bye-bye circusの明日の代官山LOOPであるワンマンライブで
きっとこの曲をやってくれるんだろうなって思う曲のひとつに
「good night」という曲がある。
この曲の最初のインストからぐっと引き込まれる。
音がすでに真夜中を伝えてる。
この歌詞をそのまま受け取れば男女の一夜の愛の歌だ。
こんなにも温度が感じられて、
まるでそこに人間の体があるような詩を彼はどうして
書けるんだろう?って
昔彼が書いた名曲「楽園」にもそれがあって
その曲の歌詞で私は彼の音楽を好きになったといっても
過言ではない。こんな風に立体感を持って
皮膚の感覚を持って歌が成立するっていうのが驚きだった。
この「good night」にもそれがあって
もちろん実体験も含まれているのだろうけれど
これは聞く人の多くが(大人の場合だけれど)
自分の感覚を思い起こせるだろう。
歌詞をそのままストレートに受け取ったら
ある意味すごいセクシーな歌だ。
でも、不思議と彼が描くとそれが
美しく、映画のようなシーンへとなっていく。
デヴィッド・ハミルトンという写真家がいる。
今はもうかなり高齢だと思う。
昔、彼の被写体は10代の少女たちが多かった。
へたな撮り方をすれば変質的な世界になってしまうところを
彼はまるで妖精を撮っているかのようなファンタジーに
変えてしまってた。だから女性から見てとても美しい絵の
ようだった。
真田氏にもそのようなところがあって
日常のシーンでありつつ
ファンタジーにも行けるような
2重構造になっている。
この「good night」の歌詞も
深層心理的に考えることもできて
肉体を超えた精神として聞くと
またそれも素敵だ。
「太陽が二人を溶かす前に行かなきゃ」
この太陽が溶かすというフレーズ。
彼の歌にはときどき登場する。
そう、イカルスの翼を思い出すフレーズだ。
ロウを塗ってつけた翼をつけて脱出したイカルスが
太陽に近づき過ぎて、ロウが溶けて
やがて墜落して行くという話。
彼はどこか心にイカルスの翼を求めて
でも、彼のように失敗することなく
脱出したいという思いがあるのかな?
何からの脱出?
きっと今の状態からより彼がおもいっきり音楽をやれる世界へだろう。
「太陽が二人を溶かす前に」
っていうフレーズだけで聞くものには
未明のうちに二人はそれぞれの場所に戻っていこうって
いうのが感じられるよね。
あまり許される関係ではないのかもしれない。
とってもせつない歌でもある。
「心に名前をつけてみる」という歌詞もすごく響く。
そんな歌詞を書く人に出会ったことがない。
彼しか書けない世界を彼は日々紡いで行く。
そして音楽にしていく。
一度彼のバンドのライブを観に行ってもらえばそれが実感できると思うのです。
きっとこの曲をやってくれるんだろうなって思う曲のひとつに
「good night」という曲がある。
この曲の最初のインストからぐっと引き込まれる。
音がすでに真夜中を伝えてる。
この歌詞をそのまま受け取れば男女の一夜の愛の歌だ。
こんなにも温度が感じられて、
まるでそこに人間の体があるような詩を彼はどうして
書けるんだろう?って
昔彼が書いた名曲「楽園」にもそれがあって
その曲の歌詞で私は彼の音楽を好きになったといっても
過言ではない。こんな風に立体感を持って
皮膚の感覚を持って歌が成立するっていうのが驚きだった。
この「good night」にもそれがあって
もちろん実体験も含まれているのだろうけれど
これは聞く人の多くが(大人の場合だけれど)
自分の感覚を思い起こせるだろう。
歌詞をそのままストレートに受け取ったら
ある意味すごいセクシーな歌だ。
でも、不思議と彼が描くとそれが
美しく、映画のようなシーンへとなっていく。
デヴィッド・ハミルトンという写真家がいる。
今はもうかなり高齢だと思う。
昔、彼の被写体は10代の少女たちが多かった。
へたな撮り方をすれば変質的な世界になってしまうところを
彼はまるで妖精を撮っているかのようなファンタジーに
変えてしまってた。だから女性から見てとても美しい絵の
ようだった。
真田氏にもそのようなところがあって
日常のシーンでありつつ
ファンタジーにも行けるような
2重構造になっている。
この「good night」の歌詞も
深層心理的に考えることもできて
肉体を超えた精神として聞くと
またそれも素敵だ。
「太陽が二人を溶かす前に行かなきゃ」
この太陽が溶かすというフレーズ。
彼の歌にはときどき登場する。
そう、イカルスの翼を思い出すフレーズだ。
ロウを塗ってつけた翼をつけて脱出したイカルスが
太陽に近づき過ぎて、ロウが溶けて
やがて墜落して行くという話。
彼はどこか心にイカルスの翼を求めて
でも、彼のように失敗することなく
脱出したいという思いがあるのかな?
何からの脱出?
きっと今の状態からより彼がおもいっきり音楽をやれる世界へだろう。
「太陽が二人を溶かす前に」
っていうフレーズだけで聞くものには
未明のうちに二人はそれぞれの場所に戻っていこうって
いうのが感じられるよね。
あまり許される関係ではないのかもしれない。
とってもせつない歌でもある。
「心に名前をつけてみる」という歌詞もすごく響く。
そんな歌詞を書く人に出会ったことがない。
彼しか書けない世界を彼は日々紡いで行く。
そして音楽にしていく。
一度彼のバンドのライブを観に行ってもらえばそれが実感できると思うのです。
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