寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

思わぬことが起きました

2016年01月31日 23時37分50秒 | こんな出来事がありましたよ

 勝負事というのは時々思わぬことが起きます。一体、

私は勝負事をやるには適さない性格かもしれないと思

っていました。というのは囲碁を打っていて相手の情

勢が思わしくないと気が付くと少しゆるい手を打って

しまうことがあるからです。そのくせ攻めて攻めて相

手の石を取ってしまう暴挙にでてをしてしまうことも

あります。

 こんなことを書くと私の性格に問題があるのではな

いかと疑問を抱く方がいるかもしれません。自分では

そんなことはないと思っていますのでご安心ください。

というのが一番危ないのかもしれないよという人がい

るかもしれませんね。

 勝負事をやる人にはとことん熱中する人や勝負にあ

まりこだわらない、それから相手の様子をいつもうか

がっている人などいろいろな人がいます。勝負事とい

うのはそれほど人間の性格が出るものなのかもしれま

せん。

 さて、先週土曜日にいつもは2子おいて打ってもらっ

ていた人に先番で売ってもらいました。そうしたら4目

の負けになりました。それで昨日の土曜日に再び先番で

打ってもらいました。そして8目の勝ちという結果にな

りました。囲碁の勝負では下手は自分の石を取られて負

けるケースが多いですね。したがって石を取られなけれ

ばそれほど負けることはないのが一般的です。後は、注

意して地に取り合いに注意するとよいわけですが、上位

者は経験豊富なことが武器になります。というわけで強

くなりたければプロ棋士の棋譜を並べたり本を読んだり

して勉強するわけです。

 ちなみに、プロになるためには大変な試練が待ってい

ます。10歳代の初めには7、8段(アマ)になっているこ

とだそうです。そして23歳?になるまでにはプロの試験

に合格しなければならないようです。プロになると初段

でも九段と同等の勝負をすることになります。そこがア

マチュアと違うところです。いいずれの社会でもプロに

なるのは大変ですね。

 プロにならなくても楽しく囲碁を打てるし、年齢制限

もなく自分の体力と知力が許す限りは囲碁を楽しむこと

ができます。私の仲間にも90差近い人が数人います。 


記憶に残っている映画(7)「箱根風雲録」

2016年01月29日 15時03分09秒 | 寓居人の思い出話

 現在の箱根は一大観光地となって日本はおろか世界

の国々からくる観光客の日本で行きたいところの一つ

になっているいますね。しかし芦ノ湖の西北部湖尻に

ある箱根用水取水口という場所はあまり目立たないの

で知られていないかもしれません。

 湖尻にある箱根用水取水口というのは、徳川四代将

軍家綱の時代に浅草の商人友野与右衛門が地元農民と

夜盗一味そして島原の残党などが工事に協力して、今

の三島付近の水不足で苦しんでいた農民のために芦ノ

湖の水を引く掘削情事を行った。徳川4代将軍の役人

は将軍家の威光にかかわるとしてあらゆる工事妨害を

したがそれを乗り切って完成させた。この工事は丹那

トンネル工事に相当する工事と言われています。

 この箱根用水工事の様子を描いた「箱根風雲録」は

私に大きな感動を与えてくれました。原作は高倉輝

(1891-1986)の書いた小説「ハコネ用水」理論社

(1951年)です。私は原作を読んでいませんが探し

て読んでみたいと思っています。

 この映画ではもう一つ面白いエピソードが合うよう

です。それは女優飯田蝶子さんがオーデションに応募

した時あの容貌で落とされるところだったのですが、

美人ばかりでは映画にならないだろうと啖呵を切って

採用されたというのですが、違う場面だったのかもし

れません。

 さらに蛇足ですが、最後のシーンで島原の残党の頭

が幕府の役人に追い詰められて最後を悟ったときに、

一面のススキの原の中で一刀を一閃した。ススキの穂

先が夕日の中に舞い上がってキラキラと散り落ちる光

景はすばらしい映像として私の記憶に残っています。


ポイントを貯めていますよ

2016年01月29日 11時15分19秒 | 日記・エッセイ・コラム

 中年になるまでは買い物時のこまごましたおまけに

は関心がありませんでした。しかし子供のころには某

社のキャラメルのについていた小さなおまけをほしく

て親におねだりしたものです。

 そして自分でクレジットカードを持つようになると

買い物をした時にポイントなるものが付与されること

を知りました。これが知らない間にかなり貯まってい

たのに気が付きました。カード会社のサイトを見ると

ポイントでいろいろなものを貰えることがわかり興味

を持ちました。

 貯まったポイントでいろんなものを貰いました。例

えば、東京湾内を巡る昼食付きクルージングには数回

参加できましたし、sirocaのパン焼き器、ドルチェグ

スト、山形牛等々です。宝くじを貰った時に1等の組

違い賞に当選したこともありましたよ。というわけで

ポイントを貯めるというよりいつの間にか貯まったポ

イントで楽しいことがしばしばありました。

 

 

 

 

 


南極も北極もどちらも行きたいですね

2016年01月29日 08時21分24秒 | 日記・エッセイ・コラム

 南極には大きな大陸があり変化にとんだ雄大な景色

を見ることができますね。それに対して北極はとこま

でも白い氷原が広がっていて、運が良ければ白熊に会

えるかもしれません。

 どちらもそれぞれ大変魅力があってどちらに行きた

いかと決めるのは困難ですね。できたら両方行きたい

です。

 私はかって南極観測夏隊に行ってほしいと要請され

たことがあります。そのときはようやく軌道に乗って

きた研究を中断するのは仲間の人たちのことを考える

とできない相談でした。それでやむなくお断りしまし

た。もう一つお断りした理由があります。それは当時

その学会の長老と言われる人がこんな言い方をしたの

です。

「君を南極へ行かせるのにどれだけ偉い人たちが時間

をかけたかわかるか」

 と頭がごなしに言ったことに対して反発したのも事

実です。昔の人はこんな言い方を平気で使っていたの

ですね。これも昔の思い出になりました。しかし後悔

はしていませんよ。というのはそのときの研究が基に

なって宇宙関係の研究に移行できたので正しい判断だ

ったと思います。

 もしどうしてもどこかへ行きたいと思うならフラッ

と行きたいですね。

 北極も可能なら行ってみたいですね。しかし南極の

ほうが少しだけ大きな魅力があるのは事実です。


記憶に残っている映画(6)「80日間世界一周」

2016年01月28日 19時43分07秒 | 寓居人の思い出話

 各地を巡る旅の映画といえば、1956年アメリカの

映画製作会社が、フランスの作家ジュール・ヴェルヌ

の小説(1872年)を映画化した「80日間世界一周」

が有名ですね。この映画で使われた乗り物は、次の通

りです。

ロンドン→スエズ(鉄道と蒸気船;7日間)

スエズ→ボンベイ(蒸気船;13日間)

ボンベイ→カルカッタ(鉄道;3日間)

カルカッタ→香港(蒸気船;13日間)

香港→横浜(蒸気船;6日間)

横浜→サンフランシスコ(蒸気船;22日間)

サンフランシスコ→ニューヨーク(鉄道;7日間)

ニューヨーク→ロンドン(蒸気船、鉄道;9日間)

 この旅行の間にいろんな出来事が発生しますが、

各地に滞在中に観光?名所は特別なところがたくさ

ん見られました。

 時代考証は詳しくやっているのでしょうが正確か

どうかは別にして楽しめましたね。

 昨今、新聞広告などに大型客船によるクルージン

グの宣伝がたくさん出ていますが、旅の日数は10日

くらいですが旅行費用は数十万円から数百万円まで

とかなり高額になりますね。それでも予定人数を上

回る参加希望者がいるようで結構な話ですね。

 私も家内が希望すれば出かけてみたいと思ってい

ますが旅をあまり好まない家内は返事を濁していま

す。


モグラの活動が活発になってきました

2016年01月28日 00時02分32秒 | こんな出来事がありましたよ

 我が家の庭は種をまいて育ててきた芝が一面に生い茂って

います。表土の厚さはそれほどでもないのですが、モグラが

穴を掘って土を柔らかくしてくれるために土の中に空気が入

りそこにミミズなどの土中生物が繁殖しているのかもしれま

せん。

     

 こんなに活発に動き回っているのは初めてのことかもしれ

ません。もしかしたら気温の高い日が続いたものですから、

繁殖期が早く来たのかなあなどと考えています。もしそうだ

とするとやがてモグラの数が増えて土を掘り起こしてくれる

かもしれません。楽しみです。

 


記憶に残っている映画(5)「喜びも悲しみも幾歳月」

2016年01月27日 16時44分37秒 | 寓居人の思い出話

 映画を見る一つの楽しみは、撮影された場所

が、初めて見るところだっり、前に行ったこと

があるところだったりと楽しいですね。このよう

にいろいろな情報を与えてくれます。あすこに

は美味しいものが食べられる小さな食堂があっ

たとかあそこから見た風景は絶景だったなどと

思い出すかもしれませんね。

 そんな意味で私はロードムービーを見ること

がありますし、好みの映画を見ていてもあんな

ところがあるんだと楽しくなることがあります

ね。これも映画を見るときの楽しみです。

 例えば、「喜びも悲しみも幾年月」という映

画は新婚夫婦が日本各地の灯台で沖を航行する

船の安全を守る仕事をする。しかしそんな生活

の中でも悲しい出来事や嬉しい出来事が起こる。

それが人生なんだと思ったことがありました。

日本中を灯台から灯台へとめぐる転勤の連続は

苦しいことも多かったと思いますが、夫婦の深

い愛情と転勤先で知り合った清新な人たちとの

交流によって子供たちが成長するさまが素晴ら

しい映像を背景に描かれていました。

 佐田啓二と高峰秀子の夫婦役も芝居をしてい

るとは思えないすばらしい演技でしたね。

 初めに見たときは私の好みではないと思って

いたのですが、何回も見るうちにエ子の映画の

本当の素晴らしさがわかってきました。そして

思い出に残る映画の一つになりました。


ネットで買い物をするときは

2016年01月27日 07時50分39秒 | 日記・エッセイ・コラム

 買い物は現物を見て今必要なものに適するかどうか

を検討してから買うことにしていました。したがって

ネットでものを購入する場合は電気機器などメーカー

サイトで質、サイズや機能を確認できるものだけにし

ていました。最近は珍しい果実や麺類をネットで購入

することもあります。購入した品物の質が良いときに

はリピータに登録することもあります。しかし健康食

品を買うことは今後もないと思います。


学生紛争の思い出(5)

2016年01月26日 22時23分26秒 | 寓居人の思い出話

 昭和60年代に起きた学生紛争の目的は何だったの

でしょうか。社会の不平等の是正という言葉を初め

のころの学生は口にしていたように思います。これ

は私のいた大学での話ですが、学生運動に参加した

少数の学生の間でのことですから確定的なことでは

ありません。当時東大の紛争でも、東工大でも同じ

ようなことが新聞の記事になっていましたね。私が

一部の学生と話し合いをした時には、教授の人たち

はもっと学生のためになるような授業をやってほし

いといっていました。どういうことかと正しますと、

教授の人たちは学外でやる非常勤講師の仕事は休校

にしないのに本校の授業は休校が多すぎるというこ

とだと言っていましたね。私の経験でも専門の授業

のいくつかは年間5,6回授業をやって試験もなしに

評価している方がいました。最も大学の授業は当時

は自分で専門書を読んで学習するのが当たり前と言

われていましたから。何とも言えないことでもあり

ました。最も単位の取得に関する授業時間というの

は決められていました。その中では、少しうろ覚え

になってしまいましたが1回の授業、これは45分を

1時間として2時間つまり90分ないし100分間の授

業を15回やると2単位になるという計算です。さら

にそのなかには少なくとも同じ時間の自習時間が含

まれているのです。

 こういうことを考えると、文頭で書きました授業

をしっかりやってほしいというのは当然ですね。私

はそれでは必修授業を増やす方法を考えてはどうか

と言いましたが歯牙にもかけられませんでした。

 当時こんな噂も流れてきましたね。わが校で文系

校舎を占拠しているのは近隣の学生と高校生だった

というのです。したがって大学に対する要求が明確

ではないのは当然だったのかもしれません。

 他の大学でも同様したがあの頃の学生紛争では学

生側に何も得るものがなかったのではないでしょう

か。砂川闘争とか安保闘争というのはそれなりに目

的がはっきりしていたし、ある程度の成果はあった

のではないでしょうか。

 しかし、あのエネルギーは大変なものでしたねえ。

火炎瓶を投げられた時はさすがの私も怖かったです

ねえ。

 

 


記憶に残っている映画(4)「羅生門」

2016年01月26日 10時34分30秒 | 寓居人の思い出話

 中学生のころ私は校内一番の読書好きだったらしい。

家の隣棟に藁科さんという方が住んでいました。その家

には4歳か5歳年上のお兄(A)さんがいました。Aさんは

友達がいないこともあって私を相手にいろんな話をして

くれました。そしてAさんが持っていた本をたくさん貸し

てくれました。その中に芥川龍之介の全集もありました。

 芥川龍之介の小説は、一見優しい文体で書かれていま

すが内容は人間の深いところにある意識を書いていると

Aさんは教えてくれました。その翌年芥川龍之介の小説

をいくつかまとめて映画を作ったという話をききました。

映画を見たのは数年後になりますが、映画自身は深部な

どで高い評価を受けたというようなことが報道されまし

た。監督は黒澤明でしたね。黒澤明監督に事は「姿三四

郎」(2編)を見た時に父がこの監督は将来性があると

教えてくれたのが思い出されます。

 「羅生門」という映画は初めて見た時は、その真価が

解らなかったのですが重ねてみると小説の「羅生門」と

は異なる場面があったのですが、人間は自分の罪を逃れ

る(自分の都合の悪いことを隠す)ためには真実を曲げ

てしまうものだということを知ることができました。

 この映画では三船敏郎と京マチ子の姿が目に焼き付い

てしまいましたね。外国の映画特別賞を受けたりしたの

で、映画の内容は理解困難だったのですが国外での評価

は極めて高かったのですね。

 黒澤明の作品はほとんど観ましたが、どれも素晴らし

いものだったと思いました。素人の考えでは、監督が高

齢になるにしたがって娯楽性の高い作品が増えてきたよ

うですね。しかし内容は作品ごとに私には何か社会正義

という課題を突き付けているように感じました。