20200721、今日も蝉の話です。三回目となるとまたかと思うかもしれませんが、
クマゼミが我が家の近くの林の中から聞こえてきました。これで梅雨明け前の顔ぶれが
そろいました。今日の気象庁の天気図を見ますと、下のごとくになっているようでした。
地上の天気は、薄曇りで、薄日が差していると言ったところです。天気図を見て、
私はもうすぐ梅雨明けになると予想しました。それは前線が切れ切れになるほど弱く
なってきたと感じたからですです。
それはさておき、年月の詳しいことはもう記憶にありませんが、私が初めてクマ蝉
のことを知ったのは熊本市内で学会があった帰りに雲仙地獄から島原へ行ったときの
ことです。雲仙岳の頂上へのぼったとき、周辺の低木から非常にやかましい蝉と思わ
れる鳴き声が聞こえてきたので近くにいた方に尋ねると、クマゼミだと教えてくれた
ことです。それから10年くらいで当地でも鳴くようになりました。生物の伝播は思
ったより早いモノだと感心しました。付け足しますと、頂上附近の売店の大きな冷凍
庫の中に氷か雪の塊がたくさん保存されていたことです。古い塊あるというので、
保存年次ごとの塊を分析したみたいと思いましたが、頂けませんでした。もしかしたら
塊中に火山ガスの濃度変化を示す成分が入っていたかもしれませんでしたけど、残念
でした。
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