ある大学で既存学部が移転したので開いている校舎に新設学部を
作ることになった。しかし、泥縄式の案件は文科省に内容不備を指
摘されて没になってしまった。しかしその大学では立案者も含めて
誰も責任を問われることなく幕が引かれるという。この話を聞いた
時今回の衆議院議員選挙における野党の不甲斐なさを見たように感
じた。
期待していた小池都知事はドタバタ劇の責任もとらずにそのまま
党首の座を維持するという。また無所属で立候補した前原氏は所属
政党の集会にも出席しなかったという。こういった無責任行動が問
われることなく幕引きがされるならば、次回の参院選でもよほどの
政策を立て国民の信頼を回復しなければ再び惨敗することになろう。
こんなことは政治にそれほど関心がないものでも推測可能である。
一方、安陪内閣打倒と旗を揚げた政党も議員数を減らしてしまっ
た。何故だろうかと考えればすぐ敗因が明らかになるのではないか。
安陪内閣を打倒できたとして、その後を野党の誰がどんな政策を掲
げて引き継ぐのか。もちろん、森友・加計問題が宙ぶらりんで幕にな
る可能性はあるし、またまた自民党が大勝したのは北朝鮮のお陰だな
んて馬鹿なことを言う輩を追求することは必要である。が、もっと国
際的な問題は山積しているし、国内の未解決問題も早期解決が望まれ
る。その上に今年は自然災害が続々と発生している。これらの問題も
早急に解決しなければならない。
野党の議員は小事に関しては徹底的に事実を調査してから追求し、
素早く終了して、国民の安全と幸福のために働いてもらいたい都願う。