HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

THE END OF 2006

2006年12月31日 | Weblog
このブログをよく読んで下さっている皆様、通りすがりにちらっとご覧になった皆様。一度でも読んで下さった方に改めてお礼を申し上げます。

読んでくださって本当にありがとうございます。


来年もできる範囲で書いていきたいと思っていますので、また良ければ遊びに来て下さい。

2007年も皆様にとって、心も身体も元気で充実した一年となりますように・・・

ではよいお年をお迎えください☆
コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

夢がまことになるまで夢みよう

2006年12月31日 | インディーズ
ミュージシャンになる決意をもって前に進んでいるあなたへ

「褒められる」のと「批判される」のとどちらが伸びるのか・・・と迷うなら、「褒められる」方だと思えばいいと私は思います。

自分はボロクソに言われて伸びるんです・・・なんて言っていても人間というのはやっぱり「褒めてほしい」生き物だと私は思うのです。

ただ、なんでもかんでも「褒める」のはよくないし、私は心にもないことで「褒める」ことは絶対にしたくないと思ってます。


それは昔から変わっていません。

当時子どもたちに勉強を教えるというチャンスをいただいた時に、たとえば英語の成績がちょっと芳しくない子がいました。でも、誰にでもどこかにその人のいいところがあるんです。それを周囲の人間が見つけてあげなければいけません。案外本人も気がつかないことが多いからです。

私はその子がゆっくりだけれど、丁寧に英語のつづりを書くことに気づきました。だから「字がきれいね。単語をこういう風に丁寧に書いていくと絶対に言葉は自分の中に残っていくからね」とその子に言いました。その子は素直な子だったので、「そうか」と思ったようでそれから一生懸命に単語を書いて覚えました。やがて、その子は5段階評価において、2段階も成績が上がったのです。

なぜなら、その子は自分を信じられたからです。


ある小学3年生の子は国語が苦手なのか、塾において先生が四人も変わりました。それでその四人目が私でした。他の先生からの話では彼は何も話さないし、字も書こうとしないとのことでした。実際最初はそうでした。でも、私は「絶対にこの子にもいいところはある」って思いました。そこで実際はまだ授業は始まってないのですが、いつもお母さんに連れられて早く来る15分前から(私の時給は発生しませんが)授業を始めて、そのフリーな15分だけ塾の方針を無視して私の授業をしました。それは5分ほどのお話を持ってきた日本昔話の本の中から彼に選ばせて、私が読んであげるということと、その後、彼に彼自身が考えた物語を作らせるというものでした。最初は「何が好き?」とか聞いたりして、すこしづつ彼の好きなものを聞き出しました。それはそれは時間がかかりました。お話のタイトルを考えるだけで時間がかかりました。でも、それがだんだんスピードを増し、彼はどんどん話をノートに書くようになり、しかも嫌いだった漢字も自分から「この漢字これでいい?」って聞きながら、知っている字は進んで書くようになりました。やがて、物語は完成しました。はっきりいって作文としては直さないといけないところがほとんどです。でも、彼が何を言いたいのかはそれを読めばわかるんです。だから「この文章はへんだ」とか注意はいっさいせずに「よく書けたね。こんなにいっぱい話が書けるってすごいよ。お母さんに見せないとね」といって、それから私はパソコンでそのままを打ち込み、挿し絵は私が描きましたが、絵もつけて製本して(簡単なものですが)この世に1冊だけの彼の作品をプレゼントしました。もちろん、塾とはなんの関係もありません。でも、彼もお母さんもすごく喜んでくれました。私はそれで幸せでした。無表情だった彼が「書く喜び」「感情を表す喜び」を感じてくれたからです。


結局、それぞれの人はそれぞれにすごいところがあって、そこは「褒めて」あげないといけないと私は思うのです。どうでもいいことを「褒める」のではなく、その人だけの大事なところを・・・


だから、これから先も私は「皆に適当に同じように褒めてるんじゃないの」って誰かに陰口たたかれようが、私は私が見つけたその人のすごいところを「褒めて」そして応援していきたいと思ってます。


私は私のままの思ったままの気持ちで

「素敵だな~」って感じたことを表したいと・・・


ついでながら、今日美容院でまだ一年目だという若い美容師さんに「来年の抱負はなんですか?」って聞かれて、つい「自分が毎年やろうやろうと思っている事を来年こそ形にしたいです」って言ったら、その内容を知られてしまったわけですが(ここでは秘密です・笑)その彼がこう言ってくれたんです。

「いつかどこかで○○さんの名前を見つけたら、絶対にお金を出して買いますからね。」って

まあ、お客さんに対しての回答としては優等生な返し方なのかもしれませんが、その言い方が社交辞令っぽくなくて、本当にそうしてくれそうな温かさがあって、それで「本当に頑張らねば」って思った私です(笑)

さあ、サイは投げられた・・・ってね(笑)


「夢がまことになるまで夢みよう」

これを来年のあなたに・・・
そして自分に捧げます☆
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

拝啓ELLEGARDEN様

2006年12月31日 | ELLEGARDEN
ELLEGARDENのファンになって数年経ちましたが、今年ほど強く心が繋がったように感じた年はありませんでした。私はサマーソニックのたった一回きりしかライブを見ていないというのに・・・

それはあなたたちの音の曲の歌の力なんですよね。

だんだんと音楽力というのでしょうか、あなたたちの音楽へのパワーは強くなって、聴く方の心はまるで強力な磁力に身動きがつかない・・・そんな感じです。

素敵なアルバムを届けてくださったこと本当にありがとうございます。

このアルバムがこれから先もそのパワーを失うことなく、私の人生の後押しをしてくれるのは確かです。

来年どこかのライブ会場で御会いできたらうれしいです。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

拝啓TOKYO DROP様

2006年12月31日 | TOKYO DROP
2006年がエンディングを迎えようとしています。
今年はJET KELLYがパワーアップしてTOKYO DROPになった年でしたね。
私は5月に見たTOKYO DROPになる前のギタリストの石川さんを迎えたJET KELLYのライブと7月の真田さんのソロライブだけでしか御会いできませんでしたが、今もそのライブは鮮明に強く心に残っています。昔、やっとの思いで見た外国からのバンドのライブと同じように、回数こそ少ないけれどもそのインパクトは強く、きっと生涯忘れることはないでしょう。

この一年はちっぽけなファンである私ですら、JET KELLYはどこへ行くんだろう?って不安がよぎったぐらいですから、御本人たちはさぞ私たちには想像できないほどの葛藤があったことでしょう。

でも、ようやくTOKYO DROPとして東京に本拠地を移動して活動を始められて、何かが始まったんだと少なくとも私の心には明るい光が見えてきました。


ところが年末のこの月に入って、メンバーに大変なことが起きてしまいました。心と身体に傷を負ってしまったメンバーに結局何もできない一人の人間がここにいて、ただ祈ることしかできませんでした。

おそらくこの1ヶ月は一年より長く感じられたかもしれません。深い深い時間の井戸に沈みそうになられたかもしれません。

でも、皆さんはそれぞれにそれぞれの状況から見事立ち上がってこられました。


特に石川さん。おそらくリハビリをされる時のあなたはすごい心のエネルギーを使われたことでしょう。お正月を仮退院であったとしても家で過ごされることができるほどになられて、本当に涙が出るほどうれしいです。ただ、祈るしかなかった私ですが・・・うれしいです。


操さんも長尾さんも入院こそされていませんが、やはり痛みはそう簡単にはとれないのかもしれませんし、心の痛みはそう簡単に無くなるわけありませんよね。でも、きっと明日を未来を描いて光の方へ歩き出していらしゃるのでしょうね。だから、早くお会いしたいです。笑顔を実際に見たいです。


そして真田さん。すべてがあなたの肩にのしかかってきたように感じられたかもしれません。でも結局真田さんは真田さんで、TOKYO DROPの中でも外でもあなたです。だから自然体な真田さんがそこで歌うことは何も改めてTOKYO DROPを背負わなくても自然にTOKYO DROPの真田さんと解け合うんだ・・・って最近思います。

最近、真田さんの書かれた日記に

「自分がたとえ嫌われようとも相手のための何かを残す」っていうような文章がありました。

この言葉はすごく私に力をくれました。

私はもしかして嫌われてしまっても、ある夢に向って頑張っている人のために自分ができることで何かを残すことができるだろうか・・・ってずっと自問自答してきました。

でも、この言葉を読んで、「それでいいんだ」って思えました。

嫌われても、その人のことを本当に思っていれば、陰ながら役にたてることは幸せなことなのかもしれませんね。たとえ報われなくても・・・


私の2007年の抱負は

「できるだけ心を開こう」です。


今年手元に置くことができた音源「君のとなり」

来年もそしてこれから先もずっと、私は「TOKYO DROPの音楽のとなり」にいたいと願っています。


きっときっとこれからは光がTOKYO DROPを呼んでくれますよ。そして、たとえ時々曇りになったとしても、メンバーの心がこんなにも強く結びあった今、そんなもの怖くはありません。


2007年はTOKYO DROPの幕開けです。



コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SとN

2006年12月30日 | 邦楽
方位磁石についてではありませんよ。

初めて聴いたわけではないけれど、今年ものすごく好きになってしまったバンドの頭文字にはSがつくことに気がつきました。

STRAIGHTENER
SNOW PATROL
SOUTH BLOW

なんていうんでしょう。ストレイテナーの躍進ぶりは目を見張るものがありました。ライブDVDもかなり買いましたね。また、見るといいんですよ。

スノウパトロールはほんと聴いていて気持ちがいいんですよ。特に今日のような雪の日(皆さんのところはどうでしたか?)車のフロントガラスに向って雪が降ってくるような日でも、彼らの音楽は不安を安心に変えてくれて、心があったかくなるわけです。

そして、SOUTH BLOWは素直に心にすう~っと入ってくる感じですね。なんか優しい気持ちになれます・・・かといって、男らしさ満点なところやワイルドさも失っていないところが好きです。


Nといえば、

NORTHERN19
NEW RHODES

ものすごく好きになったわけではないけれど、結構好きかな~って思ったバンドがこの2つ。

実際ライブを見たNORTHERN19はすごく楽しく、元気系のバンドでしたね。なんかくよくよしてられないよ・・・って感じで。

NEW RHODESはイギリスのバンドで、なんか妙に気分をハイにしてくれるフレーズというかメロディを曲の一部に隠す技を持ち、最初は「ふう~ん」って聴いているのにあるところにきたらスイッチが入ったように心のボルテージがあげてくれる不思議なバンドです。


そうそう、ついでにちょっとだけ私のひねくれた音楽への感想を・・・


最近U2のような大御所がベスト盤を出したりしていて、妙に若者たちが「U2」が好き・・・ってにわかに言っているのを聴いて、本当?って思ったりすることがあります。誤解のないようにお願いしますが、私はU2のファンです・・・というかファンでしたといった方がいいのかもしれません。私は彼らのアナログ盤を持っているから、かなり古くから彼らを聴いているわけです。

でも、いまさらU2に戻らなくても、若手でいいバンドがまた出てきているのになんでそっちよりU2の方が人気があるのかが不思議なんです。

マイケミカルロマンスもアークティックモンキーズもそんなに彼らに劣るとは思えないのになぜにそういう大御所バンドにいくのかな~って。


自分がおかしいのかもしれないけど、自分も随分歳とっているくせにU2がすごく古いことをしているバンドに感じるんです。それよりマイケミとかアークテッィクモンキーズとか聴いている方がドキドキして新鮮なんですよね。

なんかミューズにしてもそう年月が経ってないのに、私を超えて先に歳とっちゃったような感覚を感じるのは何が原因なんでしょう。もちろん好きなのは好きなのですが、若さを感じられないんですね。

たとえば、日本でアジカンとかレミオロメンとかバンプとかは以前すごく好きだったのに今はそれほどではないんです。アルバムはもちろん初期のは今でも大好きなんですが、最近の彼らの音楽を聴くとやっぱり若いのに私を超えちゃってオールドの香りが漂うんです。


なのに、なのに・・・どうしてなんでしょう?いまだにグレイプバインは若さを感じるし、いつも新鮮だし、ストレイテナーもエルレガーデンもTOKYO DROP(JET KELLY)もどんどん好きになっていきます。あるいはthe pillowsなんてかなりの歳なのに若さがいっぱい。

何が違うんでしょう?


これはあくまで私の独断と偏見以外のなにものでもありませんが、たとえば今20代でEXILEとか平井堅とかを聴いている女性はおそらく30代に入ってからは決してエルレガーデンとかマイケミとか聴くことはないでしょう。そして、そのままペ・ヨンジュンとかそのあたりのドラマ等のサウンドトラックぐらいを聴くことになるんでしょうね。別にそれが悪いってことはないのですよ。あくまで音楽は聴く人の自由であるんですから。

たとえば、浜崎あゆみとか大塚愛とか聴いている人たちは将来どんな音楽を聴くんでしょう。それはちょっと興味のあることでもあります。


ひとそれぞれ音楽の自分史というのは違うわけで、最近ちょっとそういうのに興味があります。子どもの頃ある音楽を聴いていた人が大人に近づくにつれ、あるいは大人になってから聴く音楽がどういう具合に変わっていくのか・・・

あるいはそれぞれの人の「これだけは絶対」の音楽は何か?


ちなみに私にとってThe Clashは人生において必須だったバンドです。彼らの言葉(残念ながら日本人ではなくイギリス人だったために日本語訳と英語を照らし合わせてでしか理解できませんでしたが)が多感な時期の自分を暗闇から救い出してくれました。


なんかいろいろ書きましたが、もう一度言いますが、U2は好きでしたよ。彼らがグレートなバンドであることも承知しています。温故知新という言葉もありますし・・・

でも、もしU2を聴くのが一種のファッションなら・・・それは残念ですね。そして、もっともっと自分の耳で本当に好きな自分にぴったりな音楽を若者も年配者も見つけだしてほしいな・・・って思いました。

それだけです・・・






コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

RとM

2006年12月28日 | 洋楽
今年になって初めて出会ったバンドですごく新鮮に感じて、そして凄いエネルギーを初めて聴いた瞬間から感じたバンドは

My Chemical Romance
MAE
RADWIMPS
RIDDLE
          
これらのバンドの頭文字を見るとMとR・・・おもしろい偶然だな~って。

これらのバンドは今年になるまで、まったく聴いたことがありませんでした。ところが、今ではすごく好きになって、特にマイケミはもう私の中の人生の音楽チャートトップ10に入ってしまいましたから・・・

とにかく、この4つのバンドはそれぞれ独特の灰汁の強さみたいなものがあり、絶対に他に追従を許さない世界を持っています。そう、まねができません・・・


だからなんでしょうね。RADWIMPSの台頭ぶりは目にみはるものがあります。彼らのファンというわけではないけれど、弟子Aはラッドのボーカル野田君のインタビューを読んで、進学する大学の方向性をぐるりと変えてしまったぐらいで、それほど野田君には説得力があるというんでしょうか・・・


やっぱり同じ感じではだめなんですね。たとえばエルレっぽいとかグリーンディっぽいとか・・・そういうのはいらないわけで、洋邦問わず、初めて!の感覚をくれる音楽じゃないとつまんないんです。

インディーズのバンドでもいろいろあって、しかもたくさん存在するわけで、知らず知らずのうちに自分の中で、分類してしまっているんですね・・・「ここまで」とか「いけそうだ」とか


あくまでそれは独断と偏見のなにものでもないので、それが正しいわけではありませんので・・・


あえて、よく見に行く(といってもそう行けてないのですが)インディーズのバンドやアーティストの中で、今年に限って言うならば、目覚ましい成長ぶりだな~(ってえらそうに申し訳ないです・・・)って思ったのは

ソロアーティストの山口茂さん・・・日本のジェームス・ブラントと勝手に思っている私ですが、彼の作るメロディと意外な展開の言葉繋ぎはいつか大きな何かをもたらすのではないでしょうか?

やはりソロアーティストのvanillamanさん・・・絶対に彼にしか作れない音楽と世界がそこに存在し、そのライブパフォーマンスはかなりのインパクトがあります。

そして、紅一点のボーカリストのいるVelvet Mellow・・・あのグラマラス感とヘビー感。すごく新鮮です。メンバーの雰囲気も灰汁が強い(笑)っていうのでしょうか・・・一度見たら忘れられません。


あと気になるのはfoundout・・・一度しかライブを見たことがないのに今だに「よかった」と心にこだましているんです。実際CDを聴くとすごく気持ちがよく、その音楽が身体にすう~っと入ってくるバンド。来年こそはライブへ・・・と願っています。


この他にも以前はライブに行ったことがあるバンドでいろいろがんばっているバンドもいるのですが、新しい音源とかライブとかに触れて無いので今はどういう感じなのか・・・


そろそろ今年の終わりに近づく今・・・今年もいい音楽に出会えてよかったと思うわけです。
明日は仕事納め。やっと休みが・・・いやまだ家で掃除が・・・こうして結局いつも一年の終わりはバタバタして知らぬ間に次の年が明けるわけです。

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

最高という言葉

2006年12月28日 | Weblog
ついつい「最高」っていう言葉を安易に使ってしまうことってありますよね。それゆえ、実に軽い言葉になってしまって、なんだか自画自賛で自分に関する何かに「最高」って言う人がいると「それほどでもないんじゃないのかな」って思うのは私だけでしょうか?

ただ、ライブとかで「今日のライブ最高!」とお客さんが言ったり、ステージからミュージシャンとかがファンに向って「おまえら最高!」っていうのはぴったりくるな~って思うし、言い換えれば「最高」っていう言葉が居心地のいい場所は一度っきりしか出会えない場所なのかな・・・って。

ライブはその日その日で完結するものであって、そこにおいて「最高」は一つしかないわけで・・・

一方で、ものを作る立場の人が「今度の作品は最高のができた」って言うと、一回ぐらいなら「そうなんだ」と思うけれど、毎回「最高」って言われると「また・・・か」って正直、もう期待しなくなるんです。「最高」って聴くとそれぞれ人によっては感覚が違うから、とてつもない想像をめぐらし、「すごいもの」を頭に描くわけです。で、実際見たり、聴いたりしたら「え?」ってなったとたん、その「最高」はその作り手の感覚の「最高」であり、それがつまんないものだったら、「あ~この人の最高はこんな風なんだ」とそこで気持ちは離れていくわけです。


ところが、「今の俺ができる最高のものを作りました」としっかり自分を見据えている人の「最高」は説得力があり、そういう人の作品に限って、「なんだよ。最高っていうもんじゃないよ。超越してるよ」ってな具合のすごい感動をくれたりするんですよね。不思議です。それに本当に苦労して生み出した作品に対して「やり遂げました、最後まで」って言うミュージシャンにこそ「君は最高だ」ってこちらが言いたくなりますよね。もちろん、それは私自身の中での最高なんですが、それが何人も何十人も何百人もが同じように「君は最高だ」と感じるなら、それは本物のかなり高い「最高」なんじゃないかと。

きっと私も多くの音楽あるいは芝居あるいは絵画あるいは映画のファンも安っぽい「最高」はいらないんです。クオリティの高い、本物の「最高」を求めているんです。


一体私が何をいいたいのか・・・


「最高」は自分の作品に関しては自分で言っては危険だと・・・「最高」って思ってばかりいると次のステップにはいけないと。だって、そこが頂上ならもう降りていくしかないでしょ?

「まだまだここではない」って言う気持ちが次へのエネルギーの貯え口になって、いつもハングリーな気持ちでいるからこそ、「いい音楽を」「いい芝居を」「いい絵を」「いい映画を」っていう力を自分の中に起こしてくれるわけではないでしょうか?


「最高」っていう言葉は自分で発する言葉ではなく、自分以外の人から発せられる言葉にすべく、多くのクリエイティブな人たちがいつか多くの人たちから「最高」という言葉の花束をもらえることを願ってます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サンタクロース

2006年12月25日 | ELLEGARDEN
結局毎年聴いてしまうんだよね。ELLEGARDENの『サンタクロース』
きっとこれから先もずっとクリスマスには聴いていくんだろうな。

そんな歌を作った細美くんのクリスマスイブの日記にはなんか「いいな~国を超えた友情って」ってほのぼのさせられた。もちろん彼は対バンした日本のバンドに対しても愛情たっぷりに書いているけれど、アリスタに対する気持ち・・・なんかこっちももらい泣きしてしまいそうだった。

この世の中にはいろんな出会いがあって、それはちょっとしたほんの1ミリみたいなぐらい小さなことから始まることもあるんだよね。もしかしたら、それは自分の何気ない行動の怠慢さから見逃してしまって、気づかずに一生を終えることだってある。

でも、もし自分が気づいたなら、それをそのままにしていてはもったいないと思うんだ。

たった1ミリがもしかしたら、自分の未来をでっかく広げる奇跡を与えてくれるかもしれないんだもの。


人はどうしても年令とか国柄とかそういうものに壁を感じて、心を閉ざしてしまうことがある。それはもともとシャイな人もいるし、ちょっと偏見をもってしまう人など理由はさまざまだろう。

でも、今回のツアーの細美くんのように国や言葉や習慣を超えて「大事な人たち」と出会えることのすばらしさを改めて知ることで「人間はやっぱりすべてをとりのぞいて初めて人間となれるんだ」ってことを自分は感じた。

ちょっとわかりにくい表現になってしまっているけれど、人と人の深い繋がりは結局国なんて関係ないし、年令とかも関係ないし、習慣だって関係ないんだよね。要は人間性と価値観が同じであれば、人はまっすぐに繋がれるんだってこと。そして、お互いに同じ感動を分かち合えるってこと。


だから、私はこれから先も心を濁らせずに1ミリの出会いを大切に、そして一人の人間としてのその人の素晴らしさに気づく人間でありたいとクリスマスの夜、瞬く星に願った。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

4月になれば

2006年12月24日 | TOKYO DROP
まだ今年も終わってないのになぜに来年の4月を思うのか・・・

それは今年末と来年初頭までのTOKYO DROPのライブ(実際は真田さんの弾き語りに代わるのですが)が終わったら、彼らは3月まで活動を休止されるからです。

それはもちろん今も入院中の石川さんがしっかり治療されて、また他のメンバーの心身の痛みが和らぐ日を考えて、メンバーで結論を出されたのが3月までの活動休止だったんですね。

ちょっと寂しいけど、その充電期間にそれぞれがどんな風に大きくなってステージに戻ってきてくれるかなと思うとそれは未来の楽しみにもなります。

私は真田さんと石川さんのそれぞれのブログを読んだのですが、両サイドからの思いがわかって、それがまた心に熱く響きました。あ~このバンドは今本当に1つに解け合おうとしているんだって。それぞれが離れているけれど、今心は一つで、思いが一つで、お互いを本当に大事に思っているんだなって。

だから確信できるんです。石川さんを始め、メンバーが戻ってきてまた4人になった時、このTOKYO DROPはほんとに凄いバンドになるぞ!って。


今それぞれがエネルギーを貯えているから、どかんと来年はやってくれるぞ!って。


真田さん側から見た石川さんと石川さん側から見たメンバー3人の写真がそれぞれのブログに載っていて、それがすごく素敵でした。


きっと今は未来への何かとてつもなく素晴らしいものを隠しているそんな時期だと思うんです。


去年のクリスマスにはすごく素敵なプレゼントを下さった皆さんに今年は目に見えないけれど素晴らしい何かをサンタさんがプレゼントしてくださいますように・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アイタイ

2006年12月22日 | Weblog
「会いたい」をカタカナにすると「アイタイ」で、それを区切って読むと「ア・イタイ」でそれを漢字にしてみると「あ、痛い」となって、結果的に「会いたいってことは結局あ、痛いってことがになりかねない」と悟った私です。

「会いた~い、君に会いた~い」というフレーズを書いた今、きっと多くの人はキンキキッズの最近よく流れる曲を思い浮かべたでしょうね。でも、私がここに書いたフレーズはグランドカラーストーンの曲の中のフレーズです。この前エルレのラジオを聴いていたら、FM802の番組の合間に流れるいわゆるCMというのか、そこでこの曲が流れたんです。それはワンマンライブのお知らせでした。数秒だったけれど、「あっグラカラだ」ってそういうところから聞こえてきたことに妙に感動してしまったわけです。

そんな中で、今日は別に会いたかったわけではないけれど、たまたまある人たちを見かけてしまいました。もう久しく会ってない人たち・・・


会社帰りにクリスマスを目前にしていまだに大事な人たちへのクリスマスプレゼントを買っていなかった私はクリスマスネオンできらめく街中にくり出しておりました。

なかなかいいものが見つからず、早足で人込みを縫って歩いてました。


するとあちらから、ある人が。


「あっ彼だ」と瞬時に脳は認識。しかし「誰か」を認識するには数秒かかって、わかった時には通り過ぎて後ろへ消えていきました。私は顔を覚えるのは得意なんですが、名前とかどこの誰だったとかをとかく忘れてしまうんです。

ずいぶんと会ってない人だったけれど、元気そうでした。元気が何より。いろんな事があったとしても元気でいることがわかるのが一番です。


それにしてもすごい確率の一瞬だな~って笑っちゃいました。


さらにまたまたずいぶんと会ってない人をデパートのエスカレーターのちょっと上の方に発見。「おお~見つかりたくない」って感じで、顔を下向きに・・・まあ、たぶん私って気づかないとは思いましたが、もしわかったらいろいろ質問攻めに合い、さらに説教までされそうだったので、とにかく逃げ去りました(笑)

その人はかつての職場の上司であります。まあ、いろいろお世話にはなっているのですが・・・熱い人すぎて・・・ちょっと仕事帰りには濃いというかなんというか。


まあ、そんな感じで今日は驚くべき確率で出会うまではすっかりと忘れていた人と出会って、なんとも「あ・いた」(あっ、居た・・・もしくは、あっ、痛っ)いのような感覚でありました。


クリスマス、皆さんはどんなプレゼントをあげるのでしょうか?それとももらうのでしょうか?


おまけの戯言☆

ジュエリー売り場にはなぜか男性一人客が多かったです。皆ドキドキしながら彼女のために買っているんでしょうね。あとはカップルが少々。

私個人としては結婚していない間はあまり身につけるものは欲しくない方。だって、別れた時にはそれはすごい重みをもって襲ってくるからです。別れることをまあ考えなければいいわけですけどね(笑)

私が欲しいのは・・・・・やっぱりCDかな(笑)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする