気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

2017年大晦日の感慨

2017年12月31日 | ガールズ&パンツァー

 2017年の暦もついに大晦日となりました。2012年10月に「ガールズ&パンツァー」のテレビ放送を初めて観てファンになって以来、五年余りが過ぎたことになります。

 この12月に「最終章」第1話が上映をスタートしました。テレビシリーズの体裁に近い作り込みに、ガルパンの「原点」を再確認させられる思いでした。内容もまったく新しい展開をみせてますます目が離せない状況です。
 これでまたアニメシリーズも一つのターニングポイントを超えたのでしょうし、ムーブメントもさらなる段階へと発展継続するようです。来年2018年においてもガルパンのブームは勢いを維持するでしょうし、私自身も、相変わらずガルパンファンとして楽しんでゆくだろうな、と感じております。

 2017年度も、私自身のガルパン活動はプラモデルがメインとなりました。大洗行きを1月で中断し、また所有していた数々のガルパングッズ類を「断捨離」して売却処分したため、私のガルパンファンとしての動きはまったくのところ、プラモデルによる再現を通じての世界観の疑似体験、に絞られました。スッキリとした感じになり、そのせいか楽しさが深まったように思います。

 とりあえず、月産一輌という目標を立てて取り組みましたが、実際には3月から再開しました。戦車だけでなく車輌にも対象を拡げた点は2016年度と同様でした。年間実績は10輌でした。下記の通りです。他に未完成が4輌ありますが、未完成はカウントしません。

 3月~4月 サンダース M4
 4月~5月 黒森峰 35(t)フェイズエリカ仕様
 6月~7月 アンツィオ P40
 7月 アンツィオ 508CM連絡車
 7月~8月 聖グロリアーナ チャーチルMkⅦ
 9月~10月 黒森峰 ティーガーⅡ
 11月 プラウダ Zis151トラック、黒森峰 クルップKfz.70プロッツェ、大洗 九五式小型乗用車
 12月 サンダース M4A1(76w)

 戦車は各チームの主力級を作り、また戦車以外の車輌も色々作りました。この調子でゆくと、第二次大戦中に活躍した各国の主な軍用車両の殆どを作る成り行きになりますので、AFVモデラーの有り方とあまり変わらないような気がします。このペースで2018年度も楽しみながらコツコツやってゆきます。

 

 部屋の本棚に貼りつけてある左のガルパンポスターカレンダー、右の大洗商工会カレンダーも、今日で役目を終えます。今年一年間、ほとんど毎日見ていましたから、名残惜しいです。

 

 明日からは、上図の卓上型カレンダーのお世話になります。2019年4月まで使用出来るのが有り難いですが、その頃には「最終章」デザインのカレンダーも出ていることでしょう。

 この年末年始はずっと仕事なので、大晦日も静かに過ごせませんし、正月を迎える気分があまり感じられません。ですが、しめくくりの気持ちを確かにならすべく、年越し蕎麦は食べておきます。

 それでは、皆さま、よいお年を。

 

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サンダース大学付属高校 M4A1シャーマン76mm砲搭載型(テレビ版仕様) 完成です!!

2017年12月30日 | ガルパン模型制作記

 塗装に進みました。まずはサーフェイサーを吹き付けて下地を作りました。

 

 本塗装を行いました。車体色は、タミヤのエアモデルスプレーAS14を使用して吹き付けました。

 

 履帯は、ミスターカラーの28番黒鉄色で吹き付け塗装し、乾燥した後にゴム部分をポスカの黒で塗りました。転輪のゴム部分も同じくポスカの黒で塗りました。

 

 履帯パーツを装着しました。少し緩いので、難なくセット出来ました。

 

 スカートのパーツを取り付けました。車体はドラゴン、スカートはタミヤですので、きっかりと組み合わせる事が出来なかったのが反省点の一つです。

 

 ライトを8番のシルバー、前部機銃を28番の黒鉄色で塗りました。

 

 車外装備品を塗りました。木製部分は43番のウッドブラウン、金属部分は28番の黒鉄色で塗りました。

 

 以上で、塗装が完了しました。砲塔をセットしました。少々キツい感じでしたので、内側を少し削ったりしました。

 

 デカールは、モデルカステンのガルパンデカールセットのものを使用しました。砲塔右側面では中央に貼りました。

 

 砲塔左側面では、やや前寄りの位置に、少し上にずらして貼りました。劇中車のマークも、砲塔の左右で非対称になっていますので、それに合わせました。

 

 車体前部に一枚を貼って、デカール貼り付けを終えました。

 

 つや消しクリアーを軽く吹き付けて仕上げました。

 

 正面観です。サンダースチームの所属車の中で唯一の鋳造車体タイプですので、曲面に占められた独特の存在感があります。テレビシリーズの第6話にて、隠密での単独行動をとっていましたが、この独特のフォルムがより印象を深めていたように思います。

 

 背面観です。劇場版仕様では予備履帯を背面左右にセットしていますが、今回のテレビ版仕様では装備していませんので、すっきりとした外観になっています。

 

 側面観です。タミヤのスカートのパーツは合わせるのが大変で、御覧のように隙間が残ってしまっています。そもそもドラゴンキットのフェンダーのラインが前方で僅かに上がるため、それに合わせるとどうしても歪みが出てしまいます。別パーツになっているフェンダー前端部との間に隙間があるのも、歪みを出さずにスカートを取り付けたからです。このあたりは、一つの教訓として今後の制作に生かしたいと思います。

 

 かくして、サンダース大学付属高校チームのM4シャーマン76mm砲搭載型がテレビ版仕様にて完成しました。製作日数は、2017年12月2日から12月20日までの19日でした。組み立てに12日、塗装に1日、塗装後の組み立てとデカール貼り付けに1日かかりました。
 キットはドラゴンの製品を使いましたが、スカートおよび転輪のパーツをタミヤ製品から転用しました。劇中車と同じ初期型のVVSSのパーツがあるのは有り難かったですが、車体表面の鋳造肌の凸凹が目立つので、全体のヤスリがけが必須でした。キットのガイドに幾多の抜けや不備が散見されましたが、事前に段取りを調べて仮組みを行っていくことで、なんとか乗り切る事が出来ました。

 総じて、ガルパンのM4シャーマン76mm砲搭載型に関しては、劇場版仕様の制作に用いたイタレリ製品の方を使ったほうが、製作が全体的に楽だと思います。イタレリ製品ではVVSSが後期型になってはいるものの、車体表面の鋳造肌の凸凹が無いのが重要で、より劇中車の再現にも適しています。

 なお、最近に発売されて、適応キットとして紹介されるドラゴンサイバーホビーのCH9155番の製品に関してはまだ詳細を知りませんが、同封されているデカールが、今回のキットと全く同じですので、おそらく中身も大して変わらないのではないかと推測されます。もしそうであるならば、製作の手順およびガルパン仕様への工作ポイントは、今回のキットと共通であることになりましょう。

 


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サンダース大学付属高校 M4A1シャーマン76mm砲搭載型(テレビ版仕様) 作ります!! その7

2017年12月29日 | ガルパン模型制作記

 ラストのステップ11です。砲塔各部のパーツを取り付け、次いで砲塔を車体にセットします。ガルパン仕様への工作が幾つかあり、B26、H3、H8、J1、K13、MA6は不要です。またガイド指示にて番号が抜けているH20も不要です。劇中車はワイヤーを装備しませんので、関連のA45、MA3、MA5も不要です。
 また、砲塔本体H1の表面の鋳造肌の凸凹がかなり目立ちますが、劇中車はアニメ画像の常で表面がツルツルです。なるべく凸凹が目立たないように少し研磨も行います。

 

 関連するパーツ群です。不要パーツを除くと、数はそんなにありません。

 

 手始めに、砲塔本体パーツH1の手直しを行います。上図は、キットパーツのままの状態です。上面後方に製品番号が刻字されていますが、これは埋めなければいけません。
 あらかじめ内部から開けておく穴は、左右のB15の取り付け穴二ヶ所のみです。

 

 劇中車の砲塔部分を見ますと、色々と相違点があります。キットの状態よりも各所が省略されて、全体的にシンプルになっています。これに合わせてゆきます。

 

 修正工作のポイントは、上図の五つです。表面の鋳造肌の凸凹を少しヤスって目立たない程度の滑らかさにもってゆきます。隅部は角ばり気味なので、少し削って丸みを増やします。上面後方の刻字は埋めます。砲塔後ろの左右に突き出るL字材はカットします。上面左前方にある環状のモールドと三つの突起は不要ですので全て削り取ります。

 

 作業中の状態です。表面全体にサンドペーパー等で軽く研磨をかけ、隅部も丸くしました。上面後方の刻字はパテで埋め、砲塔後ろ左右のL字材はカットしました。

 

 底部パーツB31との合わせ目もヤスって目立たなくしました。

 

 修正工作を全て終えた状態です。表面の凸凹もあまり目立たなくなりました。

 

 砲身やハッチ等のパーツ類を全て取り付けました。このうち、H7とH9は逆に付け、H9の円錐部上端をカットしてブラ材でアンテナ基部のみを再現しました。ケースに入れて展示保管する関係で、アンテナの完全な再現は見送りました。
 なお、ハッチの向きは、劇中車に合わせてあります。

 

 以上で、砲塔の組み立てが完了しました。

 

 車体後部に、排気管のパーツH12を取り付けました。

 

 上下の車体を貼り合わせました。

 

 劇中車は、御覧のようにスカートを装着しています。スカートのパーツは今回のキットには含まれませんので、以前にケイ搭乗車をファインモールド発の公式キットで制作した際に不要となっていたものを転用します。

 

 スカートのパーツを準備しました。ファインモールド発の公式キットに入っている、つまりはタミヤ製品のパーツです。F13からF20までと、F30、F31です。

 

 メーカーが異なりますので、そのままではピッタリ合いません。各所を削ったりカットしたりして合わせる作業を行いました。またやや長いので、F19およびF20を中央でいったんカットして約3ミリほど切り詰め、上図のように組み立てました。

 

 車体に仮組みしてみました。切り詰めた状態でもやや長く感じますので、タミヤのキットの車体の方がやや長いようです。スカートは、塗装後に組み付ける予定です。

 

 以上で、塗装前の組み立てとガルパン仕様への工作の全てが完了しました。 (続く)

 


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モデルグラフィックス 2018年2 月号

2017年12月28日 | ガールズ&パンツァー

 去る12月25日に発売された、モデルグラフィックスの2018年2月号です。ガルパンのオフィシャルガイドブックの6冊目でもありますので、表紙は御覧の通り、BC自由学園チームの面々が飾っています。フランステイストのチームだけあって、優雅で御洒落な雰囲気に満ちています。

 

 発売日当日に、職場の近くの書店で買ってまいりました。

 これは、「最終章」第1話公開上映後に初めて刊行される公式設定資料集であり、新登場の戦車の詳細図や内部設定図なども豊富に掲載されています。アハトゥンク・ガールズ&パンツァーの「最終章」編も収録されており、プラモデル製作を楽しむにあたっても良きガイドブックになります。
 翌26日に発売された「フェブリ」46号が「ガルパン最終章エンサイクロペディア」を収録して用語集の役割を果たしていますので、あわせて読めば、「最終章」第1話に関する情報が全て得られます。

 アマゾンでの案内情報はこちら

 

 一緒に買ってきたホビージャパンの2018年2月号です。こちらでも「最終章」第1話公開記念の特集記事が組まれており、模型業界からの新情報などはむしろこちらが詳しいです。「最終章」第1話に登場したルノーFT-17およびマークⅣが近いうちにプラッツより公式キット化されるという、大変に嬉しいニュースも含まれています。

 個人的には、エアブラシの特集記事も大変に参考になりました。ハンドピース買い換えようかな・・・。

 

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サンダース大学付属高校 M4A1シャーマン76mm砲搭載型(テレビ版仕様) 作ります!! その6

2017年12月27日 | ガルパン模型制作記

 ステップ8および9では、車体後部の各パーツを取り付けます。ガルパン仕様への工作ポイントも幾つかあります。車外装備品の大半が、劇中車のそれと形状もしくは取り付け位置が微妙に異なりますので、それぞれ改造したり修正したりします。

 

 ステップ8で取り付けるパーツ類です。このうち、パールのA21およびH27は取り付け位置を劇中車に合わせます。さらにH27は形状が違いますので、大部分をジャンクパーツに置き換えて改造します。

 

 劇中車の状況を見ますと、長パールはキットのパーツH27と形状が異なるうえ、もっと長いことが分かります。

 

 スコップ、テールランプ、ホールドはガイド指示の通りに取り付けました。

 

 短パールA21は位置を少しずらして接着、長パールH27は後ろの留め具部分を残してあとはジャンクパーツに置き換え、長さも劇中車のに合わせました。

 

 ステップ8で取り付けるパーツ類です。鶴嘴のH13と斧のJ13は、取り付け位置を少しずらして劇中車に合わせます。

 

 全て取り付けました。

 

 斜め後ろから見て、公式設定資料図と見比べながらチェックしました。

 

 以上で、ステップ9が完了しました。

 

 ステップ10から砲塔部分の組み立てに移ります。まずは砲身とハッチ類を組み立てます。機銃は劇中車にありませんので、機銃関係のパーツは全て不要です。

 

 ステップ10で組み立てるパーツ群てす。ガルパン仕様への工作ポイントは、砲塔上面左側のローダーズハッチに集中します。

 

 砲身の組み立てに先立ち、防盾のパーツB7の表面二ヶ所にある刻字を削り取ります。

 

 刻字を削り取りました。ドラゴン系列に限らず、海外メーカーの製品には、パーツ表面にメーカー名や製品番号がモールドされているものが少なくありません。

 

 あとは、ガイドの指示通りに組み立てました。

 

 続いて、コマンダースハッチを組み立てました。ガイド指示の通りに進めますが、パーツ番号および取り付け指示が抜けているパーツがあります。B28です。B9にB28をはめ込んで、その上にB12およびB14を取り付けます。

 

 続いて、ローダースハッチを組み立てるべく、パーツ類を準備しました。ガルパン仕様への工作ポイントが色々とあります。

 

 劇中車のローダースハッチは、シンプルな形状をしていて、実車やキットのそれと異なります。各所にある突起や部品が省略されているようです。

 

 ガルパン仕様への工作は、上図の三つのパーツ全てに及びます。ハッチH15とH16の表面の刻字やモールドを全て削り取り、表面をフラットに均します。H16のハンドル突起もカットし、ハンドルを不要パーツのA68で再現し直します。
 キューポラのH6は、機銃取り付け基部の円筒部が真後ろにくるようにイメージし、反対側の三角突起と刻字と二ヶ所の丸いモールドを全て削り取ります。
 上図は、それぞれのパーツの削り取り工作後の状態です。その後、残るパーツを指示通りに取り付けました。

 

 更に、ハッチH15の細長い縁板を、劇中車に合わせてブラ板で追加しました。仮組みしてハッチが収まるのを確認し、ステップ10の工程を終えました。 (続く)

 


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サンダース大学付属高校 M4A1シャーマン76mm砲搭載型(テレビ版仕様) 作ります!! その5

2017年12月26日 | ガルパン模型制作記

 ステップ6の続きです。残る作業は、上図の左右フェンダー前端部のガルパン仕様への改造です。

 

 劇中車の当該部分は、御覧のように分割ラインがあり、前縁に沿うリブが後ろに長く伸び、車体から斜め前にリブが付きます。以前にアリサ車を劇場版仕様にて制作した際のイタレリの同型車キットでも同様になっていますので、今回も劇中車に合わせます。

 

 分割ラインを鉛筆でトレースしました。

 

 トレース線をラインチゼルでスジ彫りしました。外縁に沿うリブの後ろの屈曲部分を削り取り、劇中車に合わせて真っ直ぐに延長し直しました。

 

 車体に取り付けた後、車体から斜め前に付くリブをブラ板で追加再現しました。

 

 これでステップ6の工作が完了しました。

 

 ステップ7に進みました。ガルパン仕様への工作ポイントは幾つかあります。エンジンフードのパネルはK1を選択し、その余分なモールドを削り取ります。背面左右の予備履帯は装備しませんので、H5、K2、K3は不要です。その取り付け穴も埋めます。クリーニングロッドのA5、クランクロッドのA39も劇中車には見えませんので不要となります。C15の内部に入れるMA1もありませんので不要です。
 車外装備品の多くは位置や形状が若干異なりますので、手直しします。そのうちの履帯張調整具J21は形状が全く違いますので、劇中車の形状に一致するA36に変更します。それでH22も不要となります。

 

 関連のパーツ群です。

 

 劇中車の赤円内のパネルの形状を再確認しましょう。御覧のように、パーツK1に一致します。

 

 パーツK1です。左右下側に余分なリブのモールドがありますので、削り取ります。

 

 余分なリブのモールドを削り取りました。

 

 赤円で示した窪みも、劇中車にはありませんので、後でブラ材で埋めました。

 

 予備履帯の取り付け部が四か所にありますので、これらも後でブラ材で埋めました。

 

 余分な穴を埋めた後、車外装備品などのパーツを順に取り付けました。履帯張調整具J21は形状が全く違いますので、劇中車の形状に一致するA36に変更しましたが、それでも長さが足りませんので、ブラ材で延長しました。ハンマーH26も柄をブラ棒で約5ミリ延長し、留め具も追加再現しました。
 以上が、ステップ7の工作手順でした。 (続く)

 


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「ガールズ&パンツァー リボンの武者」 第8巻

2017年12月25日 | ガールズ&パンツァー

 去る12月23日、「ガールズ&パンツァー リボンの武者」のコミック単行本第八巻が発売されました。カドカワのMFコミックスのフラッパーシリーズの一冊です。アマゾンでの情報はこちら

 発売日の翌日に、京都四条のジュンク堂で買ってまいりました。一読して、ストーリーの流れが速くなったような印象を受けました。物語そのものが駆け足になったという感じで、多数の登場人物が次から次へと走馬灯のように流れてゆくのでありました。
 しかも、他のガルパンコミックのキャラクター達も勢揃いしていました。「最終章」を意識したようなネタも見られて、作者自身が遊んでるんだな、と思わず笑ってしまいました。

 ですが、様々な対戦校チームの描写やストーリー運びにかなりのウエイトがかけられているため、肝心の主人公たるムカデさんチームの存在感が薄くなってしまっています。今回の巻では脇役みたいになっていますが、これは次巻では派手に暴れるぞ、というフラグでしょうか・・・。

 


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サンダース大学付属高校 M4A1シャーマン76mm砲搭載型(テレビ版仕様) 作ります!! その4

2017年12月24日 | ガルパン模型制作記

 ステップ6では、車体前面のハッチやライトやフェンダー、トラベリングロック等を取り付けます。細かい部品が多いので紛失や破損をしないように心がけました。
 この段階でもガイド指示に抜けがあるので注意が必要です。ガルパン仕様への工作ポイントも一気に増えます。ある意味、このステップからが正念場と言えましょう。

 

 関連するパーツ群です。変更や修正が色々とありますので、以下、順に紹介してゆきます。

 

 最初に車体パーツK15におけるガルパン仕様への修正工作を二つ実施します。一つ目は、上図にみえる車体左側面にある二ヶ所のワイヤー留めの除去、です。

 

 御覧のように、劇中車の車体左側面には、赤円で示すように二ヶ所のワイヤー留めがありません。劇中車はワイヤーを装備しませんので、留め具も省略されているのでしょう。

 

 そこで、車体左側面にある二ヶ所のワイヤー留めのモールドを削り取りました。今回のアリサ車だけでなく、サンダース大付属高校チームの所属車輌はみな同様ですので、この修正はケイ車やナオミ車の制作においても共通となります。

 

 車体パーツK15における修正工作の二つ目は、前面右側の機銃周りの保護縁のモールドの形状変更です。上図では、モールドの上に劇中車の保護縁のラインを鉛筆で薄くひいてあります。

 

 劇中車の保護縁は、御覧のように上に長く伸びて楕円状になっています。これに合わせます。

 

 モールドの上部を削り取ったうえで、上図のようにエポキシパテを糸状に細長く伸ばしたものを貼りつけました。翌日には硬化固着しますので、その後にヘラやヤスリで整形を行います。

 

 次は、トラベリングロックA51の取り付け位置の修正です。劇中車の取り付け位置は、キットの取り付け指示位置よりも下寄りになっています。またパーツA59を取り付ける穴も省略されていますので、埋める必要があります。

 

 車体パーツK15の前面に、トラベリングロックの基部がモールドされています。劇中車の基部の位置は約5ミリ下になりますので、上図ではその位置を鉛筆でマーキングしてあります。そのうえで、モールドされている基部を二つとも削り取りました。

 

 削り取った基部の代わりに、不要パーツに含まれるA65を使用して劇中車と同じ位置に基部を再現し、これにトラベリングロックA51を取り付けました。またA51にはパーツA59を取り付ける穴がありますが、劇中車では省略されていますので、後でブラ材で埋めました。

 

 前部の左右の乗降ハッチK11およびK12です。上図の黄色矢印で示した方形の突起が、劇中車のハッチにはありません。

 

 劇中のワンシーンでも、ハッチの形状がよく分かります。方形の突起がありません。

 

 方形の突起をカットしました。

 

 次に、劇中車の車体前面の繋ぎ目のリベット板が、赤矢印で示すようにキットのパーツK4の形状と異なります。不要パーツの中に、劇中車に一致するH29がありますので、交換します。

 

 K4をH29に変更して取り付けました。このH29は、そのままでは少し長くてはめ込みが出来ませんので、両端を少しカットして長さを調整してあります。劇中車でもその状態になっています。
 さらに、劇中車では左右ハッチの間にカマボコ形の防水板が設けられます。キットでは取り付け指示がありませんので、不要パーツに含まれるJ18を使用して取り付けました。
 また、左右ハッチのハンドルV24はサイズが合いませんので、ジャンクより適当なものを探して取り付けました。ハッチ上に取り付け指示があるぺリスコープガードA15は劇中車にありませんので不要です。またペリスコープハッチA16は、劇中車に合わせて開状態にしました。

 

 続いて、前面左寄りに取り付けるホーンを指示通りにC13、14で付けますが、その保護ガードの番号が抜けています。A28です。
 他のライトやライトガード、ハッチ、前部機銃などのパーツはガイド指示通りに取り付けました。

 

 車体右側に二つあるベンチレーターキャップのうち、前のJ6はガイド指示に載っていますが、後ろのパーツは番号が抜けています。H7です。

 

 ベンチレーターキャップH7の取り付け状態は、劇中車に合わせました。

 

 車体前面の組み付けが完了した状態です。ガイド指示の抜け、ガルパン仕様への工作が集中しており、外見上においても目立つ部分ですので、丁寧に根気よく進めました。残るは左右のフェンダ―前部の修正工作ですが、次回にて紹介します。 (続く)

 


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サンダース大学付属高校 M4A1シャーマン76mm砲搭載型(テレビ版仕様) 作ります!! その3

2017年12月23日 | ガルパン模型制作記

 ステップ4では、車体にサスペンションを組み付け、背面にエアクリーナー等を取り付けます。そのなかのH10およびH11において修正が必要ですが、後で述べます。
 ステップ5では、車体前部の各所を組み立てます。このうち、ダルノーズ部分の牽引ホールドのパーツはK9およびK10のみを使用、K5とK8は左右とも不要です。

 

 誘導輪のパーツは、ガイド指示のV18でも良いですが、私の制作においてはやや幅のあるD21およびD22に交換しました。上図の中央下寄りにあるのがD21およびD22です。

 

 サスペンションと起動輪を組み付けました。

 

 横から見た図です。シャーマン独特の足回りの姿が良いです。

 

 いったん軽く走らせて、全ての転輪がコロコロ回るのを確認しました。全て回っていれば、サスペンションの取り付け状態が正常であると分かります。回っていない転輪があれば、そのサスペンションの取り付け位置がズレているか、軸部が固まっているかのいずれかです。

 

 下部車体パーツのZに関しては、ガイドの指示において抜けている点が一つあります。左右フェンダー部の前端を斜めにカットしないと、上部車体パーツK15と合わせられません。その斜めカットの指示が抜けています。

 

 パーツには、このように斜めにカットすべきラインが入っています。

 

 ラインに沿ってカットし、ヤスリで削って均しました。

 

 両側をカットして仕上げました。

 

 ステップ5に進みました。ダルノーズ部分の牽引ホールドのパーツはK9およびK10のみを使用します。K5とK8は左右とも不要です。

 

 上図のワンシーンにおいても、劇中車の牽引ホールド部分がシンプルになっているのが確認出来ます。K5およびK8に該当する部分が省略されています。

 

 車体前部が組み上がりました。

 

 横から見ると、こんな感じです。

 

 ここでもう一つ、ガイド指示が抜けている箇所があります。ステップ4で背面に取り付けたH10およびH11において修正が必要です。パーツに斜めのラインがモールドされていますが、これをカットしないと、上部車体パーツK15と合わせられません。その斜めカットの指示が抜けています。
 上図では、H10およびH11を全てにラインに沿ってカットしておいたのを取り付けています。

 

 真横から見ますと、こんな感じに外側を小さく斜めにカットしています。こうしないと、上部車体パーツK15との合わせがピッタリといきません。

 

 上部車体パーツK15を仮組みしてみました。下部車体Zの前端の斜めカット、H10およびH11の一部カットをやっておかないと、上図のようにカッチリと合いません。こういう重要な指示がガイドから抜けているのが今回のキットの不備のひとつですので、注意が必要です。 (続く)

 


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CONTINUE SPECIAL ガールズ&パンツァー

2017年12月22日 | ガールズ&パンツァー

 去る12月7日に太田出版さんより刊行された、 「CONTINUE SPECIAL ガールズ&パンツァー」です。2018年1月の「CONTINUE」創刊号に先駆けて発売するプレ創刊号としての位置付けで、「最終章」第一話の劇場公開を記念して全50ページの特集が組まれています。

 アマゾンでの案内情報はこちら

 

 発行部数が限られているという噂の通り、書店では見かけませんでしたので、発売日に買えませんでした。それで、数日後にアニメイトへ行って買いました。アニメ系の雑誌でもないのに、書店よりもアニメショップのほうに在庫があるというのも変わっています。ガルパンの人気が全然衰えていないことを改めて実感させられます。

 内容的にはインタビュー記事の羅列ですが、対象人物の多くが、最近にファンになった方々である点が、これまでの類似本との違いです。後からファンになった方ほど、理由や動機付けや切り口が多様になっていると言われますが、まさにその通りではないかと感心するような内容でした。

 個人的には、推理作家の芦辺拓さんの御見解が大変に興味深かったです。小説家らしい観点で、見事に本質を把握されておられますので、三度ほど読み返してみれば、より深い納得感に包まれます・・・。 

 


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サンダース大学付属高校 M4A1シャーマン76mm砲搭載型(テレビ版仕様) 作ります!! その2

2017年12月21日 | ガルパン模型制作記

 ステップ2の続きです。上図のようにドラゴンのサスペンションにタミヤの転輪を組み合わせましたが、さほどの違和感はありませんでした。ただ、タミヤのパーツは幅がやや小さいのか、それともドラゴンのパーツの軸幅が大きいのか、僅かに隙間が出来ます。完成すれば殆ど見えなくなりますので、気にしませんでした。

 

 御覧のようにVVSSは初期型のパーツが入っています。今回のキットには後期型のパーツも含まれるので、仕様に合わせて自在に選択出来ます。ファインモールド発の公式キットには後期型しか入っていませんので、劇中車を公式キットで作る場合はVVSSのパーツはアスカのセット等に交換する必要があります。それも、今回ドラゴンのキットを選んだ理由の一つでした。

 

 パーツの合いも良く、スラスラと組み上がっていきました。

 

 完成しました。ガルパンのサンダース大付属高校チームの戦車は全てVVSSが初期型になっていますので、劇中車再現を目指すならば、この種のパーツは必須です。

 

 誘導輪以外の車輪類が全て組み上がって出揃いました。

 

 ステップ3では、背面部を作ります。ガルパン仕様への注意点として、H6における修正が一ヶ所、D20とD23が逆であること、A41の向きを逆にすること、K6が不要であること、の四つが挙げられます。あらかじめH6に裏から開けておく穴も、下中央のK7用の二ヶ所のみで足ります。

 

 関連パーツを全て切り出して準備しました。

 

 まず、パネルのパーツH6において、修正が一ヶ所あります。エンジン点検ハッチの両側にある三角の突起が、劇中車にはありません。

 

 ワンシーンで見ますと、エンジン点検ハッチの両側にある三角の突起がありません。おそらく省略されているのでしょう。ケイの搭乗車を作る時においても同じ修正が必要です。

 

 エンジン点検ハッチの両側にある三角の突起を削り取りました。

 

 続いて、H6に裏から開けておく穴も、下中央のK7用の二ヶ所のみとしました。

 

 D20とD23の配置は、劇中車においては逆になっているほか、三個のリベットが省略されています。

 

 それぞれの三個のリベットを削り取りました。

 

 全てのパーツを組み付けて仕上げました。ハッチのハンドルH28は、作業中に誤って折ってしまったため、ジャンクパーツから同形のものを調達して取り付けました。今回のキットの不要パーツにもハンドルのパーツが幾つかありましたが、形状が違いました。 (続く)

 


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サンダース大学付属高校 M4A1シャーマン76mm砲搭載型(テレビ版仕様) 作ります!! その1

2017年12月20日 | ガルパン模型制作記

 サンダース大付属高校チームのキャラクターのひとりアリサは、テレビシリーズからずっと観てきたファンにかなりの人気があるようです。アリサが想いを寄せているらしい「タカシ」なる人物が好きな「あの子」が、公式資料の絵コンテにて「五十鈴華」を指している事が最近に判明するなど、今でも話題には事欠かないガルパンキャラクターの一人であるようです。「最終章」第1話にもしっかり登場して目立っていましたね・・・。

 

 その搭乗車は、テレビシリーズ、劇場版を通じてM4A1シャーマン76mm砲搭載型です。細部はテレビシリーズ版と劇場版とで異なるものの、全体的なフォルムは変わっていません。

 

 上図のように、テレビシリーズ第5話にて初登場し、チーム10輌のなかでフラッグ車を務めて単独行動に終始しました。隠密に動いて、大洗女子学園チームの無線を傍受し裏をかく積りが、逆手にとられて窮地に陥った経緯は周知の通りです。
 そのドラマチックな活躍ぶりによって人気も上昇、早くからプラモデルでの再現が試みられていたようですが、テレビ放送当時は既にイタレリ発の適応キットが入手困難となっており、ネット上における先行作例もあまり見かけませんでした。私自身、イタレリのキットが確保出来なかったので、一時は再現製作を諦めかけました。

 

 しかし、テレビ放送終了後の2013年夏にドラゴンより上図の製品が再販となったため、詳細を調査して適応キットとして利用出来ることを知ったうえで購入しました。厳密には細部の幾つかが異なり、スカートのパーツが含まれず、転輪や履帯のパーツも劇中車とは違いましたが、当時はこれしか選択肢がありませんでした。現在において一番の適応キットとされるドラゴンサイバーホビーのCH9155番の製品が出たのは、それから実に四年後の2017年のことでした。

 そして、買っておいた上図のキットは、2017年の年末を締める形で、ガルパン戦車プラモデルの第42作目として制作に取り掛かりました。サンダース大付属高校チームの車輌としては、6作目にあたります。
 このM4A1シャーマン76mm砲搭載型については、以前に劇場版仕様を制作しています。そこで今回はテレビ版仕様で再現してみることにしました。

 

 中身はドラゴン系製品ならばでのギッシリ感に溢れます。パーツ構成が、シャーマン系列の各型のパーツを共有する体裁になっているためです。

 

 右が製作ガイド、左が事前調査ノートです。このキットの制作ガイドには幾多の不備があることで知られており、公式設定資料を参考にしながら制作手順の内容を事前にチェックする作業が欠かせませんでした。パーツ番号が幾つか抜け落ちているのはまだ良い方で、パーツのカット指示や取り付け指示が無かったりしているのが致命的でした。そのまま組みますと、車体パーツ等の組み付けが出来なくなって立ち往生してしまいます。

 それに加えて、ガルパン仕様への改造および修正の手間が加わります。その作業工程もかなり煩雑で、事前調査ノートにまとめた工作ポイントは30ヶ所を超えました。以前に劇場版仕様をイタレリのキットで作りましたが、そちらも色々と大変でしたので、独自の要素が多い今回のテレビ版仕様はもっと大変だろうな、とは容易に察しがつきました。サンダース大付属チームの車輌の中では、最も難度が高い、と思いました。ですが、それだけに取り組み甲斐もある、と感じた次第です。

 

 御覧のように、不要パーツが半分近くに及びます。しかし、ガルパン仕様での再現製作をずっと続けていますと、他の車輌の制作時にこれらの不要パーツが役立つ場合が多いです。
 サンダース大学付属高校チームの車輌は、ケイのM4およびナオミのファイアフライが公式キット化されて不要パーツも抑えられているため、他に転用可能なパーツが殆どありません。その意味で、今回のアリサ車を適応キットで作って不要パーツも豊富に確保出来る、というのは意外にも重要だったりします。

 なお、今回のキットにおいて、劇中車再現の際に不足するパーツは、履帯とスカートと転輪です。劇中のアリサ車の履帯はT51型ですが、キットに含まれる履帯パーツはT48型です。この相違に関しては、以前にケイ搭乗車をドラゴンの「M4シャーマン中戦車 75mm砲搭載型 ノルマンディ上陸作戦」で作った際にその履帯パーツがT51型であったため、それと交換することで解決しました。ケイ搭乗車の履帯はT48型であるからです。
 スカートおよび転輪の方は、ケイ車をファインモールド発の公式キットで作った際に不要パーツとなったものをそのまま転用しますが、そちらは元々タミヤ製品ですので、ドラゴンのキットにピッタリ合いません。若干の調整が必要となります。

 

 ステップ1およびステップ2です。車輪類を組み立てます。ステップ1でのパーツD15は、劇中車仕様の形状に合わせてV37に交換します。
 ステップ2で組む転輪のV8およびV9も劇中車とは異なります。劇中車の転輪はスポーク式ですが、今回のキットには含まれないため、ケイ車をファインモールド発の公式キットで作った際に不要となったものを転用しました。ケイ車を公式キットで作った折、車輪類は全てアスカのパーツに交換していたため、転輪類は全て余っていたのでした。
 ただし、タミヤの転輪パーツなので、軸径がドラゴンのと違います。そこは調整が必須でした。

 

 ここで劇中車の車輪の形状を再確認しましょう。赤円内に示すように起動輪はクライスラー型です。
 M4シャーマン系列の起動輪は三種類が知られ、肉抜き穴が付いた初期型、肉抜き穴のない後期型、斜め方向の肉抜き穴の付いたクライスラー型があります。ガルパンの劇中車は、劇場版仕様のアリサ車のみが後期型を使用するほかは、全てクライスラー型です。
 転輪は、黄円内に示すようにスポーク式です。今回のキットにはパーツが入っていませんので、タミヤかアスカのパーツを転用することになります。

 

 ステップ1と2を一気に進めてゆくことにしました。起動輪のパーツはV37に交換しました。

 

 転輪は、ケイ車を公式キットで作った折、車輪類は全てアスカのパーツに交換していたために余ったものを再利用しました。公式キットのパーツD32です。

 

 上図のように、タミヤの転輪パーツD32の軸穴径が大きいため、パーツV2の軸部にマスキングテープを巻いて軸径を増やすことで対応しました。転輪を装着すればマスキングテープは見えなくなりますし、転輪もより回りやすくなります。

 

 起動輪の歯並びが合っているか、爪楊枝を置いてチェックしました。歯並びが少しでもズレますと、履帯パーツがうまく噛み合いませんので、地味に重要な作業です。 (続く)

 


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AFVプラモカタログ2018

2017年12月19日 | ガールズ&パンツァー

 去る12月9日にイカロス出版さんから発売された「AFVプラモカタログ2018」です。昨年の2017年度版は買いませんでしたので、今年は買っておこうと思い、昨日、退勤後に書店へ立ち寄って確保してまいりました。
 アマゾンでの案内情報はこちら

 

 嬉しいことに、ガルパンの公式キットのカタログも含まれていました。こういう感じで5ページも占めております。いかに公式キットが数を揃えて充実してきているかが実感出来ます。考えてみますと、公式キット化されていない車輌は、「最終章」の新登場分を含めても僅かなのですね・・・。
 全戦車公式キット化プロジェクトってのを、本気でやってるんだなあ、と改めて感心してしまいます。国内外の主な模型メーカーを次々に関与させているのも、凄いことですね。

 

 今回の付録は、島田愛里寿の1/35スケール塗装済みフィギュアです。多分、これが欲しくて買っているファンも少なくない筈です。
 パッケージは、いつものサイズですが、これは保護材としての意味合いが強いのでしょう。肝心の中身はものすごく小さいですから・・・。

 

 中身の島田愛里寿です。なかなか良い出来ですね。近く発売されるセンチュリオンの公式キットに搭乗出来るように作ってあるそうです。センチュリオンの公式キットは、発売時期が年末であるとか、来春であるとか、情報が錯綜しているようですが、発売されるのは間違いありません。

 一応、私もセンチュリオンの公式キットは買うことに決めていますが、買ってすぐに作るかどうかは自分でも分かりません。なにしろ、他にも作りたいガルパン車輌が幾つかありますので・・・。

 


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大洗女子学園 九五式小型乗用車 完成です!!

2017年12月18日 | ガルパン模型制作記

 塗装作業に進みました。上図の劇中車は、キットのガイド指示と同じカラーをまとっていますので、配色がピットロードの既製品に合わせてあることが理解出来ます。それで、ガイド指示の通りに塗装してゆきました。

 

 車体および車輪は、ミスターカラーの132番土草色、幌は45番セールカラー、シャーシー部分は92番セミグロスブラックで吹き付け塗装しました。

 

 シャーシー底面の排気管は、61番焼鉄色で塗りました。

 

 運転席および助手席のシートは、42番マガホニーで塗りました。劇中車の完全再現を目指すならば、シートはもう一つ必要です。運転席と助手席の間のやや後ろに金春希美の席を追加するわけですが、運転席と助手席の間のやや後ろにもう一席ぶんの空間を取るのは不可能でした。
 それに、転用出来るシートのパーツがジャンクにも見当たらなかったため、金春希美の席の再現は見送りました。

 

 ヘッドライトの内部を、8番のシルバーで塗りました。ヘッドの星章は、円板を92番セミグロスブラック、星形を9番ゴールドとしました。

 

 バックランプは、上部を47番クリアーレッド、下部を49番クリアーオレンジで塗りました。ナンバープレートは92番セミグロスブラックで塗りました。

 

 窓ガラスやヘッドライトのレンズ等は、クリアパーツとなっています。

 

 クリアパーツ類を全て取り付けました。

 

 車輪のゴム部分は、ポスカの黒で塗りました。塗装後に予備車輪を車体上部に取り付けました。

 

 前後の車輪を取り付けました。少しキツイので、力を入れて押し込みました。ガッチリと固着しましたので、接着剤は不要でした。

 

 前部のバンパー部分を、132番土草色で塗りました。

 

 デカールは、キット付属のものを使用しました。現時点でカモさんチームの戦車B1bisはまだ公式キットが実現していないため、同チームの公式デカールは上図の品が唯一です。
 今回使用するのは、上の大洗女子学園校章2枚、下右にあるナンバー1枚、運転席パネルの計器2枚です。

 

 運転席パネルの計器2枚を貼りました。

 

 大洗女子学園校章2枚は、左右のドアに貼りました。

 

 ナンバー1枚は後部のナンバープレートに貼りました。ガルパン車輌で、ナンバープレートに貼るデカールを使ったのは、今回が初めてでした。ガルパンの戦車はナンバープレートを付けませんし、各校の支援車輌も大部分はナンバーを付けている描写が見当たらないのですが、今回の九五式小型乗用車は、劇中でもナンバーがついているのが確認出来ます。

 

 デカールを全て貼り終わりました。

 

 車体とシャーシーと幌を組み合わせました。幌は接着しませんでしたので、自在に取り外しが出来ます。この状態でつや消しクリアーを軽く吹き付けて仕上げました。

 

 まさに日本の軽自動車、といった外観です。デザイン的にも日本軍車輌らしさがただよいます。大きな車輪が目立ちますが、昔の車輌は車輪が大きいのが特徴の一つであったそうです。

 

 軍用車両というより、配達用の軽貨物車といった雰囲気です。劇中では風紀委員の使用する広報車として出ていましたが、荷物の運搬も可能ですし、劇場版では滑走路の誘導灯がわりにも使用されていました。おそらく、学園内で色んな用途に使われているのでしょう。

 

 以上で、大洗女子学園の九五式小型乗用車が完成しました。製作日数は、2017年11月25日から11月27日までの3日でした。組み立てに1日、塗装に1日、塗装後の組み立てに1日かかりました。
 今回は、再現対象を劇場版DVD映像特典「愛里寿・ウォー!」に登場する劇中車としました。ブーム初期にピットロードが発売した公式キットに完全に合わせているため、ストレート組みで簡単に作れました。本当に楽でした。

 思い返してみますと、何も考えずに、素組みで劇中車が再現出来る、というのは、ガルパン関連車輌のプラモデルにおいては稀です。精度の良さについても定評があるピットロードさんの製品ですので、パーツの合いも抜群です。車輌そのものも小型ですからパーツ数も少なく、気楽に組んで楽しめます。色々な意味で、ガルパン車輌プラモデルの入門キットとして一番であると思います。

 


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大洗女子学園 九五式小型乗用車 作ります!! その3

2017年12月17日 | ガルパン模型制作記

 ステップ8でシャーシー部分の最後のパーツを取り付けます。ステップ9で運転席パネルを組み立てて、車輪とともにシャーシーに組み付けます。ラストのステップ10で、スペアタイヤの台座を取り付け、全ての部品を組み合わせて完成させます。
 私の制作では、車輪などを塗装後に取り付けることにしました。

 

 ステップ8に進みました。取り付けるパーツはA10だけです。

 

 取り付けが終わりました。

 

 ステップ9に進みました。

 

 運転席パネル、ハンドルを組み立て終わりました。

 

 シャーシーに組み付けて完了です。

 

 車輪を仮組みしてみました。

 

 ステップ10に進みました。

 

 幌のパーツを車体に仮組みしました。

 

 スペアタイヤの台座H17を取り付けました。

 

 車体とシャーシーを並べました。塗装後に組み付けますが、少々力を入れないとはめ込みが出来ない感じですので、接着しなくても組み合わせが出来そうです。

 

 全て仮組みした状態です。

 

 以上、塗装前の組み立て作業が完了しました。 (続く)

 


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