〝浮き雲〟田舎で ぼちぼち と!?〟

気の向くままに書き込んで、読み返すと…
70歳台後半の自分が見える、か、な?。
📷〝写真〟も載せてみます。👴

水難事故が・・・ (写真は「穏やかな川面」)

2005年08月23日 10時21分27秒 | Weblog
ことしの田舎は、〝川での水難事故〟が多いようです。

現在は、消防隊員・同団員、消防・救助工作車、救急車、水難救助隊、消防防災ヘリ…などが出動し、捜索・救助活動が展開されます。
もちろん、警察や 地方自治体関係者も出動し、協力します。

特派員が、もっと若くて、仕事的に現役だった頃のことです。

「子どもが、川で流された」の一報を受けて、現場に駆け付けました。

服装は、作業服に軍手と長靴履き。
持ち物は、左手に無線機、右手に双眼鏡。

1級河川の左岸を、現場付近から下流へ移動します。
大勢の関係者が 間隔を保って、捜索が続けられます。

淀み、早瀬、変化する川の状況を読みながら、双眼鏡を覗きます。

川の左岸から右岸に向けて、流れが移る 中央の浅瀬の付近に、着衣のような物を発見。
と 同時に 数人が声を上げました。

「人や、子どもや!。」

無線の指示で、瀬に向かって 川の中を走る消防団員。
右岸から数人が、半身が浸かるくらいの流れの中を、その 瀬のところに急行します。

先着団員が、急いで 両手で抱え上げます。

流された 小学生でした。


そのときは、残念な結果に終わりましたが、早く見つけられて良かった…、の記憶があります。
場合によっては、捜索に 何日もかかることがありますから。

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川は、いくつもの表情を持っています。
穏やかな流れで、人を癒してくれます。
濁流では、巨岩をも 押し流します。

「同じ場所でも、川面と水中の温度が違ったり、水の流れ方、川底の形状…などが 日々・刻々と変化する」と、地元の関係者は話します。

プールが出来て、川での遊泳が禁止される など、子どもが 自然と付き合う方法が変わりました。
でも、自然の怖さ・恐ろしさを知ることは、上手に 自然と付き合うための「基礎知識」です。

犠牲者が出るのは、当事者でなくても 辛く悲しいことです。
大切にしたいもの、それは「人命」と「自然」です。
  
       

写真は、夕方の「手取川」で撮った、手持ちの資料画像です。
(水難事故とは 無関係です。)
もう一つの「手取川の顔写真」は 参考=6月30日の写真「手取の川霧」などを ご覧下さい。