勝負事というのは時々思わぬことが起きます。一体、
私は勝負事をやるには適さない性格かもしれないと思
っていました。というのは囲碁を打っていて相手の情
勢が思わしくないと気が付くと少しゆるい手を打って
しまうことがあるからです。そのくせ攻めて攻めて相
手の石を取ってしまう暴挙にでてをしてしまうことも
あります。
こんなことを書くと私の性格に問題があるのではな
いかと疑問を抱く方がいるかもしれません。自分では
そんなことはないと思っていますのでご安心ください。
というのが一番危ないのかもしれないよという人がい
るかもしれませんね。
勝負事をやる人にはとことん熱中する人や勝負にあ
まりこだわらない、それから相手の様子をいつもうか
がっている人などいろいろな人がいます。勝負事とい
うのはそれほど人間の性格が出るものなのかもしれま
せん。
さて、先週土曜日にいつもは2子おいて打ってもらっ
ていた人に先番で売ってもらいました。そうしたら4目
の負けになりました。それで昨日の土曜日に再び先番で
打ってもらいました。そして8目の勝ちという結果にな
りました。囲碁の勝負では下手は自分の石を取られて負
けるケースが多いですね。したがって石を取られなけれ
ばそれほど負けることはないのが一般的です。後は、注
意して地に取り合いに注意するとよいわけですが、上位
者は経験豊富なことが武器になります。というわけで強
くなりたければプロ棋士の棋譜を並べたり本を読んだり
して勉強するわけです。
ちなみに、プロになるためには大変な試練が待ってい
ます。10歳代の初めには7、8段(アマ)になっているこ
とだそうです。そして23歳?になるまでにはプロの試験
に合格しなければならないようです。プロになると初段
でも九段と同等の勝負をすることになります。そこがア
マチュアと違うところです。いいずれの社会でもプロに
なるのは大変ですね。
プロにならなくても楽しく囲碁を打てるし、年齢制限
もなく自分の体力と知力が許す限りは囲碁を楽しむこと
ができます。私の仲間にも90差近い人が数人います。