鰹は江戸時代には超の付くほどの高級魚でしたね。昭和
・平成に入って高値の年もありました。この2,3年は高値
になっています。それは鰹釣の漁船が使う撒き餌の鰯が減
少したことが原因といわれています。スーパーで鰹のタタ
キを安く売っていましたので買ってきました。
我が家の家族は鰹を含めた光り物をほとんど食べません。
変ですね。それをあえて食ってきたのは、こんな美味い魚
を食べないなんて可笑しいと思い、鰹のうまさを知らせた
かったからです。
生でだめなら煮てみようと思いました。カップに砂糖15
グラム、しょう油大さじ5杯、それをかき混ぜてお湯を加え
て150mlにした汁を作っておきます。タタキは輪切りにし
ておきます。初めに平底のフライパンに汁を入れて少し煮
立たせます。そこへタタキとショウガの薄切りを5,6片入
れて約8分間繰り返し表裏を返しながら汁が焼きつく寸前
まで煮込みました。これでできあがりです。
味がよくしみ込んで美味しかったですよ。ショウガが臭
みをほどよく消していました。タタキは血合いの少ないと
ころを選びましたが、血合いの好きな方もいるでしょうね。