寓居人の独言

身の回りのことや日々の出来事の感想そして楽しかった思い出話

入院生活1週間

2017年11月19日 15時07分14秒 | 日記・エッセイ・コラム

 そもそも私が入院することになったのは、待ちの高齢者健康診断で、腫瘍

マーカーテストの結果が少し高いという掛かりつけ医師の検診結果が元でし

た。件の医師は、早速近くの公立病院を紹介してくれましたので、胃と大

腸の内視鏡検査を受けました。その結果、胃に潰瘍が発見されすぐに胃潰瘍

の薬(ネキシウム?)を飲んで2週間後に再検査した結果病変部はすっかり

正常に戻ったので、がんではないと言うことになりました。

 しかし、大腸には小さなポリープと数cm大のポリープが見つかり、小さ

いのはその場で切除してくれました。大きいのは入院して切除することにな

りました。

 そして、入院3日前から検査の準備を始めました。食事を柔らかいものを

食べること。脂肪の多いものと香辛料の強いものは避けるという通常の食事

管理です。入院前日は3分粥を少々食べ?、他飲料は水だけ制限なしで過ご

しました。その後まもなく点滴が始まりました。1袋を5時間前後かけて体

内に注入するのですが、1袋で85Kcalのエネルギーが補給されます。これは

その後3日間合計5日間続けられました。20時頃、下剤のクエン酸マグネシ

ウム製剤(250ml)を飲みました。数時間するとその効果が出てきました。

 翌早朝には2時間かけて腸内清浄剤入り飲料2リットルをのみほしました。

これは結構きついものでしたね。2時間ほどすると、その効果が出てきて、

合計10回以上トイレに通いました。最後はでたものが薄い黄色の透明な液

体になっていました。それで内視鏡的ポリープ切除の準備が出来ました。準

備が出来て数時間後に内視鏡的切除術が始まりました。途中は、麻酔のため

に記憶がありませんでした。手術は多分2~3時間で終了したものと思いま

す。その日から2日目までは飲食禁止でしたので、ただベット上で静養して

いました。手術日から3日目になって中食に3分粥が出され2日間続き、そ

の次の日から4食は5分粥、そして退院日朝食に箸で食べられるほどの柔らか

い粥をたべて、退院しました。

 切除したポリープの病理検査結果は12月に入ってから教えていただくこ

とになります。手術をしてくださった医師は、私から見ればかなり若い方で

したが技術は確かな医師でした。この手術によって、私の生命は数年は伸び

たと思います。その分を私が生きてきた時代の微少な歴史の側面を書き残し

たいと思います。

 退院後は、ほとんど家で静養して退屈な日を送っています。というわけで

ブログを再開できました。今後もよろしくお願いします。

 

 


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