HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

いつも感謝

2009年08月31日 | Weblog
数日ブログを書いてなくても、毎日誰かがここを訪れてくださる。
どの記事を検索してこられているのかわからないけれど
初期の頃に比べたら10倍以上の方が毎日来て下さって
ランキングにも数字として出てくるようになった。

コメントをしてくださる方もいる。
してくださるとうれしいけれど
別に読むだけでも来て下さっているという事は
とてもうれしい。

mixiでコメントが無くて悲しいという人が多いという
アンケートみたいなのを見た。

そういうもんなのかなぁ~っと思いつつ
自分がミュージシャンとかそういう分野の人なら
たくさんマイミクさんがいてもいいと思うけれど
私のような一般人ならごくわずかな人たちと
繋がっていたいと思うし、別に時間があるときに
コメントをくれたらいいと思うから、
コメントがなくても気にならないと思う。

メールとかメッセージだと相手が返信しないと
いけないと思うだろうけど、ブログに
書いて伝えると、そんなことも心配しなくて
いいと思うし、重くならないと思うんだけど
どうかな?

まあ、それを読んでほしい人が読んでくれないと
話にならないけれど、きっと思いはどこかで
その人を呼び寄せる気がする。


そんなことを考えつつ、

ほんとうにいつも見て下さっている方
どうもありがとうございます。



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遠くまで

2009年08月29日 | 邦楽
最近といっても去年、Do as infinityが再結成されたんだよね。
女性シンガーとして伴さんはきれいな人だなぁ~っていつも思ってた。
その側でいつもギターをかき鳴らす大渡さん。
当時、彼はどういう気持ちでいつも側でギター弾いてるのかな?って思ってた。
もっと、自分を出していきたいんじゃないのかなって。

時は流れて、解散したものの
伴さんはきれいだからファッション誌とかでたびたび見るし
大渡さんは片岡さんの唄会でよく名前を見るから
終わったのか終わってないのかよくわからない感じのまま
一方でなんで終わったのかもよくわかんないなぁ~って
思ってたら、再結成したという話を聞いた。

そのとき解散というより長い休暇が終わったっていう感じがした。

すごいファンというわけではなかったけれども
「遠くまで」というDVDを持っていた。

久しぶりに見たら、2人ともすごくかっこよかった。

私はこういう戦争もののPVを結構見る機会が多いなと思った。

マイケミカルロマンスの「The Ghost of you」や
グリーンデーの「Wake me up when September ends」や
Kate Bushの「the Dreaming」なんかは
戦争ものだ。

とてもせつないストーリーが展開される。

戦争の空しさがそこにある。


なんのために人が生きているのか。

戦争のシーンの意味について考えてみる。
なぜにこういうシーンを見せるのか。


なぜに戦争映画が作られるのか。


それは命というものがどういうものかを
もう一度考えるためなんだと思う。

最近は自分自身と戦うことに疲れて
自分の手で自分を消してしまう人が
増えてきている。

そういう危機にある人にこそ
戦争映画やPVは響くんじゃないのかな?

生きたいのに生きれなかった人がいたことを
感じる事で、自分が今生きていることに
何かを感じてほしいなと

昨日テレビのニュースで
過去最高の自殺者数に迫る勢いだという
データが出されていて
そんなことを思った。
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生まれたのは白い朝

2009年08月24日 | Weblog
生まれたのは明け方だったらしい。
8月の朝。
だから、夏と朝が好きなのかな?

私は気がつけば驚くほど年を重ねてしまってて
でも、気持ちはずっと足踏みしていて
そのバランスの悪さに困る事が有る。

正直、私の外身は着ぐるみのようなもので
中身しか自分を見てないんだと思う。

だから、ときどき周りから見たら
妙な奴にしか見えないんじゃないかと
不安になっていく。


最近、いろいろな事を考える。

無償の愛ってどんなものかとか。

計算で動いてないってことを人はわかってくれるのかとか。

報われなくてもやろうと思うことがあるのを
信じてもらえるのかとか。


遠い昔、親が見ていたモノクロの映画。
とってもきれいな映像できれいな女優さんが出ていた。

「忘れじの面影」っていうすっごい昔の映画だ。

主人公の女性がある男性をずっと思い続けて
その人に無償の愛を注ぎ続ける。でも、彼は
プレイボーイでそんな彼女のことなんて
覚えてなかった。だけれど、彼女が死んだ後に
彼に届いた手紙で初めてそれを知り、泣き崩れる。
そんな話だった。


私は子ども心にこんな愛し方ってあるんだと
すごく感動した。まだ小学生だったと思うけど。


自分がその女性みたいになろうとは思わないけれど
見返りなしに人に心を注ぐことってできるんだと
思う。ほんとうにただ相手の幸せだけを考えることって
あると思う。

それを悪く考える人がいると悲しい。

私はこれからもバカみたいに
誰からも期待されなくても
何かに一生懸命になるだろう。


自分しか知らないこともあるだろう。
それでも構わない。
何か役に立つのであれば
私は喜んで彼らのためにやろうと思う。


死ぬまでいや死んでしまってからも
知られなくても


私がやりたかったのだから
それでいいんだって。


私の人生って所詮そんなもんだから。



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the BAWDIES

2009年08月20日 | 邦楽
日記には書いてなかったりするけれど、
CDは結構買っているかもしれないこの4ヶ月ほどの間に。
もちろん、そこにはNICOやthe HIATUSなんかも
含まれているんだけど、書こう書こうと思いつつ
後になってしまっているバンドがいる。

the BAWDIESっていうバンド。

知っている人はもう知っているだろうけど
彼らの「I Beg You」を買ったのは5月。
今年出会った新しいバンドの中では
とっても新鮮なバンドで、今にすごいことに
なるだろうなぁ~って思っている。

今年新しく出会ったバンドのトップは

FACTとこのthe BAWDIESだろう。

まったく違う音楽性のバンドだけれどね。

the BAWDIESの音楽は50年代や60年代を
意識しているそうなんだけど、
今の時代だとかえって新しいんだよね。

しかもここまで徹底してたら。

かつて島田雅彦氏が
古いものは忘れられたときに
新しくなるって言ってたけれど
まさにそれ。

R&B色が強かった初期のビートルズとか
モータウンの初期の頃のアーティストとかを
思い出す感じのサウンドだ。

このバンドだと父親世代から今の10代まで
聞いてしまうかもしれない。

音楽的には違うかもしれないけれど
イギリスで出てきてあっという間に
すごいことになったアークティックモンキーズと
どこか重なるところがある。
あくまで、感覚的で音楽的ではないよ。

このthe BAWDIESを聴いてて
自分のアナザーサイドが強烈によみがえってきた。

ロックを好きになったときに過去にさかのぼって
いろんな時代の音楽を聴いた頃があった。
10代の始め頃。
まだ、その頃はレコードもCDも両方あった時代だったけど
町の小さなレコード店へ行き、
「ダイアナ・ロス&シュープリームス」っていうグループの
アルバムありますか?って聴いたら、そこの店主が
一度お店の奥にある(自宅に連結しているような店)部屋へ
行って、少しホコリを払いつつ出してきたレコードを
喜んで買って帰ったのを今でも覚えている。
10代前半でシュープリームスはある意味渋すぎるけど(笑)
今大人の自分がその時の自分と出会ったら
「すごい渋さだ~」って驚くだろうね。

すっごく古いのに
すっごく新鮮だった。

the BAWDIESの音楽にはそんなシュープリームスと
共通する曲があったり、ビートルズみたいな曲だったり、
ストレイキャッツみたいだったり、どこか古くて新しいものを
感じる。

またROY君の声がすごい。
あの徹底的にダミ声で歌うところ。
しかも英語で。
外国人にしか聴こえないよね。
ベースを弾きながらだし。

ベースでボーカルっていうのは
究極にかっこいいと思ってる。

レベル42のマーク・キングみたいに。

それにR&Bとかモータウンの印象は
やっぱりベースだものね。

彼らの音楽を聴いたら、自分の
モータウンフリーク時代を思いだした。

でも、この流れを渋く渋くしていくと
the Birthdayみたいなロックになるんだと
思う。チバさんあるいはクラッシュの音楽にも
この流れが感じられるもの。

私はそういう流れの中にいるのが
好きなんだろうと思う。


不思議なのはこのボーカルのROYくんこと
亮君はふだんはぜんぜんダミ声ではないってこと。

ミュージックアップデイトでMJしているんだけど
ほんと聴きやすい良い声。で、あの声と結びつかない
端正な清潔感あふれる男前。(ただ、どこかで会ったことが
あるような、遠い記憶で思い出せないけれど、見た事が有るかんじ)

でも、JxJxさん(YOUR SONG IS GOODのサイトウさん)曰く
「かっこいいのにかっこわるい」人らしい。

まあ、とにかく音楽を聞くと驚く。

「これはすごい」って思ってしまう。

ただし、ほんとうに50年代風だから。

最近、私自身過去を振り返り症候群に
陥っているから、ちょうどいいのかも。

FoZZtoneも60年代から70年代を
意識したアルバムだしてくれたし。

みんながそういう感じなのかもね。

正直、the HIATUSのアルバムにも
それを感じたのは私ぐらいかな?


で、まったく話は飛ぶけれど
「京都大作戦1日目」のライブ映像を
テレビで見たけれど、
Northern 19はやっぱりかっこよかった。
あんなにテンポ早いのに
好きな音楽がMAEだったりして
そういうギャップがまた好き。

3人ともいい人たちだったし、
話していて楽しかったなぁ~。
もうだいぶ前の話だけれど。

彼らもまた着実にでかくなってきてる。
また、生でライブ見たいな。

the BAWDIESのライブもみたい。

なんか毎日音楽でできた羽布団に
くるまれているようで、
その感覚があるときが一番幸せ。

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がんばりすぎる人

2009年08月19日 | 細美武士/the HIATUS
細美くんはがんばりすぎる人で
余力を残すのが嫌な人だというのは
わかりすぎるほどわかってしまうね。
本人はそういう自分が好きだって
ラジオで語ってた。

でも、最近の彼は以前よりそのがんばりすぎな自分を
客観的に見れているような気がして、だいぶ
強くなってきたのかなって思う。

彼と同じではないけれど、
私も昔からどうしてもしんどい道の方を選択する人だった。
楽な方を選べるチャンスがあるのに、なんか
それを許せない自分がいて。

そして、いつの間にか年をとってしまった。
で、いまだに同じ。

ただ、細美くんが言うように
悩むことの訓練(ってあえて私が言うんだけど)を
若いうちにしている人ほど大人になって強くなれると思う。
もちろん、悩みは永遠におそらくこの世を去るまで無くならない。

子どもの頃、あるいは10代で辛い思いをして
それを超えてきた人は大人になって
社会でほんとうに辛いことに出会ったときに
もちろん悩むけれど乗り越えられる強さを持つ。

反対にすべて順調に来た人は
大人になった時の社会の仕打ちに
耐えられなくて、崩壊してしまう人と
なる可能性がある。

だから、人をバカにしているような
でかい態度の奴らには心で「お大事に」って
言ってあげよう。

まあ、自分の悩みはつきないが
大人になると自分以外の人の悩みの方が
ウエートを占めてきて、ときどき
体がバラバラになりそうな気もするけれど

そんなときには音楽が助けてくれる。


だから私から音楽を奪ったら
そのときは終わりだ。


ってなんか妙な言い方だけど、

話は変わって、先週のストレイテナーのホリエくんたちが
出たときのラジオもおもしろかったね。

ホリエくんの声ってラジオだとちょっとイメージが
違った。テレビとかで話しているときより
集中して耳で聞くからかな?
でも、いい声だよね。

そして、ホリエくんの細美くんへの友情っていうのか
「早く歌作っていっしょにツアーしよう」って言う事で
細美くんがまだthe HIATUSを作り上げる前に
彼に居場所をちゃんと作ってあげていたんだね。

だから今度の対バンツアーが実現したんだ。
昔からの約束みたいなツアー。

なんか心が熱くなった。この話を聞いたとき。

この2人。ほんとうに大好きだ。


で、この日バックに流れた「ent」のアルバム
を買った。すごくホリエくんらしいアルバムだ。


「東京在住のアーティストAtsushi Horieのソロプロジェクト」
ってあるだけで、ストレイテナーのなんて言葉はいっさいない。

これって歌詞カードもないよね?

でも、MAEみたいだったり、レディオヘッドみたいだったり
シガーロスみたいだったりしつつ、ホリエワールドなんだよね。
改めて惚れ直す感じ。


彼もやっぱり頑張りすぎる人なんだろうな。

かんばりすぎる人はがんばりすぎる友を持つ。

そして、互いの目標になって支え合うんだね。



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ホログラム

2009年08月15日 | NICO TouchestheWalls
最近のNICOはなんだかカラフルになったなぁ~。
「ホログラム」っていうタイトルは
アニメ「鋼の錬金術師」のイメージで
作ったのか、それとも曲が先にできたのか
わかんないけれど、アニメを超えて
まるで今のNICOを表すようなタイトルだなって
感じた。

テレビをつけると頻繁に流れる「ホログラム」のCM。
明るい色合いのPV。
ほんと4人ともキラキラしている感じがする。

「ホログラム」のジャケットだけど
はじめクリアフィルムジャケットって
どういうことかなって思ったら、
開けてみてへぇ~そうだったんだ~っていう
ちょっとサプライズみたいな感じだった。

まぁ、驚かない人もいるだろうけど
私はこういうちょっとしたおもしろい工夫って
いうのか、センスが好きだ。

この「ホログラム」っていうタイトルや
PVの雰囲気から歌詞もさぞカラフルだろうって
思うと、そこのあちらこちらに
散りばめられている言葉が「真っ白」


わぁ~やられた~って思った。

この歌に色をつけるのは
聴き手の私たちなんだよ、きっと。
それぞれの色を

そして、なんだか
私が出会った頃のNICOと今のNICOを
表すかのような歌詞もあった。

「白黒」っていうのがそのキーワードなのかな?


私が最初に出会ったNICOのイメージは白黒。
クールで内に向かうような無口な世界が
そこにあった。

「夜の果て」にはそれに加えて
青い熱い炎がゆれていた。

が、今はカラフルで少しポップで
外に感情をあっけらかんと放つ雄弁な彼らがいる。

ただ、彼らの音楽はi-PodやデッキでCDだけを
じっと聴いているのとPVやミュージックステーションで
見るのとはイメージが変わる。

もし、私にこのPVを神様が作らせてやろうっと
言ってくれたなら、絶対にカラフルにはしないだろう。
といっても、色をつけないわけじゃなくて
トーンは全体に暗くして、そこにカラフルな光を混ぜる
そんな感じにするだろう。曲だけ聴くと歌詞だけを聴くと
そんなにポップでもないんだよね。

耳で聴けば、聴くほどそのよさがわかるバンドだと思う。
思うより深いというのか。

見てわかるように
彼らは個性的であり男前なバンドである。

ゆえにミュージックステーションを見てファンになった
人の中にはその外見にひとめぼれの人もいるだろう。
それも、音楽への入り口かもしれない。

ただ、14日のMステに出てた他のゲストと
同じように思ってほしくないなぁ~って思った。
彼らのそばにいた人たちはアイドルっていう
名のお人形さんたちなんだから。

ゆえに今回はお人形さんの言葉を使わないで
いいように、音楽のみの登場でよかった。

もちろん、イギリスにもかつて
TOP OF THE POPSっていう番組があって
そこにはオアシス級のバンドから
アイドルまでいっしょに登場してた。

それもありなんだと思う。

ただ、あちらはもっとバンドと
アイドルの区別化をはかっていて
登場の仕方も工夫してた。

それが日本の歌番組ではいまいちで
おそらく、そういうのが上手なのは
NHKなんだと思う。
意外かもしれないけど。

それと、新人の個性の発掘という
意味ではHEY×3のマッちゃんが
一番だと思う。

そのバンドで一番地味な人を
瞬時で見つけて、その人を
前面にもってくる能力。
あれは最高だし、ある意味
心配りがある人なんだと思う。

ミッシェルガンエレファントが
最初に出たときだって
あのメンバーに突っ込み入れてたし。


もちろん、タモリさんも
タモリ倶楽部ではホルモンのナオちゃんとかと
出かけたりして、本来はそういう本物の
ミュージシャンが好きなんだろうなって
思う。アイドルじゃなくて。

きっと、音楽番組は今苦しいんだろう。
だからこそ、アイドルを大量に出す事で
視聴率を上げるしかないんだ。

NICOが階段から登場したときに
キャーっという歓声は、
後ろにいたジャニーズの人たちに
だっていうのを感じたのは私ぐらいかな?

いくらなんでも
NICOのファンにそういう人は
いないだろう。まさか彼らを
アイドルって思っている人は
いないだろう。
あのライブを知っているならばだけど。

もし、アイドル見るみたいに
NICOのライブに行ったら大変な目にあうよ。
それはそれはハードだから。

今日のラストにNICOが登場したときに
いっしょに見てた家族が
「NICOってトリなん?」って言った。

Mステで最後はどういう位置なんだろう?

でも、イベントライブでは最後のバンドが
トリだからね。

だから、私は彼らのファンとして

「トリだ」と答えておいた。

でも、光村さんはやっぱり緊張気味だったね。
最後終わったときの表情がまさにそれだったもの。

ライブのときとはぜんぜん違う彼の表情。

テレビってそういうもんなんだね。


きっとテレビで見る彼らと
ライブで見る彼らはぜんぜん違うよ。


あと、ソニーが今すごく彼らに力を入れてるのがわかる。
あんな風に宣伝してもらって、なんて幸せなバンドだろうって
思う。こういう恵まれたバンドもある一方で
この世には力はあるのに光をなかなか浴びないバンドもある。

そういうバンドを見つけてくれる
心底ロックが好きな音楽会社の人いませんか?

使い捨てじゃない音楽を
点ではなく、線で繋がって行く音楽を
売ってやろうっていう方いませんか?


最後に

NICOはどんなに売れてもレミオロメン側には行かないでほしい。
行くのならアジカン側に行ってほしい。
これがどういう意味なのか
なんとなくわかる人はわかってほしい。


私を助けてくれたバンドNICO Touches the Walls

どん底で魂もどこかへ飛んで行ってしまいそうな時に
「夜の果て」でここに留まらせてくれたバンド。

ズタズタに切られてもうボロボロだった私に
光を点して、立ち上がらせてくれたバンド。

絶対に嫌いになることなんてないし、
離れることはない。


でも、彼らは違う世界へ連れ去られそうで
ちょっとこわい。










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Summer Sonic 09 OSAKA (8月9日)パート2

2009年08月13日 | 洋楽
B’Zの待ち時間には降っていた雨も
ライブ開始と同時ぐらいに止んで
青空さえ見えてきた。

なんかすごいなぁ~って

私はどちらかというと後方で見ていたんだけど、
B’Zのファンはもれなく後ろまでいるんだというのが
よくわかった。サークルモッシュしている人たちも
いたし、どこでどういう振りをするのかも
理解している人が多かったからだ。


彼らのライブはもちろん初めてだったけれど
本当に凄いって思った。

CDだけではわかんない凄さ。
これがB'Zなんだって。

私はまったく彼らのファンでなかったわけではない。
初めて「ALONE」を聴いたとき
なんていい曲だろうって、
CDを買いにいって、そこで初めて彼らを知ったのだから。
それから「Calling」とかのあたりまで
どこかクイーンみたいなところがあるなぁ~って
好きだった。

ところが、だんだん商業ペースの感じがして
ブックオフにいくと彼らのCDは山盛りあって。
うわさではファンは4枚買うとか聞いて。
そういうのって嫌だなぁ~って
だんだん遠のいていった。

自分の好きなバンドのCDを売るなんてことは
考えられなかった。そんな扱いのバンドなんだとも
思ってしまった。

でも、やってくれた曲は
どれも聴いたことがあって
あ~これだけ彼らの曲は日々どこかで流れているんだって
改めて思った。


「今夜月の見える丘に」なんてほんと懐かしかったし、
名曲だって思った。
「Calling」も聴けて、感動した。
他にもいっぱいあって、
セットリストはわかんないけど
検索したら彼らのはすぐ出てくるから。

とにかく、完璧というのはこういうのを言うんだ。
っていうぐらい、完璧だった。
ボーカル力、演奏力、ステージパフォーマンス。
会場とのコール&レスポンス。天候。
ほんと彼らのライブを見てよかったって思った。

これからは安心して彼らを聴ける。
嘘じゃない本物として。

それにしても、ステージの端から端まで
よく動いて、結構近くまで来てくれて
ふつうよりよく見えたんじゃないかな。

稲葉さんの歌は半端じゃなかったよ。
最高級の歌声だった。

最後はやっぱり「Ultra soul」で
すっごく盛り上がった
って最初からずっと盛り上がってたけどね。


終わって、またもやぼーっとした状態から
結構長い待ち時間があって
リンキンパーク登場!

彼らの前のサマソニの時はちょっと冷めていた時だったけど
また好きだと改めて思い始めた今回はもうドキドキ。

少し遅れた開始だったけど、その分終わりも
かなり時間をオーバーしての
long ライブだった。

とにかく、好きな曲をいっぱいやってくれて
なんか本当に幸せな時間だった。
ちょっとU2っぽい曲があって、
なんだか、彼らもU2みたいな大物バンドに
近づいた気がした。
チェスターもやっぱり祈りに似た歌い方をして
それが胸の奥の奥まで響いてきた。
やっぱりリンキンも素晴らしいバンドだ。

チェスターのバンドの「デッドバイサンライズ」も
登場して、そこのギターの彼のことを
「彼は初めてのステージだよ」みたいなことを
言って紹介してた。3曲ほどやってくれたと思うけど
どれもいい感じだった。

そして、いったんステージを去り、
ふたたび戻ってきてくれて、
最後にはやっぱり
「One Step Closer」で締めくくった。

これ聴かないとやっぱり帰れないよね。

私が初めて彼らと出会った曲。
すぐにアルバムをこの曲を聴きたいがために
買いに行った頃を思い出す。

かなりもう昔になっちゃったな。
ちょっとだけあの頃の自分に戻りたいなんて
思ったり。

でも、あれだけの人数のフェスの場で
あれだけ個々に好きなように踊りまくっている
ライブっていうのも圧巻だった。
ほんと皆踊ってるの。拳をあげるだけじゃなくて
体をめちゃくちゃに揺らしたり、飛んだり
はねたり、ヘドバンしたり、訳わかんない行動してたり。
一部じゃなくてかなり全部ね(笑)

それだけ皆幸せだったってこと。
うれしくなるほど、みんなが音楽愛してるって感じた瞬間だ。

最後にやっぱり花火が上がって
私の今年のサマソニは終わった。

今年のサマソニはまさにボーカルのレベルの高いサマソニだった。


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Summer Sonic 09 OSAKA (8月9日)パート1

2009年08月12日 | 洋楽
8日とはうって変わって
9日の天候は実に怪しく、雨が降ったり止んだり。

でも、雨にも負けず
しっかりレインコートというのかカッパというのか
用意して参戦。

この日もやはり渋滞のためにやや遅れて入ったけど
Hollywood Undeadを見つつ、昼食にはがちんこラーメンと
たこやきを食べた。

その後、迷ったけど、やっぱりかつて好きだった
ジャンヌダルクのヤス君のバンド 
Acid Black Cherryを見るためにPark stageへ。

途中からだったんだけど、やっぱりヴィジュアル系
バンドは演奏が上手いって思った。特にギター。
海外だとこれがヘヴィメタとかになるんだよね。
アヴェンジドとかみたいに。なのに日本だと
独特のスタイルになる。不思議だなぁ~。

ツインギターでどちらもかっこよかった。
ヤス君もこんなにもあか抜けてスリムになったんだって
年月を感じた。
あの丸々していたインディーズからデビューしたての頃。
どこかヴィジュアル系なん?って感じだったし
結構おちゃめで関西だなぁ~っていう雰囲気のバンドだったよね。
声がすごくきれいだから、それに惹かれた感じだった。
今の彼からは想像できないなぁ~。

でも、その声は昔のままにきれいで、より深く厚くなっていた。
見れてよかった。この時雨は止んでいたから、しっかり見れた。


この次がいよいよ見たかったBEAT CRUSADERS。
初めてメンバーの顔が見れると思うとドキドキ。
でも、ちょっと警戒してやや真ん中より後ろあたりにいて、隣には
傘をふつうに持ったふつうっぽいボーイズや
女の子のいるあたりにいたんだけど、
始まるやいなや、そりゃあ恐ろしいことに。
ぐわ~っとそんなに前じゃないのに後ろから過激な人たちが
押し寄せてきて、もうモッシュの嵐。
耐えられるかと思ったけど、もう限界と思って
なんとかそこを抜けて後ろの方へ行ったんだけど
またそこでもモッシュがあって、

「え~どこまでモッシュなん?」って感じで
かなり死にそうになりながらその後ろへ
やっとましなところまで行き着いて
そこで見てた。

溺れかけている海を泳いでいるような
苦しさだったよ。ほんと。
今までのライブでこんなにしんどいのは初めて。
恐るべしビークルファン。

終了後にボーイズたちも
「おれ死ぬかと思った。」とか
「傘折れてたし」とか
「怪我したし」とか
言ってたし

ライブが始まってすぐにヒダカさんが
「そこ柵壊れそうだから動かないで」とか
かなり何度も言ってた。

でも、最初から最後まですっごく楽しいライブだった。
なんで、こんなに自然に楽しめるんだって感じで。
下ネタコールばっかりなんだけどね。

「ドラッグはいけない」とか
結構いいことも言ってたけど。

で、お顔ですが、ほとんどはイメージどおりだったけど
ギターのタロウくんがちょっと違ったかな?
お面をとると、やっぱりハードロックバンドで
バリバリギター弾いてそうな雰囲気だった。
かなりド派でなヴァン・へイレンさんってヒダカさんに
つっこまれていたけどね。そういえば今回は
AC/DCファションじゃなかったなぁ~。

最後の方でスペシャルゲストが入って
リップスライムのメンバーであり
TERIYAKI BOYZのRYO-Zが入って
ラップとロックのコラボが始まる。
予想外だったので、余計に観客の
テンションが上がりまくる。

どの曲も楽しくて、
知っている曲もいっぱいあって
こういうバンドもあるんだなぁ~って
改めてビークルの偉大さを感じた。

やっぱりヒダカさんは素敵だ。


終わってから出るのがまた大変だった。
かなり時間が取られて、
見ようと思っていた
The ALL AMERICAN REJECTをやめて
SONIC STAGEに向かい、

AA=を見る事にした。

マッドカプセルの上田剛士のソロプロジェクト。

ビークルでかなり体力消耗したので
スタンド席で見てたんだけど、
すっごくかっこよくて
やっぱりアリーナで見るべきだったなぁ~って
思いつつ、そのまま見てた。


終わってからOCEAN STAGEへPlaceboを
見に行くも、なぜか終わってた。
どうやら体調不良ですぐに終わってしまったらしい。
きっと疲れたんだろうね。東京で雨ばかりで
こちらも雨だから。
とりあえず、Hoobastankをいい場所で見たいから
それなりの場所で待っていたら、すごい雨になってきた。
とにかく、傘させないから、カッパだけでいたんだけど
それでもジーパンの下の方はびしょびしょ。

かなり長いこと待っていたので
体も冷えてきて、これはちょっとやばいなぁ~って
思いつつ、回りもかなり人が増えて動けない感じになる。

どうにかその中で耐えて、
やっと始まったステージで
一気にそんなことふっとんだ。

全部で15曲やってくれて、
聴きたかった「My turn」や「Inside of you」
そして「the REASON」も聴けて幸せだった。

「The Letter」の時なんかにダグラスも
やっぱりその歌い方が前日の3バンドとやはり共通していて
どうしてこんなに心を揺らすんだろうって思った。

そして、最後に私が最初に彼らと出会った曲
「CROWLING IN THE DARK」を聴く事ができて
ほんとうに幸せだった。涙か雨かわかんなくなった。


過去数回サマソニで来てるのに見れなかった彼らのステージ。
やっと見れたという感動。
まだ、フーバスって誰?っていう時代から好きだった彼らが
こんなにでかくなって愛されて。あの不安げだった青年が
今は自信たっぷりで。時代の流れを感じる。

そういえば、Dragon Ashだって私が最初知ったときは
誰?っていう感じで、でも自分で言うのもなんだけど
まだアフロのKENJIが「陽はまたのぼりくりかえす」を
歌っている姿を見ている時、彼ならやるだろうな。
きっとトップへ行くって感じたもの。
実際、彼を見たとき、すぐに妹に電話して
すごいアーティスト見つけたよ。って
言ったのを今でも覚えてる。

マイケミもリンキンもアークティックモンキーズも
みんな出会った頃の数倍もすごいバンドになって
そのパワーに圧倒される。

ダグがお母さんを紹介して、お母さんがステージのそでに。
「I love Mum.」って何気なくステージで言うところ
素敵だった。日系の人って日本の情とアメリカの陽気さが
合わさって、より魅力的に感じるよね。

とにかく、すべて素晴らしかった彼らのライブ。
雨にぬれようが、腕をふりあげると
カッパの袖から雨が入ってこようが
このライブを見れて、ほんとうにうれしかった。


いよいよ次はB'Zだ。

パート2へ続く。





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Summer Sonic 09 OSAKA (8月8日)パート2

2009年08月11日 | 洋楽
Nine Inch Nailsで、すっかり放心状態になった後で
My Chemical Romanceはどうなることかと
思っていたけれど、セッティングの時間がかなりあった
ので、その間にだんだんふつうの状態に戻ってきた。

しかしながら、かなりステージのスタッフが緊張状態に
あって、MCR側のスタッフが通訳を通じて真剣に
何かを言ってる様子が見れた。
どうしてなのかな?って不思議だった。

でも、それはステージが始まってわかったんだ。

今回のステージにはいろいろな仕掛けがあった。

さて、

「This Is How I Disappear」で始まったステージ。

背後の垂れ幕には「MCR」という文字があった。
その後「I'm not Okay」あたりでパンとその垂れ幕が
落ちると、そこにはカタカナで
「マイケミカルロマンス」という文字が書かれた垂れ幕が。

とにかく、久しぶりにいろんな仕掛けのある
ロックステージを見た気がした。

火薬がなったり、
炎が出たり、
花火というのかそういう
ある意味消防法のギリギリのところの
仕掛けがあちこちにあって

だからスタッフがかなり
ピリピリしてたんだと
わかった。

へたすると火事になりかねないもの。

トリにふさわしいショーという感じがした。


今回のマイケミは世界的にも久しぶりの
ライブだし、今レコーディング中なので
どんなコンセプトでライブを構成するのかなって
思っていたんだけど、実際はミニブラックパレードと
新曲&名曲シリーズっていう感じだった。

新曲は「the Drugs」「Death Before Disco」「Kiss the Ring」
をやってくれて、あと映画「ウォッチメン」の主題歌の
「Desolation Row」もやってくれた。


ジェラルドがまた昔みたいに黒髪で歌う姿に
なぜか安心感を覚えた。ただ、ずっと垢抜けして
しまったけれども。

それにメンバー全員そろったライブは
前のサマソニ以来だった。
前のワンマンのときはフランクが
病気で急遽違うギタリストでの
ライブだった。でも、あれも
プロ根性の見えたすごいライブだった。

あのとき、メンバーがふつうに
歩いていて、マイキーの横で歩いた弟子Aは
今回やっぱりマイキーのファッキンTシャツ
買ってたなぁ~。

前のときはマイキー側で見てたけど
今回はレイ寄りだったので
彼のギタープレイがよく見えてよかった。
やっぱりすごい。彼のギター。

ジェラルドの顔がスクリーンでアップになったとき
なぜかマイケル・ジャクソンに見えて、
あとでそれを行った連れに言うと
みんな「見えたねぇ~」って同じ感想だったので
驚いた。まるでマイケル降臨のように見えた。

16曲を終えて

いったん下がったメンバーだけど

「HELENA」をやってないから
絶対やるはずだとアンコール待ち。

なんとなく予感があったのだけど、
やっぱりジェラルドは中央の真ん中の花道っぽい空間のところに
登場し、そこの小さなステージ上で静かに歌い始めた。
ファンはいっせいにその中央に向かったけれど、
私は動かず、そこで見ていた。

「CANCER」が会場に響き渡り
その魂からの声が心に染み渡った。

そういえば、ライブ中に歌い込む姿に
ほんとうに感動した。
それは細美くんやトレントと共通していた。
願いを込めるような
魂を捧げるような
歌い方。
マイクを両手でしっかり抱え込んで
目をつぶって心をひとつにするような
歌い方。

一方で、NINのことにもジェラルドは
MCで触れていて、しっかり聞き取れたら
よかったんだけど、ジェラルドはNINの
すごいファンで、大好きだというようなことを
言ってて、あとファーストアルバムとNINの
なんか関連性を言ってたようだけど
ちゃんと聞き取れなかった。残念。
妻も好きだというような話もあったかな?

もっと耳をよくしないとだめだと自分自身反省。

知っている人は知っていると思うけど、
NINはほんとうはソニックのヘッドライナーの話もあったのに
それよりオーシャンのマイケミの前がいいって自分から
選んだんだよ。彼は別にマイケミを嫌ってなんていないと
思う。むしろ冗談っぽく「ヘッドライナーを食うぐらいの
勢いでやるから」って言ってたみたいだし。
結構好感持っているんじゃないかと思った。

カサヴィアンがSKYのヘッドっていうのもなんか
おもしろいなって今回思った。
だって、カサヴィアンってマイケミのこと
いつも批判してるものね。
それに対してマイケミは大人な対応してるから
ジェラルドの器のでかさを感じてた。

カサヴィアンのCDも持っているけど
以前、サマソニで見たとき
案外期待どおりじゃなかったので
ちょっとそれが残ってて
見る気がしなかった。

とにかく、マイケミはやっぱり最高!

最後の最後に

「HELENA」

これが私が生まれて初めて聴いたマイケミの曲。
この出だしの数秒で惚れ込んでしまった。
そんな思い出深い曲。
だから涙が出てしまうのは当たり前だ。

ほんと最高の「HELENA」だった。

そして、終わった瞬間に打ち上げられた花火。
すごいタイミングの演出だと思った。
あまりにきれいだったので、レイなんて
ステージから去らずにずっと見てたよ。

ほんとうにこの8日のサマソニは
間で少しだけMEWを見たけれど
(ほんとうはもっと見たかったけどNINが
あったので、残念ながらすぐ出た。)

メインは4バンドだけだった。

でも、すごい濃厚ですばらしいライブで
特にThe HIATUS
Nine inch Nails
My Chemical Romanceは
こんなに充実していていいのかっていうほど
一生心に残るライブだった。

で、9日に続く。










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Summer Sonic 09 OSAKA (8月8日)パート1

2009年08月10日 | 洋楽
毎年このフェスを体感しないと夏じゃないような
そんなサマソニは今年で10周年。
そのうち私が行ったのは8回。
いろんな思い出がいっぱいです。

それにしても渋滞はやっぱり今年もひどかったです。
この日は7時過ぎに家を出て、舞洲の会場についたのは11時半を回ってました。
ゆえに先にグッズを買い、オアシスでお昼を食べました。
焼き肉たむらのお店があったので、そこでカルビ丼を食べました。
おいしかったですよ。

この日見たかったKATYは直前にキャンセルになって
予定が変わったので、まず一発目はDragon Ashを
見ました。

彼らは2002年のサマソニで初めて見ました。
その時「ファンタジスタ」が大好きで
これを聴いた時はほんと最高に幸せだったのですが、
今回もこれをやってくれて、ほんと全身の血が踊る
感覚でした。

次に本当はPhoenixを見る予定だったのですが
これも当日メンバーの高熱のために中止。
(前日の雨で風邪引いたのかな?)

時間が微妙な感じだったので、SKY STAGEに行く途中のところで
のんびりした後にSKY STAGEへ。

この時、もしかしてラッキーかも?って思いました。
2つのアーティストがキャンセルになったので
人の入れ替えがなくて、The HIATUSから始まる感じに
なっていたので、自分で好きな場所を選べたのです。

そして、さすがに一番前とか中途半端なところは
モッシュとかダイブとかでしんどくなりそうなので
安全かつよく見れる場所をゲットして
猛暑ではあったけれども、そこで座って時間を待ちました。

かなりゆったりとサウンドチェックをスタッフさんがしていて
その横で柏倉さんが笑顔でそれをしばらく見てて、
その後堀江さんもいました。
気づくと柏倉さんがドラムチェックしてたし、
マサさんもすっと出てきてギターチェックしてました。

そんなゆる~いほんわかした感じのまま
実にふつうに自然にメンバーがふわ~っと
出てきて、それぞれのポジションで演奏を
始めたのです。

その曲は彼らの曲じゃないと思うけど
なんか聴いたことある気がした曲でした。
それを一曲やりながら、それぞれの
サウンドをもう一度チェックという感じで
細美くんももっとデシベル下げてみたいな感じで
指で指示してました。

その曲が終わったと同時に始まりの
合図でもあるスクリーンに

the HIATUSの文字が。

ステージ前にメンバー全員で
サウンドチェックするのって
初めて見た気がしました。

セットリストはアルバム通りの順番で

「Ghost In The Rain」から始まり
「Twisted Maple Trees」で締めくくられました。

MCはほとんどなくて

細美くんは「歌をいっぱいやりたいから」って
言ってました。

そして言わなくてもわかるだろう?って感じのことも。

猛暑の中、3時台というまさに一番暑い時間に
晴れ渡った空のもとに響く
「Little Odyssey」はほんとうに素晴らしかった。

こんなにも魂を込めて歌う姿ってそう見れないだろうって
いう感じで、何かを抱きしめるように
絶対に離したくないというような
願うようなその歌い方に
ありきたりな感動は平伏しそうでした。
言葉では伝えきれない熱がステージから
伝わってきました。
こんなにも素晴らしい歌を生で聴けて
なんてしあわせだろうって思いました。

細美くんが「ここから見える景色はほんとうに
すばらしい」というようなことを言ってたのですが、
ステージからはおそらく多くの観客と
その後ろにある海と太陽と空がきっと見えたんだろう
と思います。

この日のメンバーはレコーディングメンバーで
ある意味オリジナルメンバーでした。

たかしくんもずっと笑顔だったし、
マサさんも笑顔だったし、
堀江さんもサングラスしてたけど笑顔だったし、
ウエノさんも笑ってた。
もちろん細美くんも。

みんな本当に楽しそうでした。
「Little Odyssey」を歌っているとき
なんだか泣いているんじゃないかって
思うような感情がいつも以上に
集まっているところがありました。
そして、歌い終わったときに
自分の胸を両手でなぐり
まるでキングコングみたいに
結構強く叩いてたんじゃないかな?
それが彼の言葉なんだって
すごく熱いものが伝わって来ました。
こちらまで涙が出てきました。

そんな細美くんをメンバーが肩たたいたり
してあたたかく迎えていました。

今回は彼の表情や指先なんかが
はっきりと見える場所で見れたのが
すごくうれしかったです。

思いのほか最初はダイブする人が
あまりいなくて、禁止されてるから?
って思いましたが、だんだんと
ダイブする人も出てきました。

サマソニというフェスなんだけど
ほんとうに細美くんやthe HIATUSが
大好きな人ばかり集まっているんだって
いうのがわかる会場でした。
みんなの愛情しか感じられないくらい。

ワンマンに行ったぐらいの曲数だったし、
これほど圧巻なライブもないなって
思いました。
演奏も完璧って感じで。

そしてボーカルもさらにすごくなっていて。

このまま時間を止めて!

って本当に思いました。

このthe HIATUSのあと、
少し自分の魂を現実に戻す作業を
必要としました。

書く事がありすぎて
また落ち着いたら書くかもしれません。

**********************
ここでオアシスで関西の人なら知る
千房のお好み焼きとやきそばのセットを食べて
自分に戻りました。

で、また切り替えて
Nine inch Nailsへ。

この大阪が日本でラストのNINのライブになるので
ファンがどれだけの思いをもってここにいるかを
感じつつ、いっしょに行った
弟子Aは特にNINの大ファンなので
前方のステージに近い場所へ行き、
私は前方のやや横寄りにいました。

ここで不思議な縁だなぁ~って思ったことが。
今回のドラマーはLostprophetsの元ドラマーさん
なんですが、2006年にエルレとマイケミを
いっしょに見たときにロストプロフェッツも
見てて、またその人がここで見られるっていうのも
しかも同じ年に出た人たちがいっぱい今年出てて。
9日に出るリンキンもそのときのトリだったし。
でも、その時はリンキンへの熱がちょっと冷めてた
時で、今はまた復活している自分がいます。

いえるのは最初好きになった音楽は
間で少し離れたとしてもまたもとに戻るって
いうことです。

最初の感情は本物だということです。

トレントを横から見る感じだったのですが、
彼もどれだけ魂を込めて歌っているのかと
いうぐらいオーラがすごかったです。

こんなにすばらしいライブが見れていいの?
っていうぐらいのすべて置いて帰るぞっていう
彼の思いがステージから伝わってきました。
それはそれは濃厚なライブでこれだけで
十分ワンマンライブです。
だんだんと日が沈んで空の色が暗くなっていく
そんな中でのライブ。一生忘れられないでしょう。

ラストの「Hurt」は本当に泣けました。
なんだかトレントも泣いているようにみえました。
ちょっといつもより間があくところがあったから
そこで「泣いてるの?」って思ってしまいました。

あなたはやっぱりGREAT!
最高の音楽表現者だと思います。
またいつか必ず戻ってきてくださいね。

とにかく書くことがそれぞれありすぎるので
続きはまたパート2で。


参考までに下記に3年前のサマソニのこと書いてます。

http://blog.goo.ne.jp/funnybunny17/e/f6ce58ec92ad3986442d16e60ff50684(2006年8月16日の日記)

下記には以前行ったNINのライブのことを書いてます。

http://blog.goo.ne.jp/funnybunny17/e/5ca7ce0216cba68d28d8b3e74666d828(2007年5月27日の日記)
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