった!って後悔しています。だって、イギリスからだとものすごく格安で北欧に行けてしまうのですから。だから北欧に安く日本から行こうと思うなら、イギリスへの往復チケットを買って、現地で北欧行きの旅行ツアーに入ればかなり安く行けますよ。

留学中にアイスランドの人やスウェーデンの人なんかともお話する機会がありましたが、アイスランドの方はとても静かな雰囲気で、シガーロスがかもしだす、あの深閑とした透明感ある世界がなんとなくわかる気がします。

音楽も好きな曲があるのですが、インテリアのデザインとか食器とかも北欧のものは素敵なんですよね。でも、日本では価格が高くてなかなか手が出せません。ゆえにまねごとで終わるわけです(日本製で・笑)なんか気付くと無印に占領されている気もしないではありませんが、そこに手の出る範囲で北欧系のものを飾ったり、食器として使ったりしています。

そうそうレゴもおもちゃではあるけど、インテリアにもなりますよね。実際にレゴで建築の勉強をされている人もいるし。デンマークにあるレゴランドにいきたいし、レゴ工場も見学してみたいものです。

北欧の映画では「ロッタちゃんのおつかい」がお気に入りで、インテリアとか服装とかがすごくかわいくて、これも何度も観てしまいます。ロッタちゃんがいつも持ち歩いているバムセというブタのぬいぐるみ・・・実はこぶりのものですが、わが家にもいます(笑)あの奈良美智さんもお持ちですよね。しかも彼は「ロッタちゃん・・・」の公開時のパンフとかハガキとかにイメージイラストを描かれています。

私が京都でよく行くお店にも結構北欧系のものが置いてあって、それを見るだけでも日頃の疲れが癒されます。ガラスのコップ1つでもこだわる気持ちってずっと持ち続けたいと思うのは私だけでしょうか?もちろん、人から頂いたものはその贈り手の気持ちがこもっているので、何系(笑)なんて気になりませんが、自分で買う時は和のものであれ、中国のものであれ、キャラクターのものであれ、心に感じるものを買う事にしています。安いから、バーゲンしているからあるいは有名ブランドだからだけでは絶対に買いません。100円ショップでも心に響けば買いますよ(笑)

そんなこんなで、また脱線してますね。なんか書きたいことはいつもいっぱいあって・・・でも時間がなくて。ゆえに少し時間がある時はどば~って言葉を放出するわけです。読み手にとってはいい迷惑かもしれませんね。そういう場合は読み飛ばしてください(笑)

といいつつ、書きながらもいつも別の作業も平行してやっている私です・・・もうすぐできそうだ~(ひとりごと)

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夏のなごり

2005年09月21日 | 音楽・映画・本
今日は用事があって、会社をお休みしました。用事が終わってから帰り道、日傘をさしながら歩いているとふと夏を感じました。そう夏の日・・・もう終わってしまう夏の日・・・秋が来ているそこまで・・・

夏が好きな人より秋とか春が好きな人が多い気がなんとなくするけど、私はやっぱり夏が好き。どう表現したらいいのか、わからないけど、特に初夏のあの陽射しだったり、夕暮れだったり、夜だったりが好きなんです。

『月とキャベツ』という映画をご覧になったことがありますか?

山崎まさよし主演の映画です。あの映画から名曲「one more time, one more chance」が生まれたのはファンの方ならご存知でしょうね。私もあの曲大好きです。

この映画の香りはまさに夏です。山崎まさよしが夏が似合うかどうかはわかりませんが、そういえばもうすぐ公開の映画のタイトルも「8月のクリスマス」ですよね。まあ、クリスマスが夏に来るのはオーストラリアですけど(笑)

この映画は何度見てもまた見てしまいたくなる映画です。そして無性にキャベツが食べたくなります。ほんとおいしそうにキャベツを食べるんですもの(笑)

たまに仕事で疲れた時に主人公が暮す山の一軒家みたいなところにいって、ぼ~っとしていたいな~って思うわけです。そしてその家にはグランドピアノがあるのですが、楽器があるっていうのも素敵ですよね。山の一軒家だから誰に気兼ねなく演奏できるわけです。

「8月のクリスマス」はおそらく観にいかないでしょう。時間も無いし、おそらく上映会場も限られるし・・・またTVで放映されるのを気長に待つつもりです。

いっときすごく山崎まさよしを聞いていた時期があります。もちろん今でも嫌いではありません。でも最近あまり聞かなくなりました。なんででしょう。彼のアルバムで一番はじめに買ったのは『HOME』です。いいアルバムです。それから何枚か買って、案外たくさん持っています。私は彼のアコースティックギターが好きなんです。なんかしみいる音で・・・ブルースが好きなだけあって、ソウルという言葉が似合う音を出すんです。南部臭い音も・・・

山崎まさよしの曲についてはまたの機会に書きますね。

って「夏のなごり」からなぜにマサやん?でも彼って麦わら帽子かぶってスイカ食べる姿が絵になる人ですよね(笑)

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いま会いにゆきます☆

2005年09月21日 | 音楽・映画・本
映画は見て無いし、本も読んでないし、テレビも今月になって見始めたから、ほとんど見て無いことになる。でも、最終回は心に響いた。一番印象に残ったのは子どもの佑司がミムラ扮する母の澪に「僕が生まれなかったら、お母さんは死ななかったの?僕は生まれなかったらよかったの」(正確に覚えているわけではないが、こんな台詞)と言った時に澪は「お母さんはあなたに一番会いたかったのよ。」というような言葉を言った。これがじわ~っときた。

そうなんだよね。結局お母さんにしてもお父さんにしても実は人生において一番会いたかった人は自分たちのところに生まれたきた子どもなんだ。もちろん世の中には子どもがいない人もいる。その人たちは子どもではなかったけど、また別に一番会いたかった人ときっとどこかで出会えていると私は思う。

たとえば、子どもが生まれた人はある意味そこで自分の存在を再認識するだろう。だって、自分がいなかったら、絶対にその生命は生まれ得なかったわけだもの。

さらに女性の場合はもっと不思議だ。今までまったく何もいなかった自分の体内に別の人が住んでいるんだよ。なんかこそばゆい感じがするし、その現実を把握するのにもなかなか時間もかかるものだ。だんだん大きくなって、動きも激しくなっていくと、逆におとなしい時は「もしもし、お元気ですか~?」って聞いてしまう、そんなものだ。お腹の上に手をおくと、中からその生命体が蹴りをいれてくる。するとその足型というか形が感じられる。不思議だ~。人がいる。人の中に人。これはこの奇跡の日々にしかあり得ない神様がつくったファンタジー。

今まさに赤ちゃんが生まれようとする時、お父さんはただただ妻と生まれて来る子が元気であるように祈るだろう。そして、お母さんは・・・これは案外まちまちで叫んで暴れる人もいれば忍耐強く生む人もいる。また帝王切開になってしまったら、麻酔がかかるのでどのように赤ちゃんが生まれたかはわからないようだ。

自然に生む場合はとにかくヘビーだ。でも、叫んだり、少しでも「痛い」なんぞ言えば、もうめちゃくちゃになるほど苦しい分、くいしばるしかない。「酸素を送れ・・・酸素を送れ・・・」を唱え続けるのみだ。というのは母親が暴れると体内の酸素が欠乏して赤ちゃんを危険にさらすそう。ゆえに痛くても冷静にいるのが一番赤ちゃんのためにはいいみたい。

なんか話が飛びすぎたね(笑)

結局、あの澪さんは過去からタイムスリップして来たんだよね。そしてまた過去にもどっていった。彼女は自分の未来を知りながら、やっぱり同じ人のもとへ飛び込んでいったんだ。きっと大恋愛で結婚した人は何度生まれ変わってもやっぱり同じ人と結婚するような気がする。

あの巧役の成宮くんは素敵な人だね。彼がずっと前に「真夜中の王国」というNHKの番組に出ていた時に若くてもいろんなことを経験してきている人なんだな~って思ったのを覚えている。彼には御両親がいない。どちらもお亡くなりになっていて、弟と2人兄弟であったけど、弟はおばさんの家で生活し、自分は一人で暮してきたようだ。そして印象的な話は「父の日」にその弟が兄である成宮くんにプレゼントをくれたそうだ。弟にとって成宮くんは兄であり、父だったんだ。本人は淡々と語っていたけど、なんか聞いているこちらは泣きそうになった。

だんだん話が渾沌としてきて、何を語りたいのかわからなくなった(笑)ゆえにここで終了!

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