秋元康氏は言った。
ミュージシャンの人がこのベースの音を聴いてくださいと
言ってきたら、僕はちっぽけなカセットデッキで聴かせてという。
僕にとってのメジャーっていうのは港町の音の割れた町内の
スピーカーから流れてきても皆を楽しませることのできる音楽。
だから、ベストテンの時に新幹線からの歌の中継もした。
それに対してアジカンのゴッチは言った。
僕は新幹線で歌うのはいやだな。
そして音楽番組に出ないのはそこでの音響システムに
問題があるから。専門のPAさんとかいないもの。
秋元氏は日本のメジャーな音楽界に生きて
美空ひばりさんの名曲の歌詞などを書く作詞家でもある。
でも、どこか経済人としての顔が見え隠れするし
プロデューサーであることがよくわかる。
ゴッチはやはりアーティストでミュージシャンである。
でも、最近は自分でthe future timesを発行する
エディターであり、ジャーナリスティックな面も
出してきている。
本でたとえるなら
秋元氏はフィクションで
後藤氏はノンフィクションだ。
作りに作り上げたもので夢を見せるのが前者で
現実にあるものを真摯に伝える事で生きて行く力を
くれたり、希望を与えてくれたりするのが後者である。
どちらがいいとか素晴しいとかは
言えない。
ただ、私はやっぱり割れた音で音楽を聴きたくないし
新幹線の発車の音に紛れた歌を聴きたくない。
まっすぐにその歌の言葉までギターの音まで
ドラムのビートまでベースの低音まで
届く場所で聴きたいし、できるだけ
最高に近い音を聴きたいと思っている。
別に楽しければいいってもんじゃない。
悲しい音楽でも怒りの音楽でも構わない。
もちろん楽しいのもいいよ。
でも一番望むのは
それこそ割れたスピーカーからも
カセットデッキからも
そのアーティストの思いと言葉と
メロディが確かに伝わる音楽というものを
私の愛するミュージシャンたちには
いつも作って欲しいってこと。
レコーディングで音や歌を上手にコーティングすることなく
そのまま、あるいはそれ以上を生で聴かせることのできる
音楽をずっと聴いていたい。
多少音がはずれることもあっても
感動をくれたのならそれでいいから。
bye bye circusの真田暎人氏が目指す音楽も
きっとそうなんだと思う。
I LOVE YOUが
しっかり最後の最後まで
遠くの遠くまで
しっかり先の先っぽまで
そのまま伝わらないのが嫌だという
その思いをこれからも
絶対に貫いてほしいと思う。
私はそんな彼だからこそ
そうだと思っていたからこそ
8年近くも彼の音楽を聴いてきているんだ。
そして、これからも聴いて行く所存です。
ミュージシャンの人がこのベースの音を聴いてくださいと
言ってきたら、僕はちっぽけなカセットデッキで聴かせてという。
僕にとってのメジャーっていうのは港町の音の割れた町内の
スピーカーから流れてきても皆を楽しませることのできる音楽。
だから、ベストテンの時に新幹線からの歌の中継もした。
それに対してアジカンのゴッチは言った。
僕は新幹線で歌うのはいやだな。
そして音楽番組に出ないのはそこでの音響システムに
問題があるから。専門のPAさんとかいないもの。
秋元氏は日本のメジャーな音楽界に生きて
美空ひばりさんの名曲の歌詞などを書く作詞家でもある。
でも、どこか経済人としての顔が見え隠れするし
プロデューサーであることがよくわかる。
ゴッチはやはりアーティストでミュージシャンである。
でも、最近は自分でthe future timesを発行する
エディターであり、ジャーナリスティックな面も
出してきている。
本でたとえるなら
秋元氏はフィクションで
後藤氏はノンフィクションだ。
作りに作り上げたもので夢を見せるのが前者で
現実にあるものを真摯に伝える事で生きて行く力を
くれたり、希望を与えてくれたりするのが後者である。
どちらがいいとか素晴しいとかは
言えない。
ただ、私はやっぱり割れた音で音楽を聴きたくないし
新幹線の発車の音に紛れた歌を聴きたくない。
まっすぐにその歌の言葉までギターの音まで
ドラムのビートまでベースの低音まで
届く場所で聴きたいし、できるだけ
最高に近い音を聴きたいと思っている。
別に楽しければいいってもんじゃない。
悲しい音楽でも怒りの音楽でも構わない。
もちろん楽しいのもいいよ。
でも一番望むのは
それこそ割れたスピーカーからも
カセットデッキからも
そのアーティストの思いと言葉と
メロディが確かに伝わる音楽というものを
私の愛するミュージシャンたちには
いつも作って欲しいってこと。
レコーディングで音や歌を上手にコーティングすることなく
そのまま、あるいはそれ以上を生で聴かせることのできる
音楽をずっと聴いていたい。
多少音がはずれることもあっても
感動をくれたのならそれでいいから。
bye bye circusの真田暎人氏が目指す音楽も
きっとそうなんだと思う。
I LOVE YOUが
しっかり最後の最後まで
遠くの遠くまで
しっかり先の先っぽまで
そのまま伝わらないのが嫌だという
その思いをこれからも
絶対に貫いてほしいと思う。
私はそんな彼だからこそ
そうだと思っていたからこそ
8年近くも彼の音楽を聴いてきているんだ。
そして、これからも聴いて行く所存です。