少々話題が古くなりますが、とりあえず衆議院では通過しましたね。与党(自民党、公明党)による修正案は次の通りです。
1.国民投票の対象を憲法改正に限定
2.投票権者の年齢は18歳以上(当面は20歳以上)の日本国民
3.法施行は公布の3年後
但し、法施行までに選挙権年齢や成人年齢の引き下げを検討するらしいです。
日本国民にとっては、民(たみ)が主体となって投票できる大変喜ばしい法律なんですが、問題は多くの日本人が常に政治、経済、歴史、世界情勢など幅広く問題意識と冷静な判断力を持って措かないと、良法、悪法のいずれにも転ぶ可能性があるということです。
マスメディアやプロ市民(一部の反政府、反日団体)は憲法第9条の改正論議ばかりを連呼してますが、下手すると天皇制についても改正できてしまうわけです。
以前の話になりますが、自分も高校生のだった頃「天皇は税金の無駄遣いだ」と思っていたことがあります。(今思えば愚かなことでした)母に話すと、「(天皇陛下、皇后陛下、皇族方)一般の人より行動の自由、(政治的)発言の自由がないこと。海外に(自分が)行って日本の象徴として交流できるかを考えてみなさい」と窘(たしな)められた記憶があります。確かに庶民の自分から見たら、息が詰まるような生活、日本語の丁寧さと流暢(りゅうちょう)さ、お淑(しと)やかさ、日本人(国民)に対するお気遣い...。どれをとっても無理だなあっと考えさせられました。
18歳といえばちょうど高校生3年~大学1年くらいで、自分の視点や環境が徐々に広がっていく時期だと思います。年齢が18歳まで引き下げられた背景には、TV、新聞等の偏向マスメディア、学校の偏向教師、教科書で習ったことのみを鵜呑みにしてしまった場合、誤った判断してしまう可能性を既に盛り込んであるような気がしてなりません。結果、日本の為に悪影響を与える法案も通すこともできてしまいます。
そう考えると勉強をすると同時に様々な本を読み、ネットで調べ、正しい知識と理論で武装しなければ、いけない時期に来てるのかなあっと複雑な思いの今日この頃です。