ストーカー2

2022-09-13 09:48:38 | 日記
ストーカー宣言の明るい彼女。

明るいストーカーさんの出会いを聞いてみた。

出会いは学生時代。

高校の3年生の時に、吹奏楽部の部活の時に、仲良く会話をすることが出来て、目が無くなるほど満面の笑顔で笑う彼に一目惚れしてしまったそうです。

卒業後も、偶然地元の大学に一緒に通うことに…と言ってましたが…。

実は彼女、その時期からストーカーの芽が生え初めていたらしく、彼が行く大学を前もって調べて、偶然を装い、同じ大学へ。

少しレベル高めの大学だったけど、頑張ったらしいです。
恋のエネルギーは強いですね。

当然、大学でも同じサークルに入って彼の側に。

「その時、バレなかった?」

…と聞いたところ、

「彼、そういうことに疎いので大丈夫!」

…と、明るく笑ってました。

ストーカー

2022-09-12 09:27:13 | 日記
「私、ストーカーなんです!!」

なんとも明るく、思いがけない告白をする女性に会った。

「ス、ストーカー…なの?💦💦」

聞き返すのをためらったが私の言葉を乗り越えてさらに明るく答える。

「もう、2年になります!」

「好きな人がいるのね。」

「はい!すごく!」

ストーカー宣言をするくらいだから、かなり好きなんでしょうね。

現代では、『ストーカー』と呼ばれ忌み嫌われる行為も、昭和のその昔はさほど嫌われる行為では無かった気がする。

好きな人の家を知りたくて、そっと後を着けたり…、それが情熱という言葉で表現されたり…。

そう言えば、昭和の昔の歌謡曲って、かなり情熱的(?)な表現の歌詞が多かったと思う…。

「ずっとずっと愛してる」とか、
「骨まで愛して」
「死ぬほど好きな…」

などなど、今聞くとドン引く言葉の羅列。

私の大好きなユーミンの歌にさえ、

「偶然をよそおい帰り道で待つ」
「もうすぐわたしきっとあなたをふりむかせる」

などなど。。。

だけど、昔はこんなストーカー的恋愛は、情熱だった感じがします。

ところで、本題に戻ります。

そのストーカー宣言の女性、20代半ばで、明るくてかわいい。

「告白はしてみたの?」

「はい。2回。2回とも、『ごめんなさい』でした」

…と、ケラケラと笑う。

彼女のストーカー的恋愛の話しを書いてみます。

浮気 62

2022-09-09 11:34:12 | 日記
「先輩!先輩の元彼氏、仕事辞めたそうですね!」

ランチタイムに浜田がやって来た。

「そうらしいね。」

「知ってたんですか?」

「うん。元々、将来的には自分で会社興したいって言ってたからね」

「…え?そ、そうなんですか…?」

「…どうかした?」

「会社興したいから会社を辞めたんですか…。それじゃ、上手く行ってない…ということなんですね。」

「え?」

「先日、彼女と…あ、彼女出来たんです。
その彼女とドライブに出掛けたら、S市のガソリンスタンドにいたんです。」

「向こうもドライブ?」

「いえ、働いてました。しかも、バイトらしいですよ。」

「……。」

「…やっぱり、彼、莉沙の財布だったんですかね…。あ、すいません💦」

「いいの、いいの。それだって、彼が選んだことだし、大人なんだし。」

「あ、神田さん、会社の今度5周年パーティーをするらしいですよ。先輩に手伝って貰うとか…」

「うん、頼まれてる。」

笑子さんは、その後、実業家の神田と前向きな交際に発展しているそうです。

浮気 61

2022-09-08 09:53:49 | 日記
「ボクにもチャンスを貰えないかな?」

…と、神田からの突然の告白。

しばらくは、ひとりがいい…と思っていたので、悩みどころ…。

…だけど、きっといつかは誰かと一緒に生きていきたくなると思う。

神田には、前向きな返事をしよう…と、思っていたところに、れみが現れた。

「先輩!先輩の元彼氏、会社辞めたって知ってますか?」

「え?知らない…」

会社を辞めて、自分で会社を興すと言っていたから、きっと新しい一歩を踏み出したんだろう…。

それからしばらくは、勇一にも莉沙にも心を惑わされず、時々神田と食事をしながら、前向きに楽しく過ごしていた。

「先輩、彼と別れたのに、イキイキしてますね」

…と、れみにからかわれながら…。