気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く30 その10 「ウスヤの店内です!!」

2019年02月28日 | 大洗巡礼記

 休憩場でしばらく休んだ後、隣のお店へ入りました。2年ぶりの訪問でしたが、関野さん夫婦はにこやかに「ああ、星野さんじゃないですか。いやあ、久し振りですねえ、しばらく来なかったねえ」と迎えてくれました。お仕事の最中のようでしたが、時々手を休めては色々尋ねてきました。今日来たの?どこかにお泊り?いつまで御滞在?などと聞かれました。

 隣の休憩場について訊ねると、「ああ、去年に建てたんだよ。それまではテントだったけども、冬は寒いし夏は暑いしでね、年末年始は大勢集まって来るしね、ゆっくりしていられる場所があったらいいんじゃないか、ってことで作ったの。朝から開けてるからね、いつでも来て朝ごはんでも食べてってよ」と嬉しそうに楽しそうに語るのでした。
 巡礼ファンの間で「朝ウスヤ」と呼ばれる、ウスヤでの朝ごはんは、お店の色々なメニューとサービスのパン、コーヒーなどを組み合わせたものだそうです。私はまだ食べたことが無いのですが、奥さんは「じゃあ明日来てゆっくりしていったらどう?」と笑顔ですすめて下さいました。

 

 ウスヤの店内は、以前とかなり変わっていました。上図のように、寝そべりぬいぐるみの数が大変なレベルになっていて、天井まわりを占領しつつありました。

 

 何なんだ、この夥しい数は・・・、と茫然と見上げていると、「みんな同じファンの人からなんですよ」と言われました。えっ、と再び驚きつつ振り返ると、奥さんが僅かに困惑と諦めの表情をにじませつつ、苦笑しておられました。寄贈する側は満足なのでしょうが、寄贈される側は必ずしも満足とは限らない、という大洗でのよくあるパターンを改めて見た思いがしました。

「今後も寄贈してくるんですか?」
「でしょうねえ」
 奥さんは笑っていましたが、店主さんは無言のまま、背中を向けて仕事に没頭されていました。

 

 例のイラスト群は店内にも多くが飾られていました。劇場版の公開時期ぐらいから一気に数が増えたように錯覚しがちですが、イラストそのものはそれ以前から継続的に描かれていたはずです。ただ、初期のイラストは大進さんのメニュー案内も兼ねていたものが多く、すぐに消してしまって別のを描いてくる、という流れだったのです。
 なので、「初期の絵で、ええなあ、というのが結構あったよね。でも消しちゃって新しいのに描きかえちゃってるんだ。いま思うと、けっこう勿体無いな。写真撮っとけばよかったんだね」と語ってくるのには、まったく同感でした。

 

 一枚一枚に気合が入っています。楽しんで全力で描いてることがよく分かります。カラフルですが、きちんとカラーコーディネートをわきまえて配色にも気を配っていることが感じられます。まったくお見事としか、言いようがありません。
 地元の方のガルパン愛、がサインペン画の形で鮮やかに発露されています。大洗を代表するガルパンファンアート作品群と言えましょう。

 

 見る度に感心するのは、作者の描画に対するスタンス、情熱が常に高い水準のままで維持されていることです。おそらく、アイデアは無限に涌いてくるのでしょうし、常に何かを描きたい、表現したいという気持ちがみなぎっていているのでしょう。
 そして、ガルパンに関する無数のイメージが次々にペン先から発散されて次々にイラスト化されてゆく様子が目に浮かびます。プロのクリエイター顔負けですね・・・。

 

 ガルパン缶バッジも相変わらず豊富に揃えて販売していました。以前の私なら、当たり前のように買ったでしょうが、二年のブランクを経てガルパングッズ類も断捨離した後のことであるので、収集ももちろん止めています。だから、今回は缶バッジを全く買いませんでしたし、勧められても貰いませんでした。

 

 缶バッジの並んだボードをしばらく眺めました。何もかも懐かしい・・、という気分でした。以前に私が寄贈した缶バッジ群の多くは錆が浮き出てしまって見苦しくなってしまっていました。二年の歳月の長さを思わずにはいられませんでした。

 関野さんの話では、今の大洗では缶バッジの製作や販売そのものも、全盛期を通り越した感がある、ということです。商店街の各店舗がガンガン出していた数年前の状態とは、今は違うし、缶バッジを出そうという所も少なくなったみたいだ、と語られていました。コストが馬鹿にならないからね、と苦笑されていました。
 確かに、そうなのかもしれません。今回の滞在中に立ち寄ったどこのお店でも、缶バッジに関する話はほとんど出ませんでした。以前とはえらい違いです。  (続く)

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く30 その9 「ウスヤの休憩場です!!」

2019年02月27日 | 大洗巡礼記

 昼食後、外に出て隣のお店「海のごはん家」の店先を見ました。「かじま」と似たような海鮮料理のお店のようです。店頭に大きなメニュー看板が並べてあるところも似ています。競い合ってるのでしょうか。

 

 こちらも、魅力的なメニューが並びます。もちろん海老の天丼やフライ定食もあります。次の機会にはこちらで食事してみようか、と思いました。

 

 海鮮丼もいいけど、お刺身定食もいいですね。甲乙つけがたい、大洗の美味しそうな海鮮料理の数々です。

 

 ほほう、15種類ものネタが入っている特撰海鮮丼てすか・・・。いいなあ・・・。

 

 遠景はこんな感じです。海鮮料理の店が3つ並んでいます。右奥の「大洗海鮮市場」は以前に利用したことがあり、確かシラス丼定食やカニ汁をいただいたと記憶しています。

 

 バイパスを横切って次の辻を左折すれば、ウスヤさんの店先まではすぐです。相変わらずガルパンだらけの外観です。

 

 お店の隣の古民家はいつしか撤去され、ウスヤの駐車場になっていました。簡易トイレも設置されていました。停めてあった商用ワゴンカーのウインドーには、アリクイさんマークと三式中戦車チヌのステッカーが貼られています。

 

 お店の隣にある、最近に出来たらしいプレハブ小屋には、休憩場の文字があります。この施設はもちろん初めて見ました。

 

 中に入ってみました。というか、常時開放されていて、いつでも利用して下さいね、という感じでした。ウスヤに集まるガルパン巡礼者たちの憩いの場、もしくはたまり場として親しまれているようです。
 大洗にある、巡礼者用の休憩スペースとしては、最大規模とみられます。よく設置したなあ、と感心してしまいました。

 

 モニターもエアコンも冷蔵庫も完備しています。下手な食堂施設よりも立派です。もしかして、ウスヤさんは食堂も運営し始めたのだろうか、と思いました。

 

 壁には、あの有名な地元のガルパン画伯、大進の娘さんのガルパンイラストが並んでいます。初めてみるものばかりで、最終章第1話公開後に描かれたものが多いです。
 今後も数は増えるでしょうから、この休憩場は、やがてギャラリーにもなるのでしょう。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ダージリンのティーカップから

2019年02月26日 | ガールズ&パンツァー

 御存知、聖グロリアーナ女学院チームの隊長ダージリンです。戦車道の試合中にもティーカップを手放さず優雅に紅茶をたしなみます。

 

 テレビシリーズからずっと見ていますと、ダージリンが持っているティーカップは、毎回デザインが変わるようなので、幾つかのセットを揃えているのでしょう。
 ちなみに、上図のティーカップは、そのままフィギュアとして立体造形化された際に忠実に再現されているそうです。

 

 雑誌などで見かける公式発のイラスト類でも、ティーカップのデザインが変わっていることが分かります。少なくとも、同じデザインのティーカップを連続して使っている場面を、見た事が無いように思います。

 上図を見ていて気付くのは、オレンジペコが持っているティーポットの意匠および形状です。これまたシーンごとに変わっています。ティーカップとセットになっているわけですから、ティーカップが変わればティーポットも変わるのですね。

 

 興味深い事に、劇場版においても、ティーカップとティーポットが一緒に登場するシーンがありました。親善試合後の露天風呂の場面です。
 御覧のように、ティーカップとティーポットの意匠デザインが共通なので、これがワンセットであることが分かります。

 

 そして、対大学選抜戦の試合中には、また別のデザインのティーカップを使っています。胴が青色、カップの縁がグレー、という気品ある落ち着いた配色です。
 したがって、セットになっているティーポットも、同じ配色になっている筈です。

 

 そして試合後のシーンに、同じく胴が青色、縁がグレーのデザインのティーポットが登場します。試合中にダージリンが使っていたティーカップとセットになっているものとみられます。
 したがって、これを持ち得るのは、ダージリンの搭乗車チャーチルの乗員以外に有り得ません。

 チャーチルの乗員は、史実では5名ですが、ガルパンでは4名であるそうです。車長兼無線手のダージリン、砲手のアッサム、装填手のオレンジペコ、操縦手のルフナです。
 したがって、このうちで、今まで名前だけ分かっていて登場場面が全く無かった操縦手のルフナが、上掲シーンのティーポットを持つ娘に該当すると思われますが・・・。

 もし合っているならば、ルフナはけっこうノリノリな性格であるようです・・・。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く30 その8 「豪快えび天丼です!!」

2019年02月25日 | 大洗巡礼記

 ガルパンギャラリーを退出し、一階に降りて「まいわい市場」の前を北側に出ました。かつての「まいわい市場」や公園スペースだった場所は、一面の更地となっていました。

 

 御覧のように、2019年の夏にスーパーマーケットのセイミヤ、ドラッグストアのカワチ薬品の店舗が新設される予定です。前者は茨城県潮来市に、後者は栃木県小山市に本社があります。いずれも関東地域に複数の店舗を展開する大手チェーンです。
 この種の大手企業の事業所が大洗に置かれるケースは、今まであまり見かけませんでしたので、今後の動向が注目されます。もともと大洗には食品スーパーやドラッグストアが少ない、と聞いていたのですが、それは必要が無かったからだ、あっても客が集まるかどうか、というような理由でくくられていました。既存の商店街で間に合っている、という話も聞いたことがあります。

 

 施設の北端あたりに宝くじの販売所がありますが、その窓口の脇に、グッドスマイルカンパニーのねんどろいどぷちの自販機がありました。東京秋葉原や大阪日本橋では見た事がありますが、大洗で見るのは初めてでした。
 ねんどろいどぷち専用の自販機ですが、売り切れ中でした。かなり人気があるようです。私もねんどろいどぷちは複数持っていますが、まだ幾つか欲しいな、と思うぐらいです。京都や大阪の中古ショップで500円ぐらいで売ってるので時々買ったりしますが、おかげで定価が900円だというのを忘れていました。

 

 それから再び梅原屋に行き、梅原さんに「昼食に行きますが、新たにオープンしたおすすめの食事処はありますか」と尋ねたところ、上図の「かじま」へわざわざ車で送って下さいました。
 消防署の近くにある、ホシノが居る「カジマ」の運営する店舗であるそうです。大洗市場ゾーンの北側に位置し、近くに「かあちゃんの店」や「五十隼矢」、「かに弥」などが並びます。

 

 店頭の大看板メニューです。美味そうなものばかりで、どれもこれも食べたくなってしまいます。海鮮料理好きにとっては、たまりませんね。

 

 色々ありすぎて、選択に迷いました。一分ぐらい、立ち止まってあれこれ見比べて考え込んでしまいました。みんなボリュームがあるようなので、例えばミニサイズにしてもらって二つのメニューを味わうことは出来ないものかな、と真剣に悩んたりしてしまいました・・・。

 

 まずは食べたい、人気ナンバーワン、かに丼1500円ですか・・・。旨そうだなあ・・・。

 

 何を選ぶかは決まらないまま、とりあえず店内に入りました。

 

 店員さんに、人気のメニューは何ですか、と聞きましたら、上図の2品を示されました。おお、豪快えび天丼というのがあるのか、よしこれに決めた、と大の海老好きならばでの結果にまとまりました。

 

 他にも魅力的な品がたくさんありますが、上図の「みほ丼」というのは何だろう、ああ海鮮チラシか、Ⅳ号戦車が乗っかってる丼じゃないのか、と思ったりしました。

 

 数分とかからずに運ばれてきました、「豪快えび天丼」です。おお、「平成魚松」で食して以来のビッグなサイズです。持参していたねんどろいど平沢唯を横に置いて、大きさの比較材料としました。
 本当は琴吹紬を連れてくる積りだったのですが、ケースを間違えたようで、開いてみたら唯でした。

 

 とにかく、でかいっ!!海老が2匹もそそり立っています。「ゆるキャン△」聖地の蕎麦屋「藤義」の大海老天重にも負けていません。海鮮料理がウリの大洗ならばでの一品だな、と思いました。

 

 しかも、海老だけでなく、穴子、大葉、白身魚、蓮根、カボチャもあり、御飯がちょっと少なめになっていても食べごたえは充分過ぎるほどでした。この日の夕食は必要ないかもしれない、と本気で思いました。大洗での食べ物は、とにかくボリュームがありますから、体型維持派には大敵です。

 

 かくして、平沢唯と同じ幸せ一杯の笑顔でいただきました。わはー。  (続く)

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BC自由学園 ソミュアS35 作ります!! その8

2019年02月24日 | ガルパン模型制作記

 砲塔部分をガイド指示通りに組み立てました。次いで、ガルパン仕様への追加工作に移ります。今回のソミュアS35におけるガルパン仕様というのは、現存する実車通りの要素であるのですが、タミヤキットでは殆ど省略されています。

 

 劇中車のキューポラの三ヶ所に吊り下げ用のフックが見えます。上図にて赤円で囲みました。この三つのフックが今回のキットでは省略されています。これらを再現します。

 

 ジャンクパーツの中にドイツ軍のS字シャックルが沢山あり、その端をカットして使いました。上図の赤円内のような状態に仕上がりました。また劇中車においては、二つの窓の外側左右下方にリベットが見えますので、青円内のように2個のリベットを追加再現しました。

 なお、公式キットのエレール製品では、三ヶ所の吊り下げ用フックのパーツもついています。しかし、キューポラの窓が造形されていないので、窓部分を開ける改造が必要になります。

 

 次に、劇中車の砲塔の右側面の2ヶ所には、軸の端面が円形に表れます。主砲の軸部と、後部ハッチの軸部のそれです。

 

 この2ヶ所の軸端面を、ランナーのスライス材にて再現し、ヤスって薄くしました。

 

 後部ハッチの軸部の端面は、上図のように左側側面にも表れています。

 

 こちらもランナーのスライス材にて再現しました。上図の段階では、まだヤスっていないので、円形になっていません。
 以上で、砲塔部分におけるガルパン仕様への追加工作の全てを終えました。

 

 ラストのステップ29です。砲塔をセットして、組み立て工程が完了となります。

 

 砲塔をセットしました。

 

 これで、塗装前の組み立て、およびガルパン仕様への追加工作が全て完了しました。

 

 次の作業は塗装ですが、冬場の寒い時期、花粉飛散の時期にやるのは避けたいので、暖かくなってから他のキットと一緒に塗装を行うことにしました。

 今回のソミュアS35に関しては、タミヤキットだけでなく、公式キットのエレール製品のほうも作ってみようと思います。今回とりあげたタミヤ製品は、BC自由学園チームの劇中車に作りますが、公式キットのほうはコミック「激闘!マジノ戦ですっ!」のマジノ女学院チームの作中車に仕上げてみる予定です。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く30 その7 「ガルパンだらけです!!」

2019年02月23日 | 大洗巡礼記

 ガルパンギャラリーの室内空間は、入る前に予想した通り、物販コーナーが半分以上を占めていました。要は、かつての「見せる施設」から「売る施設」へとガルパンギャラリーの役割が変わっているわけです。ガルパンファンが必ず集まる場所ですから、ガルパングッズを集約して網羅して、少しでも売りさばきたいわけです。
 でも、こういう形式のショップというのは、大抵の場合うまくいきません。売る前に、まず楽しませて、あれこれ品物を見て興味を喚起させて、それから購買意欲をかきたてる仕掛けがあってしかるべきですが、そういう工夫があまり感じられません。

 ガルパングッズというのは全て公式品なので、通販やキャラポップストアなどの臨時ショップでも展開しており、通販での予約購入ですと値引きがなされるのが普通です。中古市場にも大量に出回っていますから、新製品でも半年ぐらいたてば、4割引きぐらいになって安く入手出来るようになります。
 なので、無理してここガルパンギャラリーで買わなくても、他で買う方法、ルートが幾つかあります。だからガルパンギャラリーでの販売においては、ここでしか得られない特典とか、そういう付加価値をつけることになりますが、それは商売の上ではコストになるでしょう。値引きと言うのは難しくなりますから、どのみち定価でしか売れない状態になってゆくと思います。

 

 御覧のように、展示空間を相当犠牲にして、販売空間を広くとってあります。百貨店やスーパーの基本的なスタイルと微塵も変わりません。売るための施設である、という意識が露骨に出ています。
 ですが、いまのガルパンファンの大勢は、経済力の少ない若い世代にシフトしつつあり、見物や巡礼だけで満足して買い物も食事もあまりしない巡礼者が多くなっている、と聞きます。いまのガルパンギャラリーの売る意識の強いスタンスは、そうした状況を反映しているのかもしれません。

 

 天井には、かつて町内各所にたてられていたガルパン幟が並んでいます。殺風景になりがちなアウトレット施設内部に、一種のうるおいを与えています。
 ですが、ガルパン幟には、もっと色んな種類があった筈です。なるべく全部を並べたほうが、大洗のガルパンの歴史も体験出来て楽しいことでしょう。

 

 フィギュア類も少しながら販売していました。高額品であるせいか、レジの脇のガラスケースに厳重におさめられており、ほとんど定価販売でした。アニメ系のショップや中古市場で買えば、だいたい七割程度に安くなっている製品が多いので、ここで買う人は居るのだろうか、と思いました。

 

 ココスのキャンペーンスタイルのダージリンとアンチョビです。君たち、14910円もするのですか・・・。ダージリンのほうは、少し前に京都のらしんばんで8000円ぐらいで売っているのを見かけましたよ・・・。
 キューボッシュのほうは5000円台ですか・・・・。大阪なんばオタロードのショップでは3000円ぐらいに値引きされていましたけどね・・・。
 概してフィギュアは、プラモデルより高いです。私も以前は幾つかフィギュアを買って楽しんでいましたが、財布が常に空なのに耐えられなくなって、全て売却し、以後はプラモデルのみに絞っています。でも財布が常に空なのは変わらないのです・・・。

 

 ステッカー類も増えましたね。近頃は京都や大阪でも、この種のステッカーを貼っている車やバイクを見かけることがありますので、相当売れて広まっていることがうかがえます。

 

 特に黒森峰のペアがなかなかの出来ですね。西住まほは珍しく微笑んでいますし、逸見エリカも切なげな表情です。両方とも買ってしまいたい衝動に駆られました・・・。

 

 紅茶やお茶のペットボトルもガルパン仕様になっています。これは初めて見ましたが、値段がちょっと高いです。スーパーで同じような品を買えば、100円以下です。
 棚に全部きちんと並んだままなので、全く売れていないことがうかがえます。こういう飲食関連の品物は、日本ではエブリディロープライスの意識が浸透していますから、基本的に安価でないと駄目だろうと思います。子供や中高生のおこづかいでも買える低価格帯の品々を数多く出してヒットを維持した「けいおん」シリーズの先例にならうべきてはないか、とも思います。

 

 ガルパン公式品の主力品である戦車プラモデルは、端っこの限られたスペースで一部が販売されているだけでした。ピットロードのミニフィギュアセットのほうが目立っていました。これだとガルパンモデラーであっても購買意欲がわかないですね・・・。
 もう、プラモデル関連はガルパンギャラリーで扱わず、模型店に全部任せてしまうのも良いかもしれませんね・・・。

 

 魔法瓶、マグカップもありましたが、個人的には上段のカメラバッグのほうに目が行きました。しかも黒森峰デザインでした。あっ、これはちょっとイイかも、と手にとってみたところ、見た目よりも小さくてカメラバッグというよりは小物入れという感じでした。もっと大きなサイズがあったらなあ、と思いつつ、品を棚に戻しました。

 

 ガルパンだらけの空間ですが、何も買わずに出ました。その後、上図の場所へ行きましたが、再整備によって、劇場版にも登場していた噴水はすっかり無くなっていました。聖地スポットがまた一つ消滅していたのみならず、全体的に廃墟かゴーストタウンのような雰囲気が色濃くただよってしまっている、今回のアウトレット施設でした。なにしろ、テナントが入っていない空き店舗が多いのです。

 この大洗シーサイドステーション、今後は果たしてうまく存続出来るのだろうか、とちょっと心配になりました。下手な商業ゾーンでも、これほど寂れた感じには陥っていないと思います。  (続く)

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパン「リボンの武者」の鬼チームの戦車

2019年02月22日 | ガールズ&パンツァー

 ガルパンコミック「リボンの武者」に登場する、「鬼チーム」の三人の「お姉さま」方の若かりし頃の姿です。古代零、佐伯薫、滝沢聖という名前が、とにかく笑ってしまいます。
 模型サークルでも当然話題になりまして、AFV部会のメンバーたちも、みんな元ネタを御存知でした。世代的にそんなに変わりませんから、懐かしがって色々語り合っていました。ですが、モケジョさんたちを始めとする20代前後の人たちは、元ネタを知りませんので、キョトンとしていました。

 それで、T氏が分かりやすく説明していました。古代零というのは、宇宙戦艦ヤマトの古代進と、作者の松本零士さんの組み合わせだ、滝沢聖はそのまんま漫画家の滝沢聖峰さんからとっている、と。
 そして、佐伯薫は、漫画家夫婦として有名な新谷薫さんと佐伯かよのさんの名前が元になっている、と説明していましたが、お二人の代表作品を聞かれて「エリア88」はすぐに答えたものの、佐伯さんの作品名を思い出せず、ウンウンうなっていました。
 それで私が「例えば、あき姫とか、緋の稜線、がありますよ」と答えましたら、何で知ってるの、ということになり、実は妹が持って読んでいましたので、と応じて笑いになりました。しかし、モケジョさんたちは誰も知らなかったようです。そりゃそうだな、いまじゃ本屋でもお目にかからない古い作品だからな、と納得しました。

 

 モケジョさんたちは、三人の「お姉さま」方よりも、その二両の搭乗車輌のほうに興味があるらしく、しきりに九四式軽装甲車のことを知りたがっていました。AFV部会の方々が楽しげに色々説明していて、ファインモールドより出ている適応キットのことも紹介していました。

 

 このキットです。ホビーサーチでの紹介記事はこちら
 九四式軽装甲車のことは私もよく知りませんでしたので、モケジョさん達と一緒にAFV部会の方々の教示を有り難く拝聴しました。それによりますと、九四式軽装甲車には前期型と後期型とがあり、識別点は誘導輪の大きさだ、ということでした。
 「リボンの武者」の鬼チームの作中車は、誘導輪が小さいので前期型にあたります。そして装備している主砲はこれも旧日本陸軍の九七式自動砲がモデルだということです。しかし、九七式自動砲のほうはファインモールドから1/35スケールのメタルパーツ品が出ているものの、今では絶版なので入手は困難であるらしいとも教わりました。

 要するに、ガルパンの「リボンの武者」の鬼チームの九四式軽装甲車をプラモデルで再現するには、九七式自動砲パーツの入手が前提となる、ということです。無ければスクラッチしかありませんので、難度はけっこう高いほうだと思います。
 しかし、モケジョさんたちの気合の入れようを見ていると、そのうちにサクッと作ってしまいそうですね・・・。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く30 その6 「ガルパンギャラリーです!!」

2019年02月21日 | 大洗巡礼記

 大洗のガルパンギャラリーです。個人的には、最初の位置から数えて三度目の場所になりますが、この二年の間に別の場所にあったそうなので、頻繁に位置が変わっていたことになります。それで、来る度に規模も内容も展示も大きく変わっています。

 

 出入り口の横にあるガチャですが、中身は全て同じてあるようです。せっかく8台も並べているのですから、中身を多彩に展開出来ないものですかね・・・。このままだと買う人は少ないままでしょうね。個人的には、スイングとかの再販をやっていただきたいな、と思います。カラコレでもいいのです。いずれもあんこうチームの5人しか出ていませんから、他のキャラも追加してほしいところです。

 

 内部に入って左側には、あの懐かしい薬局の形見がありました。こういう建具そのものが今では珍しいので、貴重な文化遺産と言えましょう。

 

 展示コーナーは狭くなっていて、奥の通路には御覧のようにココスのキャンペーン時のパネルが集められていました。なかには退色しているものもあり、実際に各所の店舗に置かれていたものを集めたのてはないかな、と思いましたが、確認はまだしていません。

 

 これらのパネルが設置されたココスのキャンペーンには、私は行かずしまいでした。この二年間は、「けいおん」と「ゆるキャン△」の聖地巡礼などに熱中していましたから・・・。
 ただ、その前のココスキャンペーンには行きました。その時のパネルがあれば、そっちの方が資料的価値は高いはずですね。

 

 これらのパネルは、常設なのか臨時陳列なのかは分かりませんが、後ろの展示品が見えにくい状態になっています。もともと展示空間が狭いので、大きくてかさばるパネルを何枚も並べるというのには、ちょっと無理があるかもしれません。

 

 模型展示コーナーも健在でした。プロモデラーの方々の素晴らしい作品は、何度見ても飽きません。ガルパンの模型コンテストは、毎年盛況だと聞きます。多くの意欲的かつ魅力的な作品が発表されていますが、それらの一部だけでもこのガルパンギャラリーに展示出来ないものでしょうか。

 

 以前に比べると、宿泊特典品や公式グッズ類の品々が大幅に減らされています。その穴埋めをするかのように水戸ホーリックの応援グッズが大きく空間をとっていますが、サッカーファン以外にはあまり注目もされていないようなので、意味がないと思います。
 やっぱり、初期のガルパンギャラリーのほうが、コンセプト的にも良かったなと思い出してしまいます。

 

 相変わらず、雑な展示構成であるので、空間の使い方が適当です。上図右側はボードのスペースを有効活用出来ていません。広いスペースにポスター一枚、というのは下手な博物館以下のレベルです。

 

 ガルパンの缶バッジと名刺は、ガルパン巡礼者のゲット品の二大定番でありますので、これらの展示は外せないようです。ですが、キャパシティは既に不足しており、現状で出回っている数を全て陳列するには至っていません。
 全部を展示出来ての陳列コーナーの存在意義というのがあると思います。だから、もう少し工夫したほうが良いでしょう。例えば名刺のほうは額装して壁面パネル展示に切り替え、空いたところへ缶バッジの未展示分を収容する、という方法もあるでしょう。

 

 この展示は初めて見ました。説明も何もありませんから、何の品々なのかが最初は分かりませんてした。ただ、適当に並べてあるだけなのです。カルバンギャラリーの運営がゆきあたりばったりの適当なものである状況は、いまも変わらないようです。

 

 とりあえず、ガルパンファンが来てくれればいい、適当に何かを並べておけばいい、といった魂胆が見え見えです。わざわざスペースを使って展示するほどの価値があるのか、と首を傾げざるを得ない品がけっこうあります。

 テレビシリーズの放送開始から現在に至るまで、ガルパンの公式グッズの主な品とは何か、と問われれば、大多数の方が戦車プラモデルとフィギュアの2点を挙げます。大洗へ巡礼するのでなければ、プラモデルとフィギュアのどちらかを主に買って楽しんでいるのが、ガルパンファンの平均的なスタンスだと思います。

 なので、そのプラモデルおよびフィギュアが、展示コーナーの主力陳列品になっていないというのは致命的欠陥であるように感じます。特にフィギュアは、今年も公式品数点が発売予告されて、どんどん数を増やしています。
 私が昨年に展示整備を手伝った「けいおん」の聖地豊郷小学校酬徳記念館の展示コーナーには、市販された「けいおん」フィギュアの全部が陳列されており、約420点を数えて国内最高の展示数を誇っています。しかし、ガルパンの市販フィギュア品は、スケールものやアクリルもの、ミニパネル類など多岐にわたっており、既に総数は400点に迫りつつあると聞いています。
 しかも、まだ最終章シリーズが全6話のうちの1話しか公開されていません。まだムーブメントは高止まりのまま推移するものと予想されるため、プラモデルもフィギュアもさらに新製品が多く出される筈です。

 既に、一番くじキャンペーンの実施回数は、「けいおん」のそれを抜き去りました。関連市場規模も「けいおん」の約200億円をとうに超えて、累計400億円に近づいていると聞きます。
 なので、ガルパンのフィギュア市販品の総数が、現時点で国内最高とされる「けいおん」フィギュアの約420点を超えるのは、もはや時間の問題です。
 しかし、ガルパンのフィギュア市販品が多数展示されている所というのは、いまも皆無です。本来ならば、聖地大洗に所在するこのガルパンギャラリーが、その任をまっとうしてしかるべきですが、そのような動きは全く感じられません。むしろプラモデルもフィギュアも軽視しているような雰囲気があります。

 ですが、もし、ガルパンのプラモデルとフィギュアの市販品全てを網羅して展示する施設が大洗に設けられるならば、間違いなく現在のガルパンギャラリーを超える人気スポットになることでしょう。その運営に協力しろと言われれば、下働きの雑用係でもいいので、喜んでお手伝いさせていただきます・・・。  (続く)

 

コメント (3)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

知波単学園のメンバーたち

2019年02月20日 | ガールズ&パンツァー

 御存知、劇場版エンディングのワンシーンの知波単学園の面々です。西隊長以外は疲れて眠り込んでいます。

 

 顔が出ているメンバーは、右下の一人を除いて名前が分かります。厳密に言いますと、左下の名倉は正しいかどうか、ちょっと自信がありません。
 そして、右下の一人が、いくら調べても特定出来ません・・・。

 

 モケジョのエリさんは、上図のシーンの右の子じゃないかと指摘していました。髪形がちょっと違うような気がする旨を話したところ、戦車内では髪を後ろで結び、外では下ろしているのではないか、という意味の答えが返ってきました。
 なるほど、そういう捉え方もありますか・・・。確かに長髪を垂らしたままですと、戦車内であちこちひっかかって難儀しそうです。だから知波単学園のメンバーは下げ髪を結んだり編んだりしている子か多いのですか・・・。

 すると、西絹代隊長だけが例外、ということになりますか・・・。

 

コメント (7)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く30 その5 「まいわい市場です!!」

2019年02月19日 | 大洗巡礼記

 梅原屋をいったん辞して、アウトレットに向かうべく、大勘荘の横を通って道を横切り、町営駐車場へと進みました。
 上図の道路は、劇場版の聖地スポットの一つです。ウサギさんチームが重戦車キラーを気取ってノンナのIS-2に挑み、返り討ちにあって撃破され、吹っ飛ばされたM3リーが大勘荘の標識をなぎ倒してしまうのでしたね・・・。

 

 町営駐車場を横切って入口からアウトレットを見ました。梅原さんに聞かされた通り、アウトレット施設の建物の一部が無くなっていました。かつての「まいわい市場」の建物にあたる部分が更地になっていて、マリンタワーとの間が開いていました。

 

 「まいわい市場」は、現在は南側に位置を移して営業しています。同じ建物の二階にはガルパンギャラリーもあるようで、外壁にあんこうチームの5人とアリクイさんチームの3人の図柄がデザインされていました。アリクイさんチームがこういう形で目立っているのは初めて見ました。

 

 「まいわい市場」に向かいます。建物自体は、いまは「大洗シーサイドステーション」と呼ばれているそうです。
 かつては「大洗リゾートアウトレット」という名称だったのですが、私が大洗行きを中断したこの二年の間に施設運営をめぐってのゴタゴタがあり、結果として運営者が完全に入れ替わり、施設の外観も変わって、今後は新たに北側にスーパーとドラッグストアがオープンする予定だということです。

 

 入口内部の右手に、アリクイさんチームの3人が居ました。鉾田のメロンの宣伝を兼ねているようですが、ぴよたんのパネルには声優さんのサインが入っていました。

 鉾田のメロン、美味しそうですね。私たち関西の人間は、メロンというと熊本の肥後アールスメロンを思い出しますが、実はここ大洗を含む茨城県がメロン産出量全国一位なのだそうです。
 その大半は鉾田市産であるそうですが、そういえば、水戸の友人の奥さんが鉾田市出身で、「深作農園」というメロンスイーツのお店へ一度は必ず行って下さい、とか話していました・・・。

 

 店内の一角にある「ガルパンお土産コーナー」を見ました。大部分の商品が既知または既視のものでした。新規商品の開発も、この二年間においてはあまり無かったのでしょうか。

 

 反対側の出入り口から外に出ました。以前は、北側に斜めに施設棟が続いて、そこに「まいわい市場」と「ガルパンギャラリー」が入っていたのですが、その位置には更地が広がって、マリンタワーが一階部分まで見える状態になっていました。

 

 反対側を見ました。この通廊中庭には以前は植栽がありましたが、御覧のように通行空間として再整備されています。景観としてはなにか寂しく空しい感じか漂います。並木ぐらいは残しても良かったんじゃないか、と思いました。

 

 脇の階段を登って二階にあがりました。マリンタワーとの間の空き地がより広々と感じられました。スーパーとドラッグストアが並ぶそうですが、ガルパン人気に便乗しての商売をやってくれたら楽しいかもしれませんね。「ゆるキャン△」のセルバ身延店みたいに・・・。
 ですが、実際のところ、商店街のほうに影響があるのだろうな、とも思います。いずれの地域においてもスーパーと商店街との共存には様々な課題がある、と聞きますので・・・。

 

 二階にある「ガルパンギャラリー」です。外観は以前よりも派手めになっている気がしますが、規模は縮小されているような感じを受けました。

 

 最初の頃に比べると半分ぐらいの規模かな、と推測しました。多分、物販コーナーが室内空間の半分以上を占めているのだろうな、と予想しました。

 

 前にも見た、Ⅳ号戦車の特大模型です。キューポラ上に西住みほフィギュアが立っています。

 

 ウインドーには様々なガルパンステッカーが貼られています。サメさんチームのキャラクターも右奥に見えますが、それよりも、蕎麦が好物の私としては、ウインドーの間に貼られている「竜神そば」のポスターが気になってしまい、そちらをまずじっくりと見てしまいました。  (続く)

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボンプル高校チームの適応キット2点

2019年02月18日 | ガルパン模型制作記

 一昨日の休日に、神戸の中古ショップにて上図の2点の中古キットを見つけて買いました。上はRPMのTKS、下はミラージュホビーの7TP双砲塔タイプです。いずれもボンプル高校チームの車輌の適応キットです。偶然見つけましたが、どちらも欲しかった品なので、ほとんど衝動買いでした。

 

 ミラージュホビーの7TP双砲塔タイプです。旧デザインのパッケージです。箱は古びて一部が変色、中の袋もボロボロでしたので、相当古くから売れずに残っていたものと思われました。値段はなんと500円でした。模型店や通販で買えば、2000円ぐらいはするキットですから、ラッキーでした。

 

 RPMのTKSです。これも旧デザインのパッケージのようですが、意匠がミラージュホビーのと共通しています。ともにポーランドのメーカーですが、同系列のメーカーなのかもしれません。中身のキットは、かつてトムというメーカーが出していたものと同じですが、ベルト式履帯パーツが追加されています。品物自体はわりと綺麗で古びていないせいか、値段は7TP双砲塔タイプと同じ500円でした。

 とりあえず、以前に中古ショップ巡りで買い集めた品々と合わせ、ポーランドの製品がかなり揃ってきました。サークル交流仲間のモケジョさん達がこのところミラージュホビーのキットを買いあさっているようなので、私も再度中古ショップ巡りに出かけましたが、なんとか2点を確保出来た次第です。

 これで、ボンプル高校チームの車輌はだいたい作れるはずなので、最終章第2話にボンプル高校チームが出てこなかったら、本当に困っちゃいます・・・。
 まあ、コミック「リボンの武者」仕様で再現するという手もありますけどね・・・。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く30 その4 「ガルパン戦車プラモです!!」

2019年02月17日 | 大洗巡礼記

 大洗の数多いお店のガルパンプラモデル展示のなかでも、ここ梅原屋の展示作品は、インテリアも見せる魅力的な工夫の数々が際立っています。ファン定番のジョークやユーモアも交えつつ、こういう場面もガルパンにはアリでしょう、と意欲的にジオラマ化して再現してあります。
 出来栄えはもちろん、ガルパン世界観の再現という点でも屈指の作品群であり、ガルパンギャラリーに展示されているプロモデラー山田卓司さん達の作品群に次ぐ位置を占めると思います。

 上図はアヒルさんチームを主役にしたジオラマです。鳥孝の稲石さんが欲しがっていたとか、いないとか・・・。

 

 個人的には、ゆるキャン△のファンでもあって山梨県方面の聖地巡礼も何度か楽しんでいますので、上図の「ぐろキャン△」ジオラマはツボでした。聖グロがキャンプするから「ぐろキャン△」、うまいネーミングだなあ、と感心感服しました。
 テントはもちろん、キャンプ用具もしっかり定番の品々でまとめてあります。中級以上のキャンパーの装備品なので、もしかしてNさんもキャンプ経験は長かったりするのかな、と思いました。
 今回は残念ながらNさんとの再会がかないませんでしたが、いつか製作裏話などを伺いたいものです。

 

 これは西住姉妹とⅡ号戦車F型がありますので、西住家の戦車整備工場の内部ジオラマかな、と思います。内部の工作機械や工具棚なども精密に再現されています。
 青色のクレーンが大きな存在感を放っていますが、これはタコムのキットとは違うみたいだな、と思いました。オリジナル作品かもしれません。

 

 黒森峰女学園チームのティーガ―Ⅱのフルインテリア展示です。細部までトコトンこだわって、綺麗に着色もなされた、見事な作品です。
 かねてNさんに、砲塔内にガルパンの楽しい演出を組み入れてある、と聞かされていましたが、肝心の砲塔部分が薄暗い奥にあるので、楽しい演出の部分がよく見えませんでした。LEDを取り付けて照らせば、よく見えるでしょう。

 

 こちらはティーガーⅠのフルインテリア展示です。ライフィールドモデルのキットでしょうか。車体に大洗女子学園の校章、砲塔にあんこうのマークが貼ってありますので、これは大洗女子学園の新規調達車輌、という設定のようです。
 Ⅳ号戦車よりも格段にパワーアップしています。西住みほが車長ですから、対戦相手には恐怖の存在と成り得ることでしょう。

 個人的には、マイバッハのエンジンって、こんなに小さいのかと驚きました。

 

 このケース内には色々ありました。島田愛里寿とボコデザインのパーシング、38(t)戦車、T-34/85などが並べられています。パーシング以外はフルインテリアで仕上げて見えるようになっています。いずれも見事な出来です。

 

 個人的には、このT-34/85が見飽きませんでした。私も同じAFVクラブのキットを使ってプラウダ高校チームの車輌を作りましたので、インテリアの中身やその精巧さも楽しく体験出来ました。上図のようにスケルトンでは仕上げませんでしたから、私の作品は砲塔を外さないと内部が見えません。

 

 とにかく凄い、素晴らしい、としか言いようのない模型展示コーナーですが、御覧のようにガルパン衣料販売コーナーの一角に窮屈そうにケースが積まれて並びます。もう少しスペースがあればなあ、と思います。

 

 西住流Tシャツ、というのがあるのですか・・・。初めて見ました。

 

 とりあえず、店内にて記念の自撮り。梅原屋さんでは、来る度に必ず記念写真を撮っている気がします。毎回記念撮影をやっているのは、大洗のなかではこのお店だけです。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

BC自由学園 ソミュアS35 作ります!! その7

2019年02月16日 | ガルパン模型制作記

 ステップ25からは砲塔の組み立てになります。キューポラおよび砲身を組みます。ステップ26では、砲塔本体を組み立てます。ガイドの指示通りに進めます。

 

 キューポラおよび砲身のパーツ類です。砲身はポリキャップを組み入れて可動になりますが、可動領域はそんなに大きくなく、同軸機銃パーツのD9も動きが鈍いので、好みの角度で接着固定するという手もアリだと思います。

 

 組み上がりました。キューポラのパーツD15の角度は劇中車に合わせました。また合わせ目はかなり目立ちますので、後でヤスって消しました。

 

 ステップ26に進みました。ガイドの指示通りに組みます。ガルパン仕様への追加工作は、後で施します。

 

 組み上がりました。けっこう角ばった輪郭になっていますが、アニメ劇中車のほうは輪郭線があまり目立たないか、描線が引かれていないことが多いので、全体としては丸っこい印象を受けます。しかし、アングルを変えて観察してゆくと、ちゃんと角ばっていることが分かります。

 

 ステップ27では砲塔ハッチを取り付けます。私の製作においてはハッチを開閉自在にしますので、接着はしません。ステップ28では防盾を取り付けます。兵士フィギュアは不要です。

 

 ハッチのパーツです。フランス戦車はキューポラにハッチが無いので、乗員は背面ハッチを開けて上半身を出しつつ周囲を見るというスタイルです。これがかなり不便であったようで、ドイツ軍はフランス降伏後に接収したフランス戦車のキューポラをドイツ軍タイプに交換していることが多いです。

 それで、フランス戦車のキットを購入する際には、フランス軍仕様かドイツ軍仕様かを確かめることにしています。キューポラのパーツが異なるからです。ガルパンのアニメおよびコミックに登場する戦車を作る場合はフランス軍仕様の丸いキューポラ頂部パーツが必須です。

 最終章の第1話にBC自由学園チームが登場したことにより、アニメでもコミックでもフランス戦車の登場シーンが増えています。コミックや同人誌のほうでも、公式設定に述べられる軽戦車がほとんど出ていますので、プラモデルでの製作再現におけるフランス戦車の比率は、今後高まってゆくだろうと思われます。適応キットもだいたい揃っていますが、古い時期の製品であったり、入手困難な海外メーカー品であったりしますので、確保するには少し苦労しそうです。

 なにしろ現時点で、模型専門店にてガルパンのフランス戦車の適応キットをあまり見かけなくなっています。今回のソミュアS35は公式キットが出ましたから、まだ市場在庫があるようですが、それ以外のルノー系やオチキス系が見当たらなくなっています。カモさんチームのB1bisすら、タミヤの市場在庫も少なくなってきているようで、模型店のタミヤコーナーを見ていてB1bisが見つからなかったりします。ガルパン効果というのは、地味にじわじわ効いているようだな、と思ったりします。

 

 さて、ハッチが出来上がりました。

 

 接着はせず、はめ込むだけにして開閉自在としました。いずれ出ると噂されている、ガルパンねんどろいどぷちシリーズの第4弾に、BC自由学園チームのトリオが含まれる可能性がありますが、もし実現したならば、安藤レナをこのハッチに入れることも可能です。

 

 続いて、防盾を取り付けます。

 

 仕上がりました。ここまではガイドの指示通りに進めました。次はガルパン仕様への追加工作になりますが、今回のソミュアS35の場合、ガルパン仕様というのはほぼ実車の特徴に等しいので、タミヤキットでは省略されている各所の細部の再現であることになります。  (続く)

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く30 その3 「梅原屋です!!」

2019年02月15日 | 大洗巡礼記

 きらめき通りの交差点で右に折れて大貫商店街のルートに入りました。商店街はまだ閉まっている所も多くて静まり返っていました。

 

 酒井屋さんの店先にかけられていた、大貫商店会のガルパンタペストリーです。初めて見ましたが、よく見ると背景には大貫小学校の校舎も見えます。大洗出身のキャラクター4人は、大貫小学校の卒業生、という地元独自の設定なのかもしれませんが、とにかくノリノリな図柄です。

 ですが、実際の大貫小学校は、夏海小学校との統合によって廃され、現在は南小学校に機能を引き継いでいます。少子化の影響は、大洗町においても少なくないようです。ガルパンの聖地として巡礼者で賑わっていますが、自治体としての大洗は少しずつ衰退に向かっているようです。

 

 梅原屋の前に着きました。今回の最初の訪問地です。というか、個人的に大洗で必ず立ち寄ることにしているお店の一つです。

 

 二年前にガルパン仲間のAさんが寄贈した一番くじフラッグは健在でしたが、下の戦車パネルが新しいものに替わっていました。サイズも小さくなっています。ガルパン衣料の広告が暖簾みたいになっています。おそらくNさんのプロデュースによるものでしょう。

 

 今回は、店内のガルパンコーナーに展示されている、Nさん制作のガルパン戦車プラモデルおよびジオラマを見るのが第一の目的でした。以前から何度もNさんに連絡を受けていて、この二年のうちに相次いで色々な作品を陳列した旨を聞いていましたが、ようやく見学鑑賞の機会を得ました。

 上図は、Nさんとメールでやり取りした、コミック「プラウダ戦記」登場のSU-152です。ブロンコモデルの製品を使用しているそうです。私も同じキットを買いたいのですが、模型店ではあまり見かけませんので、通販を頼ったほうがいいのかもしれません。

 

 キットでは一部のみの再現にとどまっていたインテリアも、他キットのパーツなどを援用して積極的に再現してあります。さすがはベテランモデラーのNさんです。私もこういう楽しく精密な作品が作れるようになりたいものです。

 

 こちらはウサギさんチームのM3中戦車リー、テレビシリーズの最初の親善試合の一コマの再現ですね。戦車の後部天板上でトランプに興じている6人の様子が生き生きと再現されています。Nさんは劇中車の再現よりも劇中シーンのジオラマ化が得意な方です。

 

 この6人のフィギュアは、プラッツより販売される「ウサギさんチーム トランプフィギュアセット」を使用しています。確か、トランプの表紙デザインが、ロケット推進式の陸上爆雷パンジャンドラムでしたかね・・・。パンジャンドラムは劇場版にも出ていたかな・・・?

 

 こちらは、BC自由学園チームのマリー隊長の搭乗車、ルノーFT-17の断ち割りインテリア再現品です。モンモデル製品によるプラッツ公式キットは、インテリアパーツの大半を省いていますから、このジオラマはモンモデルの元キットのほうを使っているのだろう、と推察します。
 戦車キットの内部が全て見られるのは、博物館の展示品を見ているようで面白く、楽しいです。こういうインテリア中心の作品が幾つも展示されているお店は、大洗では梅原屋だけです。ガルパン衣料を購入して模型展示も楽しめる、唯一のお店です。

 

 知波単学園のデザインの扇子です。これはグッズ化されて販売もされています。左の九七式中戦車チハは西絹代の搭乗車だと分かりますが、右のバイクは・・・・、これも西絹代の愛車なのでしょうか・・・・。と言うか、公式設定にこのバイクはあったかなあ・・・・?

 私自身は、知波単学園チームの日本戦車のプラモはまだ作っていません。いまのところは作る予定も持ちませんが、しかし、Nさんの作品を見ていると、作ってみようかな、という気になってきてしまいます・・・。  (続く)

 

コメント (1)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アニメに登場したボンプル高校の7TP軽戦車

2019年02月14日 | ガールズ&パンツァー

 今月の模型サークルの定期会合にて、交流サークル仲間のモケジョさんたちが、ガルパン最終章第2話に登場すると予想されるボンプル高校の戦車とその適応キットについて話していました。当然ながら、上掲のテレビシリーズのワンカットも挙げられて、話が盛り上がっていました。

 その一人、ミカさんは「これは7TP軽戦車なんですねー。これでプラウダの戦車とわたり合えるものなんですかねー」と質問し、AFV部会の面々から異口同音に「絶対に無理」と返されていました。上掲のシーンでも惨敗した様子がうかがえます。
 そのやり取りを横で見ていて、何が可笑しかったのか、クスクス笑っていたレイコさんは、「じゃあ、どうして「リボンの武者」ではタンカスロンの最強の王者なんでしょうか?」と問いかけていました。AFV部会の面々も、今度は明確に返せずに唸ったりしていました。

 いずれにしろ、ボンプル高校チームは、アニメシリーズ本編にワンカットだけ登場しています。最終章第2話に出てくる場合は、上掲の7TP軽戦車も出てくるものと思われます。
 ポーランド軍テイストのチームですから、ポーランド独自の車輌である7TP軽戦車やTKS豆戦車で編成されるのは間違いありません。そして、BC自由学園チームのARL44のような隠し玉があるとすれば、9TPや10TPあたりが出てくる可能性も捨てきれません。

 

 このワンシーンに出ている7TP軽戦車は、双砲塔タイプです。武装は7.92ミリのwz.30機関銃なので、プラウダの戦車群には歯がたたないわけです。そして白旗が二つも上がっていますが、一両の戦車から二本の白旗が出るのはこの場面だけなので、珍しいです。

 既に勝敗が決したようで、車輌は傾いて擱座しています。グレー系色の車体の下半分がヒマワリ畑に隠れてしまっていますが、元モデルがミラージュホビーの製品であることは間違いありません。
 と言うより、ポーランドの車輌てある7TP軽戦車は、ポーランドのメーカーのミラージュホビーのみがプラモデルキットを出して販売しているため、他の選択肢が存在しません。

 

 これがミラージュホビーの7TP軽戦車双砲塔タイプです。かなり長く販売されていて、生産時期によってパッケージデザインも異なります。私が見た限りでは4種類ありました。上掲図は現在のパッケージデザインです。
 ミラージュホビー社の公式ツイッターでの紹介記事はこちらこちらこちら
 
 なお、7TP軽戦車には単砲塔タイプもありますが、そのキットは元々は同じポーランドのスポイニャ社の製品であり、現在はミラージュホビーが引き継いでいます。こちらは自社開発製品ではないためか、公式ツイッターでの紹介記事も見かけません。

 いずれにせよ、ボンプル高校チームが保有して、公式設定資料でもスピンオフコミック作品ても共通して出ている7TP軽戦車に関しては、今もミラージュホビーの製品しか適応キットがありません。最終章第2話に出てくれば、プラッツがその公式キット化を図るでしょうが、新規開発するのでない限りは、ミラージュホビーに打診してOEM参加をもちかけることになると予想されます。

 現在、国内の模型市場および中古品市場では、ミラージュホビーの製品は品薄か完売状態になっているようです。秋葉原のレオナルドでも上図のキットは売切れていましたし、京都でも大阪でも模型店にてミラージュホビーの製品が無くなっていることが多くなっています。むしろ中古品ショップやリサイクルショップのほうに思わぬ在庫があったりしますが、それも最近はモケジョさんたちが買いあさっているようなので、だんだんと無くなってゆくことでしょう。

 なにしろ、ガルパン戦車プラモデルを楽しんでいる7人のモケジョさんの全員が、ミラージュホビーの7TP軽戦車の単砲塔タイプと双砲塔タイプとを1個ずつ確保して持っているという状態です。他にTKSのキットもしっかり揃えていて、とにかく全員が最終章第2話にボンプル高校チームが登場するのを心待ちにしていることが伺えます。

 とにかく、これほど登場が待たれる対戦校チームも無いと思います。ぜひ、ヤイカ隊長とウシュカ副隊長のコンビで勇猛果敢な作戦を展開し、もってアンツィオ高校チームを華麗に撃破していただきたいと思いますが、こう書くとアンツィオファンからお叱りを受けますね・・・。

 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする