スキー場の聖子ちゃん

2020-01-29 05:53:13 | 日記
前回のブログで、スキー場にいた時の面白い話をしました。
なかなかの面白いキャラクターが多くて、今思い出してもいくつかブログを書けそうです。
そのスキー場に居た時に、元気で面白い女の子がいました。
彼女は有名な大学の一年生。当時の松田聖子に似てる…ということで、聖子ちゃんと呼ばれていました。…あ、似ているのは聖子ちゃんの髪形だけでしたけどね…。
スキー場の聖子ちゃんは、スポーツウーマン。今でいうとレスリングをしてるのかな?…というような体格で、声も大きくて、気も大きい…という、誰からも愛される人気者でした。

その聖子ちゃんがバイトしていたのは、ゲレンデレストラン。
ある日の、お客様がお釣りをもらい忘れてレストランを出て行ってしまった時のこと、
「お客様~おつりで~す!」と聖子ちゃんはお客様を追いかけます。
ゲレンデレストランの入り口はと~ってもゆっくり開く自動扉なんです、だから聖子ちゃんの勢いに間に合わないんです。
聖子ちゃんは、勢いそのまま、飛び出して行くものですから…
「お客様~!!」と叫んで、開き切らない扉に激突。
扉は外れて…『ガシャ〰ン‼』…となるところですが、彼女はたくましく、外れた扉をすかさず『ガッッ』とキャッチ…抱えたまま、そのまま外へ!ガラスの扉を両手に抱きしめたまま、「お客様~お釣りで~す!」と叫ぶ。ゲレンデにいたスキーヤーがゲレンデの雪より凍り付いた表情をしていたのを思い出します。

そしてまた、お客様の注文を聞いたが忘れてしまった時のこと…。
お客様は、たまたまトイレに直行したのですが、聖子ちゃんは容赦しない。
男子トイレにまで追って行って「お客さま~!今ラーメンをご注文のお客さま~!味噌ラーメンで良かったでしょうか~!」と叫ぶ。
すると、「み、みそです…」とトイレの中から気まずそうに男性の返事が返って来る…。
「トイレで、味噌とか言ってすみません!」と言い返す…。

つづく。。。