HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

Summersonic 2011 大阪 8月14日(日)

2011年08月16日 | NICO TouchestheWalls
去年行けなかったサマソニ。
今年は2年ぶりに行ってきました。

家から車で大阪舞洲まで行ったわけですが
着いた時はまだ9時前だったのにすでに
リストバンド交換のための人とグッズ販売の人の列が。

とにかくその時からすでに暑くなっていました。

まず、私が回った順番から

1.グッズ販売へ

2.THE DOWN TOWN FICTION (MOUNTAIN STAGE)

3.THE PRETTY RECKLESS (MOUNTAIN STAGE)

移動

4. ONE NIGHT ONLY (OCEAN STAGE) ラスト一曲のみ(コカコーラの曲)

ここで座って焼きそばを食べる。

5. THE BAWDIES (OCEAN STAGE)

移動

オアシスにてトロピカルフルーツソーダかき氷を食べる。

後ろではPerfumeの歌が聴こえる。

6. 外からちらりとPerfumeの3人を豆粒ぐらいで見る。

移動

7. the GasettE (SONIC STAGE)

8. NICO Touches the Walls (SONIC STAGE)

移動

オアシスでたこ焼きを買って食べる。

移動

9. KORN (OCEAN STAGE) クイーンのwe will rock youをやったあたりから見る。

10. BEADY EYE (OCEAN STAGE)

移動

11. AVRIL LAVIGNE (MOUNTAIN STAGE) 4曲だけ聴く。

移動

オアシスで広島焼きスペシャルを食べる。

移動

12. THE STROKES

で終わり。

ストロークスも最後まで見ずに帰る。

というのも車を駐車場から出すのにも大渋滞で
最後まで見てたら、出るのが何時間後か
わからなくなるほどだったので断念というか
疲れたので、THE MARS VOLTAまで見る元気は
なかった。


というような感じで、結構見たかな?って感じです。

今回、いろいろあって、ギリギリで行くことになったので
実のところ新譜とかあまり聴いてなくて
いわゆる予習がされ無かった分、ちょっと残念な自分が
いました。

まったく知らなかったけれど
すごくよかったのが

THE DOWNTOWN FICTION

彼らのMCによるとアメリカのワシントンDCから来たらしいですが
すごく爽快感のあるロックで周りから声があがってましたが
イケメンぞろいのバンドでした。
演奏もかなりよかった。

次のTHE PRETTY RECKLESSは
連れのお目当てのバンドだったのですが
「ゴシップガール」に出ていたテイラー・モムセンが
ボーカルのハードロックバンドですが、
彼女を女優なんて甘くみては行けないバンドです。
かなりかっこいいし、ヘビィだし、演奏すごいし
ボーカルもすごい。

彼女が「私たちのCD持っている人!」って
聴いたら、手を上げた人が少なかったので
「a few~!」って感じでかなり残念そうだったけれど
それでもいいステージを見せてくれました。

彼女たちはラウドパークに出て欲しいバンドですね。
美しくハードな女性ボーカリストってそういないから
かなり貴重なバンドとなりそうです。

ほんとうはもっと前で見たかったけれど
前にはYUIやPerfumeの男性ファンが陣取っていて
行けなかったわけで。こういう時はいっしょにしてほしくないな~。

移動した時にはコカコーラのCMでおなじみの
ONE NIGHT ONLYのまさにその曲がトリの曲で
知っている曲だったので楽しめました。


そして、念願のthe BAWDIESのライブがかなり前の方で見れました。

彼らはこの猛暑のしかもお昼ど真ん中にスーツという出で立ちで
ゆでだこになりそうな感じで登場しました。

でも、実際はセッティングの時に音合わせで全員出て来て
一曲実はやってくれた感があります。なんかうれしかった。

またあとで出てくるからね~って感じで下がって
それから再び登場でスタート。

セットリストはすべての曲を知っているわけじゃないので
自分が知っているHOT DOGとかIT'S TOO LATEとか
やってくれてすごくうれしかったです。

MCがすごく上手で観客を乗せるのがうまい。

「皆さんまだまだ心に厚着してませんか?どんどん脱いでしまいましょう。
パンティもブラジャーもとっちゃって~。」っていいながら次の曲へ。
ってこれ女性バージョン?って思いながらも周囲はもう
ハイテンションで暑さの中暴れている人も多々。

実際にライブ見たら、すごいバンドだなと
改めて思いました。4人とも個性あるし存在感あるし。

で、終わったあとは
生Perfumeを聴きながらかき氷を食べる贅沢を体感しつつ
暑さに負けずに次はどうするかを考えて
NICOをしっか見るためにはガゼットから入るしかないなと
行く事にしました。

今度は室内なので炎天下からは免れましたが、
2階席は皆さんの休憩所のようになっていて
満席でした。

で、アリーナで見てたのですが、
ガゼットのファンはすごい。
まるで何かに取り憑かれたように
一番前の柵に飛び乗ったり下りたり
いわゆる鉄棒の前周りをする動作のようなのを
何度もくりかえすのです。
かなりの運動量。なんか部活している感じでした。
髪の毛の長い人たちはヘドバンすると
獅子舞というか歌舞伎みたいな感じになって
首大丈夫かなっていうぐらいの勢いでした。

ある意味、マキシマムザホルモンのファンと
同じことをしているんですよ。
が、ぜんぜん違うジャンルっていうのが
おもしろいですね。

ステージの上には革ジャンを来ているという
絶対に外では倒れてしまいそうな衣装の
メンバーでしたが、やはりヴィジュアル系は
演奏が上手いので、聴きごたえはありますよね。

海外なら絶対にAvenged SevenfoldとかTriviumとか
になれる人たちが日本ではそういうジャンルが
しっかり確立していないのか、ハードロックや
ヘヴィメタのロッカーたちで目指すべき人たちが
あまりいないのか、どうしてもヴィジュアル系に
流れてしまいますよね。残念です。腕前は確かなのに。

私の好きなSIAM SHADEもジャンル的には昔ヴィジュアル系
雑誌に載せられていたけれど、ほんとうは違うのに
彼らを分類するジャンルが日本にはないのですよね。
日本のバンドだけのハードロック専門雑誌って無いし。

まあ、そんなこと考えていたら、終わって
次はいよいよNICO Touches the Wallsで
なんと、最前確保できました!

NICOで最前なんてなかなかできないので
やはりサマソニならではですよね。

やはりチューニングの時にメンバー出て来て
演奏してくれました。

風人でしたよ。その時やってくれたのは。

で、本番が始まってのセットリストは

妄想隊員A
Broken Youth
The BUNGY
ホログラム
手をたたけ
サドンデスゲーム
Diver

ずっと彼らのライブに行けてなかった私は
初めてライブで聴けた曲が満載でうれしかった!

手をたたけは大阪では初披露ってことで
なんだか一番のり~みたいな感じで
それもファンならではうれしさがありました。

Diverがすごく聴きたかったので生で聴けてよかったし
やっぱりライブだとまた違う感じでいいですよね。

The BUNGYは絶対にやるって思ってたら
やっぱりやってくれました。

まあ、主にアニメの主題歌系をやったのは
知らない人にも入りやすかったし
あの曲のバンドかとわかる人もいると
思ったからでしょうね。

古村さんのギターが新しかったような気が。
というか、もうかなり長いことライブで
見ていないからそりゃあギター変わるでしょうね。
髪型が坊ちゃんみたいな感じで逆に前より若く見えました。

驚いたのは坂倉さんがかなりかっこよくなっていたこと。
動きがずっと激しくなっていて、スタイリッシュになっていたのが
新鮮でしたね。前のイメージよりずっとよくなっていて。

対馬さんは相変わらずのかっこいいドラミングでした。

光村さんはいつもは笑顔だけれど気合いがかなり入っている感じとか
緊張感とかがあったのですが(私はワンマンしか行ってないので)
今回は、なんだかすご~く楽しそうで、自分から楽しむぞ~って
感じが溢れていました。あんな無邪気な笑顔はそう見れないな~って。
彼自身も一番自分が楽しむぞ~ってMCで言ってましたもの。

とにかく、今年の春に行けなかった分の思いを
回収してきた感じかそれ以上に楽しんできました。

NICOはやっぱりいいです!

NICOを見たあとにKORNへとまったく違う世界へ行ったわけですが
やはりファンもそれなりの方が結構いて、ややサスペンスでありました。
でも、曲はいいんだよね~。

そしてBEADY EYE。
オアシスのノエル以外のメンバーによるバンド。
でも、やっぱりリアムが歌うとオアシスっぽくなるよね。
なんとも複雑な感じでした。

ほぼ聴いてからAvrilのステージへ。

かなり人が多くて後ろの方だったけれど
私が聴きたかったSke8ter Boiは
しっかり聴けたので、それ聴いたらなんか
満足しちゃった。

そして、その頃にはかなり疲れが。
やはり歳かな?
でも、若者もかなり救急車とかで運ばれてたみたいだし。
この暑さでは仕方が無いかな。
水分補給は怠らずにしてたしね。
凍らせたポカリが一番いいですよ。
溶けたのを飲みつつ、氷で自分を冷やすということができるし
水よりポカリの方が喉を潤します。お薦めします。

ストロークスも昔のアルバムは持ってましたが
最近のは持ってなくて、勉強不足だったのが
残念でしたが、かっこよかったです。

でも、途中でやはり帰りを考えて
早めに引き上げました。

でも、充実した一日だったのには変わりありません。

このサマソニにこの炎天下でやってくる人たちは
本物の音楽好きだと思っています。

じゃないと耐えられないもの。

ここに毎年来る人は本当の音楽バカです。
私も今まで3回だけ欠席でしたが
本当にこのフェスが大好きです。

暑いのなんて
汗だくなんて
関係ありません。

大好きな音楽を浴びることが最高だから。

また、来年も行きたいなぁ~って
思っています。

行かれた方はいっしょの時をいっしょの場所で
いっしょの空のもとで過ごせたことを
うれしく思います。







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Diver

2011年02月11日 | NICO TouchestheWalls
気がつくと去年一年一度もNICO Touches the Wallsのライブに行ってなかった。
ブログ自体にもあまり登場してなかったね。

それは以前のブログに書いたような感じが
自分とNICOとの距離を少し開けたのかもしれない。

何度も言うけれど
私の彼らとの出会いは「夜の果て」
あのイメージが彼らだった。

どこか光より影の方が強くて
行き場の無い怒りのようなものがあって
光村くんが何かを模索している感じが
NICOだった。

焦燥感
孤独感
怒り
失望
わずかな希望

そんなものを音に鳴らすバンドだと
勝手に解釈していた。

ところが、「オーロラ」のアルバムが
リリースされたころから、どこか
そんなイメージは間違ってたんじゃないかと
感じざるを得なかった。

カラフル過ぎるというか
アメリカのお菓子のような
そんな印象が強くなってきた。

ソニーのプッシュもかなりあって
会社がどれだけ彼らに期待しているか
素人にもわかるくらいだったけれど
そんな中でメンバーはどう感じているんだろう?
って思っていた。

いつのまにか
自分たちのペースで動けなくなっているんだろうなって。

おそらくミチナキミチをやったのは
インディーズのバンドがリリースなんて
まったく決まってない曲をライブ会場で
鳴らし続けていき、それが音源もないのに
どんどんファンの間で広がって
リクエストを聞くとそのタイトルがあがってくる
そんな感覚を呼び戻そうとしてやったんだろうね。


最新のシングル「Diver」
これを聞いたとき、やっと私はもとに戻って来れた気がした。
あ~やっぱり私のイメージしてたNICOは存在していて
それが本当の姿だったんだって。

「サドンデスゲーム」から戻ってきつつあったけれど
「Diver」でやっと這い上がれた感じがした。

これは潜る意味があるんだろうけれど
私はこの曲で潜っていた水面からガバッと水上に顔を出して
やっと呼吸できた感じだ。

そして光できらめく海面を見た気がした。


こういう曲なんだ。
私が好きなNICOのやる曲は。

人間くささが漂って
激しいドラミングと
ギターのノイズとかっこいいインスト
ベースの力強さ

どこかのインタビューで光村くんが
「オーロラ」はオブジェみたいなアルバムと
言ってたけれど、本人もそう感じていたんだ。

それはいい意味にも悪い意味にもとれるかもしれない。

いい意味なら誰が聞いても美しく楽しく聞けるアルバムであり
悪い意味なら反骨精神や汚い部分や人目に出せない部分
は見せてないアルバムなのかもしれない。

「Diver」を聞く感じでは今度のアルバムは
きっともっと、リヴェラルな感じの美しさや楽しさにこだわらず
ドロドロなものや汚れた部分も含めて吐き出してくれるんじゃないかと
思っている。

だって、聞く人たちは毎日いいことよりむしろしんどいことが多くて
汚い人間社会で溺れそうになっている人の方が多いんだもの。

そういう人が流れてく木切れの端っこでもつかんで、
その流れに負けないように泳ぎ続けて前へ進むっていう
そんな力をくれる音と歌を彼らは今度は手渡してくれるんだろうと
信じている。NICOの歌がその木切れみたいになるって。
そして、その横でNICO自体もいっしょに泳いでるっていうね。

カップリングの
「友情賛歌」はちょっとブルースまじりでもあるけれど
サザンっぽいところもあって、こういうのもまた彼らの
もうひとつのらしい面だと思った。

今年は4月にNICOのライブに行くつもりだ。
1年あいたその間に彼らがどれだけ
でかくなっているかを体感してこようと思ってる。

そういえば私が最初にNICOのライブを見たのも4月。

彼らの「April」っていう曲を久しぶりに聴いてみよう。

まだ2月だけれど4月が待ち遠しい。



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サドンデスゲーム

2010年08月13日 | NICO TouchestheWalls
NICO Touches the Wallsについてぜんぜん書いてなかったのには理由がある。

武道館ライブが大成功に終わったあたりぐらいかな?

なんか自分の思う感じじゃなくなってきたって感じてしまった。
もちろん、嫌いになったんじゃないけれど、
どこか流されていってしまうような不安があった。

ライブ自体もミチナキミチで地元が入ってなかったのも
あって、行くチャンスもなかったせいかもしれない。

なんか遠く感じてきていた。

あの彼らと出会った頃の感情の感覚が
どうも薄れて来ていて。

発表する曲がどうも音楽会社や多くのファン獲得に
向けてのどこかゆるい感覚がぬぐえなくて
自分の中でなんか「くやしかった。」

どうしちゃったんだろう?
彼らってこんなバンドだったっけ?

いろいろいつも考えて悩んでたんじゃなかったっけ?

ギターも本当はもっともっとロックになってもいいのに
それを控えてしまってて、ドラミングも優しくなって

もちろんそれは曲調に合わせてなんだろうけれど
それが続きすぎて。

ヒリヒリ感がなくなって

野外ライブのDVDもあれは私が持っている
洋楽邦楽合わせたライブDVDの中で
もっとも残念な編集だった。

ご本人たちも納得してないのに
出さざるをえないメジャーバンドの辛さも
感じたDVDだった。


で、少し距離を置かせてもらってた。

そして届いた「サドンデスゲーム」

これを聞いたときに

「あ~やっと戻ってきてくれた。」

そう感じた。


これだ。


この感情の感覚。


これが私のNICOなんだ。

ギターの音
ドラムの音
ベースの音

これだよ。

安心できるロック。


PVも「夜の果て」の時のように
メンバー全員がずっと演奏していて
それを映している。


彼らはまずは演奏者なんだ。
ヴィジュアルから入るなんてナンセンスだ。

彼らの指や手を見るとわかるんだ。
すごい人たちだってこと。

ボーカルも圧倒的な強さをもって
その演奏と対決してる。

今回はそれぞれのインストも入っていて
それがまたうれしかった。

「泣くのはやめて」

これもとても素敵な曲だ。
でも、こういう曲はライブで聞く曲であって
シングルとかには絶対にしてほしくない曲。

この曲で一番好きなのは間奏のギターの部分
これのギターのメロディは素晴らしい。

このCDでうれしいのは誰かのパートを抜いた
インストが入っていること。

ひとつのパートが抜けるとこんな感じになるんだと。
それがすごく新鮮でもあり、それぞれの
大事なところが見えてくる。

こういうインストを聞くと
NICOというバンドがすごく信頼のできる
しっかり音楽と向き合って、演奏も歌も大事に
考えているバンドであるのがわかって

今回なんだかうれし涙が出そうになった。

最近、HPとかも見てなかったから
逆にその音をまっすぐに聞けてよかった。

忙しくてなかなかタワレコに行けなかったから
ネットで予約してたんだけど、
特典でギターのピックが入ってた。
ピンク地に黄色い文字の。

まあ、彼らが使ってるのではないけれど
毎回ライブのたびに身体にピックを当てられ
結局それを他の人に取られていた私だから
形だけでもNICOのピックがもらえてよかったかなと。

またライブに行こうっと。

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初夢じゃないけど初夢みたいな夢

2010年01月10日 | NICO TouchestheWalls
お正月のいわゆる初夢の見る日の夢はまったく
覚えてなくて、その後数日見た夢は職場の夢で
夢でまで仕事ってどういうことって感じだった。

でも、今朝がた見た夢はすごくスケールがでかくて
なんか気持ちがいい夢だった。

それはNICO Touches the Wallsのライブの夢。

それはでかいアリーナのような会場。
そこで光村くんがすごいサーカスのようなことをする。
長いブランコに乗って会場の空中をスイングするんだ。

そのときに会場にはオーロラのように鮮やかな光が
降りてゆれる。

すご~いって思ってたら、ブランコを光村くんが降りた場所が
私の座席のすぐそばで、思わず握手をする。
いろんな人も握手をする。
その感触が目覚めてもまだ手にあって
不思議だなぁ~って。

今まで夢で握手したアーティストって結構いて
一番驚いたのはもうこの世にいないはずの
フレディ・マーキュリーが夢に出てきて
握手をしたことだ。

夢の中でもこの人ってもうこの世にいないよねって
自分で確認しているのに、手は温かくてやわらかくて。

どうしてそんな夢を見るのかな?

話を戻して

その握手したときの光村くんの
穏やかで優しげで一生懸命で汗だくな表情が
今も忘れられない。初めて見る顔だった。
まだ現実には見たことがない顔。
どうしてそんな顔を夢で見れるんだろう?

それも不思議だ。

それにしてもあのブランコと
オーロラのような光は
きれいだった~

って夢だけど。
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Tour2009~2010 「&Auroras」at Zepp Osaka

2009年12月24日 | NICO TouchestheWalls
ツアーの初日というので
その感想を書くのはちょっと難しい。
なぜなら、ネタばれする恐れがあるから。

できるだけネタばれしないように
書きたいとは思うけれども
ところどころポロリポロリと
ネタばれするかもしれない。

ゆえに絶対に知りたくな~いという人は
読まないでください。


久しぶりのZepp Osaka。
ASAHI SUPER DRYのイベントで
abstract mashやDoesを見て以来かな?

どんどんマンションが立ち並んできて
いくたびに景色が変わっていく。

かつてはな~んにもないところに
ぽつりとZepp Osakaがあったのに。

物販の販売が3時半ってあるから
行ったら、まだ準備できてなくて
しかも雨がきつく降ってきて
濡れて風邪ひくやん!って
おそらくみんな思ってただろう。

なんか今回はZeppの手際いいイメージが
崩れた。待つ人の気持ちになろうよって。

一方で、開場遅れに関しては
サウンドチェックの遅れということなので、
仕方が無いな~って
内心「なんかの機材が故障?」って一瞬
どきどきした私だけれども、
ライブが始まってから
光村さんが

「今日からツアーが始まるので
いいライブにしたくていつもより
念入りにサウンドチェックしてて
開場が遅れてしまってごめんなさい。」

って言ってくれたので
そうだったのか~って、
故障じゃなくてよかった~って
思った。

ただ、すでにスタンバイしている
服装の私を含むファンの方達は
凍り付きそうに寒かった。
これはファン共通の体験。

私は遅れた物品販売の後には
WTCの方へ行ったんだけれど
そこでもライブの音が・・・
なんの?って思ったら

山根康広さんのフリーライブを
やっていて、昔ながらのファンが
ライトをふりながらいっしょに歌ってた。

そういえば、彼ってなんかの音楽賞も
とっていた人だよね。

それはともかく
ライブ会場に入り、前回のNICOのときより
少し後ろよりに場所を確保。
前回のなんばHATCHでは古村さんよりの
場所だったんだけれど、結構暴れる人が
いて、窮屈だったから、今回しんどいのは
あえて避けてある程度見えつつも安全かつ
中心に近い場所を選んだ。

今回感じたのはちょっとファン層が変わった?
ってこと。女性率が高くなってた。
以前は半々ぐらいでちょうどいい感じだったんだけど。

おそらくテレビ出演率が増えたからだろうね。
だから、後方から見ててもあまり暴れている感じは
しなかった。モッシュとかダイブあったのかな~?
ダイブは私には見えなかった。

女性が増えたから悪いとかそういうことは
ないけれども、たまに混じってくるミーハーファンにより
彼らの音楽性を誤解して
ちゃんと聴かない人が増えるのはちょっと
嫌だな~って思う。
あと、ロックのライブを知らない人が増えて
ブーツとかかかとの高いやつを履いてきたりするのは
困る。踏まれると大変だし。ほんとそういう人が
前の方に来てはいけない。かかとの高い人は
すべて後方へ。


今回、舞台装置というか演出が
今まで以上に凝っていた。
だんだんグレードアップしていくのが
わかる。

私が彼らのワンマンを最初に見たのが
梅田のシャングリラで
そこからこのZEPPまで
ホップ!ステップ!ジャンプ!って
感じぐらい、結構すごい飛躍ぶり。

そして来年は武道館だもの。
3年目にして武道館。
タマネギの下でやるんだね。
行きたいなぁ~。

話はそれましたが、
ライティングがまたシンプルであったかい
そんな演出で、言葉が心に響いた。

歌の間のステージの演出も
ちょっと海外のバンドっぽく
あれやりましたね(笑)。

まあ、日本のバンドでもやりますが。

くわしく書けないのがちょっとあれですが
mixiとかやっている方はいろんな方の
感想を見られたら、そこでその内容が
わかると思いますよ。

さて、メンバーが登場して
演奏を始めて最初にあれ?って思ったのは
古村さんのギター。

いつものフェンダーのストラトじゃない!
ペイズリーでもない!

白いフェンダーのテレキャスだった。
(って遠目なので形からそう思っただけですが)
クラシックシリーズ?

あの傷が印象的な黒いストラトはどうしたの?
何曲目かで出てくるの?って思ってたら
最後まで(もしかしたら見落としてたかもしれないけど)
白いフェンダーだったような気がする。

新しいのか、それとももともと持っていたものか。
いろいろ気になってしまった。

光村さんのはいつものフェンダーUSAのテレキャスで
彼はそれを8万で買ったって言ってて、
会場から「おお~!」っていう声があがったけれど
そんな値段でふつうはないから、中古で、彼はある意味
いい買い物をしたんですね。今までしっかりとしかも
プロになってライブで弾いていていい音出しているんですから。
掘り出し物であり、それが楽器との出会いってものですね。

相思相愛っていうのでしょうか?
楽器が自分を呼んでくれるというか。

楽器は自分で買うのが一番!
というのはほんとうですよ。
恋愛といっしょで、誰かの紹介より
自分で見つけた人の方が長続きしませんか?

あ~また話が違う方面へ行ってしまいました。

全部でアンコールも入れて21曲ぐらい
やってくれたと思いますが、やはり「オーロラ」
からの曲がメインだったような気がします。
ただ、以前の曲のセレクトの仕方が
シングル曲以外の曲に関していえば
職人肌的なギターワークが出てくる曲が
多かったように思います。

あと、古村くんのギターの弾き方が
ちょっと変わってきたような気もしました。
ときどきジェフ・ベックにも見えるし、
でも、基本はやっぱりデイヴ・ギルモアなのかな?

そもそもNICO Touches the Wallsという名前を
最初に見たときに連想したのはピンクフロイド。
「the Wall」ですよね。
で、古村さんの黒いストラトはライブ8で
ピンクフロイドが奇跡の復活したときの
デイヴ・ギルモアのギターにすごくよく
似ているんですよね。違うらしいんだけど。

デイヴ・ギルモアといえば
私の敬愛するKATE BUSHを見いだした方でも
あります。ゆえに絶対に私のロック歴から
外せない人でもあります。

ってまた関係ないところに行ってしまった。


そうなんです。ここなんです。
私がNICOに惚れるところ。
最近はポップでキャッチーな感じもするけれど
実は職人肌であり、特に古村さんのギターは
ロックレジェンドに名を連ねるギタリストの
遺伝子を受け継いでいるんですよ。

そこが惹かれる理由のひとつでもあります。

なんだかライブの感想から離れてきてますが

昨日のZeppにおいて
光村くんが「初日を大阪にしてよかった~」って
何度も言ってくれました。それはファンサービスも
あるでしょうが、私は心で「ほんとそうだよ。」って
言ってました。

なぜなら、大阪は残念ながらハードロック等
東京に比べてファンが少ない。そこであえて
ロックのライブに来るという人は
関西よりすぐりのロックファンに他ならないからです。

だから、会場内のファンのロック好きの濃度は高いと
思うわけです。別に東京が薄いっていうわけじゃないけど
東京は行きやすいし、ライブの数が多い分、大阪ほど
またいつ来るかわかんないとせっぱ詰まってチケット
取ることがいつもではないわけで。

だから本来本当に好きな人しかロックのライブには
来ないはず。ゆえに関西の本物ロックファンが昨日は
かなり集まったので、盛り上がったら本当に素敵な
ライブだったって証明されるから。


で、本当に盛り上がりましたね!


話は曲に戻りますが
「かけら~」が始まるまでは4人しかステージにいなかったし
キーボードも私からは見えなかったので、もしかして
打ち込みなのかなぁ~って思ったら、生ピアノでした。

野間さんでありました。
そう、野間さんがいたではありませんか!
前のライブでも野間さん登場しましたよね。

ピアノの生か打ち込みかに集中してた思いが
一気にはじけて、最高!って思いながら

Helloを心でつかんでました。

NICOの歌や言葉から感じるのはいつも

彼らからの「出会えてよかった。」というメッセージ。

Helloにも
How are you?にも
それを感じます。

彼らの歌はいつでも始まりです。



「夢をみよう 夢をかなえよう」

は私のここのブログの自己紹介にもある

「夢がまことになるまで夢見よう」と

ある意味いっしょのことを言っている。

私のはエアロスミスの「Dream on」のフレーズなんだけれどね。


そうそう光村さんもMacユーザーなんだね。
ディスクトップでオーロラ出てるって話してたけれど
私のにもいつもオーロラ出てるから、なんだか同じ画面
見ているみたいでうれしかった。

そうそう「Lonesome Ghost」の時のバックスクリーンが
かっこよかったし、先日東京に行ったときに撮ったある場所が
そこにも出てきて、それもちょっとうれしかった。

誰が撮った写真なのかなぁ~。

「夜の果て」はやっぱり何度聴いても涙が出そうになる。
私をどん底から救い出してくれた曲だから、一生ものの歌。
とにかく、変ななぐさめをくれたり、明るくしてくれる曲じゃなくて
じっと寄り添って、離れないでいてくれた曲。
人間でいうなら、肩を抱きしめて遠くに見える小さな光に
向かってゆっくりいっしょに歩いてくれる人みたいな感じで。

「N極とN極」は自分の足先から背中を通り抜けて頭から感情が
ぱわ~っと飛び出していくような体温がいっきにあがるような
すっごく楽しい曲で、きっとこれからもこれをライブで聴くと
テンションがすごくあがるんだろうなぁ~って

大好きだ!

ちょっと雰囲気スピッツ的だけれどね。

「トマト」はやっぱり聞き込んでしまう名曲だね。

遠い昔、トマト星人の話を書いてた私。
会社の会報に掲載されたことがある。
この世にはトマト星人が人間の姿で
散らばっているって話。そして、ある日
それぞれが巡りあうっていう展開。

もしかして、それって実はあったりして(笑)
NICOのメンバーと会場に集まった人たちが
みんなトマト星人だったって(笑)

そんな冗談はともかく
ノスタルジックなバラードで
ほんとうに心に滲みます。

書いていくとどんどん曲を書きそうなので
このへんでオーロラツアーの初日の感想は
そろそろおしまいにしたいと思います。

551の~
とんかつの~

そんなCMともにサンタになった古村さん。
古村さんからのプレゼントより
ファンのみんなはそんな古村さんを見れたのが
素敵なクリスマスサプライズだったことでしょう。

そういえば、光村さんと古村さんの
音楽的下二段活用(すいません、勝手に命名してしまった。)
も笑えました。光村さんの
音楽的ロストバージン編の方の表現は、Rude gallery主催のイベント
「ROCK'N ROLL CIRCUS」のポスターを思い出しました。
これがまた超~~でして(笑)

また、チャンスがあれば見てください。
ちょっとヤバいですから。

ここまで来て、対馬さんの話や坂倉さんの話が出てないって
思いますよね。

今回、対馬さんがぜんぜんMCしなかったので
どうしたのかなぁ~って。
でも、私はときおり集中的に彼のドラムを
見ておりました。だって、好きなんだもの。
あの叩き方が。

で、坂倉さんは今までで一番近く見たのですが、
結構淡々と弾いているんですよね。
理系的ベーシストというのか
理知的ベーシストというのか
彼が話しだすとユニークで笑っちゃうんですけどね。
弾いているときはいわゆるホルモンの上ちゃんと
対極にいるベーシストであります。

ちょっとクイーンのジョン・ディーコン風かも

あ~また書きそうになってきた。

また、チャンスがあれば
ツアーが終わった後で
書くかもしれませんが、

これから行かれる方も
それぞれに楽しんできて下さいね!

いっしょにオーロラを作り上げるためにね。














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今更の情熱大陸

2009年12月21日 | NICO TouchestheWalls
亀田さんが出る情熱大陸を見て、
あらためてタフな人だなぁ~っていうのと
ほんとうに音楽が大好きな人なんだなぁ~って

今回、1/3くらいの感じでNICO Touches the Wallsも
登場して、ファンにはうれしい番組だったわけで。

でも、一番私が印象に残っているのは
亀田さんが奥さんと息子さんのサッカーを見に行くシーン。

そこで、奥さんがベースマガジンにも載せてもらえなかった
って昔を回想しつつ、ちょっとぐっとくる表情を見せた
その瞬間、私の中の温度がど~っと上がった。
瞬間視聴率が上がる感じで。

なんて素敵な奥様なのって。
下積み時代からずっと支えてこられた人なんだって。
しかも、今やお金持ち(って下世話な話だけれど)の
はずなのに、庶民的な雰囲気の奥様で、
なんか「こんにちは!」ってすぐに
話しかけることができそうな感じで。

でも、きれいな方なんだ。
彼女も音楽やっていたのかな?

この情熱大陸の一番はこのシーンでした。

音楽家を大成させるのはやっぱり妻の力だ。
それは古今東西、クラシックでもロックでも
妻の力があってなんだ。

オノ・ヨーコしかり
クララ・シューマンしかり
シャロン・オズボーンしかり

偉大なミュージシャンの陰に妻の力ありって。

まだ、これからのアーティスト(ミュージシャンも
俳優もイラストレーターもすべて含む)を支える女性は
やはり生活力のある人でないといけないと思う。

それは財力っていうのとは違って
生きる力のある人。

愛する人の夢を自分の夢のように考えつつ
現実もしっかりと見つめて現実の生活は
私にまかせてっていう人。

たとえば、正社員でなくても何度リストラ
されようが、すぐに仕事を見つけて働き始める人。
あるいは定年までめんどうみてくれそうな会社で
正社員として働いている人。公務員。教師。
などなど。

その人だけでも家族を養えるぐらいのパワーが
ある人じゃないと夢が遠のくよ。

結婚するつもりがないならそれはいいけど
愛してたら、やっぱり結婚したくなるじゃない。
そのときこそ、女性のパワーが重要になる。

特に子どもが欲しい人は、ほんとうに子どもは
お金がかかるからね。鳩山さんの政策なんかだけじゃ
まだまだ足りないくらいにね。
受精して、細胞分裂を始めたときから
「ちゃりーん」って日々、お金が落ちていく音が
聞こえるぐらい、子どもを産み育てるのは
驚くほどお金がかかるんだ。仕事がらよくわかる。

そして、親が生活力ないと一番被害を受けるのは
子どもたちなんだ。

やっぱりこの社会を担う大人のひとりとしては
願うんだ。どの子どもも同等に幸せになる権利が
あって、そうならないといけないって。

そこに、男女どちらかが夢をつかもうとしているなら
どちらかが現実パートをしっかり受け入れて、
実行しないといけないって。


って、話が違う方向に来てしまったけれど
亀田さんの奥様はそのすごい女性の1人だと
思う。きっと生活力がある人なんだ。
アーティストかもしれないけれど、アーティスト
でも生活力のある人もいっぱいいるからね。


で、急に話をニコの方へ戻すと
曲のレコーディングでピアノを入れるか
入れないかで光村くんが悩むところがあった
けれど、あれはすごくわかる。
って私は素人だけど、バンドなら
ライブでやっぱりそのメンバーで表現できるものを
レコーディングするべきだと思うから。
でも、ピアノひとつできらめきがでる。
まるで絵画のようだなぁ~って思った。
白い絵の具をさっと引くだけで
そこに光が輝くように。

亀田さんは好きだけれど
そこまであの曲を光らせるべきだったのか
バンドでステージで再現できるものに
すべきじゃなかったのかって思ったりもする。

サポートメンバーっていうのは大事かも
しれないけれど、私はバンドはバンドで
あってほしいと思う人間なんだ。

じゃあ、THE HIATUSは?って
言われそうだけれど
私の中でTHE HIATUSはバンドじゃなくて
集団って感じ。細美くんがいう芸術集団。
だから、増幅したり減ったりメンバーの数は
変化していって当たり前。だからサポートって
いうポジションもないし、自由自在だから
ストリングスが入ろうと気にならない。

これが今回の絵ですか?って油絵に突然
アクリルを重ねてみようが、卵をまぜようが
すべて描き手の表現なのでオーケーなんだ。


でも、NICOはバンドだ。だから
最小公倍数で動くべきだと思うわけ。

そんなNICOがそのピアノを入れた
「かけら ー総べての想いたちへー」が
どんな風にステージで表現されるのかが
23日のライブではすごく楽しみでもある。


生でまたいっぱい初めての曲が
聴けると思うとちょっと
この寒さでも
気持ちは温かくなってくるよ。



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NICO Touches the Walls 『Aurora』

2009年11月25日 | NICO TouchestheWalls
カラフルな色でもただキラキラ輝くのでなくて
どこかグレイシュな色たち。
それがNICO Touches the Wallsの色だと私は思ってる。

っていうか
ただのキラキラカラフルは嫌なんだ。
そうなったら、たぶんお別れしなくちゃ
いけなくなっちゃう。

私が出会った頃のイメージと
最近の彼らのイメージは
だいぶ変わった。

いいとか悪いとかではなくて
ダークな部分が多かった以前に
比べて最近は光の部分が多くなったってこと。

テレビとか映画とかのタイアップもあって
メインストリームに出て
その躍進ぶりは目を見張るものがある。

それはファンとしてはうれしいことである。
でも、少し寂しさもないとはいえない。

時々、自分とNICOを確認するために
「夜の果て」のPVを見る。

ちょっと近づきがたい哀愁があって
アウトロー的なイメージの光村さん。
もちろん、PVのイメージであるんだろうけど
彼の当時のインタビューの時の雰囲気も
どちらかというと話上手というより
ポツポツと言葉を慎重に選びながら
自分の内面的なことを音楽的なことを
静かに語る感じだった。

それも彼の一面なんだろうけど
最近はラジオでの彼を知るせいか
すごくおもしろい人でおしゃべり
上手な人なんだなぁ~って思う。

ライブの時のMCにしても
頭のいい人だなぁ~って
思うほど聴いていて気持ちがいい。

どちらの面を含めて
光村さんという人が好きだ。

ただ、どちらかというと
ダークな面を出すときの彼が
好きなのかもしれない。



今回の「Aurora」というタイトルは
彼らの色を表しているなって思った。

オーロラって夜空にしか浮かばない色の奇跡だ。
暗い背景があってこそその色が美しく
心にインパクトをあたえるんだろうね。

実際に見たことないから
いつか見に行きたいな~。

「ホログラム」

オーロラっていう曲のあとにこの曲が来るのが
またいいなぁ~って。

「オーロラ」は夜のイメージだけれど
「ホログラム」は朝のイメージ。

ホログラムに反射する光がキラキラして
そこにいろんな色が反射して
オーロラとは違うカラフルな光の奇跡を
起こすんだよね。

朝これを聴くと

「今日もがんばろう!」って気になる。

真っ白な世界。
誰だって、大人も子どもも関係なく
その未来はまだ真っ白なんだよね。

あきらめることはないんだ。
まだ誰だって可能性が残っているんだ。

そんな気持ちにさせてくれる。

「芽」

不協和音がずっと合わさって
そこが好き。

ギターのメロディとベースが
すごく気持ちよく聞こえてくる。

ドラムのビートの厚みが
どっしり感を感じさせてくれる。

土から芽が出てくるイメージ通り。
根っこがすごくしっかり張られている
それがドラムから伝わってくるよ。

「Lonesome Ghost」

古村さんのギターは
やっぱり「夜の果て」の時の
ギターの音で惚れ込んだ。

今回の「Lonesome Ghost」の
彼のギターがすごく好きだ。

自由自在に弾ける彼は
いろんな可能性を秘めたギタリストだと
思っている。
実際のライブでもいつも
ギターで感動をくれるもの。

対馬さんのパーカションもプリミティブで
手のぬくもりが伝わってくる。

坂倉さんのベースのグルーヴもすっごくよくて
この曲はこのアルバムの中でも
インパクトが強い。ちょっとフュージョンな感じ。

the BUNGYと共通する部分があるかも。

「ビッグフット」は
やっぱりすごくよくできた曲だと
思う。どの楽器をみても
メロディの展開をみても
楽しい。

今日はドラムを注目
今日はベースを注目
って感じで、いろんな切り口から
楽しめる曲だから。

「かけらー総べての想いたちへー」
出だしでもうNICOってわかるよね。
この感じ。
NICOらしいバラードって感じ。
これからの季節に似合う。

今のイメージは12月に人恋しく想いながら
街の雑踏を1人歩く感じ。

こういう感じは誰もが抱くだろう。
だから、この歌は誰の心にも共鳴するんじゃないかな?

この歌詞に出てくる「ハロー」
これがすごく胸に響く。

「ハロー」ってよくある言葉で
明るい昼間に使う言葉だよね。
もちろん、夜に使うこともあるんだろうけど
イメージは光だ。

それがこの哀愁漂う曲の中に
散りばめられると
まるで「マッチ売りの少女」の点す
マッチの火の光みたいに
ポッポッとそこを照らして
なんだか温かいものを感じる。

きっと大都会の街角にたたずんで
i-Podとかにこの曲を入れて
聴いたりしたら
「ハロー」という言葉で
何か素敵なものが見えてくるかもしれないね。

「錆びてきた」
これすごく好き。

♪朽ち果てた~っていうところすごく好き。
この曲の色は「夜の果て」側のカラーだよね。

なんだか「よく似合う」がROCK ME OUTって聞こえちゃう。

これをライブで早く聴きたい。

「レオ」

韻が気持ちよく踏まれてる。
レオとオレが鏡になっているように
白と黒
天使と悪魔
陰と光
っていうツインの言葉も出てきて
ある意味この部分が私の
先に書いた光村さんのイメージの
二面性なのかもしれない。

「N極とN極」
これはNICOの新しい感じの曲のような気がした。
こういう曲もやるんだって感じ。
たたみかけるような展開。
結構この感じくせになって
くりかえし聴いてしまう。

「風人」
この曲は結構私には難しいイメージがある。
こういう曲作りって難しいんじゃないかって。
こういうのは絶対にNICOしか作れないよね。

間でムード歌謡調の旋律まで入ってきて
洋楽要素もいっぱいで、和な感じもありで
半音が駆使されているし、すごいなぁ~って
聴くたびに思う。

「波」
アコギがキラキラしている曲。
こういう曲もやっぱりNICOだよね。

なぜかわかんなけど
NICOの曲はひとりで聴くイメージが多い。

誰かといっしょに聴くというより
自分確認のために
ひとりで何かを考えるときに
聴きたい曲。


いろんなことに疲れたり
情報社会の中で頭が混乱してたり
誰かを本当に好きなのかを自問自答したり
そんなときにどこかでひとり
この曲を聴くと心が穏やかになりそうな
そんな気がする。

このアコギは古村さんなのか光村さんなのか?
ライブの時のアコギは光村さんだよね。
ほんとうにきれいな音色。
嘘ついてない音色。


「トマト」
これも名曲だよね。
サザンの「素敵な夢を叶えましょう」と通じるものがある。
じわぁ~っと心に滲みてくるんだ。
なんだか、聴いていると

「生きるのは大変だけれど、人生っていうのはこんなもんで
でも、誰でも何かを日々育てているんだって。それが小さくても
それでいいんだ。」

ってそんな感じのメッセージを
勝手に自分で受け取ってる。(あくまで私の主観ですので)

トマトが好きなだけに余計にこの曲が大好き。


NICOのアルバムっていつも何度も聴いているうちに
どんどん発見があって、どんどん好きになっていく。
このアルバムもそうだ。最初より二回目、3回目
の方がより好きになっていってる。

これからどんどん有名になって
チケットも取りにくくなるんだろうけど

「レオ」の歌に出てくる言葉
”レゾンデートル”を忘れずに
どうして音楽を始めたかを忘れずに
時代の流れにまかれないように
会社の言いなりばかりにならないように
自分の音楽を守り続けていって欲しいと願います。








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ホログラム

2009年08月15日 | NICO TouchestheWalls
最近のNICOはなんだかカラフルになったなぁ~。
「ホログラム」っていうタイトルは
アニメ「鋼の錬金術師」のイメージで
作ったのか、それとも曲が先にできたのか
わかんないけれど、アニメを超えて
まるで今のNICOを表すようなタイトルだなって
感じた。

テレビをつけると頻繁に流れる「ホログラム」のCM。
明るい色合いのPV。
ほんと4人ともキラキラしている感じがする。

「ホログラム」のジャケットだけど
はじめクリアフィルムジャケットって
どういうことかなって思ったら、
開けてみてへぇ~そうだったんだ~っていう
ちょっとサプライズみたいな感じだった。

まぁ、驚かない人もいるだろうけど
私はこういうちょっとしたおもしろい工夫って
いうのか、センスが好きだ。

この「ホログラム」っていうタイトルや
PVの雰囲気から歌詞もさぞカラフルだろうって
思うと、そこのあちらこちらに
散りばめられている言葉が「真っ白」


わぁ~やられた~って思った。

この歌に色をつけるのは
聴き手の私たちなんだよ、きっと。
それぞれの色を

そして、なんだか
私が出会った頃のNICOと今のNICOを
表すかのような歌詞もあった。

「白黒」っていうのがそのキーワードなのかな?


私が最初に出会ったNICOのイメージは白黒。
クールで内に向かうような無口な世界が
そこにあった。

「夜の果て」にはそれに加えて
青い熱い炎がゆれていた。

が、今はカラフルで少しポップで
外に感情をあっけらかんと放つ雄弁な彼らがいる。

ただ、彼らの音楽はi-PodやデッキでCDだけを
じっと聴いているのとPVやミュージックステーションで
見るのとはイメージが変わる。

もし、私にこのPVを神様が作らせてやろうっと
言ってくれたなら、絶対にカラフルにはしないだろう。
といっても、色をつけないわけじゃなくて
トーンは全体に暗くして、そこにカラフルな光を混ぜる
そんな感じにするだろう。曲だけ聴くと歌詞だけを聴くと
そんなにポップでもないんだよね。

耳で聴けば、聴くほどそのよさがわかるバンドだと思う。
思うより深いというのか。

見てわかるように
彼らは個性的であり男前なバンドである。

ゆえにミュージックステーションを見てファンになった
人の中にはその外見にひとめぼれの人もいるだろう。
それも、音楽への入り口かもしれない。

ただ、14日のMステに出てた他のゲストと
同じように思ってほしくないなぁ~って思った。
彼らのそばにいた人たちはアイドルっていう
名のお人形さんたちなんだから。

ゆえに今回はお人形さんの言葉を使わないで
いいように、音楽のみの登場でよかった。

もちろん、イギリスにもかつて
TOP OF THE POPSっていう番組があって
そこにはオアシス級のバンドから
アイドルまでいっしょに登場してた。

それもありなんだと思う。

ただ、あちらはもっとバンドと
アイドルの区別化をはかっていて
登場の仕方も工夫してた。

それが日本の歌番組ではいまいちで
おそらく、そういうのが上手なのは
NHKなんだと思う。
意外かもしれないけど。

それと、新人の個性の発掘という
意味ではHEY×3のマッちゃんが
一番だと思う。

そのバンドで一番地味な人を
瞬時で見つけて、その人を
前面にもってくる能力。
あれは最高だし、ある意味
心配りがある人なんだと思う。

ミッシェルガンエレファントが
最初に出たときだって
あのメンバーに突っ込み入れてたし。


もちろん、タモリさんも
タモリ倶楽部ではホルモンのナオちゃんとかと
出かけたりして、本来はそういう本物の
ミュージシャンが好きなんだろうなって
思う。アイドルじゃなくて。

きっと、音楽番組は今苦しいんだろう。
だからこそ、アイドルを大量に出す事で
視聴率を上げるしかないんだ。

NICOが階段から登場したときに
キャーっという歓声は、
後ろにいたジャニーズの人たちに
だっていうのを感じたのは私ぐらいかな?

いくらなんでも
NICOのファンにそういう人は
いないだろう。まさか彼らを
アイドルって思っている人は
いないだろう。
あのライブを知っているならばだけど。

もし、アイドル見るみたいに
NICOのライブに行ったら大変な目にあうよ。
それはそれはハードだから。

今日のラストにNICOが登場したときに
いっしょに見てた家族が
「NICOってトリなん?」って言った。

Mステで最後はどういう位置なんだろう?

でも、イベントライブでは最後のバンドが
トリだからね。

だから、私は彼らのファンとして

「トリだ」と答えておいた。

でも、光村さんはやっぱり緊張気味だったね。
最後終わったときの表情がまさにそれだったもの。

ライブのときとはぜんぜん違う彼の表情。

テレビってそういうもんなんだね。


きっとテレビで見る彼らと
ライブで見る彼らはぜんぜん違うよ。


あと、ソニーが今すごく彼らに力を入れてるのがわかる。
あんな風に宣伝してもらって、なんて幸せなバンドだろうって
思う。こういう恵まれたバンドもある一方で
この世には力はあるのに光をなかなか浴びないバンドもある。

そういうバンドを見つけてくれる
心底ロックが好きな音楽会社の人いませんか?

使い捨てじゃない音楽を
点ではなく、線で繋がって行く音楽を
売ってやろうっていう方いませんか?


最後に

NICOはどんなに売れてもレミオロメン側には行かないでほしい。
行くのならアジカン側に行ってほしい。
これがどういう意味なのか
なんとなくわかる人はわかってほしい。


私を助けてくれたバンドNICO Touches the Walls

どん底で魂もどこかへ飛んで行ってしまいそうな時に
「夜の果て」でここに留まらせてくれたバンド。

ズタズタに切られてもうボロボロだった私に
光を点して、立ち上がらせてくれたバンド。

絶対に嫌いになることなんてないし、
離れることはない。


でも、彼らは違う世界へ連れ去られそうで
ちょっとこわい。










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NICO Touches the Walls at なんばHatch

2009年06月15日 | NICO TouchestheWalls
6月14日(日)大阪なんばHatch

NICO Touches the Walls LIVE2009
All, Always, Walls vol.3~Turkeyism~

前回のBig Catでのワンマン以来ほぼ半年ぶりのNICOのライブ。

今回はでかいハコでどんな感じなんだろうって
期待とそれ以上の何かを抱いて参戦した。


セットリストはまだ東京が終わってないから
ここには書けないけど

アンコールを入れて19曲もやってくれた。

新旧織り交ぜて。


客層は男女比がほどよい感じで
こういうファンの集め方ができるバンドって
いいなぁ~って思った。


ファンの年齢層は若い気もするけど
音楽は渋いんだよね。不思議と。

この渋さのどこに惚れたかを
なんだかたずねたくなった。


私はそのバンドの音楽性と演奏力と
彼らの実年齢とのミスマッチが
好きだったりする。


とにかくギターとドラムには惚れるね。
そのうまさに。


古村君はほんとうにギターと一体化しているような
古村君イコールギターのような佇まいで
あれだけ素敵なオーラを出すギタリストは
そう簡単に見つけられないだろう。

今回はペイズリーのギターは無かったけど
(たぶん)いつものギターは相変わらず
その傷あとが戦士の勲章のように目立ってた。

彼が着ていたTシャツ

グレイ色に「Sheerheart Attack」と
書かれていたのに気がついて
何か思った人はいたのかな?


私は「クイーンだ」って思った。

彼がクイーンを聴いてるとかどうかは知らないけど
この「Sheerheart Attack」のアルバムは
私が特に好きなアルバムだ。

オペラ座ほどドラマチックなコンセプトアルバムではなく
ある意味、ごった煮のようにいろんなタイプの曲が
入っている。

でもどれも完成度が高いし、絶対にロックをやる人なら
聴くべきアルバムだと思っている。

ときどき思う。

NICOのおもしろいところは
摩訶不思議バンドだというところ。

おそらく今日本でヘヴィメタとかヴィジュアル系じゃないと
あまりギターソロを入れるバンドはいないと思う。
しかもコテコテしたギターソロではなくて
ある意味70年代80年代の爽やかでハードなメロディアスな
ギターソロの遺伝子を受け継ぐのが古村君のソロだ。
それこそクイーンのブライアン・メイだったり、ジェフ・ベックだったり。

ドラミングもかなりパワーがあって
まるでキース・ムーンとジョン・ボーナムを併せ持ってるような
かっこよさだなぁ~って感じる。


ベースについても、どこかジョン・ディーコン風で
なんか「きつくない」というか
がっついてないベースというか

ほんわかしつつも
パワフルドラムを包み込んでいく温かみ

そのバランスがすごく好きだ。

そしてボーカルの光村さんの声が
あの細い体でって思うほど

伸びて行く。


向こうへ

向こうへ


って感じでそれこそ

ライブ中にやったエアボーリングの
ウエーブのように

ぶわ~っと声は波のように
大きくパノラマのように広がって行くんだ。



私は武家諸法度という曲が大好きなんだけど
これはとても日本的な要素を持っていながらも

どこかイギリスが奥の奥にあって
キングクリムゾンの世界が見えたりするんだ。

「病気」なんかもどこかクリムゾン。
あるいはフロイド。


でも、彼らはそんな要素の曲をやりつつ
「Broken Youth」みたいな突き抜ける
爽快ロックもやる。


そういう幅広さがまた魅力なんだと思う。

幅広いのにどれもNICO色になっているもの。


今回前の方にいく元気はなかったけど
中ぐらいの場所で結構良く見えた。

たとえるなら学校で体育館で
舞台にあがっている校長の話を聴いてる生徒の
前から5番目ぐらいの立ち位置で見てる感覚?


表情とかよく見えたし、指の動きもよく見えた。
結構前の方まで体乗り出してギター弾いてくれたり
歌いにきてくれたりしてくれたし。


今回はステージにもいろいろ仕掛けがあって
なんか登場の仕方にふとNINを思い出したり
ステージの仕掛けにはヘヴィメタバンドの
ステージを思い出した。


ライティングにも結構力入れてたのがわかった。
きれいだったもの。

最後は細かい虹色の光がいっぱい差し込んできて
きれいだった。


新曲も聴けてよかったし、

なんか全部知っている曲っていうのもうれしいな。


出会いは「夜の果て」
まだ発売前で

でも、この曲で私は救われた。
これで苦しい時期を乗り越えられた。

人生の中でもこんなに苦しいことないなって
思うことを超えたそのすぐ後ぐらいに
シャングリラでのワンマンがあって


そこで初めて聞いた「夜の果て」で泣けた。


今回3回目の「夜の果て」だけど
職場変わるたびにこれを聴くのも
不思議だなぁ~って。

それぞれの悩みがこの曲を聴くと
溶けていくんだ。

ただ、光村さんのイメージは初期に比べると
変わったかもしれない。


この最初のイメージはもっとしゃべらない
クールでいつも何かを思い詰めているような人。


そんな人がエアボーリングをして
笑顔満開なのを見て


なんか幸せな気持ちになった。


見るたびに明るさを増していっている人。

音楽が売れ始めるとまた逆に暗くなっていく人もいるから
そうならないように、いつまでもこの笑顔を
会場で満開にさせてほしいと願う。



万歩計の話してたけど
あの万歩計を会場のファンにライブ中だけ託したら
すごく歩数あがったんじゃないかと思う。

みんなのジャンプ。
あのジャンプや横揺れはきくと思うよ(笑)


ちなみにビッグフットにちなんで

オペラ座の怪人みたいに
あるいは「8時だよ全員集合」みたいに

でかい足が落ちてくるのか!って
期待したけど

それはさすがになかったね(笑)


そうなるとやりすぎかもね。



ロックバンドはそこまでしてはいけないな。



関係ないけどトマトの話で
以前古村君がトマトに砂糖をかける話してたけど

夏になるとトマトをスライスして砂糖をまぶして
冷蔵庫で冷やすとおいしいデザートになるから
いつも食べてる。トマトの水分が出てくるし
体にもいいし。


まあ、それ以外は私は何もつけずに食べること
多いけど、かけるとしてもドレッシングかな?


トマトだけは必ず冷蔵庫に入っている一つです。

あとキーウイ。

あと私はアボカドが大好き。

なんだかライブの感想と関係なくなってきたけれど

とにかくかなり満腹感を味わえるライブだったし
心底楽しめた。

朝から仕事をしてきての参戦で
疲れてるからって思ってたけど

それに年も年だからって思ったけど


なんだか体が軽くなって
十分ジャンプもできたし
腕をふりあげても
大丈夫だった。


また次はいつになるか。

大阪にはイベントで来るみたいだけど

サマソニの2日デイズの後なので
ライブ続きは無理かも。

また次のワンマンに期待したい。



来月はこの同じ場所でThe HIATUSのライブ。
きっと壮絶なんだろうなぁ~。
前に行きたいけど
これこそちょっと体力に自信がないから
どのへんで見ようかなぁ~。

その日も仕事終わってからだしね。


って最後に


ライブはやっぱり最高だね!














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ペイズリーテレキャスターを弾くギタリスト

2008年12月19日 | NICO TouchestheWalls
どうしてもあのペイズリーテレキャスターが頭から離れません。
仕事中、ちょっと静かな時が流れると、ふわぁ~っと
あのペイズリーテレキャスターが目の前に浮かんでくるんです。

あれってかなり高価なギターなんじゃないですか?

古村さんはいつからあのギターを持っているんでしょう。

大阪では「Broken Youth」の時に彼はこのギターを
鮮やかにかき鳴らしてました。

あの印象がすごく強い。


テレキャスターって


ジミー・ペイジが弾いてたよねぇ~。あの名曲「天国への階段」

もしかするとこの「天国への階段」で私はエレキギターの神髄を見たのかもしれない。


(って実際に生で見たことはなく、映像でしか見た事ないけど)


そして、私が子どもの頃、こよなく愛して、生きる力ってもんはどんなもんか
を教えてくれたジョー・ストラマーが弾いてたよね、テレキャスター。



古村さんはライブ中の大方はフェンダーのストラトキャスターを
弾いていらっしゃると思うし、

ストラトキャスターといえば、


ジェフ・ベック


ジェフ・ベックといえば


私の愛する世界3大ギタリストのひとり。



でも、今回のライブでは

とにかくペイズリー柄が印象的すぎて


脳裏から離れない。


あの色合いと古村さんのイメージが


ものすご~く合ったし、


ロックなのに上品なイメージが溢れてた。


でも、なぜにそれを「Broken Youth」に使ったのか


知りたい


知りたい


ものすご~く知りたい




あのギターが欲しい。

でも、私の腕では意味がない。

まさに豚に真珠


家にいるギタリストにいつか
買って弾いてくれるようにと
願うしかない。


でも、高価すぎるし
実際手に入らないもの


60年代後期のサイケ時代のイメージの

あの柄を


日本で今かっこよく弾いてみせられるのは


NICO Touches the Wallsの


フルくんしかいないのだ。


      by バカボンのパパ


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