安倍総理大臣はオリンピック・パラリンピック東京招致の
プレゼンテーションでイラク生まれのイギリス在住のザハ・
ハデイド氏のデザインしたものを例にしてアピールした。
それが功を奏したのか2020年ノオリンぴっぅ・パラリン
ピック開催地に東京が選ばれた。
そのデザインを基にした建設費は当初1300億円程度
といわれた。それがいつの間にか2520億円に膨らんだ。
しかしその金額には含まれていない基本的な設備がいろ
いろあるという。 日本では当初の建設費が建設途中で
増加するというのが一般的だったように思う。その中には
建設中に資材の価格高騰などが理由として挙げられた。
今回もそういうことなのかと呆れていたが、首相の鶴の
一声で、国民の理解が得られないということで建設計画
の抜本的な見直しを指示することになったという。
これほど大きな事業になると、いろんな思惑が生じる
こともあるだろうが、国際的な事業であることを認識して
世界に恥じないような行動をしてほしいと思う。