遊asobu☆による保育士向上委員会

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1対1の個別支援で見せる子ども像

2017年02月10日 | 保育士の向上

マンツーマンの個別で支援すると子どもの様子が全然違うって話だけど、

 

集団だとやっぱり子どもでもピリッとするところがあって、

 

緊張感やライバル心みたいなものが出て、

 

他害が出てしまったり、暴言が出たりする

 

また圧倒されて、逆に全然自分を出せない子どももいる

 

そんな子どもが家に帰って荒れたり、夜泣きが出てしまったりする

 

まだまだその子どもにとって集団は過剰適応ってことなんだろうね

 

それは支援する施設ごとでも様子が違っていて、

 

少人数での支援施設と保育所でも全然様子が違うってこともありで、、

 

それが関係性がある程度できている支援者と2人きりだと、

 

とても素直に話を聞けるし、言葉も丁寧になったりするし、

 

表情も穏やかになる

 

これは何を意味するのかって、、、

 

こういう態度ってまだまだ他人を受け入れるというよりも、

 

自分がまだしっかり確立していないっていうか、

 

自分のことを自分でまだ受け入れられていないってことで、

 

身近な大人にまず存在を認められる必要があるってことじゃないかなって、、

 

それは基本はいつも傍にいる親がするのが自然なんだろうなって、、

 

一番自分のことをわかっていて、過ごす時間も一番長いはずの大人っていうことで、

 

親密性も高く、自分という存在ができあがるのに必要な存在ってことじゃないかな

 

それが不十分なまま、集団での生活で、他人のことを受け入れて協調していかなくちゃってなると、

 

問題を抱えたまま、大人になってしまうってこともあるのかなって、、

 

子どもは目の前の状態だけでみるのではなく、

 

家庭や他の施設、友達と一緒の時、一人の時、他の先生の前での姿とか、

 

トータルでみるもんだなって、、

 

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