最近、「天才を育てた女房」というドラマを見ました。
これは日本の誇る天才数学者岡潔さんとその女房の話でし
た。話の筋は、数学のことしか頭の中にない数学者岡潔が
学界でなかなか認めてもらえずに苦労した様子が描かれて
います。女房役の天海さんは30年以上夫を支えて貧困に
耐え、夫の研究論文を読んでほしいと教授に訴えたり、フ
ランスの高名な数学者に論文を送ったりとなんとかして夫
を世に出したいと努力した。そんな様子を天海さんは熱演
しました。天海さんは検事や捜査刑事などがよく似合って
いましたが、こんな役もこなすのですね。これからの活躍
をさらに期待したいと思います。
話がそれますが、現在はどうかわかりませんが、日本の
学会の中には、岡潔さんが苦労したような現象が多々あっ
たようです。自分が理解できないことは認めない。しかし
外国でその研究が認められると、いわゆる逆輸入されると
もてはやす。ということがしばしばにあったと言われてい
ます。大学院へ行って研究者になりたいという日本の若い
人たちの数が減少していることも心配ですね。若い研究者
の就業年限を限定する今の方式にも問題があるのかもしれ
ません。
東日本大地震発生から7年が経過するのですね。現在もその後遺症が続いています。
被害を受けた方々には改めてお見舞い申し上げます。あのときのような災害発生は外
国の話とばかり考えていました。日本の場合には地震発生・津波発生に続いて、の後
に原子力発電所事故が発生したことです。これが災害後遺症を長引かせています。
私が大学にいたころ。高木仁三郎さんが赴任してきました。彼は原子力発電所使用
に反対していました。しかし豊かな社会を維持するためには原子力発電所が必要だと
いう人たちがたくさんいました。申し訳ないことですが私もその一人でした。
彼の言い分は正しかったのでしょう。
73年前、1945年3月10日未明東京はアメリカ空軍のB29による大空襲を受けま
した。一夜にして10万人近くの方がなくなりました。水天宮近くに住んでいた私の
父母兄弟は幸運にも犠牲者を出さずに済みました。その後も空襲は続きさらに多くの
方々が犠牲になりました。太平洋戦争では数百万人の犠牲者が出たと言われています。
そんな戦争を起こさないように努力することも必要なことです。
自然災害を防ぐ努力とともに人災も起こさない努力を忘れてはいけないですね。
パソコンの復旧がすんで、感じたことがあります。1台のパソコンを
使えるようにするとたくさんのパスワードが必要になります。
まず本体の①パソコン用のパスワード、外部との通信機能と少しでも
安全に維持するためのセキュリテイソフトをインストールするためのパ
スワード②、ネット用のパスワード③、メールのパスワード④、いろい
ろなソフトウェアをインストールするための各パスワード⑤等々やって
みたくさんのパスワードが必要です。しかも頻繁にパスワードを変える
ようにといわれています。
もちろんセキュリテイを考えなければ、パスワード等は約十個前後で
済みます。しかし貴重なデータの流出やネット詐欺等にあわないように
するための最低限の対策を立てておくことが必要ですね。それは理解で
きたとしましょう。
ここで問題があります。それらのパスワードをどうやって管理するか
です。これはかなりやっかいですよ。私も手を焼いています。一括管理
をプロバイダーで行ってくれるというのもありますが、データ流出がよ
く報道されているので完全とは言いがたいようですね。パソコンはそれ
ほどやっかいなものだということですね。しかしうまく使えばこんなに
面白く役に立つものはありませんね。パソコンを上手に使いましょう。
3週間にわたって不調だったPC2台をようやく復旧することがでました。
冬季オリンピックの感動した場面などを書けなかったので残念でした。おもしろい勝負
がたくさんありましたね。個人競技も団体競技も面白かったですね。パシュートという
競技は結構作戦がありことがわかりました。それとカーリングも頭脳と技術合わせ持つ
競技でしたね。それも終わって、世界がまた血なまぐさい世界に戻ったようです。
困ったものですね。まるでヒトラーがたくさんでてきたような感じです。なぜ世界を
独り占めしたがるのでしょうか。欲張りですね。人間ほどほどがよいのですが。