寓居人の独言

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トランプ米大統領の雇用対策案?

2017年01月27日 09時09分18秒 | 寓話

 トランプ米大統領は大統領就任後様々な改革?を矢継ぎ早に

始めましたね。

 息子の友人がアメリカに住んでいますが、最近帰国して我が

家へ顔を出しました。彼の話の中で、彼の親戚の方が胆石で入

院し手術を受けたそうです。驚いたのはその入院治療費です。

病院の事務係に初めに示されたのが日本円にして3000万円だ

ったそうです。自分の収入からしてこんなに支払うのはとても

無理で破産するしかないとか何とか言って減額してくれるよう

に頼んだそうです。そうしたら100万円まで下げてくれたそう

です。それで合意したがそれでも一括で払うのは困難なのでロ

ーンを組んで一生涯かけて払うことにしたそうです。このとき

オバマケアが実施され、それに加入していればずーっと少額の

出費で済んだと言っていました。トランプ氏が大統領に就任し

て初めにやったことがこのオバマケアを廃止するという大統領

令でした。アメリカ社会では原則的には健康保険は自分に合っ

たものを選んで加入すると言うことです。アメリカ人の基本的

な考え方は自分の身は自分で守れと言うことです。これが銃社

会を成立させた原因にもなっているのでしょう。

 雇用対策には各種各様の強圧的ともとれる手段をもって企業

に雇用者数を増加するよう求めています。大統領自身も別の方

法でこようをすやそうとしています。それはアメリカとメキシ

コとの国境に塀を作るというのです。メキシコ経由のアメリカ

への密入国者の数は計り知れないものがあるようです。それら

の密入国の人たちがアメリカ人の効用を奪っているのも事実か

も知れません。それで両国間の国境に塀を作るというのです。

そのための費用は新聞記事のよると、2兆8000億円ということ

です。そしてそれの完成までに4万人の労働者が4年間雇用さ

れるというのです。国境警備員を5000人増加させるという

のです。また不法移民の強制退去も予定されていると言うこと

です。これに変わる被雇用者波はかなりの数になるでしょうね。

ただし不法移民がやっていたような仕事をアメリカ人がやるか

どうかという問題が出てくるでしょうね。数の上だけで話を進

めれば確実に雇用対策としては可能かもしれません。それに国

内外企業が雇用を促進させればかなりの成果になるというので

しょうか。