HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

six day wonder

2006年12月18日 | ストレイテナー
風邪をひいてしまって、寝込みたかった・・・しかしながら先週は半期に一度の仕事で大変な時期に突入したもので、そう簡単に休めることができずに、ふら~っと宙を歩く感覚で出勤しておりました。ゆえに帰ったら、「もうダメだ~」って感じでパソコンに向う力もありませんでした。土日でようやくましになってきて、そして今日はお休みをいただき身体を休めております。

今日休むのはすでに決まっていたので、昨日の深夜(正確には今日の午前1時)にFM802の「ビンタンガーデン」という番組を聴けました。昔からこの番組はあるのですが、どんなのだったか・・・記憶にないのですよね。今回聴いたのはエルレガーデンの細美くんとストレイテナーの堀江くんが対バン講座と称して2人DJでスペシャル番組をやったからです。

まず、彼らは話し方が上手だと改めて思いましたね。2人の息もピッタリで一人が何かについて語り、それで足りない部分をうまくもう片方が説明するという漏れのないトークというのでしょうか、へたなDJよりずっとなめらかでした。

対バン講座ということでエルレガーデンが対バンしたバンドでマキシマム・ザ・ホルモンのなおちゃんやアリスタのスコットやポリシックスの林くんが登場しました。スコットは実際に登場し、他の人たちはコメントでの登場でしたが。それにしてもスコットは日本語が上手い。「先輩」なんて言葉も使う。日本語の上手いスコットと英語の上手い細美くん・・・仲良くなるはずですよね。2人とも語学センスがほんとあるんですね。うらやましい・・・

アリスタの曲はスピッツの「チェリー」のカバーがかかったんですが、日本語で歌っているんです。でもこのアレンジがすごくよくて、「チェリー」がアメリカンメロディックポップパンクになってしまって、別版「チェリー」が聴けてほんとによかったです。

マキシマムのなおちゃんのトークは結構好きで、彼女のVJ番組はスペースシャワーTVでだいたい見ているのですが、彼女は頭の回転の早い人だな~って思います。

ポリシックスの林くんのトークは一生懸命でありつつ不思議系も混じって、それが彼らしくておもしろかったのですが、よく考えてみたら彼の番組もスペースシャワーで見ている私です(笑)

ホリエくんは林くんは話すのが得意じゃないのに話しているから話がからみづらいといいつつ、林くんのことをかわいく思っているんだな~って感じましたね。


細美くんとホリエくんは私にとってはすごく好きな2人。ゆえに彼らがずっとこうして番組を持ってくれたらな~って思います。FM802で作ってくれないかな~。

そうそう対バンということで今の彼らは好きなバンドと対バンやれたりするけれど、昔は組み合わせがめちゃくちゃなライブハウスが決めた人たちと対バンしてたな~って話に。

そんなエルレガーデンも最初に渋谷の屋根裏でやった時はお客さんが3人ぐらいだったんですって。

ホリエくんが最近対バンしたバンドで印象に残っているのはTHE BIRTHDAYで、その日はThe pillowsとThe Birthdayとストレイテナーが一緒の楽屋だったとのこと。それってすごく濃い感じですよね。渋いというのか・・・。チバさんはテレビとかで見るままの感じだけど、気さくに話してくれる方らしいです。ホリエくんがよくカツ丼を食べに行く店にチバさんも行くようで、チバさんはあんかけそばを食べると聞いて、ホリエくんが食べたら、彼の口には合わなかったみたい。


そんなホリエくんは今度のエルレガーデンのアルバムを絶賛していて、「高架線」で泣けたらしい。でも、ホリエくんは細美くんの産みの苦しみの真っただ中を知っていて、いっしょに飲みに連れ出したりしつつ、見守っていたんだな~って感じました。そんなアルバムを聴いて「俺も負けられない」って事で今度のアルバム作りにかなりの気合が入っている模様。

そんな中、先行シングルになる「Six day wonder」がかかった。かなりいい曲。心にぴったりとはまってしまって、どうしようっていうぐらい。細美くんも「すごくいい」って言っていました。

ギターはアコギでメインはピアノの曲。そう、ホリエくんはもともとピアノから音楽を始めた人だから、ピアノの腕はすごいわけです。ストレイテナーのシングルでメインにピアノの曲って今まであったかな~。ピアノとベースとドラム・・・まるでキーンのよう?

あ~絶対に買おうって思いました。1月に出るんだけど。

そうそう、ホリエくんって物まね好きなんですね。いろいろやってくれましたよ。真紀子さんとか(たぶん田中真紀子さん)なにやらわけわからない人とか(笑)

今度ストレイテナーがカサビアンのオープニングアクトをやるのが決定したと言ってましたが、エルレガーデンの細美くんは希望的にはグリーンデイのオープニングアクトをやりたいとのこと。実は過去にオファーがあったんだけど、なにかの事情で断ってしまったから、もう無いだろうな~って残念がってました。私は思うんだけど、ビリー・ジョーはそんなちっちゃい心の人じゃないから、また喜んでやってくれるんじゃないかな。そういえばマイケミカルロマンスをオープニングアクトに選んだのもグリーンデイだったな~。細美くんはビリーと話してみたいんだって。

そこでホリエくんが「ウイザーはどうなの?」と・・・

すると細美くんは「ウイザーはすごく好きだけど、個人的には友達になれそうにない雰囲気あるよね」って・・・それでお二人は同意されたよう(笑)


とにかく、一時間足らずだったけど、かなり充実した内容の番組でした。残念ながら録音はしてないので、だいたい覚えている事しか書いてませんが、雰囲気が少しは伝わりましたか?


来年はストレイテナーのライブが見たい・・・と思う私でした。
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助手ハートネット

2006年10月14日 | ストレイテナー
このタイトルはストレイテナーの堀江くんのある日の日記のタイトル。だいたいこういうタイトルがついているのに日記の内容とはほとんど関係ない。しかし、タイトルだけでちょっと受けてしまう(笑)彼はかなり映画好きな人なんだろうな・・・だいたい映画関係のタイトルをつけているもの。

これはご存知、今テレビCMで何度も流れている『ブラックダリア』に出ているジョシュ・ハートネットをパロデっているわけだ。なんかCMだけでも恐そうな映画だけど、そこだけ強調している気がしないでもない。見に行くことはないと思うけど、いつか見たい気はする。

そもそもダリアって花自体、なんかケバケバしていて妖艶で退廃的なイメージがあって、子どもの頃は好きにはなれなかったけど、最近ちゃんと見たことがないので、花屋さんにでも行ってその印象が果たして変わってないのかどうかダリアを見てこようかなと思ったり・・・


話は横にそれたけれど、その日記にエルレガーデンの細美くんのことが少し書かれていた。堀江くんも新曲を作っていて、細美くんはやっとアルバムを完成させたところだったみたいで、いっしょに飲んだという話。


そういうのを読むとなんかうれしい。自分の好きなバンド同士あるいはアーティスト同士がそれぞれの日記に登場すると、それぞれの面から情景が浮かぶし、なにより仲良し(笑)なのがいい。アジカンのゴッチの日記にもこの2人はよく登場するし、もちろん細美くんのにも登場する。彼らがお互いの悩みを語って、それぞれから元気をもらって、それがまたファンに素敵な曲となってプレゼントされる。


こういう仲間ってほんとうにいいよね。インディーズ時代からささえあってきた仲間・・・私の応援しているインディーズのバンドやアーティストも仲がいいんだけど、いつかこんな感じになってでっかくお互いをささえあって上を目指して欲しいなって思う。
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REMINDER

2006年04月01日 | ストレイテナー
バンプオブチキンの「天体観測」のPVのようにこのPVはストレイテナーの2人の小学生の時の音楽との出会いとその後どうして2人が出会ったか・・・みたいなショートストーリーが描かれている。なんか微笑ましくていい感じのPVだ。

最近何度も何度もストレイテナーの曲をヘビーローテーションしているんだけど、「あ~このギターフレーズを弾けることができたら、この音を出せることができたらきっと幸せだろうな~」ってほんとに思う。最近、忙しくてぜんぜんギターを触ってないし、ほとんど貸し出し状態ですでに私のものではない感じ。

とにかく、生活に追われすぎて、自分に余裕がない。いっぱいやらないと行けない事があるのに進まない。このまま年をとっていくの?って自問自答。

嫌だ嫌だ絶対に嫌だ!

落ち着け落ち着け・・・何から手をつけるか考えよう。

自分がやろうとしていること・・・あせっていはいけない。イライラしてはいけない。

今はストレイテナーの『Against The Wall』が胸にしみる。

サマーソニックにテナー出てくれないかな~。

そのサマソニにELLEGARDENが決まったよ!あと、ついに「くるり」もね!フ-バスタンクもまたやってくるし・・・いいメンバーが揃って来た。



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雪はもういい・・・

2006年03月30日 | ストレイテナー
なんと一気に冬に逆戻り。今年の冬はしつこいな~。まだ、雪を降らせる?もういい加減にしてよ。もう寒いのは嫌。恋しいよ~夏。でも、案外夏が嫌いな人も多いよね。暑くて、汗かくし・・・って。でも、私はやっぱり夏が好き。

凍えそうになりながら、今日はあまりにも仕事で疲れたので、めったに買わないけど夕食用にお惣菜をデパ地下で買った。いろいろありすぎて目移りするし、お腹がすいているのでどれもおいしそうに見える。

でも、私は自分の母親の作る料理が好きだ。そして、料理は自分が作る方が安心する。外食だとどれだけの量の調味料やどこの素材を使っているのかわからないものね。よっぽど有名な料亭のものとかじゃないと・・・そういうのは高いし。

帰り、電車を降りて、バスを待っている時になんというタイミングかi-Podからストレイテナーの「FREEZING」が流れて来た。

・・・雨は雪になった・・・・才能を枯らした作曲家は音符を探して旅に出たんだ・・・

この冬が完全に終局を迎えたら、あたたかい春にきらめく素敵な音楽を君はこの心に届けてくれるのでしょうか?

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Dear Deadman

2006年03月24日 | ストレイテナー
やっと聴けたストレイテナーの新作アルバム『Dear Deadman』。一体どういう感じでこのタイトルをつけたんだろう?「親愛なる死んでる人」ってことなのか「親愛なるギリギリ野郎」ということなのか・・・

私は自分が好きなアーティストにおいて、そのCDを買う前にはレビューを読んだりするのを避ける事が多い。最初からアーティストの意図を知って聴くのは嫌だからだ。だから、このアルバムがどういうコンセプトとかそういうのはまだ知らない。ゆえに聴いたままの感想を書きたい。

といってもまだあまり聴いていないので、歌詞とかについてはまた機会を見て書こうと思うんだけど、メロディラインはやっぱり以前に増して高いクオリティになってきたな~って感じ。英語と日本語が混在しているんだけど、なんか日本語までが英語に聴こえてきてしまう。

すべての曲がいい曲なのだけど、今のお気に入りは「Blue Sinks In Green」だ。なんかタイトルからして水彩画のイメージでブルーが緑ににじんでいくイメージが浮かぶ。色が前に広がるさわやかな曲だ。

「Dead Head Beat」を聴いた時は驚いた。まさにレディオヘッドですよ。曲もそして歌い方からして・・・彼らも好きなんだね。

「Sad Code」にもUKロックの遺伝子が見えかくれする。冷えきった体に熱い液体が入っていくような情念を感じる曲だ。

「Discography」はどこかBoom Boom Satellistesやブロックパーティを彷佛させる曲だ。

全曲紹介したいくらいだけど、今日はこれぐらいにしておく。

それにしてもなんて幅広い音楽性を持ったバンドなんだろう。いろんな顔があって、それがどれもキラキラしていてミラーボールみたいなその変幻自在な音楽にまたまたぞっこんだ。

でも、ブンブンサテライツみたいなサウンドを作り上げるのは、やっぱりキーボードを操るホリエ君ならあり得る気がする。

でも、なぜかラストの曲「Farewell Dear Deadman」はちらっとくるりっぽくってまた、かなりウイザ-っぽくておもしろい。それがさ、またいい曲なんだよ。やっぱりさわやかで・・・

日本語にすると「さようなら親愛なるぎりぎり君」あるいは「さよなら親愛なる死んだふり野郎」ってことかな(笑)



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LOST WORLD'S ANTHOLOGY

2006年03月20日 | ストレイテナー
新作が出たばかりのストレイテナー。どう表現していいのかわからないけど、私はストレイテナーの曲を聴くと胸が焦がれる・・・そんな感じになる。とにかく、好きで好きでたまらない。1曲1曲が大切に大切に思えるんだ。

私とストレイテナーの出会いはいつだったかな~。「この日」っていうような感じではないな~。私がアジカンの曲を初めて聴いた瞬間やエルレガ-デンを初めて聴いた瞬間のような強烈なインパクトはない。記憶にある最初の印象はひたすら2人で後ろ向きに演奏している姿。一体何者なんだ?というような孤独さ漂う2人。でも、音はがむしゃらに心に届けようとしていたのがわかった。「ストレイテナー」という名前にもすごく惹かれた。「まっすぐにする人」・・・一体何をまっすぐにするんだ?一瞬「ストレイナー」(茶こし)と間違いかけたが(笑)

この名前にすごく惹かれた。

おもしろい事に私が衝撃的出会いをしたアジカンやエルレガーデンとストレイテナーはすごく仲がよい。ゆえにそれぞれの日記にそれぞれが登場する。その時、ゴッチも細美君も「ホリエテナー」といつも言うので、最初はそういう名前なんだと、まるでお笑いの片方のような名前なんだと思っていた。それは勝手にゴッチたちがつけた名前だったわけで、本当はホリエアツシというその人はとても魅力的な人だった。

彼は中学時代にキーボードをやっていた。その後ギターをやったみたいだけど、キーボードができるとある意味強い。シンセが使えると、別にベースやギターがいなくても、それで音が出せてしまうものね。よく考えたら、ホワイトストライプスと同じ編成だったんだ。でも、なぜかテナーの方はまろやかな音を出す。これはやっぱりキーボードを弾くホリエ君の持ち味なんだろう。キーボードをやる人はメロディラインを丁寧に作り出す。なぜなら、鍵盤は横に並んでいるから・・・っていうのは私の勝手な感じ方なのであしからず(笑)

私は以前、THE PREDATORSの時に語ったかもしれないけど、シンペイ君のドラムが好きだ。すごく切れ味がいいというか、メリハリがはっきりしていて、ドライブ感も実にいいつぼにはまってくる。ここでこういうビートでっていうのが、合うというか私にはすごく気持ちがいい。

そしてホリエ君のギターがすごく好きなんだ。どこかノイズが混じりつつもメロディアスで、私が好きなUKのバンド、マイ・ヴィトリオールのギターに似ているんだ。ノイズまじりなのにすごく気持ちがいい音。私はDAITAさんのような厚みがあって奥行きがあって、まるで人の声のように美しいギターの音色も大好きなんだけど、このホリエ君のようなノイズが美しく絡むギターの音色も好きなんだ。

なんかの雑誌で彼らはコード感の追求をしているみたいな事が書かれていた。コードの事をそれほど深く知らずに自然とパワーコードやadd9とかを使っているみたいなホリエ君。これはキーボードをやっていた名残り(って今もやっているけど)というかキーボード奏者の感覚がそこにいかされていると思う。

私も昔、少しだけピアノを習っていたけど、一度キーボードを習うとたとえギターを弾くにしても頭では鍵盤が浮かんでいるんだ。鍵盤をイメージして弦をつまんでしまうわけ。ここは黒鍵とか白鍵のところとか・・・ネックと弦を見ながら、そこにピアノの鍵盤が見えているんだ。そうコードは和音なんだよね。ピアノで左手の指を4本使ったりして不協和音なんかをじゃ~んと弾くと妙に大人になったような気分になったりする感覚が、おそらくadd9とかに繋がるんだろうな。

彼が使っているギターはギブソンSEだけど、やはり重量感がある音が好きなんだろうね。そして、彼の歌声も私は大好きなんだ。ほんとに聴いているだけで胸の奥底が熱くなっていく。

最近正式にメンバーになった日向君のベースも大好き(好きばかりだね・笑)彼はやっぱりジャコ・パストリアスに感化を受けているんだね。大学の時、ジャコが参加していたウエザー・リポートが好きな人がいて、よく聞かされたな~。神戸あたりの海岸通りに昔(今もあるのかな?)ウエザー・リポートというカフェというのかそういうお店があって、よく連れていかれたものだ。って話はそれたね(笑)

私が今活動中の日本のバンドでこれはスペシャルというバンドはエルレガーデン、JET KELLY、グレイプバイン、レミオロメン、そしてこのストレイテナーだ。

たとえば、今私が20代の前半ならきっとホリエ君とホソミ君が理想の人となっていただろう。なんか彼らの所作や言葉や話し方が好きだ。そして、何よりも作る曲が好きだ。そしてその歌い方が好きで声が好きだ。でも、現実にそばにいたら、案外大変な人たちなのかもしれない。

もちろん、JET KELLYのメンバーの皆さんも素敵で、実際お会いしたことが何度かある分、その素敵さがかえってリアルで、好きなんて恐れ多くていえたもんじゃないし、あちらも私みたいな人に言われたら困るっていうもんで(笑)・・・でも、すご~くあったかい人たちなのは確か。

話が横道にそれたけど、最近は2年ほど前に出た「ロストワールズアンソロジー」をよく聴いている。これもすごくいいアルバムなんだ。まだ、今ほど知名度もない時代だったかもしれないけど、魂が揺さぶられる。まだ2人の時代で、でもサポートベースは今は正式メンバーになった日向君なので、ここですでに今のテナーの原形ができていたんだね。

「FREEZING」という曲がすごく好きで、歌詞もすごくよくて、ギターもかっこいいし、終わり方もいいんだよね。あ~溜め息。とにかくこのアルバムに入っている曲すべてが大好きなんだ。

言葉で伝えるのは難しい。どれだけストレイテナーが私の中で熱く燃えているのか。





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