6年生の子と3年生の子の兄弟2人の孫が運動会の振替休日とかで電車に乗ってやってきた。親は切符を買う手間を省くためにSUICAを持たせていた。駅からバスに乗るのは行き先が多くあり乗車間違いを起こさないように迎えに行った。
途中、スーパーへよっておやつと好物の食べ物を買った。この2人は幼いときから非常に仲が良く、ほほえましい行動をしばしば見せてきた。
スーパーの書籍売り場で上の子(兄)が雑誌を買って欲しいというので買った。下の子(弟)が迷っていると,上の子がお前はいつもこれを読んでいるだろうと言って選んであげた。弟は喜んで雑誌を胸に抱え込んだ。スーパーのレジを通って荷物を持とうとすると兄がそれは俺が持つからと私に気を遣ってくれた。
この2人は長男とともに地元H市のサッカークラブに入っていて日頃から練習しているのでこのような行動がごく普通にでたのだろうか。嬉しくなってしまった。昼食は近くのガストへ行った。兄は食事をしながら、ナイフで肉を切ろうとして苦戦している弟の肉を食べやすく切ってあげたり食べ方を教えたりしていた。食事が終わると兄は弟の口の周りに付いたケチャップを拭いてあげたり世話を焼いていた。
私は高校生の頃によく弟か妹を欲しがったことがある。兄たちは5才以上年上だったので遊ぶ相手にはならず、寂しかったのだろうと思う。