寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

TPPについて思ったこと

2015年10月22日 19時03分33秒 | どっこい生きているぜ

 もう20年以上前のことです。中学校の同期会が鳴子温泉で

行われました。そのとき農業をやっている人(A)と役場や農協

に勤めている米生産の担当者(B)との間で激論が交わされま

した。

  米の生産を主に行ってきた農家は、1963年頃から単位面積

あたりの収穫量の増加などにより米の供給過剰という問題が起

き、ついに1970年には政府の米生産農家への減反政策が実

施されることになりました。それまで農業政策として農地の等価

交換による耕作地の集約化を指導し、そのための費用が借金と

して残るような状況になった農家も多数あったようですね。そうし

た最中にアメリカ、その他の国などによる米輸入量拡大を要求さ

れ、農家は苦境に立たされてきました。

 このように政府は農家に対して手厚い保護政策をとりながら外

国からの輸入量の増加要求に歯止めをかけてきましたが、今TPP

によって米生産農家は再び微妙な状況に立たされています。

 しかし、私のような一般消費者にとっては日本で生産される米と

同等な質の米が安く購入出来たり肉や乳製品などが廉価で食する

ことができるようになることは魅力がありますね。

 現在、私は中学の同級生の農家から”ひとめぼれ”を毎月30Kg

の米(我が家と子供の家の分)を買っています。年間契約(口約束

ではありますが)と言うことで主食に関しては、生産者も旧知の仲な

ので安心しています。

 TPPは農産物だけの問題ではないので、トラブルが発生した場合

の処理の方法までじっくり見当して締結・発効させてほしいと思いま

す。


世界の指揮者「小澤征爾」さんのお元気な姿をTVで見ました

2015年02月27日 12時15分11秒 | どっこい生きているぜ
 2月27日NHK-TVの8時15分からの番組に世界的オーケストラ指揮者である小澤征爾さん(さん付けでお呼びするのは恐縮ですが親しみを込めてこう呼ばせていただきます)が出演されました。小澤征爾さんはあの指揮台に立った姿から平たく言えばもっと堅苦しい方かと思っていました。しかし、出演された小沢さんは気さくで教養の高いおじいさんでした。お話しは大変機知に富んでおり「こんなことをここで言ってもいいのかな」などといいながら思い出話をいろいろ聞かせて下さった。
 小沢さんの音楽への思いの一端を知ることが出来たような気がします。こんな言い方は不遜かもしれないことは承知ですが、敬意と親しみを込めての言葉だとお許し頂きたいと思います。
 若い頃、オーケストラを訊きに行くことなど経済的にとても無理でした。そんな私達のために無料の演奏会がしばしば開かれました。例えば、若かりし日の鈴木秀太郎さんのヨーロッパ留学壮行演奏会が錦糸公園で野外演奏会が行われました。指揮者は上田正さんだったと思います。演奏された曲目は"メンデルスゾーンのヴァイオリン協奏曲”でした。また日比谷野外音楽堂でも演奏会がありましたね。ここは上空をヘリコプターが飛んできたりしました。また格安の演奏会もありました。民音とか言う団体の演奏会にも行きました。今でもありありと覚えているのは日本青年館というところで"ハイドンの交響曲第45番「告別」”を演奏している最中に、冬のことだったので暖房を入れてくれました。ラジエイターに熱蒸気が流れはじめると鐘を強く叩くような音がし出しました。指揮者は途中で演奏を中止して音がしなくなるのを待って再開されました。現在のように空調が無い時代のエピソードとして記憶の中に想い出として残っています。これらは1950年代後半の思い出です。それでも生の演奏を聴くことが出来たのは幸せでした。

感動のアルハンブラ宮殿へ(1)

2015年02月26日 12時42分50秒 | どっこい生きているぜ
 次の写真はご存じない方に紹介しようと思ってgoogle earth(グーグルアース)から一例として参照したものです。写真の中には沢山のマークがあります。この写真では動きませんが、それをクリックすると、その場所の写真が表示されます。なかなか楽しいものです。

 アルハンブラ宮殿への道すがら街中の写真を撮影しました。
  
 写真はコロンブスがイラベラ I にアメリカへの航海の報告をしているところと書いてあります。コロンバスの航海は投資の対象として余り期待されていなかったようです。
 アルハンブラ宮殿への入口の前にチョットした広場があり、数件の出店がありました。そこで寄せ木細工を売っていました。箱根にあるようなものです。少しはなれたところに工房(アルコ)があり作業をしていたので見せて貰いました。写真を撮らないでくれというのでありません。
     
 入口近くの建物は人が住んでいるようで見学できませんでした。
 
 建物が途切れたところから宮殿の外の景色が見えました。
   
 丘の斜面に地面と同じ色の建物が沢山建っていました。見るとおり一面木の少ないところですが、シエラネバダ山塊から湧出する水が豊富で居住するにはよいところのようです(土地の人の話)。
 次回は宮殿の中を見て回りましょう。

今更ですがスマホを導入し自宅の情報機器の無線化をしました

2015年02月24日 22時30分28秒 | どっこい生きているぜ
 これまでスマホを所持したいと思っていたが携帯電話とiPod TouchとLTEで間に合わせていました。何しろスマホは使用料が高額(友人達に聞くと使用方法にもよるが毎月8000円ほど掛かる)と言うことでした。それで使用を諦めていたというのが実情です。
 それが最近、N社ではNet使い放題(1600円/月)でスマホ(1000✕24ヶ月)を使えるというので先週スマホ(写真)を導入することにしました。

 これをキッカケで家中の情報端末とプリンター等の、TV等光回線にし、Wi-Fiで接続できるようにしました。試行錯誤する部分もあったので3日間もかかってしまいました。費用はWi-Fi親機、プロバイダ料金と光電話、光テレビ、スマホ使用料とNet安心料などオプション代含めて総計9000円/月ほどで使用できるようになりました。
 スマホ設定作業中に少し問題がありました。スマホはsimフリーだったのでsimの挿入から設定まで全てを自分でしなければなりませんでした。はじめにスマホにsimを挿入するためにケースを開けなければなりませんが、説明書が間違っていたので危うくスマホを破損するところでした。これだけは注意が必要でした。Wi-Fi設定は簡単にできました。親機を買うときに設定して貰い情報機器との接続は情報機器でWi-Fiを検索してwebアクセスキーを入力するだけでした。プリンタなどの接続はPCアクセスキーを入力すれば終了でした。

グラナダにて ナイトツアーに参加しました

2015年02月18日 12時40分21秒 | どっこい生きているぜ
グラナダは落ち着いた静かな町でした。近くに川が流れており、川岸から眺めた夕日は川面に映えて美しい風景でした。昨今で言う絶景に指定されるかもしれません。
 さて、旅行予定に余り余裕が無いので、パエリアを食べてホテルに戻り入浴して一休みしてからナイトツアーに出かけました。ツアーのピックアップサービスはホテル出入り口に22時集合と言うことでした。こんな時刻からツアーなんてと思われるかもしれませんが、ヨーロッパの各都市ではごく普通のことのようです。
 バスに乗って30分ほど市内を巡って、細い道の脇の駐車場へ着きました.2,3分歩くと洞窟のような所へつき中に入りました。天井には鍋やフライパンなどの炊事道具が沢山ぶら下がっていました。年齢不詳のまるまると肥え緑色の衣装をまとった女性が出迎えてくれました。奥の方に同様な女性と若くて細い男性そして白髪の老女?がいました。
 その建物にツアー客全員が入ると入口の扉が閉められ、音楽が鳴りだしました。すると先ほどの太った女性や奥にいた人達が次々と踊り出しました。狭い室内では大きな動きは無く手を上げ下げしているだけのようにしか見えず全く興味を引かれませんでした。この女性達はその後NHKの招きで日本へ来たことがあります。

 見物が終わって出口へ向かうと、かの人達が両側に並びチップを要求していました。客が出さないというとしつこく要求し、サイフを出すとサイフの中に手を突っ込む有様でした。非常に不愉快でした。
 次に行ったところは劇場のような所でした。そこはちゃんとした舞台があり、飲み物とスナックが出てきました。舞台ではそろいの衣装をまとった踊り子達がすばらしいフラメンコを次から次へと見せてくれました。私たちはフラメンコを堪能しました。

 客の中には舞台へ上がって踊り出す人もいて、なんとも楽しい時間を過ごすことができました。その後夜景を見てホテルに戻ったのは午前3時頃でした。今日は一寝入りしてからあこがれのアルハンブラ宮殿を見に行く予定です。

月日の過ぎるのが早く感じます

2015年02月11日 13時04分39秒 | どっこい生きているぜ
 この頃、特に時間が早く過ぎてしまうと感じています。
 ブログ記事を最後に書いたのが2月4日でしたがもう一週間が
過ぎているのに気がつきました。この一週間に何があったの
だろうかと考えると、病院と掛かりつけ医師を受診したり、結構忙
しかったようです。
 病院では眼科の検診でしたが異常なしと言うことで半年間無事に
過ごすことが出来たと感謝しています。内科の方も前回と変化なし
と言われひとまず安心しています。
 先週木曜日に雪がちらつきましたが、積もることも無く雨に変わ
りました。写真の中でゴミのように白く見えるのが雪です。

 土曜日は町の囲碁会に行き、日曜日に近くにある市の囲碁クラブ
との交流戦があり出場しました。成績は二勝二敗の五分でした。久
しぶりに全体で勝ち越しましたが、私の記憶にある中では3年ぶりの
勝ち越しだったと思います。
 月曜日と火曜日は寒かったですね。エアコンが不調のためにとう
とうセラミックヒーターを持ち出しました。エアコンを買い換える
予定ですがなかなか価格が下がりません。ネットの価格まで下がっ
たら買うことにしています。Panasonic CS-EX284CかCS-GX284Cと
いう型落ちのを狙っています。店の人は2万円は下がり8.2万円にな
ると行っています。工事費は込みですから約4万円は安くなるよう
です。ちなみに285という本年型は15万円ほどで売っていました。
 春になってしまうと家人は笑っていますが、私は寒さより暑さに
弱いのでそれでもよいと思っています。
 新しいSF長編小説執筆に挑戦を始めました。半年後かもう少し掛
かるかもしれませんがご期待下さい。その間にも短編SF小説は書い
ていきます。最近恋愛小説執筆の依頼がありましたが、書くかどう
か迷っています。

元旦の大雪

2015年01月02日 18時30分31秒 | どっこい生きているぜ
 当地は海に近く温暖なところです。昨日元旦の午前中は
晴れて暖かい日になったと喜んでいました。頂いた年賀状
の返事を書いて印刷し投函にいこうと思っていたら一天に
わかにかき曇り雪が舞い始めたと思ったら激しい吹雪にな
りました。見る間に積もって5cmほどになってしまいまし
た。気温は2℃、北風が10メートルを超えているように
見えました。昨年も激しい吹雪になったことがありました
が、そのときは積雪が15cmほどにもなり10日ほど消えません
でした。

 今日2日は朝から晴れです。早速写真を写しに近所に出
かけました。




 葉の落ちた木の小枝に雪が付いていました。突然宮城県に
住んでいたときにお正月になると餅つきをしてドロップアメ
ほどの大きさに丸めた餅を、切り取った木の小枝に鈴なりに
付けて飾っていたのを思い出しました。これは後であられに
するのです。


 まん丸く膨らんだ小鳥が私の近くに来て遊び始めました。
カメラを向けても逃げることも無くしばらく私を楽しませ
てくれました。
 正午過ぎに年賀状を出しに郵便局に行ったら,沢山の人が
道路沿いに並んでいました。そう言えば今日は箱根駅伝の
往路の日でした。切手を買って外へ出て選手が通過するの
を見送って、局内に戻り切手を貼って投函して家へ帰りま
した。今年はよい一年になりそうな予感がしました。

ブログ記事の利用についてのお願い 

2014年12月28日 09時22分10秒 | どっこい生きているぜ
 私のブログに掲載した記事を自国語に翻訳して紹介して下さるという方
がいらっしゃいます。大変嬉しいことですが、次の点を理解し、約束して
下さればご紹介して下さることを許諾します。
ブログ記事翻訳紹介許諾条件。
1.当該記事はISBNに登録された著作物であることを理解すること。
2.著作権は本ブログ記事を書いた原著者(以下当方という)にあること。
3.記事の内容を変更しないこと。
4.記事の内容を政治的目的に使用しないこと。
5.記事を紹介したことによって発生した全ての紛争は自己責任で解決し、
  当方は一切関係ないこと。
6.記事を紹介したことによって当方に損害が発生した場合には損害賠償を
  請求することが出来ること。
7.その他、必要が生じた場合は許諾条件を当方の一存で変更可能なこと。
以上

常識的なことを条件にしましたが、平和目的で書いた記事によっていかなる紛争も生じないことを願うためであることを理解して頂きたい。

地中海を見にマラガへ(20141227)

2014年12月27日 10時53分19秒 | どっこい生きているぜ
(主題「大韓航空機に乗ってマラガへ」は大韓航空機重役の不祥事が発覚し、
主題に大韓航空機の名称を付けるのを中止しました.ご了承下さい)
私は勘違いをしていました.マドリードはもっと高層ビルが建ち並ぶ町かと思っていたのです。実際は中低層のビルの中に名の知れた名所が沢山ありました。限られた滞在の中では数カ所しか観ることが出来ませんでしたが写真をお見せします。
 宮殿は休日ということで内部を観ることが出来ませんでした。重厚な景観の市庁舎、メトロモリスなど建築物は大いに楽しむことが出来ました。

 街中には沢山のモニュメントいうか銅像などがあちらこちらに沢山あるのもこの街の特色でしょうか。
 次はゴルドバ経由でいよいよマラガ到着です。

地中海を見にマラガへ(改題しました)

2014年12月26日 12時18分22秒 | どっこい生きているぜ
地中海を見にマラガへ(20141226)
(主題「大韓航空機に乗ってマラガへ」は大韓航空機重役の不祥事が発覚し、
主題に大韓航空機の名称を付けるのを中止しました.ご了承下さい)
 スペインの首都マドリードを数日の滞在で判断するのは恐れ
多いことですが印象を書いていきます。
 もちろん世界一安全な都市と言われる東京でも日々多種多様
な事件が発生していますが女性が夜(深夜ではありません)一
人歩きをしていても危険に遭遇することは余りありません。
 マドリードも同じように感じました。私たちに対しても礼儀
正しく接して下さるし、街角などで困っていると親切に地図上
で道を教えてくれます。食べ物も日本人の舌に合うようでした。
 ホテルの近くに大きな人工の池があり、周囲を沢山の人が散
歩をしていました。  


 騎馬の警察官に会いました。カメラを向けると手を振って
写真はダメだといわれましたが、その前に1枚だけ撮してしまいました。
 道端に花屋がありました。日本でいう屋台のようなものでし
た。愛想のよい店主はいろんな話をしてくれました。もちろん
手振り身振りでですが。


 町中で出会う人は笑顔で挨拶してくれます。公園のベンチに
腰掛けて新聞を読んでいる人もいました。