気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

「ガールズ&パンツァー プラウダ戦記」に登場するクロムウェルMk.IV

2018年11月30日 | ガールズ&パンツァー

 吉田創さんのガルパンコミック「プラウダ戦記」、この11月19日に第4話が公開されました。なかなか面白いので、交流サークル仲間のモケジョさんたちの間でもよく話題になっています。
 公開元のコミックウォーカーさんの記事はこちら

 彼女たちがこのコミックを絶賛的に支持する理由の一つが、「絵が綺麗で上手だから」ですが、これは才谷屋龍一さんの「フェイズエリカ」の時と同じ理由でした。総じて女性ファン層は、少女マンガの画風に慣れていますから、基本的に綺麗な絵、丁寧なタッチの絵を好むのでしょう。
 だから、「リボンの武者」があまり良い評価を得ていないようなのも、なんとなく分かる気がします。

 

 モケジョのユキさんが、「また新しい戦車が出てる、聖グロリアーナの戦車だけど、なんかティーガーⅠみたいなの・・・」と話していましたが、上図が該当のシーンです。隊長ではなくて臨時隊長代行のアールグレイの搭乗車のようですが、言われてみれば角ばった武骨な輪郭がドイツのティーガーⅠあたりを思わせます。

 

 ですが、これはれっきとしたイギリスの重戦車、クロムウェルMk.IVです。上図のようにタミヤから1/35スケールでキットが出ています。モケジョさんたちは、しっかりとその情報もおさえていましたから、誰かが近日中にキットを買いにゆくのでしょう。
 アマゾンでの紹介記事はこちら

 ガルパン公式の設定資料の一種である「月刊戦車道」第一号の22ページ以降に掲載される、聖グロリアーナ女学院チームの紹介記事によれば、その保有車輌の中にクロムウェルMk.IVも含まれています。それに関して、「修理中で稼働状態にはない模様」との記述がつけられていますが、それはダージリン達が三年生である現時点のことであり、彼女たちが一年生だった頃はまだ戦力として機能し、臨時隊長代行のアールグレイが乗っていたということでしょう。

 このクロムウェルMk.IVをプラモデルで作る場合、車体色は何色が相応しいですか、と聞かれました。クロムウェルMk.IVは重戦車で指揮官搭乗車である点が、ダージリンのチャーチルと共通していますから、共に同じブリテイッシュグリーンで良いのでは、と答えておきました。
 要するにミスターカラーのガルパンカラー03番の聖グロリアーナカーキグリーンですね・・・。上図の見本作例と同じで良いと思います。

 

 なお、アールグレイがクロムウェルMk.IVを搭乗車とする設定は、今回の吉田さんのコミックが最初ではなく、ずっと以前に上掲の企画記事で示されていたものです。ガルパンのメカデザイナーの方が遊びで作ったプラモデルのクロムウェルMk.IVに、キャラクター原案の島田フミカネさんが新たにアールグレイなるキャラクターを遊びで添えた、という成り行きであったようです。

 この設定が、今回のコミックで生かされた形になりますが、それによってアールグレイは公式のキャラクターに昇格したことになります。ひょっとして、最終章に登場してくるかも・・・・、いや、その可能性は低いでしょうね・・・。

 


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ガールズ&パンツァー最終章  継続高校はらぺこ食事道

2018年11月29日 | ガールズ&パンツァー

 既に御存知の方も多いと思いますが、ガルパンコミックの新作「ガールズ&パンツァー 最終章 継続高校はらぺこ食事道」が、昨日11月28日に発売となった「電撃PlayStation」1月号の付録「月刊デンプレコミック 24号」にて連載スタートしました。
 御覧の通り、表紙も飾ってバッチリ目立っています。最終章のタイトルを冠した公式コミックとしては最初の作品であるそうですが、ストーリーはアニメの最終章とは関係がなさそうです・・・。

 

 この「月刊デンプレコミック」は、模型サークルのアニメ部会のメンバー数人が購読していて会合にも持参しており、私も以前から借りて読んだりしていました。確か、20号から読んでるかな・・・。

 

 ですが、今回はガルパンの継続高校が主役級となりますので、初めて購入してきました。本体の「電撃PlayStation」1月号のほうは、後日にサークル仲間に謹呈する予定です。
 そして、巻頭から始まる継続高校チームの「はらぺこ食事道」を楽しく読みましたが、個人的にはもう一つ目当ての作品がありました。

 

 これなんですよ・・・。以前から注目して読んでいる「ガールズフイスト!!!!」も同じ「月刊デンプレコミック」で連載されているのです。そして今回で5話目になります。20号から読んでるのは、そういう理由からでした。

 今回の扉を飾るイラストには、御覧のとおり国宝松本城も描かれています。お城に見守られて毎日登校する女子高生たち・・・・、いやー、絵になりますね・・・・。時々松本市内の景色がチラチラ出てくるのも楽しいので、もうすこし話数が進めば、聖地巡礼も出来そうに思えたりします。

 コミックウォーカーの「ガールズフイスト!!!!」ページはこちら

 


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今が旬のガルパン戦車プラモは、ノイバウか、ポルシェか

2018年11月28日 | ガルパン模型制作記

 ガルパン最終章第2話の二回目の予告が公開されたことで、模型サークルでのガルパンプラモデル談義も再びにぎわいをみせています。交流サークル仲間のモケジョさんたちなどは、このところ熱中していた継続高校チーム車輌の製作が一段落したこともあってか、最近は最終章第2話の戦車のほうに熱い視線を注いでいるようです。

 それで、今月の定期会合でも、ミカさんやユキさんが「ノイバウがいいかもー」、「ノイバウ作ってみようかー」等と話し合っていました。

 

 ノイバウとは、ノイバウファールツォイクのことです。上図はドラゴンサイバーホビーの製品で、他にアミュージングホビーの製品も知られています。前掲の劇中車シーンを見ますと、ドラゴンサイバーホビーの製品が劇中車の元ネタであるように思われます。

 

 一方、エリさんやレイコさんは「これから作るんならポルシェやでー」、「レオポンさんチーム最強やからポルシェ作ろう」とのたまっています。特にレイコさんはプラッツの公式キットの方でも2つ買って製作していて、一方を冬季迷彩のホワイト2色で塗装したという経緯があります。

 

 ポルシェとは、ポルシェティーガーのことです。この11月に新発売となるアミュージングホビーの製品は、ほぼ劇中車に近いため、既に注目の的になっているようです。クレーンとのセット品も出るようで、そちらの方も予約殺到にして瞬殺、の流れになるかもしれません。

 

 しかし、モケジョさんのなかには、ノイバウでもポルシェでもなく、上図のⅢ号戦車N型を買う、という方も居ました。コミック「ガールズ&パンツァー 樅の木と鉄の羽の魔女」にハマっているという、マユコさんは、「まるでタイミングを合わせたみたいに新製品が出るのがステキです」と語っていました。
 確かに上図のドラゴンの製品はこの12月に新発売となります。この初回販売品のみに、インテリアパーツセットが付くのが魅力的です。ホビーサーチさんでの紹介記事はこちら

 私自身は、三つとも欲しいなあ・・・、どうしよう・・・・。

 


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ガールズ&パンツァー 樅の木と鉄の羽の魔女

2018年11月27日 | ガールズ&パンツァー

 さる11月15日より、コミックウォーカーにて公開連載されている、新たなガルパンコミック「ガールズ&パンツァー 樅の木と鉄の羽の魔女」が、私の参加している模型サークルでも話題になっています。
 コミックウォーカーの紹介記事はこちら

 作者のみらかわみちおさんは、宇宙戦艦ヤマトの大ファンで、編集者時代に「1999年ヤマト発進200年前記念本」を企画し、それが契機となって「宇宙戦艦ヤマト2199」の公式コミカライズの作者となり連載を行っていることで知られています。
 私自身、中学生の時に宇宙戦艦ヤマトを観てアニメに目覚めた世代ですので、このヤマトコミックの作者のことは以前から知っていましたが、まさかガルパンのコミックに参入されるとは思いも寄りませんでした。

 ですが、ガルパンのコミック群が多様化して世界観を拡げる過程においては、こういう新手の作者が入って新たな境地を切り開いてくれるほうが、楽しみも深まるというものです。同時に、公式設定だけでも内容が複雑化して多くの戦車道チームが登場していますので、その一つ一つにスポットをあててゆくという流れが、今回の新連載によって定着化してゆくのでしょう。

 ともあれ、この新連載では、公式において二次追加となったチーム4校のうちの伯爵高校チームを初めて主役に据えています。福島県のチームですので、東日本震災復興応援へのメッセージも込められているのでしょう。

 このコミックに関しては、サークルのアニメ部会の連中が「ヤマト2199からガルパンに転向か?」等と騒いでいましたが、交流サークル仲間のモケジョさんは「画風が少女マンガタッチなので親しみが持てるわー」と歓迎ムードでした。
 そして、劇中に登場している伯爵高校チームの戦車のリサーチを当たり前のようにやっていましたが、その結論が「野咲ちゃんが乗ってるのはⅣ号戦車だよね?」となっているのにはガッカリしました。

 違いますよ、Ⅲ号戦車ですよ・・・・。

 


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けいおん!の聖地をゆく19 その9 新たな展開へ

2018年11月26日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 2018年11月9日、朝8時過ぎに彦根駅でフォロワーのTさんと合流して豊郷入りし、酬徳記念館での展示再構築作業の続きを行いました。Tさんは10月28日のとよさとハロウィンに続いて二度目の訪問でしたが、そのときは校舎各所でイベントをやっていて、部室も講堂も見学出来なかったそうなので、この日は朝から校舎内部の見物に喜々として出かけてゆきました。

 私は、いつものようにKさんと分担して作業にとりかかりましたが、この日の追加展示品は、上図の通り沢山あって、今まで以上に手間がかかりそうに思われました。大半はKさんが手配して下さったのですが、高価なレア物も少なくなかったので、よく確保出来たものと感心せざるを得ませんでした。
 それ以上に感動的だったのが、今回の追加品によって、酬徳記念館のけいおんフィギュア展示品が、かねて作成していたけいおん市販フィギュア全リストの99パーセントに達したことでした。熱心なけいおんファンでも、ここまで揃えている人は居ないとされています。寄贈品や寄託品が各方面から寄せられている酬徳記念館けいおんコーナーだから実現したのだと言えるでしょう。

 

 かねてナガシマさんに修理を依頼してあったアゾンのドール5体も、御覧のとおりの完全な状態で戻ってきていました。ギターのストラップやキーボードの支脚の不備も綺麗に補われ、台座のパーツが新たに補完されていました。
 ドール関係は、他にレジーニャのきゅーとれーとシリーズも届きましたので、けいおんのドール群は全てが勢揃いしたことになります。

 

 二階の棚の保護ビニールを外して、追加展示および展示品の組み換えを行いました。今回の追加作業で、二階の展示全体の再構成を完了させる予定であったため、あらかじめ作成しておいた最終レイアウト案にもとづき、これまでの陳列品の半分以上も移し替えました。

 従来の寄贈品だけの展示だった頃は、安価で現在も入手可能な品が殆どでしたが、9月16日から私たちが始めた一連の作業において、不足不備の補完も目指して各方面からの寄託提供を仰いだことにより、市場でもあまり見かけない高額品や希少品などが次々に入りました。展示率が90パーセントを超えたことで展示全体の重みも資料価値も飛躍的に向上しました。一アニメ作品の関連フィギュアが、フルコンプリートに限りなく近づくという、前代未聞、前人未到の状況が現実のものとなりつつありました。


 この数日前、以前に大洗でも会ったことのあるアニメフィギュア研究者の方に、久しぶりに連絡をいただきました。なんでも11月3、4日の連休に長浜アートセンターの海洋堂フィギュアミュージアムと豊郷小学校酬徳記念館とを訪ねたとかで、その感想を電話で三時間にわたって熱っぽく話してくれました。
 彼によれば、日本のアニメ作品でも稀にみる人気を得て国民的な知名度を持つ「けいおん」は、それだけでも特筆すべき存在であるが、その関連商品が多岐にわたって販売されて子供や大人まで幅広い層に受け入れられた事も重要である、そして各メーカーが競うようにして販売したフィギュア品に至っては総数が他アニメ作品のそれを遥かに凌駕している、ということでした。そして彼は興奮気味にこう言いました。

「星野さんも知ってると思うけど、日本には、フィギュアミュージアムと呼ばれるに足る展示収蔵量をもつ施設が7ヶ所ある。このうち3ヶ所は企業のショールームなので厳密にはミュージアムの概念にあてははりにくい。残る4ヶ所のうち2ヶ所は海洋堂が運営してるから、実質的には海洋堂の商品のショールームに近い。1ヶ所は東京、1ヶ所は鳥取だ。そうだろ?」
「うん」
「今回行ってみて、いま話した概念に多少の変更を加えねばならん、と思った。新たに滋賀の豊郷の1ヶ所を加えて8ヶ所にしてもいいんじゃないかという・・・」
「そう評価してくれるのであれば、我々の作業にも意味が多少はあったものと思えるよ」
「多少どころじゃない、意味は大きいぞ。以前に行った時と全然違う。見違えるようになっとる。びっくりしたよ。けいおんのフィギュアというのはいまでも国内最多の商品数を誇ってて、その記録は10年経とうというのに破られておらん。その最多の商品数に、いま達しつつあるのと違うか?」
「そのようだな・・・」
「おい、何を言ってるんだ。星野さんたちが寄託とかで色々集めて、次第に数を増やしていたんだろ?こっちはこのまえ観に行った際にメモとってカウントしたんだぞ。そしたら、なんと約400体の九割近くが並んでるじゃないか。そうしたらいつかはフルコンプになるじゃないか」
「理論的にはそうなるけど、自分はどうも信じられないんだな、有り得ないことが起きつつあるんで・・・」
「ああ、そういうことか。そうだな、その気持ちはよう分かる。こっちだってびっくりしたんだ・・・・。このままいってフルコンプになれば、いま言った7ヶ所のフィギュアミュージアム施設とは別格のフィギュアミュージアムとなる」
「うん」
「似たようなコンテンツ性をもってる大洗のガルパンギャラリーですら、ガルパンの市販フィギュアの二割にも達しておらん。他のフィギュアミュージアムは一つのアニメ作品に特化してないから、豊郷のけいおんコーナーというのは、一アニメ作品の商品類の集積としては国内で唯一の施設となる。しかも最多の記録を保持しているフィギュア群の展示数が100パーセントに近づきつつある」
「うん」
「しかも現地は国重要文化財の・・・、いや間違えた、国登録文化財の学校建築群で、それ自体がアニメ聖地の華として輝いてる。その一角に、前人未到のフィギュア展示内容を実現しつつある、国内唯一にして最大級のアニメグッズの集積がある。しかも見学料は無料ときた」
「うん」
「これは大変に重要な事だぞ。アニメが日本が海外に発信出来るコンテンツとして重視されて久しいが、国内ではそれを示せるコンテンツも施設も絶望的に不足しているし、認知も周知もいまだに低くて、ある面では見下されて馬鹿にされてる」
「うん、そうやな・・・」
「そこへ今回の豊郷の見事なミュージアム的なコンテンツが登場した。いや、昔からあったのだが、ミュージアム的な概念にまったくあてはまらなかった。それが星野さんたちの博物館学の概念を応用した再整備の取り組みによって生まれ変わったのだと言える」
「恐縮ですな」
「今後が楽しみだな。地理的にみても日本のちょうど真ん中に位置してるから、運営方法を工夫してアピールもきちんとやれば、国内有数のアニメコンテンツ見学施設に成長する余地が大きい。観光地としても大変に伸びしろがあるんじゃないかな」
「ああ、それは同感です」
「そこで聞きたいんだが、この前観にいったときにフィギュアは市販品の九割近くが並んでた。それだけでも凄いが、まだ決め手に欠けてた。フィギュア研究のうえでは、けいおんのフィギュア商品にはビッグ4というのがある。知ってるか?」
「正確には知らんけど、なんとなく分かる。ビッグというか、ベスト4というか」
「そう、ベスト4とも言える。その4は前からあった京アニのシリーズだ。これは5体全部あった。しかし、それ以外が足りなかった。ベスト3は半分も無かったし、ベスト2も1体しか見当たらなかった。しかも肝心なベスト1が全く無い。将棋で言うと飛車角および王将が無いわけだ。いったい、どうなってるんだ、おい」
「そう興奮するなよ・・・・、夢よいつかは、だ」
「なに?」
「こんど11月9日に作業に行くんだ。その時にベスト4は全部揃う筈・・・」
「本当か、おい・・・・!!」

 

 そのベスト3にあたるアルターのHTTメンバー5体が、私が既に寄託していた中野梓、そして今回ナガシマさんより残り4体の寄託提供を得て全て揃いました。けいおんフィギュアの中では細部表現に優れて高品質を誇るアルターの品だけに、見応えがあります。
 他に出ている3体も、すでに寄託提供されていますから、アルター発のけいおんフィギュアは8体全てが見られることになりました。

 

 そしてベスト2とされているマックスファクトリーの5体も、不足していた平沢唯を私が、秋山澪をナガシマさんがそれぞれ寄託提供したことによって全て並びました。けいおんフィギュア製品のなかで最もアニメの劇中感を再現していると評価が高いシリーズですが、従来の寄贈品のなかには一点も含まれていませんでした。
 その一点だけを見ても、従来のけいおんファンからのフィギュア寄贈の意識が、高評価品や高額品の領域にまったく届いていなかったことがうかがえます。

 

 そして、肝心のベスト1、けいおんフィギュアの頂点に位置づけられて評価も高いアニまるの5thアニバーサリーシリーズ5体も、今回の追加寄託によって優麗な全容を現しました。将棋でいう王将にあたる存在ですが、その展示実現の意味は、もっと大きい筈です。
 博物館の目玉展示、というような概念とは別の、もっと広い視角でなければ見えてこないような、崇高かつ神聖に近いともいえる何かが内包されている筈です。その何ものかを僅かでもいいから捉えることが出来たならば、けいおんコーナーが、単なるアニメグッズの集積に陥らずに、資料的位置を高めて国登録文化財建築群の存在感と見どころを大きく拡げてくれる可能性も見えてくるかもしれません。
 もし、そういう未来があるのならば、それを見届けてみたい、という気持ちが私にはあります。

 

 さて、ベスト4のシリーズ群とともに全部が揃ったシリーズは他にも色々ありました。例えば、上図のバンプレストのPV衣装バージョン4体も、欠けていた2体を追加して全てが並びました。

 

 前回私が寄託提供したコトブキヤの中野梓私服バージョンに加えて、その限定日焼けバージョンも入りました。このようにして2体を同時に見られる展示施設は、国内広しといえども、豊郷だけでしょう。

 

 昼食を玉屋さんでとり、戻って一階の展示追加にとりかかりました。これだけで二時間を費やしましたが、まだ届いていない分もあったため、明日10日にも作業を継続することになり、上図の状態のまま、17時の閉館時間を迎えました。
 ですが、フォロワーのTさんも参加して三人で、18時ぐらいまで残って作業を続けていましたので、観光協会の担当者さんから、とよさとプリン、とよさとパンなどの差し入れをいただきました。

 

 今回、Kさんがミニフィギュア群展示棚の下半分左側に範囲を拡げて棚板を追加で組み込み、新たに確保したミニフィギュアの数シリーズを追加陳列しましたので、一階左側棚のけいおん展示範囲は、それまでの五割から八割に増えてますます見応えあるものとなりました。
 この時点で、ミニフィギュアのほうも市販品全部の95パーセントぐらいが集まっており、残る品の多くもKさんが情熱的に確保しており、あとは届くのを待つばかり、という状態でした。

 上図には、上段にアオシマのモビップ4体が並び、その下の段には、すぴこっとシリーズの第1弾8種、第2弾6種、限定2種が全て揃っているのが見えます。その下の段の左側には京都アニメーションのショップ限定品であるsingingシリーズ5体が並び、右側にはブロッコリーのちょこるとシリーズ6体が揃っています。

 

 いままで無かった、ちびきゅんキャラの第3弾シリーズ4体も補完されました。

 

 さらに、ちびきゅんキャラシリーズの最後の商品となった、映画「けいおん」I LOVE Tシャツ5種も揃いました。これによってパンブレストのきゅんキャラおよびちびきゅんキャラはシリーズ全てがコンプリートとなりました。

 

 とりあえず、翌日も作業を続けることにして、上図のように作業中の貼り紙をして退出しました。

 

 外はもう真っ暗でした。この一日で全部終わるだろうと思ったのですが、色々と手間がかかって、結局終わりませんでした。こうなった場合に備えて、翌日も休みを取っておいたため、とりあえず豊郷に泊まることにして、ビジネスホテルくらまに宿を取りました。Tさんは一週間の旅行であるとかで彦根に連泊の予定でした。

 それで退出後は、Tさんも一緒にKさんの車で国道8号線の繁華街まで行き、三人で夕食をともにしました。アニメやけいおんの話題などで楽しく盛り上がったのは、言うまでもありませんでした。  (続く)

 


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ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! 11

2018年11月25日 | ガールズ&パンツァー

 去る11月21日に発売されました「ガールズ&パンツァー もっとらぶらぶ作戦です! 」第11巻です。発売日に買うのを忘れていて、一昨日、書店で見かけて思い出して買ってきました。
 アマゾンでの案内記事はこちら

 

 今回は西住、島田の両家元をはじめ、家族の方々がメインとなって色々動き回っています。四コマのほうは聖グロリアーナ女学院チームが半分ぐらいを占めて目立っています。聖グロってそんなに人気あるのかなあ・・・。

 個人的に笑えたのが、子供時代の西住みほの八艘跳び。子供の時にあれだけ跳べていれば、対黒森峰戦での渡河中にウサギさんチーム救援の大ジャンプもむしろ当然ですか・・・。

 


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最終章第2話における大洗女子学園チームの主兵?

2018年11月24日 | ガールズ&パンツァー

 ガルパン「最終章」第2話の二回目の予告には、BC自由学園チームおよび大洗女子学園チームの戦車が幾つか出ています。無限軌道杯の第一試合が続いて、第1話での橋での攻防から別の場所に戦場を移しているようです。

 

 大洗女子学園チームの戦車で目立っているのが、レオポンさんチームのポルシェティーガーです。相手チームに強力な攻撃力を誇るARL44が複数居るために、戦力総合で劣る大洗女子学園チームの最強の戦車として、どうしても攻防の要にならざるを得ないと思われます。

 ということは、ポルシェティーガーが大洗女子学園チームの主兵として、多くの場面で活躍するものと見込まれます。テレビシリーズの対黒森峰戦で見せてくれた勇壮かつ悲壮な奮闘に劣らない、獅子奮迅の働きを期待したいです。

 

 予告では、ウサギさんチームのM3中戦車リーと組んでの作戦行動をしています。おそらく、装甲が薄いM3中戦車リーの盾代わりになっているのでしょうが、その動きがⅣ号戦車以下の本隊と別れてのものか、連携しているのかは、予告からはまだ読み取れません。

 ですが、テレビシリーズでも劇場版でも、レオポンさんチームは常に別働隊としての働きを成していました。戦車自体が最強クラスのスペックを持つので、単独でも作戦単位に成り得るからでしょう。その動向が相手チームにとってかなりの脅威となるであろうことは、容易に想像がつきます。
 したがって、上掲のシーンも、別働隊としての行動場面であるのかもしれくません。

 

 そして個人的に嬉しいのは、ポルシェティーガーの砲手がホシノであることです。これまでの撃破実績も大洗チームのなかでは上位クラスにあるだけに、一層の活躍を期待してしまいます。いやもう、期待しないという手はありません。なにしろホシノなんですから。私もホシノなんですから。えへー。  (アホかお前は)

 ここで見逃せないのが、上図の下に「作戦なら大洗女子学園も得意!」とある点です。そう、作戦なら大洗女子学園チームの方が上手なんですね。これまでの試合も、おおむね作戦勝ちで白星を挙げてきています。厳密には、作戦というより奇策と表現したほうが実態に合っている気がしますが。

 

 いずれにせよ、レオポンさんチームのポルシェティーガーが活躍するのは間違いありませんので、視聴後に多くのファンが上掲のアミュージングホビーの新製品を買いに走ることでしょう。

 テレビシリーズのラストの弁慶の仁王立ちシーンが大いに人気を博したものの、プラッツの公式キットが散々な酷評と批判を浴びたことはよく知られていますが、アミュージングホビーのキットはより劇中車に近くなっていますので、当たりに近いと思われます。

 ひょっとすると、プラッツの公式キットのリニューアル版はこちらの製品に切り替わったりして・・・。そうでなくても、個人的には、この新キットでレオポンさんチームのポルシェティーガーを作ってみたい気がします。

 

コメント (3)
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継続高校 T34/76(フェイズエリカ仕様) 完成です!!

2018年11月23日 | ガルパン模型制作記

 最後に、塗装作業中に外れてどこかへ行ってしまった車体左側のライトを付けることにしました。

 

 使用したのは、タミヤキットの同型車輌のライトのパーツでした。形状も同じなので問題ありません。

 

 取り付けました。

 

 塗装しました。本体はガルパンカラー05番の継続グレー、ガラス部分は8番のシルバーで塗りました。

 

 あと、写真を撮り忘れましたが、背面の排気管を28番の黒鋼色で塗りました。

 

 塗装も完了して全ての作業が終わりました。岡山真備のエラヤさんの泥まみれの水没セール品が、このように立派に仕上がりましたので、感慨深いものがあります。

 

 丸太の存在感が意外にも際立って見えます。他に一切の車外装備品を載せていないからでしょう。

 

 フィンランド軍仕様のT34/76もなかなかカッコイイではないか、と思います。フェンダー前端の切り落とし、起倒式カバー付きヘッドライト、などの特徴も再現しました。継続高校チームの戦車としては、BT-42よりもこちらの方が強力な筈ですので、トウコ隊長がダメでもこのT34/76ぐらいはアニメ本編に登場してほしいところですね・・・。

 

 車体の塗装も、コミックのカラーページの劇中車の描写に近づけましたが、こういう三色の迷彩自体、私のガルパン戦車プラモデル製作においては初めてでした。それだけに、結構楽しかったです。

 

 さて、お約束のあのお方にお出ましいただきました。本当はトウコ隊長に劇的デビューしていただきたかったのですが、ねんぷちが出ていませんので・・・。

ミカ 「前の隊長が好んで乗っていた車輌だが、いまは私が隊長」

 

ミカ 「ひとつ、乗ってみよう・・・。ああ、思ったより高くないな・・・」

(それは、あなたがいつも乗っているBT-42が砲塔が大型で高さもあるからですよ・・・)

 

ミカ 「しかし・・・、トウコさんも変わったお人だったね・・・・」

(・・・貴女も、相当変わってると思いますけど・・・・)

ミカ 「・・・変わっている・・・。それは戦車道にとって意味のあることかな・・・。(ポロローン)」

(・・・なんでカンテレ持ってないのに、カンテレの音が響くんですか・・・・?)

ミカ 「心配ないよ、風に流れて聞こえてくるのさ・・・。(ポロローン)」

(・・・・・)

 

 かくして、継続高校チームのT34/76がコミック「フェイズエリカ」仕様にて完成しました。製作日数は、2018年8月23日から9月22日までの30日でした。組み立てに19日、塗装に2日、塗装後の組み立てに1日かかりました。

 今回のキットはドラゴンの製品ですが、公式キット化されたものとは違う型番です。砲塔にキューポラが付くのが主な相違点です。
 キット自体は、岡山真備の7月の豪雨水害にて店舗が完全に水没した模型店エラヤの、被災後の水没品九割引きセールにて購入した数点の戦車キットのうちの一つです。コミック「フェイズエリカ」版の継続高校チームの車輌を色々と作っているなかで見かけましたので、隊長トウコの搭乗車を作るのに適してるなと思い、その場ですぐに確保したものでしたが、水没被災品なので、泥落とし、殺菌消毒処理に相当の手間がかかり、水洗いも三度に及びました。組み立てガイドも泥まみれで使えず、ホビーサーチさんの同商品記事からダウンロードして使用するなど、何から何まで初めてづくしでした。

 製作そのものは至って楽で、改造箇所はフェンダーの前後端だけで、車外装備品は一切無くて丸太のみをベルトで係止する状態でしたから、改造作業も最低限で済みました。丸太はタミヤの同型車輌に入っているものが不要品になっていましたから、そのまま利用出来ました。

 大変だったのは、車体の迷彩のほうで、コミックのカラーページも大まかな描写にとどまっているため、分かる範囲は合わせ、分からない部分は適当に処理するしかありませんでした。二度塗り直した部分もありましが、色々勉強になった面もあり、今後の製作活動にも活かせそうに思います。 

 


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「ガールズ&パンツァー 最終章」10,000ピースパズル

2018年11月22日 | ガールズ&パンツァー

 株式会社アニメイトホールディングスの2018年11月12日付プレリリースによれば、日本で3番目の10000ピースパズルとして、上図の「ガールズ&パンツァー 最終章」10000ピースパズルが発売されることが決定したそうです。取扱い先のゲーマーズの案内記事はこちら。同じくオンライン予約受付ページはこちら

 ガルパンのパズルと言えば、1000ピース品等が幾つか出ていますが、今度のは10000ピースです。組み立て完成後のサイズは縦147センチ、横216センチという超ビッグサイズです。発売は2019年3月中旬の予定で、価格は59800円、税込みで64584円です。高いと思われがちですが、10000ピースなので、1ビースあたり6.45円ということになります。ガルパンの商品としては、まずまずの良心的価格ではないかと思います。

 ですが、個人的にはパズルというのはトラウマでございまして・・・・。6万円もの予算があれば、久し振りに大洗へ遊びに行きますよ・・・。

 


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ガールズ&パンツァー最終章 第2話予告

2018年11月21日 | ガールズ&パンツァー

 去る11月18日のあんこう祭にあわせたタイミングで、ガルパン「最終章」第2話の新たな予告が公開されました。来年6月15日公開、というのは分かっておりますが、まだ半年以上も先です。どうも何と言いますか、ちょっと間を空け過ぎじゃないかなあ、とは思います・・・。

 上図の場面は、大洗港に入っている学園艦てす。右に見える大洗マリンタワーの小さいこと・・・・。夕方のシーンなので、時系列的には第1試合終了後の風景かもしれませんね・・・・。

 

 さて、対戦相手のBC自由学園チームに関して、予想外の強敵、と表現されていますが、それは第1試合の戦いぶりからもある程度伺えました。
 大洗女子学園チームに橋を渡らせてそこを包囲する、という作戦はなかなかのものでした。その前段階の、相手チームの索敵を予想して二つの部隊に陽動作戦を展開させたあたりも、事前の周到な対大洗戦術の策定ぶりをうかがわせます。

 こういう相手ですと、大洗側としては、どうしても正確な情報が必要になります。常に先手を打って仕掛けてくるBC自由学園チームですから、その動きの先を読み取って、逆に先手を取らなければ、試合の流れを変えることは難しいでしょう。
 上図の、澤梓が砲塔の上に立って双眼鏡を構えんとするシーンも、そうした大洗側の策動の一コマなのかもしれません。

 

 そして、BC自由学園チームのマリー隊長を、初めて「知能派」と表現しています。確かに第1回の試合での指揮ぶりは、冷静沈着そのものです。チームで最も非力なルノーFT-17に搭乗しているのも自信の表れでしょうし、常に車外に身を出して周囲環境の把握に努めている点も、優秀な指揮官の基本要素です。

 そして決断も早く作戦の切替がスピーディーであるのも見逃せません。橋での包囲攻撃が大洗側の奇策によって空振りに終わった途端、すぐに撤退を命じて全軍を引き揚げさせています。既に次の戦術への展開が用意されているかのようでした。力強く振られるエレガント扇子も、ただのアクセサリーではありません。パットン将軍の杖のような空恐ろしさすら感じさせます。

 こういう指揮官は、実際の戦闘においても手強いです。大洗側の隊長西住みほは、恐らく試合開始直後から、それを感じ取っていたかのような雰囲気があります。だから第2話は、予想以上に面白い筈、と思っております。

 

 なにしろ、BC自由学園チームの戦力の半分を、ドイツのパンター以上の攻撃力を備えた重戦車ARL44が占めています。大洗側の戦車の大半を一撃で仕留め得る怖い存在です。史実では足回りに問題が多くて運用実績も乏しかったようですが、そんなマイナス要素はガルパンでは無視されて、ARL44も軽戦車なみに軽快に走り回っています。

 大洗側の戦車の能力で、そんな相手と互角に戦えるかというと、どう考えても無理です。スペック的には、レオポンさんチームのポルシェティーガーがなんとか対抗可能、といった程度でしょう。やはり何らかの奇策で相手の出鼻を挫き、情報を先取して相手の隙をつくような戦術が最低限必要になるかと思います。

 この場合、大洗側の隊長西住みほも、マリーとは異なるタイプの「知能派」でありますから、どのようにしてBC自由学園チーム優勢の流れをひっくり返してくれるかが注目されます。第2話の見どころは、そこにあるだろう、と想像しております。

 ですが、第2話もBC自由学園チームとの第1試合で占められた場合、残り4話のストーリー運びは一体どのようになるのかと、そちらの方も次第に気になってまいります・・・。

 


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けいおん!の聖地をゆく19 その8 ムギの準備室

2018年11月20日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 

 今回の作業で、一階の展示にも追加品を組み入れました。上図はウェーブのきぐるみ放課後ティータイム5体です。交流サークル仲間のモケジョさんより寄託提供いただきました。石川県金沢市の実家より取り寄せて下さったそうです。

 

 上図の一番くじプレミアムのきゅんキャラ不思議の国deティータイムシリーズも、欠けていた田井中律が補完されて全5体が揃いました。

 

 上図は、当方がねんどろいどの一部を改造して再現したわかばガールズの5体です。中野梓部長、平沢憂は既製品ですが、鈴木純、斉藤菫、奥田直は、既製品を利用して色々交換や改造を行って再現しました。
 それで愛着もあって、個人的には手元に置いておきたかったのですが、モケジョさん達に「わかばガールズが居ないと「けいおん」展示が締まらない気がする、どうしても寄託してほしい」と説得され、陳列に加えることになったものです。

 

 とりあえず、なんとかまとまりました。小物類はKさんが奥の棚に殆ど入れていました。物置にもまだ沢山の小物類がありますが、全てを展示するのは書架棚スペースが足りなくて無理です。

 

 一階左奥の、ぬいぐるみ類の棚の上にあったケース入り展示品を、右の本棚の上にいったん移しました。私が、ぬいぐるみ類の棚の上にも棚かひな壇を増設しよう、と提案したからです。とりあえず寸法を測り、どのように増設するかを相談しましたが、この日の内には結論がまとまらず、後日また検討しよう、ということになりました。

 

 以前から気になっていた校舎のペーパークラフトは、とりあえず一階右の棚内に仮収容しました。ですが、後の11月9日の作業にて二階からおろしたグッズ類と入れ替わる形で、元の位置へ戻りました。
 下段には、物置にずっと眠っていた布製品類をKさんが並べました。そうして最後に保護ビニールを貼りつけました。

 

 作業後、かねてKさんに連絡を受けていた、旧校舎三階の「部室」の準備室の整理状況を見に行きました。以前は隠れて見えなかった流し台が、御覧のように現れていました。劇中で琴吹紬が紅茶を入れるために準備していた空間にあたりますが、ここの水を沸かしていたのだな、とリアルに想像出来ました。流し台周りの調度品も、今回の作業時に入れてそれらしくセッティングしたものです。

 この整理作業で不要なものは全て撤去、寄贈イラスト類は全て酬徳記念館に移しました。国登録文化財の建物のあちこちに、けいおん関連のグッズが散らばっている、というような状況は、文化財行政上の観点からしても、あまり歓迎されることではないからです。寄贈というと聞こえは良いですが、そのまま放置しているわけですから、所管の教育委員会などからすれば、ゴミを置き去りにしている、というのと同然に受け取られます。
 今後、ファンはもう少し寄贈という行為を安直に考えず、真剣に検討したほうが良いでしょう。

 

 以前あった自作イラスト等の寄贈品は片づけられてスッキリしていました。食器棚には、ムギの準備室らしくティーカップ類のみが並べられています。こういう状態のほうが、いかにもムギの存在が感じられてまいります。
 ですが、食器に詳しい方に言わせると、「劇中とは関係ない品が殆ど」だそうです。劇中に登場したムギ持参の食器類はもっと高価な舶来品ばかりで、数も最低限におさえてあるらしいです。その通りに再現してみる、という選択肢もありますが、フィギュア展示整理よりも手間と費用がかかりそうです。

 

 手前には、映画版に登場した食器などが並べてあります。寄贈品のようですが、劇中でトンちゃんの水槽に入れられたものの元ネタとみられます。と言うか、よく実物を見つけてくるもんだなあ、と感心しつつ、Kさんと「どなたが寄贈したんでしょうね」等と話しました。

 

 ですが、その寄贈した方と後に思いがけない形で縁が出来ることになります。まったく、何がどうなるか分からないものですね・・・。

 

 部室には、ケロも置いてありました。ポーズは劇中と異なりますが、いちおうケロです。

 

 この日は作業が早く終わりましたので、16時前には退出しました。次の作業日は11月9日で、その日にフィギュア展示追加品が一挙に多数入る見込みですので、計画や段取りをKさんと細かく打ち合わせて解散しました。  (続く)

 


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ガールズ&パンツァー最終章 新キービジュアル

2018年11月19日 | ガールズ&パンツァー

 昨日11月18日の大洗あんこう祭にあわせて公開された、ガールズ&パンツァー最終章の新キービジュアルです。マリー、安藤、押田のトリオはもちろん、他のメンバーも10人描かれていて、知る限りでは一チーム当たりの描写人数として最多だと思います。まるで、第2話の主役は私たちBC自由学園チームだ、と言わんばかりの図柄です。

 そういえば、こういう特定のチームの公開キービジュアルというのは、モデルグラフィック2016年5月号の表紙を飾ったプラウダ高校チーム以来じゃないですかね・・・。同じモデルグラフィック2018年2月号の表紙もBC自由学園チームが飾っていますので、かなり目立ってるなあ、とは思います。

 戦車も、ルノーFT-17、ソミュアS35、ARL44の3車種が揃っています。と言う事は、これら以外の車輌は登場しないのかもしれません。正直言って、あんまり増えると、プラモデルで再現製作するほうも大変になってまいります・・・。

 それよりも、一番気になって仕方がないのは、マリー隊長が菓子皿を傾けて持っているので、ケーキに添えられたミカンがコロッと落っこちるんじゃないかという・・・・。

 


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継続高校 T34/76(フェイズエリカ仕様) 作ります!! その9

2018年11月18日 | ガルパン模型制作記

 塗装が完了し、一日置いて乾燥させました。次はデカール貼りですが、まず劇中車の描写を再確認しました。既に述べたように、車体背面右上隅と砲塔左右側面に校章マークが付けられています。
 それぞれのサイズを1/35スケールに計算し直すと、車体背面右上隅は約6ミリ、砲塔左右側面は13ミリになります。

 

 モデルカステンのガルパンデカールセットのVol.4には、6ミリと13ミリに近いサイズのデカールが含まれています。前者を1枚、後者を2枚切り出して使いました。

 

 さらにコミックの各場面を見ますと、車体前面にも校章マークがあります。そのサイズを1/35スケールに計算し直すと約10ミリになります。ガルパンデカールセットのVol.1改には、10ミリサイズのデカールが含まれますので、それを1枚使用しました。

 

 切り出して並べたデカールです。左より砲塔左右側面、車体前面、車体背面右上隅に使います。

 

 並行して、塗装後の組み立ても進めました。タイヤ付き転輪を取り付けました。

 

 続いて、履帯も装着しました。

 

 コミック第3巻末の登場車輌紹介画も参考にしながら、まずは砲塔左右側面および車体前面のデカールを貼りました。

 

 砲塔左右側面は、こんな感じに仕上げました。

 

 車体前面の中央に10ミリサイズの校章マークを貼りました。

 

 車体背面右上隅の校章マークは、コミックの各シーンを参考にして貼り位置を定めました。

 

 以上で、デカールを貼り終わりました。

 

 車体側面に丸太パーツをセットしました。係止ベルト内にくぐらせるだけで、上図のような装備状況を再現出来ます。接着はしませんので、取り外すことも可能です。

 

 上から見るとこんな感じです。コミックのカラーページの劇中車になるべく合わせた積りです。同じT-34/76でも、プラウダ高校チームの車輌と比べると全然印象が違います。  (続く)

 

コメント (2)
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けいおん!の聖地をゆく19 その7 見えてきた景色

2018年11月17日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 今回、追加展示された寄託提供品のなかで、最も数が多かったのが、フォロワーの立花姫子推しさんによる6体の水着系フィギュアでした。上図のセガのハイグレードサマービーチシリーズのうちの4体が今回の寄託提供で追加され、シリーズ9体が全て揃いました。

 今回の一連の作業において、展示フィギュアの不足分の寄託提供をツイッター上で二、三人の方にもちかけましたが、立花姫子推しさんだけが応じて下さいました。最初は宅配品で送るということでしたが、10月28日のとよさとハロウィンに行く際にわざわざ持参してくれました。
 彼とは、その後の11月9日の豊郷行きにて初めて会い、作業も夜まで手伝っていただきました。話を聞くと、けいおんのフィギュアはこれまで全然持っていなかったそうです。今回の寄託提供品は全てメルカリなどで買い集めたそうです。

 

 上図の左の平沢唯が、立花姫子推しさんの寄託提供品です。右の琴吹紬は、去る9月23日の作業にて物置から発見し、展示に組み入れています。

 

 この中野梓と山中さわ子のセットは、従来からありましたが、汚れがひどいので、ナガシマさんが9月16日の作業時に持参し置いていったベンジンなどで拭き取り、さらにクリーニングシートで拭って綺麗にしました。中野梓がテカテカ光って見えるのも、そのためです。

 作業をしていて気付いたのですが、二階の展示室は思ったよりもホコリがたまります。書架棚も、保護ビニールシートを掛けてあるのに、隙間などからホコリが入り込むようで、隙間に近い位置のフィギュアの表面に白くホコリが見えたりします。
 二階の窓は常に締め切ってあるため、一階から吹き上げる埃が二階にたまりやすいようです。それで、今後は埃対策も必要となるでしょう。

 

 上図の、従来からある秋山澪と田井中律も、今回クリーニングして綺麗にしました。水着シリーズは肌部分が多いですが、材質の関係なのか、肌部分にホコリや汚れが付きやすいのです。

 

 上図の中野梓、平沢憂、鈴木純の二年生トリオも、立花姫子推しさんの寄託提供品です。こちらは未開封の品をメルカリなどで買い集めたそうなので、新品同様でした。

 

 続いて、従来は鈴木純しかなかったウェーブのビーチクイーンシリーズです。中野梓二種、通常版と日焼け版が、立花姫子推しさんによって寄託提供されました。
 今回、水着系のフィギュアが一気に数を増やしたことにより、これを夏季の季節展示にするという案も出ましたが、棚スペースに余裕を持たせるためにグッズ類をまた一階へ移したため、通常展示に変更し、最上段の左右に対称的に配置することに決まりました。

 

 中野梓二種のうちの通常版です。ウェーブのフィギュアは、どちらかというと独自の解釈による造形表現が特徴なので、これもアニメ調とはやや違い、人形のような雰囲気があります。

 

 中野梓二種のうちの日焼け版です。こげにゃんです。

 

 従来からあった鈴木純です。寄贈品ですが、いつしか足のダボが折れて台座に繋がらない不安定な状態に陥っていました。これを9月16日の作業時に私が修理した経緯は、過去の記事にて述べた通りです。

 

 この段階で、二階の展示棚全体の状況はこのようになっていました。フィギュアがドンドン増えて、下の段に配置していたグッズ類を次第に駆逐するような感じになり、グッズ類の多くを一階の各棚へ押しやる結果になっていました。
 そこで、Kさんと相談して、この棚全体をフィギュアメインとする案を選択し、展示の全体イメージも練り直してフィギュア中心の構成に変更することにしました。

 もとの展示構成計画は、市販されるスケールフィギュアの八割までを収容出来るように考えていましたが、このままフィギュアが追加されてゆきますと、やがては全てが勢揃いするという、夢のような「景色」が見えてまいります。冗談でなく、本当にそうなりそうな勢いで、作業日ごとに寄託提供品が追加されてフィギュア展示の範囲が拡大してゆくのでした。

 その、次第に見えてきた「景色」は、数日後に、思いがけない出来事と経緯とをもって、現実のものとなります。一アニメ作品の関連フィギュア製品の収蔵展示数においては既に国内最大級レベルであった酬徳記念館けいおんコーナーでしたが、その「景色」の具体化によって、前人未到の領域に進み始めることになります。

 それが何を意味するか、いかなる可能性を導き出してくるのかは、その時点では、おそらく私だけが気付いていたのだろうと思います。しかし、その気付きを自分なりの言葉で表現するには、まだまだ時間が必要だったのでした。  (続く)

 


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大洗女子学園 Sd.Kfz.254ザウラーRK-7 作ります!! その5

2018年11月16日 | ガルパン模型制作記

 ステップ6では、装輪部分のパーツを組み付けます。

 

 後部装輪の軸部にあたるパーツです。これを組み合わせて、車体底面に取り付けます。

 

 取り付けた状態です。可動になっているので上下にガタガタ動きますが、そのままですと劇中車のように装輪走行の姿になりません。装輪部分を下に降ろして固定する必要があるので、いずれ可動箇所も接着して固定します。

 

 前部装輪のパーツおよび誘導輪のパーツです。

 

 全て組み付けました。装輪はそのまま組み付けると収納状態になるようです。それで装輪の軸部を下に降ろして固定することで、劇中車の姿に近づけることになります。

 

 ステップ7では、起動輪や履帯、車体前面の小部品などを取り付けます。このうち、車体前面の小部品はエッチングパーツですが、完成後は見えなくなりますので、省略することにしました。

 

 そこで、ブラパーツのみを切り出しました。

 

 取り付け終わりました。

 

 次に、履帯の組み立てにとりかかりました。マジックトラックと呼ばれる、連結式の履帯パーツを一つ一つ繋いでゆくタイプです。
 その組み立てにあたり、100円均一ショップで調達した細長い目盛付き工作用マット、金属製定規2本、両面テープを用意しました。上図のように、細長い工作マットの上に両面テープを一センチ幅分貼りつけました。

 

 そして、両面テープの縁部分に金属製定規を貼りつけて固定しました。これが履帯パーツを真っ直ぐ並べて組み付けるための治具の役目を果たします。

 

 そして、金属製定規に沿って履帯パーツを両面テープの上に並べてセットし、流し込み接着剤をひいて接着してゆきました。

 

 接着剤を流した後、もう一本の金属製定規を上図のように当てて、履帯の並びを真っ直ぐに整えました。この繰り返しで、根気よくパーツを繋いでいきました。

 

 このキットの履帯は、片側で138個の履帯パーツを繋ぎます。部位に応じて長さを決め、履帯パーツを組み付けてゆきました。

 

 このようにして組み立てて、接着剤も乾いて固着状態になったのを、ゆっくりと両面テープの上から剥がしました。それが上図の状態です。車輪に巻き付ける部分は、接着剤が乾く前に一度巻き付けて、形をつくっておきました。
 そうして三、四の履帯ベルトを作って、塗装後に繋いで組み付ける、という段取りで進めました。  (続く)

 


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