近所の酒屋さんで今年2回目のワインの試飲会があり、参加させていただきました。筆者が参加したのは、これで3回目になります。今回、提供されたワインは、ボルドー産のものでした。白が3本、赤が4本それにおまけとしてもう1本。都合8本のワインを試飲することができました。筆者は赤ワインを余り好まないのですが、それは、むせるような香りがどうしても筆者の嗅覚を悪い方へ誘い込んでしまうからです。
今回試飲した赤ワインのうち、シャトーレイノン・ルージュとシャトーグラス・ジュ・デ・プリウールは、前記のような香りは全くなく、筆者ののどをさわやかに通っていきました。後者のワインは、貴腐系のものということでありこれからフランスワインの赤をのむときは、この系統のものを選ぶことにしようと思いました。
フランスワインを飲むときは、3回の試飲会で美味しいものがあったのでそれを飲んでみようと思う。
しかし、筆者はやはりドイツワインに惹かれるような気がする。モーゼル白ワイン(固有名は書かないことにする)のこくのあるしっかりした味は、いかにもドイツ人の気風を出しているような気がするからであろうか。
ワインを楽しみだしたのは、ドイツへ行ったときに、モーゼル谷へ足を伸ばしたときに製造元で試飲したものが、世の中にこんなに美味しい飲み物があるのかと初めて知ってからです。
このように嗜好物は、人によってそれぞれ経験と、そのものに出会ったときの印象によって方向付けられることがあるものと思います。