グリフォンの日記

時事のニュースについて書いていきます

民主党以外の選択肢は無いのか?

2009-08-16 22:43:18 | 国内政治

夏の終わり。残暑お見舞いの節目に、セミの鳴き声が木霊する昨今。

本ブログも更新したくない今の政治腐敗。魅力的な政治家や指導力のある政治家が、消え、老人臭漂う自民党と想像力のカケラもない民主党にうんざり擦る日々。今や、無職を救うどころか、高校を無料にするとか、子供1人あたりに2万3千円を払うとか、外国人に参政権を与え、人権擁護をお題目に言論統制を謀ろうとする、まるで御伽噺(おとぎ話)の世界ような、無駄な税金をバラ撒き、日本人としての誇りさえ取り除こうとする政治へと変貌する。

今の自民党に魅力が無いのは、小泉元総理が「ぶっこわした」造反議員達を安倍政権で引き戻した事に元凶がある。安倍元総理は、おそらく自分の目標とする「美しい国」を実現させるために、自民党の議席を増やしたかったと思われる。

無論、それらは、自民党の古株老人どもの入れ知恵だったということは、想像に難くない。しかし、その結果、多くの国民の信頼を裏切り、落胆させたという事実を安倍元総理は、予想せず、また想像できなかった。そして、同時に靖国神社参拝を中止するなど、安倍氏は総理としての意志を貫けなかった。安倍元総理を応援していたものとして、非常に辛(しん)らつな思いでいたが、その後の教育基本法の改正から防衛省への昇格までを見て、日本を良くしてくれるであろうと期待した。

ところが、保守派である安倍氏に対して、自民党内で反発が起こる。例によって、山崎、加藤、中川、古賀といった売国議員達によって、内紛の勃発である。小泉政権下では、借りてきた猫のようにおとなしかったのに、安倍氏へとバトンが渡った途端、手のひらを返したのだ。

答えは明瞭である。安倍氏が長老どもと同期議員、若手議員との「和」の協調性を図ろうとしたことによって、政策にブレが生じたことが大きな原因だ。結果、小泉元総理の「俺が決める」と言うような英断を下すことが、出来なかった。協調性を重んじた結果が、自らの退陣と言う結末へと導いていくのであるから、自民党の腐敗はかなり進行しているものと思われる。

一方、民主党は、社会保険庁、自治労、日教組と組んで、安倍氏への反発を強めていく。そして、朝鮮人のお抱え宣伝マンであるマスコミも同様にして、叩き、日本国民も簡単に乗せられてしまった。

現在、麻生総理が1人頑張っているが、既に孤立感は否めない。だからといって、民主党の政策に良しとして投票する人間など日本人であるならば、あり得ない。しかし、民主党の売国幹部連中は別として、岡田(こいつも中国寄りだけど)、前原といった若手の顔ぶれに期待感を寄せる気持ちも判らなくも無い。少なくとも自民党の幹部連中の顔に期待できるような人間がいないのが、大問題なのである。

自民党が勝つことはあり得ない。しかし、民主党の政策を見ても、これまたあり得ない。顔ぶれだけなら、民主党の方が、若々しい面子が揃っている。何度も言うように、一番いいのは、自民、民主の保守だけが集まって新党を結成し、本当の意味での日本を守る(伝統、文化、風習)、日本人を守ることができれば、そっちになびくであろう。

何時まで老人自民党にしがみ付くのか、売国民主党にしがみ付くのか。本当に誰のための政治であるのかを考えて、取り組んで欲しいと願うのである。

【追記】

以下に社会保険庁を擁護する民主党と就任時に行かなかった安倍元総理の記事を貼る。

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【社会保険庁とお友達 民主党の戯言】

民主党は15日、衆院選で政権獲得した場合には、社会保険庁の年金部門を引き継ぐ公法人「日本年金機構」の来年1月の発足を凍結する方針を固めた。秋に想定される臨時国会に凍結法案を提出、成立を期す。社保庁は当面存続させて年金記録問題解決に全力を挙げさせる。将来は、衆院選マニフェスト(政権公約)の目玉政策である年金制度改革実施の際に国税庁と統合し、税と保険料を一体的に徴収する「歳入庁」を創設する考えだ。

 年金機構は社保庁の一連の不祥事を受け2007年6月に成立した社保庁改革関連法で設立が決まった。社保庁への懲罰的な意味が強く、不祥事で処分された社保庁職員は機構への移行を認めないことになっている。このため社保庁を存続させることには自民、公明両党から「民主党を支持する労働組合の擁護だ」と強い反発が出そうだ。

 政府は年金記録問題について来年1月までに「一区切り」を付け、その後は発足した機構に業務を引き継ぐとしている。

 だが年金記録問題に関し「国家プロジェクトと位置付け、2年間、集中的に取り組む」と公約した民主党は、職員が公務員ではなくなる機構では、政治の監督が十分行き渡らなくなると問題視。マニフェストの基となる政策集でも「記録問題がうやむやになる可能性がある」と指摘している。

 政権獲得後は、厚生労働相や新設を予定する「年金担当相」が直接指揮できる組織として社保庁を当面残し、記録問題の解決を進める考えだ。

http://www.47news.jp/CN/200908/CN2009081501000470.html

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・自民党の小泉、安倍両元首相は終戦記念日の15日午前、東京・九段北の靖国神社を参拝した。安倍氏は参拝後、記者団に「きょうはご英霊に尊崇の念を供するためにお参り致しました」と語った。終戦記念日の参拝は、小泉氏が4年連続、安倍氏が2年連続となった。

 また、超党派の国会議員でつくる「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」(会長=島村宜伸・元農相)のメンバーら41人(前衆院議員29人、参院議員12人)が同日午前に参拝した。政府からは、佐藤剛男法務副大臣、萩生田光一文部科学政務官、岸信夫防衛政務官も参加した。民主党の前田武志、羽田雄一郎参院議員らも参拝した。

 自民党の鳩山邦夫・前総務相は参拝後、記者団に「ここに総理大臣が来ない。そんなバカなことがあるか。本当に怒りを感じるし、悔しい」と麻生首相を批判した。

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20090815-OYT1T00336.htm?from=main1