グリフォンの日記

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安倍総理辞任

2007-09-12 23:37:29 | 国内政治

安倍総理、とりあえずお疲れ様でしたと労いの言葉をかけてあげたい。小泉元首相の後を継いだとはいえ、前の総理との対比は相当な重圧であったと想像できる。明日からはゆっくりと静養したらよい。また、返り咲く機会は失われたわけではないのだから。
  
多くの国民の不信感を煽ったのは、実のところ、今の経済格差や景気動向にある。結局、多くの労働者は、経営者には盾突くことが出来ないため、その怒りや不満の矛先に政治家、安倍総理大臣へと一直線に働いたと考えるべきだろう。まさに、今年のキーワード「猪突猛進」の如くだ。
 
小さな不満の捌け口を求め、欲望に邁進し、彷徨う慟哭の亡者は、何れ滅びの末路を辿る天命を知ることになるであろう。
今、考えるべきは政治家に責任を転嫁することをやめ、正眼を手に入れ、正しい行動を示し、生き延びることである。政治は遊び道具ではない。政治家選びに、失敗すれば、我々の末代の未来は暗礁に乗り上げ、何れ暗闇の海に転覆するであろう。今一度頭の先から足のつま先まで、自らを正す時に来ていると思うのである。