安倍首相は臨時国会を召集してその冒頭に衆議院を解散するという。
昨年から問題になっている森友学園と加計学園問題が国民に明確に説明
されないままの状態で国会を解散すると発表しました。その上、公約に
消費税を10%増額した場合の使い道について変更するという。そして主
題は憲法改正だといいます。議員数を頼みにやってきたことを選挙で認
めさせるという方式は変わっていませんねえ。今度の選挙でも野党の頼
りない様を見る限り、与党が過半数を獲得することは確かだと思う。そ
うすれば安倍首相は、我々が必死に希望して止まない世界平和に逆行す
る政策をとることは火を見るより明らかです。一つの希望は、新政党を
結成した「希望の党」がその実力をどの程度発揮するかであろう。
東京都議会選挙で、改革の嵐を国会でも吹かせてくれるだろうか。 国
民の10%を占める都民の例が、全国規模で通じるかがためされる機会で
ある。一縷の望みが国民の希望になれば将来への希望の灯がともること
になる。こんどの選挙でもいつもの選挙と同じように、慎重に政党と候補
者の質を検討して投票することを、私は決めました。