HAVE A NICE DAY!

徒然なるままに特に音楽の話を中心にあーだこーだと書き連ねます。

「音楽と値段について思うこと 」というゴッチの日記を読んで

2013年01月09日 | 邦楽
この間、SOLE CAFEに新春最初に行ったときに
これは絶対に持ち帰らなければと一番にゲットしたのは
アジアンカンフージェネレーションのゴッチが作っている新聞
「THE FUTURE TIMES」の最新号である。
この新聞を置いているところを京都では他に知らないので
ここに来たときは必ず最新号が置いてあるかをチェックするんだ。

私は0号から持っていて、すべてB4サイズが入る大きなファイルに
保存している。彼の凄いなと思うところは口先だけじゃなくて
実際に自分が動いて、何かをする!というヴィジョンがしっかりあるところだ。

寄付も大事だと思うけれど、それだけじゃない大きな視点でいろいろな
側面を丁寧に拾って、そこからしっかりと復興の手伝いをしていこうと
しているところも頭が下がる思いだ。

どう考えたって、大変さがほとんどだ。
体だけじゃなく、心の方もかなり鍛えなきゃ、いろいろな言葉たちに
傷つけられるんだろうなと思う。

そんなゴッチがCDについて日記で語っていた。
というか、音楽に値段をつけれるのかということだ。

私が子どものときは、まだレコードの時代だった。
場所をかなり取るレコードを整理するのは大変だったし、
子どものこずかいで(中学生であっても)アルバムを
買うのはとても大変なことだった。
だいたい、2ヶ月間ほとんど何も買わずにためて
やっと1枚のレコードが買えるっていう感じだった。
女の子なのにおしゃれより音楽だった。
で、シングルは買わない。お金がないし、アルバムに
入るはずだから。(B面は泣く泣くあきらめた。)

買う事ができる枚数はごくわずかなので
厳選に厳選した好きなアルバムだけを買い、
あとはFMで特集番組などをチェックして
それを録音するという作業にかかる。

当時はアルバム特集とかよくしてくれたんだけれど
最近のラジオでは皆無だよね。

だから、バカほど聴いてたわりに持っているレコードは
少ない。で、見事にほとんどが洋楽である。


当時はふつうにあったレコード屋さんに買いに行って
上から目線で(このニュアンスわかる人にはわかると
思うけれど、レコードは棚ではなくカラーボックスを上向きで置いたような
ボックスにでかいカードのように縦に並べられていたのだ)
アルバムを選んで買うのだけれど
ある日、そこで見つからなかったので「シュープリームスのアルバムありますか?」って
中学生女子が言ったものだから、店の主人は怪訝な顔して
「ちょっと、待ってて」と、しばらく奥に姿を消したかと思ったら
ややほこりかぶったシュープリームスのアルバムを持って来た。
「これかい?」
「はい、そうです。これ下さい。」
主人はほこりのついた袋から取り出して、新しい店の名前が印刷された
レコード用ビニール袋に入れ替えて、さらに大きな手提げ袋に入れて渡してくれた。

私の時代でもシュープリームスはかなり古いアーティストだったので
ジャニーズに熱をあげるだろう中学生女子がこんな古い、最近じゃ誰が
買うんだ?みたいなレコードを買うのがすごく珍しかったようだ。

私は抱きしめるように家に帰って、当時ステレオなんて買ってもらえなかったから
ポータブルプレーヤーでそれを聴いた。

♪ストップ!インザ~ネイム~オブラ~ブ~

ダイアナロスってかわいい声出すんだな。

なんて思ってニヤニヤしてた。
中学生女子が。

ちなみにシュープリームスに行き着いたのはマイケル・ジャクソンの影響だ。

が、そのあとはクイーンに目覚めたもんだから
もうハードロック一辺倒になった。
あるいはパンク。
the CLASHは私にとって神みたいな存在となった。

当時は邦楽にはほんと申し訳ないけれど興味が持てなかった。
なんか「やわ」(死語?)な音楽ばっかしで
むずかゆい感じしかなかった。

唯一日本人で当時アルバムを買ったのは
サザンオールスターズだけだった。

申し訳ないけれど、
20歳を超えるまでは
ユーミンとか小田和正とか
まったく受け入れられなかった。

しかし、きっと彼らは大人の音楽をやっていたんだろうね。
年取るにつれて、ようやく少しずつ聴くようになった。

だから、多くの日本人が昔の邦楽聴いてなつかしいと思うときに
私は70年代~80年代の洋楽を聴いてなつかしいと思うのだ。
思い出はいつも洋楽とともにだった。

唯一サザンだけは思い出があった。


そんな時代から音楽聴いて来た私が
今よく聴くのはthe HIATUSだし、
FoZZtoneだし
アジカンだし
ストレイテナーだし
ACIDMANだし
バックホーンだし
ワンオクだし
って
全部邦楽じゃないかって話。

いっときマイケミとかAvenged Sevenfoldにぞっこんだったけれど
最近彼らはあまり活発に活動してないから
どうしようもない。

MUSEとかCOLDPLAYもまだ日本で注目される前から好きだったけれど
なんか昔の洋楽にぞっこん時代とは違う気がしている。

これはなんだろうな~って考えた。

それは日本のバンドのレベルが上がったんだと思う。
昔はほんとロックバンドとか言っても
歌詞は最悪で音楽もワンパターンで
ロックが嫌いになりそうなのが多々あった。

ただの真似っこ。

ところがthe HIATUSでわかるように
もうそのオリジナリティとクオリティは凄いもので
世界と対等にあるいはその上を行くんじゃないかと思うバンドが
日本に生まれて来たのだ。

私がそういうクオリティの高い音楽と出会うきっかけを
くれたのはアジカンだ。

今でも、アジカンと出会った瞬間を覚えている。
TSUTAYAの書籍売り場の方で本を見ていたときに、店内ラジオみたいなので
流れて来たのがアジカンの「遥か彼方」だった。
このときはNARUTOの主題歌なんて知らなかったし
初めて聴いたんだ。
最初海外のバンドかと思ってよく聴いてみると日本語だ。
「え?誰?これ?」って釘づけになった。
で、最後にDJが「アジアンカンフージェネレーション、遥か彼方」と
言ったのをしっかり記憶して、そのTSUTAYAのCD売り場に行って
そのバンドを探して、その曲を探した。
なのに田舎のTSUTAYAはひどかった。無いんだ。なんだよ~って話。
でも、ガマン出来なくて、近くにあったダイエーのCDショップに
行くと、小さいショップだったのにあったんだ。
「崩壊アンプリファー」が!
すぐに買った。もうガマン出来なかったんだ。
その店内ラジオで曲を聴いてから7分後には手に入れていた。
こんな出会ってから買うまでの最短記録、
アジカンだけでいまだに自分の中では破られていない。

そしてアジカンのゴッチのラジオ番組を聴くようになり
そこでエルレガーデンを初めて知り、そして今に至るわけだ。

で、ここまでまったくゴッチの日記に関係ないじゃんって
思うだろう。でも、ここまで書かないと書けなかったんだ。

音楽ってそういうもんだろう?って

200円でダウンロード高いとか
3000円でアルバム高いとか

そういう以前に心が走ってしまうもんだよね。

アイドルが悪いとか
ロックバンドだけがかっこいいとか
そんなこと思わない。

どんなジャンルだって
私の心を走らせてくれる音楽であれば
大好きになる。
それを聴いて幸せになる。

ライブに行くのはとても楽しいけれど
そう頻繁に行けるわけじゃない。
でもCDがあれば何度もその歌を聴ける。

ならダウンロードでもいいじゃないかってことになるけれど
大好きなものは手で触れたいよね。
スキンシップというのは変かもしれないけれど
そういうことをしていたいんだ。

音楽ってもともと手につかめるもんじゃない。
瞬間に消える雪みたいなもんだ。
だけど、それを唯一触っている感覚にさせてくれるのが
CDやレコードなんだよね。

ただの受け皿、容器なのかもしれないけれど
それでも私はそれが愛おしい。
アルバムのジャケットや装丁というのかな
すべてが愛おしい。

だから私はCDが無くなるのはいやだ。

ダウンロードだとまるで「とりえあず」みたいな
感じがして、しかもパソコンとかiPodとかが潰れたら
万事休すじゃないかと(大げさかもしれないけれど)
思うんだ。

でも、CDはいつも側にいてくれる。
すぐに触れる。
ジャケットを触りながら
ミニコンポだけれどそこでCDを聴く。

幸せだ。

音楽を作っている方に聴いたけれど
CDの音楽を薄めたのがダウンロードミュージックだと。

いろいろ演奏家や歌い手が考えて音を重ねてたって
ダウンロードされるときは重ねたものは薄められて
届くそうだ。

だから実際に録音された音とは違うんだって。
だからCDで聴いたときに重厚な感じがするんだね。

反対にダウンロードを優先するなら
最初から薄い音楽を作っておけばいいだけで
実際にそういうアーティストもいるようだ。

そういう人のライブとか行ったら
最悪なんだろうね。

幸い私の好きになるアーティストは
音楽に真摯な人ばかりだから
ライブに行くとその数倍さらに
すごい音楽を聴かせてくれるんだ。

レコーディングで嘘っぱちをつくりあげる音楽
レコーディングで時間かけすぎて会社から怒られる音楽

きっと嘘っぱち音楽が今の世界の音楽をだめにしていくんだろう。
でも、その中でいろんな国で戦っている人たちもいると思う。

特に私は日本人はそのトップをいっていると思う。
嘘がいやな国民が多い気がするんだ。

だから今だにタワーレコードがある。
アメリカの本元はとっくに潰れたというのに。
日本で生き残っていろんな企画をしてくれる。

もちろん決して生き残るのに楽な時代じゃないだろうけれど
私はそういうレコード店が日本にあるっていうのが
すごくうれしい。レコード店で直接手にして
音楽を選べるのがうれしい。


とてつもなく長々と書いてしまって
でも、これも単なる個人的見解で
誰かに賛成してもらおうとか
そういう気はない。

私自身がただそう思うだけなんだ。

音楽が私には生きて行く上での
酸素みたいなもんだから。





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SOUND COMMUNICATION 「NEXT BREAK」 at 心斎橋JANUS (Applicat Spectra編)

2012年04月04日 | 邦楽
3月29日(木)晴

paionia
Applicat Spectra
小南泰葉

によるイベント

平日の仕事のある日ではあったけれど
この日は早く仕事を切り上げられる日だったので
ほんとめったにないタイミングだったが
ずっと見たかった2組を同時に見れるチャンスが巡って来た。

私が最近、大阪のライブハウスでのベスト3と考えている中のひとつ
心斎橋JANUSでいよいよ生のアプリキャットスペクトラと小南泰葉が
見れると思うだけで、その日はいつもとちょっと空気すら違うような気がした。

どちらも音源から入ったアーティストたち。
アプニャンことApplicat Spectraは
たまたま私の敬愛する福島2nd LINEの今富さんが
ラジオに出て、そこでアプニャンを紹介するっていうのがあって
その日はいつもは聴けない時間帯だったのに
すべてがうまく回ってじっくり聴けたんだ。
そこで、顔も何も知らないアプニャンの歌と今富さんとの
会話だけを聴いて、すう~っとごく自然体に私の中に
その歌たちは入って来た。

その声は女性?って思うぐらいファンタジックな声で
どことなくセカオワと近い部分もあったけれど
よりバンド色を強く感じた。

この声については賛否両論あるかもしれないけれど
実際に生で今回聴いてみたら、それがこのバンドの
紛れもない色であることがよくわかったし、
唯一無二のバンドとしての存在感を見せつけてくれた。

ただ、好き嫌いはあるかもしれない。
まさに真っ二つに分かれると思う。
でも、好きな人はずっと離れられなくなると思う。

セットリスト(いろんな人のを見せてもらいました。ありがとう)

神様のすみか
スターノート
イロドリの種
クロックワイズ
セントエルモ

私がCDで持っているのは上の中の3曲だけなので
他は初めて聴いたのだけれど
どれも宇宙観がやっぱり漂っていました。


このバンドのイメージはやっぱり宇宙。
名前にスペクトラっていうスペースオーケストラを短縮したのが
入っている分、それがやっぱり彼らのテーマなんだと思う。

ちょっとひと昔前のアメリカのバンドELO(エレクトリックライトオーケストラ)
を思い出しちゃった。

ボーカルのシンイチさんをはじめ、メンバーの顔は
雑誌のインタビューに載っているちょっとした写真とか
でしか見てなかったので、そこからのイメージは
無口でやや影のあるボーカリストなのかなって
シンイチさんについては思っていた。

でも、実際見たら、意外と明るいイメージだった。
そして、イメージより男っぽかった。
ヘッドホンをつけて、サンプリングパッドを叩き、
そしてベースを弾く姿はなんか頼もしかった。

最近、ベーシストのボーカルってあまり見たことが
なかったので、これには感動した。

イギリスが誇るバンド、レベル42のベーシストでボーカルの
マーク・キングは私にとってベーシストボーカルの中では
神的存在で、なかなかそういうボーカリストは
いないんだけれど、このシンイチさんは
そういう風に深いボーカリストベーシストに
歳を重ねてなっていってほしいな。

オーケストラっていうだけあって
シンイチさんがまるで指揮者のように手を動かす。
この宇宙で最小のオーケストラがアプリキャットスペクトラなんだね。

このバンドには2人のギタリストがいるんだけれど
ソウさんはエレキとアコギを弾き分けていて
あのthe HIATUSで見たマサが使っていたアコギスタンドを
彼も使って、エレキとアコギを自由自在に操っていた。
ソウさんの雰囲気はどこかかつてアブストの時の村松拓氏を
思い出すものがあった。

そして、もう1人のギタリストのケンスケさんは
キーボードも弾く。曲によってあるいは曲の途中で
キーボード奏者になったりギタリストになったりと
2つの楽器を巧みに演奏する才能に驚く。

そして、ドラムのタイチさんは16ビートのドラムを
刻むんだけれど、16ビートを刻めるドラマーって
案外最近少ないようで、どのロックバンドも探している感が
あるから、彼はきっとアプリキャットスペクトラの宝になると思った。

キラキラしているのに根底に激しいロックビートが流れるところが
このバンドのまたかっこいいところなのかもしれない。

声がファンタジックなのに
演奏は骨太な感じ。

私は「イロドリの種」のドラミングがすごく好き。
曲としてもこの曲はかなり好きだ。

どこか北欧のMEWっぽいところもあって
もしかしたら、日本のMEWになれるかもしれない。

そんな気がライブを見てて思った。

初めてメンバーひとりひとりを見たんだけれど
みんな男前で驚いた。

ボーカルのシンイチさんは
写真とかでちらっと見た時は
もっと繊細な他のメンバーの中にそっといる感じかと
思ったら、リーダーシップを発揮できる堂々とした人だった。

顔立ちが美しいから、ひと昔ならヴィジュアル系に行きそうな
雰囲気もあるけれど、あえてエレクトロというか
ダンスロックバンドに行ったところがよかったんだと思う。

あの指揮棒ふっているような姿が今も脳裏から離れない。

終演後、物販に出て来て、ファンひとりひとりに
丁寧にCDにサインをされていた。

私もしてもらったんだけれど
かわいいネコのイラスト付きで
それがなんだか感動した。

いつもならちょっと質問しそうなところだけれど
間近で見るとほんとみんな男前過ぎて
緊張しちゃった(笑)
で、何も聴けず握手だけ(苦笑)

ほんとうはギターとベースのこと聴きたかったのに。

見た感じでソウさんのはフェンダーのテレキャスのシンライン
だったと思う。あとはわかんない。

あと男性ファンが多かったのも印象に残っている。

そして今日4月4日は彼らのメジャーデビューアルバム発売日!

本当におめでとうございます☆

パノラマのように広がる音楽を
これからどんどん宇宙へ向けて
展開していってください。

ある大学の先生が言ってたのですが

人間が太古の時代に壁画を描いたのは
実は壁じゃなくて天井で、
それは宇宙とコミュニケーションを
とりたかったからだということです。

芸術は宇宙とのコミュニケーションで
人間同士のコミュニケーションということを
もしかして、アプリキャットスペクトラは
あらたに見せてくれるのかもしれない。


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オリジナリティ

2012年01月15日 | 邦楽
今の時代に少ないもの

それはオリジナリティ

みんなファッションでオリジナリティを出しているとか
言うけれど、雑誌を見てどこどこのブランド行けば
これ買えるんだとすでに用意されたファッションを買いに行く。
もちろん、それが悪いことではないけれど、探す必要がない分
楽してるよね。

私は10代~20代の頃はあまりファッション誌を
買わなかった。一方で映画ばっかり見てた。
しかも海外の。そしてたまに映画の雑誌を買い
音楽はずっと聴いてたから洋楽系の雑誌も買っていた。

で、そこに登場する女優やロックスターたちの
服装を見て「こんなのかっこいいなぁ~」
とか「こんなカーディガン着てみたいな~。」って
思う。

それからはとにかく「その形、色」だけを求めて
お店を回る。どこどこのブランドとかそんなの関係ない。
しかもお金もないから買えるお店に行く。

で、そういうのを見つけたらすごく幸せになる。

探すのが楽しかったそういう時代があった。

音楽だってそうだ。
オリコンチャートが何位だからとか
テレビの主題歌で人気があるとか
そんなのどうでもいい。

自分の耳で探さなきゃってね。
もちろん人から教えてもらって聴くのもいい。
まずは自分が好きかどうかから始めなきゃって。

一般大衆が好きだからではなくてね。

だから売れている売れてないとか
そういうのはちっとも役に立たない情報だ。

売れてない方が一生ものになる音楽があるかもしれない。
自分だけの愛すべき音楽が。


中学時代だってロックなペンケースなんて
売ってないわけで(笑)ハローキティとか
そういう感じが人気だったけれど
私は自分で布にロックバンド名を刺繍して
自分だけのペンケースを作って持っていってた。
ケース型下敷きには色鉛筆と鉛筆で描いたアーティストの
絵を入れてもっていってた。

どんだけめんどくさいやつだったか
わかるでしょ(笑)

そういう人間だから
どうもこだわりのアーティストばかり
好きになるような気もしている。

っていうかこだわるから
アーティストっていうんだよね(笑)


私は今年もまた新しい音楽と
いっぱい出会いたいなと思っている。

ライブにも行きたいと思っている。

ただ、ライブはセレクトしていこうと思っている。

私は10代の脳みそのような若い脳ではないので
あの曲はいつのライブでやったっけ?みたいに
たくさん行きすぎるときっと混乱してくる。
そういうのが最近嫌だなって思っている。

ひとつひとつを鮮明に覚えていたいんだ。
ひとつひとつの歌や演奏をしっかり心に刻んでおきたいんだ。

それには容量っていうものがあるから
私には多すぎない方がいい。

だからひとつひとつ今年はライブをより大切に
していきたいと思っている。

あ、最近注目しているナンバーワンは小南泰葉さんだけれど
今年はwinnieがもっと注目されていい年だと思っているし
wash?という奥村大さんのバンドももっと注目されるべきだと思っている。

FoZZtoneは去年から上り調子だから、いつかまた大舞台へ戻るだろう。
アプリキャットスペクトラももっと人気が出るだろう。
a flood of circleはより活発になり
NICOもまたがんばっていくのだろう。

NICSは当たり前に人気を継続し
ホリエさんのentもまた評価され
the HIATUSは次の段階へ入って行くのだろう。

東京事変は解散しても
椎名林檎はきっと新しいプロジェクトを出してくるだろうし
99RadioServiceは今ちょっと大変だけれど新たな展開を期待できるだろう。

UESAが活動休止になっても
植田健一氏は彼らしく活動を続けるだろうし
真田暎人氏はbye bye circusで勝負をかけるだろう。

で私は今年は自分と勝負する年だと思っています。

音楽とともに生きながら。







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RADIO CRAZY 2011(2日目30日金曜日)

2011年12月31日 | 邦楽
RADIO CRAZY2日目も大阪は晴れていました。

今日は昨日より早く入場が始まり、2日券の私たちは
すでにリストバンドがあるので早く入れました。

グッズ売り場にはやっぱり列はできてましたが
昨日に続き、いろいろ買ってしまいました(笑)

さて、この日はまずN'夙川ボーイズを見ました。
ローラースケートを履いての登場でした。
1曲目が「PLANET MAGIC」だったので
これだけ聴いて、すぐにベースボールベアの会場へ。

ベースボールベアは親しみやすい雰囲気が
きっと若い人たちの気持ちを掴むんだろうなと
思いました。あのベースの女の子(名前忘れた)
がやっぱりかわいかった。映画「リンダリンダリンダ」に
出てた子。

この後はちょっと休憩して
SHERBETSへ

浅井健一さんを生でみるのは初めてだったので
感激しました。
彼がグレッチのテネシーローズを弾く姿を
初めて生で見た~!って感じで。

この浅井さんに影響を受けて真田さんは
このギターを手にしたのですよね。

ほとんどMCなんてなかったけれど
「今年は大変なことがいっぱいあったけれど
みんなで乗り越えていこうぜ。」って言葉が
すごく響きました。

ラストの「小さな花」でなんか泣きそうになりました。

次はフジファブリック

STARからSplashまでの3曲だけ聴いて
トライセラトップスへ移動しましたが、
フジファブリックにもいろんな思いが
ありますが、凄いギタリストが
こうして凄いボーカリストにもなって
そういうのがなんか泣けてくる程
素晴らしいし、悲しみがあっての
力強さを感じました。

彼らとは今年は音博と2度会えました。

さて、トライセラトップス

彼らのライブも初めて生で見ました。
ずっと好きだったのにね。
アルバムも結構持っているのにね。

和田さんはとてもクセのあるナイスガイだと
いつも思っていましたが、実際も
やっぱり素敵でした。

デビュー当時ぐらいはなんかあまのじゃくっぽい
感じがして、めんどくさそうな人だなと
思いつつも結構彼も私のタイプでした(笑)

ちょっとだけ、外見ではなく彼の若い頃の発言とかの部分が
FoZZtoneの渡會さんと似ているところがある気がします。
今はだいぶ丸くなってきたように思われる和田さんですが。
すごく繊細な人なのになんか言い方が乱暴になっちゃう感じ。

フォズとトライセラの対バンなんてあったら素敵だろうな。

和田さんは8曲中4本のギターを使ってました。
すごくないですか?
それも見た事のないようなモデルで。

そして、どの曲もメロディアスで
あ~やっぱりトライセラ最高!って思いました。

「トランスフォーマー」で会場とコール&レスポンス
そして、会場が歌い続けるところが感動的でした。
ほんと素敵な瞬間でした。

あったか~い
滲み渡るロックがそこにありました。

新曲が「LOVE IS LIVE」って
そういうタイトルにもどこか渡會さんと共通なものを
感じたりして。

トライセラ終わってから走ってエレカシのところへ
行きましたが、すごい人でなかなか中に入れず、
ラストの曲しか聴けませんでした。残念。
でも、ラストだけでもパワーをもらいました。

その次がサカナクション。

この日の最高の動員数だったのじゃないでしょうか?
もうすごい人であのでかい会場が酸欠になりそうな
熱さ。人人人って感じで。
これだけのファンを惹き付けるってすごいことですね。
RADIO CRAZYの1回目では新人部門にいた人たちなのに。

アイデンティティでは最高の盛り上がりでしたし、
私もやっぱりハイテンションになってしまいました。


そしていよいよ
the HIATUS

全部で10曲
彼らは明日CDJに出るからセットリストは
書かない方がいいのでしょうね。

でも少しだけ書きます。
新作からやった曲はすべて
ライブでさらにスケール感が増して
なんか本当にこのバンドって凄いなって
改めて思いました。

そうそう、細美くんはいつものように
ライブ前のセットとチューニングの時に
出て来て、一曲歌ってくれました。

その後BGMになんとHAVENの「Say Something」が
流れて来て、うぉ~って思いました。
これを選曲したのは誰だろう?

この世界観とちょっと今回のthe HIATUSのアルバムと
通じる部分もある気がしてたので。

HAVEN自体どうしているんだろう?
サマソニで見て本当に感動したバンドだった。

その後にthe HIATUSのステージが始まりました。

細美くんが「大阪の人は冷めていると思ってたけれど
お前らお祭りみたいじゃん。あったかいね。」みたいな
事を言って、「え?」みたいに最初思いました。
今まで何度も大阪来ている細美くんが突然「冷めている」
なんてどうしたのか?って。
今まで「熱い大阪をほめてくれてたのに。」って
何かあったんだろうなって思ったら
「実は昨日○○○○っていうクラブに顔出したんだ。
ってディスることになるからやめる。」って
話をやめたんだけれど、これだけで想像しちゃうよね。
そこで大阪人にいやなことされたのか冷めた態度を
取られたんだなって。

まあ、詮索はしないけれど、かなりムカついたんだろうね。

そして、今日はイヤーモニターの調子も悪かったようで
途中で何度も取ってしまってたよね。スタッフが別のを
渡そうとしたら、いらないって感じで押し返してた。
あんな雰囲気珍しいなって思うけれど、音楽に関しては
完璧主義者な彼だから音の調整とかにすごく厳しいよね。
だから、あんなすごい音楽ができるんだ。

bittersweetが終わった後だったかな?
会場がシーンとなった時に
「静かだな~」って言ったので誰かがなんか声を発したら
「エジプトだと5人いるだけでもうるさいんだけれど、
これだけの人数がいてこんなに静かなのは
今年日本人の忍耐強さがわかったように日本人の長所として
誇ろうぜ」っていうような(ニュアンス)事を言ってくれました。
静かなのは悪いっていうのではなくて、空気を読めるってこと
なんだよね。聞き方を知っているというか。騒ぐ時には騒ぐというか。

そして、笑顔で彼は何度も曲が終わるたびに「ありがとう」を
言ってくれました。

堀江さんはマントみたいなのを来て演奏して、なんかジェントルマンって感じでしたし
マサは本当にどんどん素敵になっていくし、彼のハモるのを聴くのが好きです。
ギターも最高!柏倉さんのドラムはいつ聴いてもすごいレベルで、ベースの
上野さんの抱きかかえる仕草も相変わらずぐっと来ました。みんな
演奏凄過ぎます。

個人的には最高にうれしかったのはまさかと思った「Souls」をやってくれたことです。
ほんとうれしすぎました。祈るように聴いてました。

ラストは「ベテルギウスの灯」だったのですが
途中、なんか細美くんが感極まったような表情をした気がしましたが
気のせいだったのでしょうか?なんか歌うのをつまるような。
そして会場が大合唱して。

大阪での嫌な事はこのRADIO CRAZYで吐き出してくれたでしょうか?
そして大阪というか関西をまた愛してくれたでしょうか?

でも、私は関西人として嫌われてもずっとあなたのことが大好きです。
あなたの音楽が大好きです。

最後の笑顔がきっとその答えでしょうね。
また来年も大阪で素敵なライブをしてください。

っていうことであまりにもthe HIATUSが素晴らしいライブを
してくれたので、ここに他の音楽を入れたくなくなりました。

大物たちがその後にもいらっしゃったのですが
私にはあまり馴染みのない方たちだったので
大好きなthe HIATUSで今年の最後のライブにしました。

ほんとうに今生きていることを神様に感謝します。
そして、素晴らしい音楽がある限り
これからも苦しいことにも負けないように
生きて行こうと改めて思いました。

RADIO CRAZYは本当に最高のイベントです。
関西発祥発信の素晴らしいフェスです。
FM802さんありがとう!












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RADIO CRAZY 2011(1日目29日木曜日)

2011年12月30日 | 邦楽
RADIO CRAZYが始まって以来毎年行っているわけですが
年々、フェスとして成長していってるのがすごくわかるし
こういう風にフジロックとかサマソニとかCDJとか
大きくなっていったんだなと思う訳です。

が、ひとつのしかもローカルな関西のFM局(FM802)が主催する音楽フェスなんて
他にあるでしょうか?これって凄くないですか?
今日、朝入場前の長~い長~い列に並びながら思った訳です。
もちろん、ひとつの雑誌社が始めたRIJとかCDJも凄いと思います。
こういうのって日本だからできるのかなとも思いました。

きめ細かい心遣いとコツコツ努力して何かを成し遂げようとする気質。
海外ではひとつの雑誌社とか放送局ではできないと思う訳です。

だから日本の雑誌社にもFM局にも心から拍手したいです。

さて、今年はすごいメンツが揃ったので
(単独ならすぐにソールドアウトの人たちばかり)
29日の分は完売だったようです。

私は結局Man with a missionには間に合わず
NICO Touches the Wallsからの参戦になりました。

結構前で肉眼で彼らがしっかりと見えるところで
ライブを見る事が出来ました。

「今年の辛いことをすべていっしょにここに吐き出して行こうぜ」
というような言葉とともにエネルギッシュなライブが展開されました。

彼らはこの日が今年のライブ納めだったようなので
セットリストを書きますと

Diver
Broken Youth
バイシクル
THE BUNGY
Endless roll
手をたたけ

バイシクルが聴けたのですごくよかったです。
THE BUNGYは今まで行ったニコのライブで
聴かなかったことがない曲ですね。
「夜の果て」が聴けなかったのはちょっと残念。
でも、光村さんのMCを聴いていて
「手をたたけ」に込められた意味がやっとわかったような
気がしました。震災後の多くの人への彼の思いが
今になってやっとわかりました。
楽器も何もなくても、自分の声と手があれば
音楽を奏でられるっていうことであり
そうすることで人は楽しい気持ちを取り戻せる
こともできるということを。

彼らを最初に見たのが梅田シャングリラ
その時も素晴らしかったけれど
今年の夏のサマソニで見て
そしてRADIO CRAZYで見て
彼らの歌が同じ歌でもこんなに
艶が出て来たんだとほんと驚きましたし
その成長に感動しました。

なんか偉そうなことを書いて申し訳ないけれど
私よりはずっと若い人たちなのでそういう風に
姉心あるいは母心のように言うことを許して下さい。

光村さんはいつもあの細い体にもかかわらず
伸びやかなボーカルを聴かせてくれて
ほんとうに素晴らしいボーカリストだと思います。

古村さんもやっぱり素敵なギタリストでした。
ギターいつの間にか変わったんだね。
ってだいぶニコのライブ見てなかったし
サマソニでも違ったっけ?

さて、NICOの次は
Nothing 's Carved In Stone

彼らのライブは結成後結構すぐぐらいのライブを
心斎橋クアトロで見て以来ですが
ほんと凄いことになっていました。
頭脳集団っていう感じでしょうか?
彼らもオーケストラのようでした。

結構前方で見たので
しっかり見れましたが
村松さんはだいぶ歌い方が変わりましたね。
堂々として、まっすぐ前を見て。

アブストの時はどこ見てるかわかんないかんじで
よく体をゆらしてギターを弾いているのが特徴的でしたが
もうそれもなくなっちゃったように見えました。
ちょっとそれは寂しかったかな。
あの揺れる村松さんが好きなんです。

生形さんはほんとうに楽しそうで
笑顔また笑顔っていう感じで
エルレの時のあまり笑わない感じとは
対照的な感じでした。

なんか生形さん見てたら当分エルレが
始動することはないなって思いました。

November15thとTruthが聴けてよかったです。
inside outという新曲も聴けたのもラッキーでした。

ナッシングスが終わって
すぐに別のステージでやっている
ONE OK ROCKを見に行きました。

「C.h.o.a.s.m.y.t.h」はやってくれるだろうなと
期待してたらやっぱりやってくれました。
本当に会場を包み込むような壮大さで
感動的な名曲でした。

ワンオクも去年に続き今年も見ましたが
彼らもいうように本当に一段とスケールが
増したように感じました。

彼らの10年後が見たいです。
10年後でも今の細美さんより若いですよね?
一体どんなバンドになっていくのか
本当に楽しみです。
最後「完全感覚Dreamer」で最高に盛り上がって
なんか「すべてを吐き出した!」って感じがしました。
柱によじ上ってTAKAはすごいことになってましたが
しっかりと歌い続けてくれました。すごいボーカル力!

ワンオクはある意味すごくバランスのとれたバンドだと
思っています。アイドル性もありつつ、ロック力もあり
メロディや歌詞は個性的でありキャッチーな部分と
ロックファンもうならせる部分をも持ち合わせ、彼ら自身は努力を
常に重ねて、辛いことも何度も超えて今を勝ち取ってきている
そんなバンド。こうしてロックフェスでもしっかり認められて
年々力を増して来ているのが凄いです。
日本のマイケミになれそうな感じです。


さて、次に見る予定だったボウディーズは
やめました。彼らが凄いのはわかっているし
見たい気持ちもありましたが、ここで
エネルギーを消耗してしまう可能性があったので
休憩に入りました。もう誰もが認めるバンドですからね。

で、avengers in sci-fi
の途中から戻りました。

この戻った時に特別ゲストとして木村カエラちゃんが「BANZAI」で
ボーカルで入って来て、ラッキーでした。
カエラちゃんはやっぱりすごくチャーミングでした。
avengersもいい感じで、好きだなと初めて聴いたけれど
思いました。

この次はSEKAI NO OWARIです。

スターライトパレードから始まりました。
新曲も披露してくれました。
それはやはり平和と戦争の話。
戦争がなくなると平和もなくなるという矛盾みたいな。
「Love the Warz」というタイトルみたいです。

とにかく彼らはレーザー光線やシャボン玉など
視覚的にも素晴らしかったです。
また時間があればそれを詳しく書くかもしれませんが
今はざっとだけ。
「幻の命」はやっぱり感動しますね。

トータル的にはこの日のバンドの中で一番よかったかもしれません。

そして、私の今日のラストは
ストレイテナー。

ほんと、どれだけこの日を待ったことか!

しかもちょっと前の曲の私の大好きな
「Melodic Storm」をやってくれた時は
うるっとなりました。

「SIX DAY WONDER」も好きな曲だったので
ほんとやってくれるとは予期してなかったので
うれしかったです。
 
「羊の群れは丘を登る」は最近の作品の中では
特に好きだったのでこれを聴けた時も体から
魂が飛んでいきそうでした。

あ~生のホリエさんを見たとほんと
それも感動でした。

私が10代ぐらいのまだ夢見る年齢なら
ホリエさんに惚れていたことでしょう。
こういうタイプが好きみたいです(笑)
って今はそういうことはないですが。

本当に充実していた1日目でした。

今日同じステージでNothing's carved in stoneと
SEKAI NO OWARIを見たのもなんか感慨深かったです。

2年ぐらい前かな?
ブログで検索したらわかるけれど

ナッシングスの村松さんがまだABSTRACT MASHでも
やっていた頃。アブストのライブを京都MOJOに
見に行って、そこでメンバーと話ながら
「次に京都で対バンするのが世界の終わりっていうバンドなんだよね。」
って話になり、「へぇ~どんなバンドなんだろうね。」
ってお互いに聴いた事がなかったので「ミッシェル系なのかな?」とか
話してました。でも、私は気になったのでタワレコ限定の「幻の命」を
購入して初めて聞いたら、まったくミッシェル系ではなくて、
とても不思議な世界観のあるバンドでピアノの音が印象的でした。
このバンドも是非聴きたいと、仕事の関係でその対バンの日が
都合がつくか微妙だったのをなんとかがんばって行って
そこで初めて当時は漢字で名乗っていた世界の終わりの
ライブを見たわけです。そこで世界の終わりのメンバーとも
お話して、サインももらったわけですが、そんなまだ
こじんまりした世界で、このRADIO CRAZYでの最前にいて
目の前にいるセキュリティの人よりも近い距離にいた
村松さんと世界の終わりのメンバーが
こんなにもでっかくなってすごい人を動員するステージに
同じ日に立っているっていうのが感動でした。

なんかまるで姉か母の気持ちですね。
えらそうにごめんなさい。でもこれからも
ずっとファンですからね。

もちろん遠くなりすぎて寂しい気もしますが
ずっと音楽を発信し続けてくれるだけで幸せです。


本当にこの日は見たかったライブをいっぱい見れた一日でした。





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FAT PROP

2011年10月11日 | 邦楽
FAT PROPの新作「Brand New World」について
とにかく感じたままに書きたいと思う。

私はこのFAT PROPのアルバムは
「Looking for new joy」から持っている。
彼らを最初に知ったのは今は活動休止中の
Start From Scratchからだった。

一目ぼれのごとく
一曲聴いたとたん
もう心を掴まれたそんな感じだった。

当時はどこかボーカルのRinda氏の歌い方が
細美さんと近い感じがあって、英語の発音も
きれいだし、私はこういう歌い方の人が
きっと好きなんだな~ってなんとなく思っていた。

でも、「The DIE IS CAST」からは
似てるとかそういう次元は超えていた。
FAT PROPというバンドがすごいバンドである
ことがわかったんだ。

そして、今作「Brand New World」を聴き
完全に参ってしまった。

なんてレベルの高いバンドだろうって
思う。今、このポジションにあるのが
理解できないほど(ってどんなボジションかって
ことだけれど、日本の音楽の中心にいないってことだ!)

Rinda氏はアメリカの大御所STYXのデニス・デ・ヤングのような
ボーカルを聴かせてくれるんだけれど、さらに
それはクイーンのフレディのように聞こえることすらある。

ある意味、日本のクイーンになれる感じのゴージャス感と
圧倒的音楽力があるってことだ。

ほんと驚くよ。

「Feelin' Pop」を聴いてみてよ。

最初クイーンだから。

もうなんか泣けてくるほど
素敵なんだ。

今、日本のテレビの音楽番組では隣国のアーティストが
花盛りだ。彼らもエンターティナーとして素晴らしいのかもしれない。

でも、日本に
このJAPANに

こんなにも素晴らしいバンドがいるんだよ!

世界に通用する力もある
メロディメーカーがいて
演奏家がいて
ボーカリストがいる
Fat Propというバンドがさ。

もったいないよ。

こんなに宝のようなバンドが
日本にいるっていうのに
みんなが聴かないなんて。

珍しく、このアルバムでは
日本語詩も歌っている彼ら。

日本語詩でも突き抜ける感が
ほんとさわやかに刺さってくる。

「Stop The Time」なんて
聴いてるだけで恋しちゃうよ。
なんかわかんないけれど
その言葉と声に。

見えない「愛」がそこにいるように
たとえ自分がひとりでいても
この歌が包み込んでくれるような
そんな温かさが溢れている。

どう伝えたらいいんだろう。
その歌い方と言葉の感覚を
私が自分の言葉でなぞるのは
ほんとうに難しい。

ただ、聴いて欲しい。
そうすればわかってもらえる。

「Hello」も日本語詩と英語詩が
入っているんだけれど、こういう曲は
日本でも海外でも同じように受け入れて
もらえるポップチューンだと思う。

ビートルズと共通する感じというのかな。

とにかく、すべての曲が
ハイクオリティで
どうして、こういうバンドが
第一線にいないのかがくやしい。

GLAYとかラルクとかミスチルとか
いろいろ第一線の人たちがいて
もちろん、それぞれが素晴らしいのは
わかっている。

でも、それらの音楽と同じラインに
立っていてもちっとも遜色ない
ゴージャスな音楽なんだよ。

もっと
もっと
聴いてもらうべき音楽なんだよ。


ある意味、イギリスでもアメリカでも
みんな好きになってしまうような
世界共通の美しいメロディを
奏でるバンドだと思う。


あ~もどかしいな~。

とにかく聴いてください。


そういえば、最近私が
好きで好きでしかたがない音楽を
やっているバンドはFで始まるのが多いな。

FoZZtoneに始まり

a Flood of Circle(まあ、aがつくけれど)
FACT
Fear, and Loathing in Las Vegas

Fってヘ音記号の元だよね。
楽譜の低音部に君臨している記号。

それを頭に戴くバンドは
かっこいいに決まってるよね。

私は低音部がしっかりしているバンドっていうのを
昔から信用している感じがある。

低音部が心臓にドクンドクンっと届くバンドが
好きなんだよね。

これらのバンドはみんなそうだ。

私のハートをドクンドクンと熱くしてくれる。

なんだかFって最高なアルファベットに見えて来た。




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京都音楽博覧会2011年

2011年09月23日 | 邦楽
2011.9.23(金)快晴

くるり主催の京都梅小路公園での「京都音楽博覧会」に
初参戦してきた。

今年で5年目なんだね。
くるりは好きなんだけれども
初開催の年とか毎年のメンツを見ていて
独特のカラーがあって、好きなバンドや
アーティストも参加するんだけれど
どこか躊躇していた。
というか、洋楽主体の野外フェスしか
行ったことがなかったので、日本人が
メインであり、いつもあまり聴かない人が
出演者に多かったせいもあって
私が行くフェスとはちょっと違うかなって
勝手に思っていた。


だけど、なぜか今年メンバーがまだ確定してない時期に
「行こう!」って思ったんだ。

ほんと不思議なんだけれど
突然行きたくなったんだ。

だからチケットを早々に抽選で買うことができて
すぐにソールドアウトになったから
よかった~って思っていた。

ただ、ほんとサマソニ以外の野外フェスは
初めてだったので、どんな感じかある意味
不安だった。

最初物販とか食事エリアから入ったんだけれど
ここは別にチケット持ってない人でも誰でも
入れる場所だったので驚いた。

きっとこんな都会の真ん中で住宅地の真ん中で
やるフェスだから、地域の人たちにも夏祭りのように
屋台のエリアを解放しているんだろうなって思った。

T-シャツとかタオルとか先に買ってから
チケットをリストバンドに交換しにいくと
驚く程の長蛇の列。でも、なんとかチェンジして
一番手の小田和正氏に間に合う。

この音博が始まる前にくるりの岸田くんと佐藤くんが
登場して、大げさではなくさらりと開会の言葉のようなものを
発して、そして小田さんが登場してきた。

彼はまず、最近のドラマの主題歌の「東京の空」から歌い、
次はくるりのメンバーとフジファブリックの山内くんとボボさんが
登場して、いっしょに私はちょっと知らない曲をコラボ。

そして、40年近く音楽をお互いにやっているのに
まだ2回しか会ってないらしい細野晴臣を呼んで
細野氏と小田氏と岸田氏がハッピーエンドの名曲「風をあつめて」
を歌った。なんてゴージャス!細野氏と小田氏がはもるなんて。
いっしょに並んで歌っているなんて。

私は小田氏は初めて見たし、生の歌声を聴いたけれど
ほんとやっぱり素晴らしい人なんだって思った。

私がまだくるりと出会うよりずっと前に
京都でお会いした事がある細野氏が
私が日本の音楽のライブへ行くきっかけを
作ってくれたくるりと共演なんて
なんという縁だろうって
ちょっと感動した。

最後は小田氏がまたひとりで「たしかなこと」を
歌ってくれた。♪時をこえて~っていうあれです。

少なかったけれど、深かった。

次の登場は10-FEET

Riverをやってくれたのはすっごくうれしかった。
あと、LOODYの時につじあやのちゃんが
サプライズゲストでやってきて、いっしょに
歌ったのはうれしかった。

そうそう、今日は珍しく10-FEETはアコースティック
バージョンだったんだよ。だから、おそらくモッシュダイブは
あまりというかほとんどなかったんじゃないかな。
だいたい、ぬかるんでいるところも結構あったしね。

TAKUMAさんはアコースティックできません!みたいなことを
言ってたけれど、ぜんぜんそんなことなくって、アコギでも
ロック魂がやっぱり見えてて、かっこいいなって思った。

彼の友人というか「ぽん」だったっけ。四条か三条あたりにある
居酒屋の長谷川さんがトランペットでゲスト出演。それがまた
いい感じで色をつけていた。

つじあやのさんとはLOODYとRecollecotionでコラボした。
なんでも、あやのさんに10-FEETのメンバーはよくしかられるとか。
なんか笑えた。

ライブ後、会場の外でTAKUMAさんに出会えて握手してもらったのも
うれしかったし、つじあやのちゃんも近くで見れてなんかドキドキした。


10-FEETのあとに
石川さゆりという大御所演歌歌手の登場。

しかも、ジャズな感じのバンドメンバーの演奏から
突然「ウイスキーはお好きでしょう~♪」って歌いながらの
入場にはどきっとさせられた。
着物をフェスに着てくるあたり、やっぱり演歌歌手だなと
思ったけれど、きれいだった。

青空の下に「津軽海峡冬景色」はなんかおもしろい取り合わせだった。
晩夏に冬の曲を聴くという、サマソニでレミオロメンの「粉雪」を
聴いたのを思い出したよ。

あと、この梅小路公園の横にはSLの機関庫や博物館があって、
その中でSLが走っているんだけれど、その汽笛がなるのが
すごいいいタイミングで歌の合間に入ってくるんだ。
ほんと津軽海峡って感じで。

これを聴けたのはある意味すごいことなんだろうって思う。
自分から演歌を聴きに行くことはないから。
そこで、特に有名なこの曲を聴けたことは
自分の母とかにも自慢できるかも?

その後に続いた曲は演歌とは違ってみたいな感じで
言ってたけれど、さほど魅力的な曲ではなかった。
最後は「天城越え」を会場からのリクエストで
歌われてました。これも有名ですよね。

実はこのあとのフジファブリックを聴きたかったんだけれど
連れがちょっとしんどくなった感じだったので
いったん外に出て、食事をしにいった。
というのも昼間食べてなかったから、
しんどくなったんだと思う。
熱中症とかも恐いから、とりあえず
食べて、そしてかき氷で冷やしてって
感じで、いっしょに休憩していた。
で、元気になったのでまた戻ったら
細野さんのも終わってた!

ゆえに2組見れてません。

でも、仕方が無い。
細野さんは小田さんの時に歌声を聴けたからいいやと。

戻ったらマイヤ・ヒラサワが登場。

彼女はこの間言ったFLAKEレコードでも
結構プッシュされていたし、
九州新幹線のあの有名なCMの歌を歌っているのも
佐々木希が出ているシャンプーのCMの
「IT DOESN'T STOP」を歌っているのも彼女。
スウェーデン人と日本人が両親の彼女。
バックで演奏していたナイスガイたちは
スウェーデンから呼んで来たそう。

CM曲はどちらもやってくれたし
彼女の歌い方好きだなぁ~。


彼女の次は斎藤和義。

「アゲハ」やってくれたし
「歌うたいのバラッド」もやってくれた。
好きな歌なのでうれしかった。

「ずっと好きだった」は
途中から「ずっとうそだった」になり
やがて「ずっとくそだった」にまで
変化した。

かなりすごい歌詞だったし、
話題になったものでもあったけれど
あえて、NHK総合で放映される予定の
このフェスでやるということに
彼の思いを感じる事もできた。

それを良しとするかしないかは
別として、本当の彼の歌声を聴いたら
あえて歌うことにした彼の意思の強さも
感じて、すごい人だなと思った。

新曲の「うさぎとカメ」は名曲だった。

ラストはくるり。

セットリストは知っているのも知らないのもあったので
他の人からいただいたものを


奇跡
旅の途中
砂の星
Baby I Love You
京都の大学生
一歩(新曲)
バンドワゴン
鹿児島おはら節
ブレーメン
宿はなし
リバー

新しいメンツでのくるりはまるでどこかの楽団のようだった。
新メンバーが色んな楽器を操れる人ばかりで、
まるで小さなオーケストラのようでもあった。

京都音楽博覧会という名前に相応しい演奏と歌という気がした。
ロックバンドではなくて、音楽楽団だ。
サポートの高田氏もボボさんも最高だった。

フェスをやっている場所に合わせての
ほぼアコースティックな感じのフェスだったけれども
とっても清々しくて、まじめで、やさしくて
元気がもらえるフェスだった。

最後のリバーではTAKUMAさんも派手なでかい蝶ネクタイを
はりつけて(笑)登場し、フジファブリックのメンツも
細野さんもマイアヒラサワとメンバーも斉藤和義氏も登場して
みんなが歌ったんだ。すごいよね。
TAKUMA氏が山内氏が斉藤氏がそして岸田氏が歌うんだよ!
マイアとか細野氏もバックで歌ってるし。
まさにwe are the KYOTO!って感じ。

くるり楽団が始動したそんな感じがしたし、
その楽団の雰囲気がとっても素敵だった。
新メンバーの3人も特に紅一点のファンファンは
不思議ちゃんであるけれど、かっこよかった。

今回のこのフェスにはROCK'N ON JAPANとか
音楽誌の編集者の方たちも結構来られてたようで
私が行くサマソニとかは東京だけ行かれるケースが
多いので、こんなにたくさんいつも読んでいるような
雑誌の方たちが来ていて、同じライブを見ているっていうのも
なんだか新鮮だった。


とにかく、空が突き抜けるように青く、
日中は暑かったけれども風があったし
夕方からは温度も下がって、すごしやすい
フェスだった。

もちろん、このフェスにも被災者への思いが
溢れていたし、実際に岩手からボランティアの
方が来られていた。

まだまだ書きたいことはあるんだけれど
フェスを終えて帰ってきたら結構足腰が
疲れていた。

というのもふつうは暴れ系のライブが
多いから、ジャンプしたり身体ゆらしたりして
適度に身体を動かしているから足とか痛くないけど
今回はじっくり聴く系が多かったので
同じ体制で固まってたようで、終わったあとの
足が半端なく痛かった。

でも、歩いて京都駅まで帰る途中で治って来た。
やっぱり血の巡りだよね。

くるりがやってくれた「京都の大学生」
はなんか京都の大学出身の私のようなものには
うれしいタイトルだし、これから京都の大学生に
なる人にもうれしいよね。

そして、くるりは京都を拠点に活動していくと
言うことで、これからは地元に根をおろして
全国を回るんだね。なら、町のどこかで
岸田さんとばったり出会えるかもしれないね。

あのインストアで出会ったまだ無名だったくるりが
あんなでかいステージで歌っていることが
ほんと素晴らしいなと思った。

このくるりはこのままずっと続いて行くバンドだと
思うし、このくるりに終わりなんてないと
ステージを見ていて改めて思った。

彼らの独特の世界は彼らにしか作れないんだ。

ほんとうに素晴らしい豪華なフェスだった。








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ばらの花

2011年08月06日 | 邦楽
私がくるりと出会ったのはデビュー直前で
「東京」というシングルが初めて買ったCD。

その後いろいろ買っているけれど
私がくるりの曲で大好きなのは「ばらの花」
ほんとうに素晴らしい曲だと思っている。

ロックインジャパンフェスで
yanokamiで出演した矢野さんがこの「ばらの花」を
やったんだね。
この曲はレイ・ハラカミさんにとってもきっと大事な
一曲だっただろうし、ほんとうはいっしょにその
ステージで演奏したかったんだろうな。

でも、彼はきっとそこにいたと思う。
いっしょにリズムをとりながら
「おまえらには見えないだろうけれど、俺には見えてるからな。」って
笑っている彼を想像しちゃった。

過去にばらの花について書いたブログがある。↓

http://blog.goo.ne.jp/funnybunny17/s/%A4%D0%A4%E9%A4%CE%B2%D6

曲自体というよりバラの花についてだ。

くるりにはいっぱい名曲はあるけれど
やはりこの曲は私のくるりのナンバーワン曲には変わりない。

来月、彼らのフェスに初めて参戦できるのが何よりうれしい。
このフェスに参加したことがあるハラカミさんも
またやっぱりそこに遊びに来てくれるかもしれないね。

そして、また言うんだ。

「おまえらには見えてなくても、俺には見えてるんだ。」って

音楽は永遠だから、ミュージシャンも永遠だ。
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ロックンロールは鳴り止まない

2011年05月08日 | 邦楽
「俺ってコミュニケーション障害なんだ」

そんなことを言う子がいた。

どうしてそんなこと思うのかわかんなかった。

だって、ふつうに話しているじゃない。

「みんなが俺の言うことわかんないんだ。
話すとみんな引いてしまうんだよ。」

きっと今の世の中、
日本に限らず、そういう風に感じている人が
いっぱいいるんだと思う。
本当はそんなことないのにね。

ゲームばっかりやっている人たちは
ゲームの話で盛り上がる。

カードゲームの小学生は
カードゲームの交換で盛り上がる。

でも、そういうのに興味のない人間もいるわけで

たとえば

「サカナクションの曲が好きだ。」というと

は~?誰それ?

ファンキーモンキーベイビーズの方がいいぜ。
とか
嵐だよ、やっぱり。
とか
Greeeenはいいよね。
とか

多数決で
多い方が勝ちなんだよね。


少数派はまるで言葉の通じない人のように
扱われる。

ファイナルファンタジーがどうした!

巨人対阪神がどうした!

そんなもの興味ないっていう子がいても
いいと思うんだけれど

世間はなんかよそよそしい。


いっしょじゃないといやな人たちが
多過ぎる。


自分の知らない世界に臆病な人が
多過ぎる。

私は自分の知らない世界を知っている人が
眩しいのに。

知らない世界を教えてくれる人は
すばらしいと思っているのに。


だから
もしかすると
私はたくさん友達がいますっていう人に対しては
あまり信用してないのかもしれない。
すばらしいと思っていないのかもしれない。

なんか嘘っぽく思っているのかもしれない。

ほんとうの友達なんて
結局のところ
究極1人いればいいんだし。


ただ、友達じゃなくても
自分が心を注ぎたいって思う人が
たくさんいるのはいいなぁ~って思うんだ。

これを言うと嘘くさいけれど

「愛」を注げる存在がたくさんあるのは
幸せなんじゃないかと思うんだ。


別にこっちを向いてくれてなくても
私を愛してくれてなくても

なんかしてあげたい。
なんか幸せになってほしい。
がんばって生きて行ってほしい。

そんなことを思える存在は
いっぱいあるほど自分は幸せに思える気がする。

で、

そんな人たちのことを思って
泣く事は悪い事じゃないんじゃないかって
思えるんだ。


今日見た「神聖かまってちゃん」のドキュメンタリー見て
の子を応援したくなって
泣きたくなっても
悪い事じゃないやって
自分勝手に思ってる。


きっと余計なお世話だぜって
言われるだろうけれど

別に人の心なんて
見えないし、
手で掴めないし、
たたき壊すことだってできないんだから

思う事で負ける気はしない。


人を大事に思えるってことは
最高の武器だって
なんか改めて思えた。





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拝啓スピッツ様

2011年03月29日 | 邦楽
草野さんが「急性ストレス障害」で倒れられて
ライブがしばらくできなくなりました。

ライブを楽しみにされていたファンの方は残念かもしれませんが
病気なので仕方がありません。

今回、私が気になったのは
スピッツの公式HPでのコメントです。

メンバーがこのような時にこのようなことになって
情けないというような事が綴られていました。

どうして、情けないのでしょうか?

ちっとも情けないことはないのに。

むしろ、いろんな人がいて
草野さんのように心に衝撃を受けて
参ってしまっている人もたくさんいるはず。

それはまったく悪くないわけで
そういう人が「自分は情けない。」なんて
思うのはおかしい。

みんなそれぞれに心を痛めるし
弱い部分もいっぱい持っているし
だから、人間なわけで
それが生きている証拠なわけで
私はそういう人が大好きです。

恐いとか
逃げたいとか
思ってちっとも構わないし

泣いちゃってもいいし

震えたっていい。


私は草野さんに早く、ゆるやかな
時が流れて、心が落ち着かれることを
心から願うし、

またライブに戻ってきたときも

「元気になったよ~!」だけで
いいと思います。

あなたの作る音楽は
あなたの歌う音楽は

今までずっと多くの人に
力を与えてきたじゃないですか。

その月日を思えば
十分に休息する時間があっていいのです。

これからも
そして
あなたが休んでいる間も

あなたの生み出したすばらしい曲たちが
多くの人を救っていますよ。

また、元気になったら
素敵な曲をお願いしますね。


そして、メンバーの皆様も
あなたたちも素晴らしいです。

いいチームワークで
これからも
素敵なライブを
そして音楽を
お願いします。



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