HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

人の気持ち

2006年02月28日 | Weblog
今日、ある人が会社を辞められた。その人は私が今の会社に入ってから、いろいろ嫌味を言われたり、こきつかわれたり、とホント憎たらしい人だった。年は私よりも上なので、適当に「はい」といいながら、なんとかやってきた。でも、その人は絶対に私が音をあげるだろうって思っていたのに、ぜんぜん音をあげないことに多少不満か驚きを持っていたのは確かだ。なにせ私の前に4人もその人とその仕事に耐えられずに辞めたんだから・・・だから、最初は私もいつまで続くかと周囲からは思われていたようだ。

しか~し、私はそんなに柔ではない。世界をひとりで歩いて来た人間さ。拳銃の銃口の前をかろうじてくぐり抜けて来た人間だ。ちっぽけな嫌がらせには動じない。

って大袈裟な事をいってますが、まあ、それは昔のことで、今はちっぽけな嫌がらせでも刺さるわけで(笑)

そんな人が辞めるとわかった日には万歳をしてしまいたくなるほど、ハッピーだった私。「あの人よりは絶対に先に辞めない!」と誓った日を思い出し、よっしゃとガッツポーズしたりして。

そして、指より待っていた日が今日・・・・

であったはずなのに。

午前中はふつうにいつものように今日その人が退職なんて関係ないかのように過ごしていた。ところがだんだん終業時間が近づくにつれて、自分の中に変化が・・・

それでもって、ベルが鳴り、とりあえず挨拶だけして帰ろうとその人に「ご苦労様でした」と社交辞令を言おうと思った瞬間、ドバ~っと涙が。。。。。

溢れるは溢れるは・・・・・なぜになぜに?

その人に私とは正反対にずっとお愛想していた人はニコニコして帰っていったのに・・・

自分がよくわからなくなった。そして人間というものがよくわからなくなった。

驚いたことに、その人までも涙を流してくれた。

藤山寛美じゃないけど「そういう人がいるから自分が成長できるんだな」と帰り道思った。



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クモの巣

2006年02月27日 | Weblog
いろいろな悩みが蜘蛛の巣のようにはり巡らされて、その中で身動きがつけない自分がいて、「もうだめかもしれない」と思いながら眠りに落ちた昨日の夜。

でも、またいつものように目覚まし時計に起こされて、手探りで音を止めて、起き上がり、一日は始まった。ばたばたといつものように家を出て、いつものように会社へ向う。そして、仕事をして、いろんな人と話をして、階段を昇り降りして、動きながら、いつの間にか昨夜巻きついて来たいろんな悩みがどこかへ行ってしまったことに気がついた。

仕事っていいな。

今日はふと思った。仕事は嫌なこともたくさんあるけど、ただ一生懸命していると他の悩みを忘れさせてくれる。人と接して笑顔でいると、自分の本当の心は沈んでいても、笑顔でいるうちに心にも明るさが戻って来るのも不思議だ。

スパイダーマンという映画があるけど、私はあの映画が好きで何度もDVDを観る。なぜ好きかというと彼はいつも悩みごとがあって、なぜか報われないのだけど、人を助ける仕事を一生懸命にするそんなところだ。この作品のもともとの作者がどういう意図をもって、スパイダーマンを生み出したのかわからないけど、あの蜘蛛の糸をまとう彼はいろんな悩みをまとっているのではないのだろうか?自分で時に自分の糸にがんじがらめになったり・・・

でも、そんな彼をとても愛おしく思う。



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京都の本屋さん

2006年02月26日 | 音楽・映画・本
今日は雨だというのに午前中に京都に新しくオープンしたジュンク堂書店に行ってきました。大好きだった丸善書店が閉店して、その代わりの書店を探していたので期待して行ったのですが、品揃えは京都一番といいながら、欲しかった本は見つからず・・・かゆいところに手の届かない書店だな~という印象でした。

実は弟子Bはちょっと変わり者で、洋書コーナーが好きなんです。といっても子ども向けの・・・。丸善はそれが豊富で大人の私が行っても十分楽しめるところでした。ところが、それを期待して行った子ども用の本の並ぶ洋書コーナーがいまいちで、彼はかなりがっかりしておりました。言っておきますが、彼は英語は喋れませんし、たいして読めるわけではありません。ただ、好きなキャラクターがイギリス生まれだったり、アメリカ生まれだったりするわけです。

それにしても、なぜにこんなに風変わりなボーイになってしまったのか・・・と。これは一重に親のせいではないか・・・と思うわけですが、同じ世代の子たちとあきらかに好きなものが違う。彼は皆ととりあえず、適当に話は合わせているけど、実際はつまらないらしい。彼が好きな音楽、絵画、映画、など・・・まったく皆知らないらしくて、話にならないらしい。しかもスポーツは水泳をやっていて、サッカーとか野球ではないし。

得意は絵画と書道とスポーツで、勉強はぜんぜんだめみたいですが(笑)
絵画自体は賞状をもらえて、学校の職員室前の永久展示作品にもなったものもあるんです。彼は将来は何かを作る道にいきたいと今から夢を抱いております。

そして、できたらイギリスに行きたいらしい・・・そう立体アニメーションの国ですものね。まあ、これからどうなるのかわからないけど、応援していきたいなと思っています。

そうそう、昨日スマステーションを見ていたら『武道館』についての特集があって、そこで初めて知ったのが、『武道館』と『京都タワー』をデザインした人がどちらも山田守氏という建築家であったということです。あのロックの聖地の武道館と私の好きな京都タワーが同じ人によるものってわかって、妙にうれしかったり・・・

こんなにもロックが好きなのに、実はまだ武道館で生のライブを見たことがありません。とっても悲しいことであります。それでもって、弟子Aの方には「いつか武道館でライブやってね。そしたら見に行くし・・・」と言っております(笑)






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サイダーハウス・ルール

2006年02月25日 | 音楽・映画・本
アメリカの作家ジョン・アーヴィングの作品をベースに作られた映画であるこの『サイダーハウス・ルール』・・・とても良い映画だった。ジョン・アーヴィングの作品で映画化されたのでは『ガープの世界』と『ホテル・ニューハンプシャー』を今までに見たことがある。随分前に見たので記憶はいい加減なんだけど、赤ちゃんがキーワードとなっていたというか「生まれる」というのが彼のテーマだったような気がする。

それは望まれない「生まれる」というところに焦点が当っていたように思える。

この『サイダーハウス・ルール』はある産婦人科医が事情があって産めないという人の子を中絶させたり、もう堕胎ができない子は出産後その家で育て、養子縁組が成立すればよそに行かせるというものだ。そこで生まれた主人公のホーマーをスパイダーマンでお馴染みのトビー・マグワイアが演じている。

同じ生まれるのにどうして人は違いができてしまうのだろう?

望まれて、皆の笑顔で迎えられる赤ちゃん。
どこかでひっそりと産み落とされて捨てられてしまう赤ちゃん。
生まれた家でひどい虐待を受けてしまう赤ちゃん。

赤ちゃんには選べない・・・

作るつもりはなかったのに・・・という言葉は絶対に言ってはいけないと思う。

もし産む気や育てる気がないのなら生まれるかもしれない事はいっさいすべきでない。

もっと命に責任をもつべきだ。

自分が成長できてないのなら「できちゃった結婚」にならないようにしっかりすべきだ。


子どもたちが幸せに生きていける世の中でなければ、平和な世の中なんてくるわけがない。



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イナバウアー

2006年02月24日 | スポーツ/芸術/コラム
美しかったな~。トゥーランドットに合わせてのその華麗なる演技。まさに氷上の妖精。荒川静香さんに心から拍手を送りたい。それにしても、ロシアの応援の人たちがもっていたチェブラーシカのホワイトバージョンがかわいかった・・・

信念を持つ人は本当に美しい
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そういえば

2006年02月23日 | 音楽・映画・本
今日はインディーズではChairの『リスタート』とFlangeの『YUKAGHIR』がかかりました。このi-podはどうやら『リスタート』が好きなようで、かなり自主的に頻繁に(笑)かかっていてベスト25というのにいつも入っています。

あとイエローモンキーの『楽園』がかかったのですが、これ聞いていて、ふとThe Whoの『ピンボールの魔術師』を思い出してしまいました。

最近またDVDで発売されましたが、イギリスの大御所バンドThe Whoの映画『Tommy』の中に出て来る曲で、これをあのエルトン・ジョンがものすご~くかかとの高い・・・ってまあ竹馬にのって歩いているみたいな感じの靴をはいてピアノ弾きながら歌っていたと遠い昔TVでやっていたのを見てうっすら記憶しております。

でもこの曲すごくいいんですよ。なんか妙に楽しいというか・・・

この映画はThe Whoのボーカルのロジャー・ダルトリーが扮するトミーがいわゆるヘレン・ケラーのように三重苦をもっていて、その両親が彼にいろいろ刺激を与えるというような話だったような気がします。何分、昔なので記憶はあやふやですが、結構シュールでちょっと恐かったような・・・

でもですね(変な日本語)私は実はthe Whoのファンでありまして、その遺伝子を受け継いだアーティストに弱いです。最近ではマンドゥ・ディアオとか・・・。

パンク系でもポール・ウエラー率いるThe Jamはこの系譜にありますよね。

それでもって、イギリス行くと日本では考えられないほどの超人気カリスマバンドなんですよ。しかもロジャーなんてあちらのいわゆる大河ドラマなんかにも出る俳優としても活躍しているし、かっこいいんですよ。年令を感じさせないパンクな大人・・・

ちょい悪おやじなんていわせない、本物のダンディマンなんです。

話がすご~く飛んでしまいましたが、また皆さんも是非、the Whoを聞いてみて下さい。

誰だ!誰だ!誰だ!ガッチャマ~ン・・・・ではなくてその名は『誰』ことザ・フーです。
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LOOK WHAT YOU'VE DONE

2006年02月23日 | 洋楽
3日連続でもうあきたという方もいるでしょうが、またnanoのお話。今日は久々にJETの『LOOK WHAT YOU'VE DONE』がかかりました。初心に戻るというか、このブログを最初に書いた日に話題にしたのがこのJET。私が好きなバンドとしては珍しくオーストラリア出身のバンドです。そうi-podのCMソングにも彼らの曲が使われていましたね。

今日流れて、そういえば最近聞いてなかったな~と。

この曲はせつないメロディで大好きなんですが、歌詞は友達なのか誰かに裏切られたそういう曲なんです。私自身もいろいろ裏切られた事があるし、一方で知らないうちに裏切ってしまっていることもあるでしょう。

裏切って、裏切られて、それで終わってしまうなら何も問題はないのですが、それからも続くような関係、あるいは修復したい関係の場合、本当に苦しくてつらいものですよね。

まあ、この曲については歌詞の内容を本当のところあまり気にせずに、そのメロディや歌い方に浸っている私なんですけどね(笑)

それにしても、なんかまたJETと初めて出会った時の自分やその頃の穏やかな日々に戻りたい気がしました。
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今日もNANOのすばらしい選曲

2006年02月22日 | 音楽・映画・本
今日はちょっと多くて43曲も行き帰りで聞いてしまったので、すべてを書くのは大変なのでやめますが、1曲目はグレイプバインの『公園まで』でなぜか2曲目は昨日もかかったELLEGARDENの『MARRY ME』となんかほのぼのムードから始まりました。洋邦入り交じりですが、今日インディーズバンドのもかかりました。朝に合わせてかFLANGEの『Good Morning RONIN』ジョニーエースの『ANNY』帰りにはやはりジョニーエースの『early days』とVelvet Mellowの『クラブ・モラトリアム』がかかりました。イエローモンキーとJET KELLYとグリーンデイとグッドシャーロットが最近のこのi-podさんのブームなのかかなりかかりましたね。たくさんのバンドの曲入れているのにね~。最後はThe pillowsの『空中レジスター』で終わりました。

でもなんで2日連続で『MARRY ME』がかかったんでしょうね(笑)・・・きっとある人が「最近周囲で結婚する人が多くて・・・」ってな事を語っていたのを小耳にはさんでいたのでしょう。このNANO君は(笑)

むか~し大学で『パメラ』というイギリスの文学作品を読んだことがあります。これによれば、男性たるものは結婚するまで相手を愛し続け、その愛の頂点に向い、結婚したとたんそれは下り坂になるとの事。ということは女性が結婚後愛され続けるためには結婚までどれだけ愛のボルテージをあげるかが重要になるということではないか!とその時は思ったものです。でも、だんだんばからしくなり、だいたい結婚後に奥さんを大事にしないやつで家政婦のように扱うやつは問題外であって、そんなやつとは結婚しないように見極める目を養うことが大事だと悟ったのであります。

でもね。そもそも愛するってどう言う事?

私が自分なりに考えて結論を出したところでは、自分の命をかけて相手を守れるかということかな・・・

あなたは今大好きな人を自分の命にかえても守ることできますか?

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NANOの選曲

2006年02月21日 | 音楽・映画・本
NEW YORK CITY LOSER(イエローモンキー)/MARRY ME(ELLEGARDEN)/スーパーノヴァ・パナソニック(JET KELLY)/FRAGILE SILENCER(ストレイテナー)/まめ電球(レミオロメン)/ONCE UPON A TIME・・・(GOOD CHARLOTTE)/ホワイト(JET KELLY)/GOOD RIDDANCE(TIME OF・・・)(GREENDAY)/ARE WE THE WAITING(GREENDAY)/YOU'RE BEAUTIFUL(ジェームズ・ブラント)/RED HOT(ELLEGARDEN)/Heaven's Place(ジャンヌダルク)/Have No Fear(Haven)/force of nature(オアシス)/Start A Fire(Haven)/WE BELIEVE(GOOD CHARLOTTE)/楽園(イエローモンキー)/Soundtrack 42 Lovers(MANSUN)/THE MEANING OF SOUL(オアシス)/月影(sweep)/マーブル色の日(矢井田瞳)/THE FEAR(TRAVIS)

以上が今朝出勤時から帰宅時までに聞いたi-pod Nanoが勝手にセレクトした曲順である。600曲あまり入れている中からの選曲だ。結構同じミュージシャンが出てきたりするわけだけど、それはなぜなんだろう?それにしても毎回すばらしい絶妙な組み合わせの選曲をしてくれる。ある時は私の心とぴったりとあった曲を、ある時はふと心に浮かんだアーティストの曲を、セレクトして耳に届けてくれる。

まるで生きているようなNANO。今日の選曲はどういうところがポイントなんでしょうか(笑)
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さよならVOXHALLMAN!

2006年02月21日 | インディーズ
おそらく、というか絶対にここを見て無いVOXHALLの今の店長さんが3月いっぱいで終わり、4月から新店長さんになるということを聞き、ちょっとショックでした。私がインディーズバンドのライブを初めて見たのが京都VOXHALLであり、その時からずっとその店長さんがいて、チケットを渡してくれて、彼の顔を見るとVOXHALLに来たという感じがあったからです。あまりお話はしてないけど、雰囲気があったかい感じで彼を見ているだけでほっとできました。

元MILKRUNそしてAUDIO RULEZのドラムの荒川さんからは高校の同級生だったと聞いていましたが、そういう話をすることもありませんでした。ということは「地域・紫野」の仲間ではございませんか。くるりの岸田君、ブリリアントグリーンのお二人、そして荒川さんに店長さん・・・

まあ、皆さんは今は紫野にはいらっしゃいませんが。

紫野は私のティーンエイジャーのしかもロウの頃の出没地域であります。英語でパープルフィールドって別に英訳してくれなんて誰も言ってませんが、パープル好きな私には好きな名前でありました。

それにしても寂しいですね。これからどうされるのでしょう?新たな音楽展開?

今まで心に残るアーティストさん達を数多く呼んでくださってありがとうございます。ここで私は多くの素敵なインディーズのアーティストさん達と出会いました。ほんとすばらしい出会いをすることができました。ひとつの時代が終わるようで寂しいけど、いつか店長さんが育てたアーティストさん達が日本をかけめぐる音楽を鳴り轟かせると信じてます。

まだ1ヶ月はあるけど、御苦労様でした。

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