以前に、最終章第3話の公開後に出たプラッツ発の公式キット新製品を紹介しましたが、それに続けて今回は、今年2021年に入ってから発表もしくはアナウンスされた新製品を含む、ガルパン車輌の適応キットを10件紹介しましょう。
第3話でも大活躍を見せてくれた知波単学園チームの九七式中戦車旧砲塔タイプの適応キットとして最も新しいのが、上図のプラッツ発のドラゴン製品です。ミニアートの戦車兵フィギュア付きの豪華版です。
元製品のドラゴンキットは商品番号DR6870にあたり、1/35スケールの九七式中戦車のキットとしては最も精度に優れ、実車さながらの再現度を示します。そのまま組み立てるだけで知波単学園チーム車輌にも仕上げられますのでおススメです。
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テレビシリーズの対プラウダ戦の試合前にカチューシャとノンナが挨拶のために乗ってきた車輌、BM-13のキットがトランぺッターから出ました。劇中車のモデルとされるベオグラード軍事博物館の展示車輌をそのままキット化しているため、ズバリの適応キットと言えます。プラウダ高校チームの車輌コレクションに加えてみては如何でしょうか。
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最終章第1話のアンツィオ高校チームの再度の寝過ごしシーンに出てきたランチア1ZM装甲車のキットがコッパ―ステートモデルから発売されています。ラトビア共和国に本社がある新鋭のメーカーで、第一次大戦中の車輌キットをメインに手掛けているそうです。丁寧なカラーの組み立てガイド、見やすく組み立て易いパーツ構成、本格的なパッケージなどに情熱と意欲とが感じられます。そのまま組み立てるだけでアンツィオ高校チームの劇中車を再現出来ます。
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ポーランドのメーカーIBGが、ようやく第二次大戦中の母国の主力戦車であった7TP軽戦車の単砲塔型をキット化しました。しかもフルインテリアです。それまではミラージュホビーの製品が唯一でしかも入手困難になっていたところへの、思わぬ朗報です。
これでボンプル高校チームの車輌を再現する楽しみが身近になりました。最終章第2話に登場したマイコ率いる戦車部隊を作るも良し、リボンの武者に登場したヤイカ率いる戦車部隊を作るも良し、です。
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こちらもIBGの新製品、7TP軽戦車のフルインテリア付およびポーランド戦車兵、金属砲身がセットになった限定版です。この種の限定品は初回投入分のみであるかもしれませんので、興味がある方は買えるうちに確保しておくのが良いでしょう。
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IBGの7TP軽戦車の新製品は、単砲塔型だけでなく双砲塔型もリリースされます。車体が共通ですから、キット開発もセットで行われたようで、販売予告も前後して発表されました。ただし、こちらはインテリア無しのようです。
これでボンプル高校チームの車輌を再現する楽しみがさらに身近になりました。アニメ版とコミック版の車輌に差異は無いようですので、どちらの仕様に作るかはお好みです。
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最近意欲的に新製品を次々とリリースしているタコムから、Ⅰ号戦車のA型とB型の2輌セットという嬉しいキットが登場しました。最終章第2話に登場した青師団高校チームの車輌はB型ですが、A型も併せて製作してみることで違いと個性が確かめられるかもしれません。ドラゴン、イタレリ、ホビーボスの製品と併せて選択肢が広がってきています。
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最近のタミヤさんは、38(t)戦車E/F型といい、Ⅳ号戦車F型といい、どう考えてもガルパンを意識しているような、型違いの製品ばかりをリリースしていますが、ついにアニメの劇中車にほぼ近似するG型のキット新製品をアナウンスしてきました。
あんこうチームの搭乗車の第二形態であったF2型は、後にG初期型と呼称することが多く、その意味で今回の新キットは完全に狙っているとしか思えません。キット自体はアフリカ戦線仕様ですが、基本形状が同じですのでアニメ劇中車への改造も最小限で済むそうです。
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タミヤの製品ではもう一点、こちらのマークⅣのキットも挙げられます。最終章第3話においてサメさんチームの搭乗車が改造を受けて、このキットと同じ姿に変わったからです。プラッツからタコム製品の公式キットも出ていますが、同じ形状のキットである以上、こちらの品も選択肢に入れてみることが可能となりました。組み立て易さでは他を凌ぐタミヤ製品ですので、なかなか侮れません。モーターライズ仕様であるのも魅力の一つです。
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最後に、アカデミーより新製品が発表されたⅡ号戦車F型を挙げましょう。ガルパンにおいてはコミック「リトルアーミー」シリーズを除く全てのアニメ、コミックにてⅡ号戦車はこのF型のみが登場しています。アニメ本編では黒森峰女学園と青師団高校が保有しているほか、西住家の姉妹が移動用に使用しています。
この車輌のキットは既にタミヤ、ドラゴンから出ていますが、アカデミー製品が加わったことによって選ぶ楽しみだけでなく、作り比べる楽しみも加わったと思います。
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