耳納の神々

この山から見る平野も川も壮大です。やっぱりこの山には神々がいらっしゃいます。
山の神にご挨拶するために今年も登るぞ~

阿修羅展

2009年09月03日 | 家族
やっと行って来ました阿修羅展

家を9時前に出てついたのは10時半頃。
太宰府天満宮にもお詣りせずに直行したのに、待ち時間がなんと70分(@_@;)
夏休みも終わり、そして終了日にはまだ日にちがある今日を選んだのだけど、人気はすごいのね。夏休み前に来るべきだったか

それからぐるぐる回りながら館内へ。
その間パンフレットを読んだり、友達の話を聞いたりして知識を詰め込む。

まず阿修羅とはなにか。
阿修羅は八部衆に属する仏教の守護神。
では八部衆とは?
仏教の諸尊は、如来、菩薩、明王、天という4種類に分けられる。
阿修羅をはじめとする八部衆は「天」に属し、仏の教えを守るガードマンの役割を持つ。
もとは古代インドで進行された精霊や鬼神で、手が6本あったり、角があったり、鳥の姿もある。
とは家興福寺の八部衆は、どこか少年のような表情も特徴(パンフレットより)



その阿修羅像のまわりはすごい人だかり。
その人達が係員のかけ声で左回りに回るのだけど、高齢者はそのかけ声についていけない。正面から動かない人もいて、倒れそうで怖い。
でも遠くからなら、阿修羅像の足もとが見えない
阿修羅像がくるくると回ってくれると、こんな混乱も起きないだろうに・・・

阿修羅像は思ったより華奢。
足も手も細い。そしてそれに似合わず足がおおきい。
お顔は、やっぱり美少年。そして涼しげな、それでいて強い意志をもった目元。
ぐっと唇を噛んだすがたもなまめかしい。

阿修羅の他にも4体の八部衆が。
カルラはかわいい。
サカラは蛇を首に巻いて、これまたかわいい顔をしている。
キンナラもハンサムよ。
ケンダツバはライオンに食べられている
と、まぁ知識のない私たちは好きな事を言っている。

次の十大弟子。
釈迦には1250人もの直弟子がいたとされ、特に優れていたのが十大弟子。出身も性格も異なり、それぞれの優れた能力で「智恵第一」「神通第一」などと呼ばれた。
普光寺の十大弟子は今日6体が残る。青年、壮年、老年と年齢の変化や顔の表情だけでなく、それぞれの内面性までも感じられる。(パンフレットより)

次に四天王。
四天王とは仏教を守る4人の強い神様。仏教世界の中心にある須弥山(しゅみせん)の中腹に住み、東西南北の四方から世界を守っている。お寺ではお釈迦様や菩薩などの周りに立っている。
四天王の足の下に踏まれている邪鬼は、仏教に逆らうもの、仏教修行の邪魔をする悪い存在を表す。四天王は仏の教えに従わない悪い心を懲らしめている。(阿修羅新聞より)

さて、須弥山(しゅみせん)って???
須弥山とは仏教の世界の中心にそびえる山。高さはなんと56万キロ。

釈迦は仏教の創始者。
菩薩とは悟りを求め続けている人。

なんと究極な要約

四天王は鎌倉時代に作られたものばかり。どうしてこんなにきちんと残っているんだ!!服の模様までもしっかりと分る。そして邪鬼のリアルさ。820年も経っているのに、おどろき!!そして四天王って格好良いのね

それからバーチャルリアルティを見て、やっと出てきた時は12時を過ぎていた。

そしてその時は90分待ちになっていた(@_@;)

逆算すると70分は待っていない。40分くらいかな~

館内には西Yuuさんの4コマ漫画があって、とても分りやすいの。
そのお釈迦様の世界を書いた絵がとても気に入ったのだけど、もちろんサイトには載っていない


次回はこれってよ。こっちは絶対早く来るぞ~~~



コメント (2)
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