気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

けいおん!の聖地をゆく その9 豊郷小学校 酬徳記念館のけいおんコーナー

2017年02月28日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 館内のカフェの仕切り板には、上図のポスターがありました。どうやら「飛出しガール」看板は、一種のブームになって町の観光コンテンツにもなっているようですね。正直言って、ここまでノリノリで取り組んでるのか、と驚きました。


 正式名称は「飛び出しハイスクールガールス」であるようです。先ほど見かけた「けいおん」キャラクターだけでなく、他のアニメのキャラクターも豊富に取り入れているようです。ノリと勢いでドンドン発展展開させていった結果がこうなのでしょう。


 しかも、150種類が描かれています。これ本当に町内各所にあるんですか、と居合わせた館内スタッフの方に聞きましたら、実際にあるのはごく一部で、殆どはイメージ案ですよ、との答えでした。本当に150種類も配置されていたら、町中が看板だらけになるでしょうね・・・。


 よく見たら、111番から115番まではガルパンのあんこうチームではないですか。ちゃんと特徴をおさえているので一目で分かります。なかなかやりますな、豊郷町。

 後で聞いたところ、これらの「飛び出しハイスクールガールス」看板は町の商工会が運営管理にあたっているそうです。窓口はとりあえず酬徳記念館内の観光案内所になっている、との事です。大洗で商工会がキャラパネルの運営管理にあたっているのと同じですね。


 酬徳記念館の奥の一室の一階および二階部分は、御覧のように「けいおん」コーナーになっています。上図は一階部分です。


 これは凄い!!素晴らしい!!


 フィギュアだらけです。日本のアニメ作品で最も多くのフィギュア製品を数えるという「けいおん」ですが、その大部分が集まってきているという雰囲気です。一般的には100種類とか言われていますが、ミニフィギュアも合わせたらもっとあるでしょう。300種類ぐらいはあるんじゃないでしょうか・・・。


 全てファンからの寄贈品だそうですが、結果的に素晴らしいコレクションの態を成しています。見ていて溜息が出てしまうほどの質量でした。各メーカーが積極的に商品化を進めてきた結果ですね。


 ドールまであるとは知りませんでした。これを見て狂喜しそうな方が、私の仲間に確実に一人いらっしゃいます・・・。


 「5thあにばーさりー」の5体があります。一番くじのきゅんキャラシリーズの最後の分にあたるもので、私が唯一持っていないセットです。
 これが一番くじプレミアムのJ賞に配分されて登場したのが2014年10月でしたが、当時の私はガルパンに熱中して大洗行きを繰り返していましたから、このセットだけ買わないままに終わりました。今思うと、しまったなあ、という気分です。


 これはデスデビルバージョンですね。一番くじプレミアム けいおん!!の2回目の上位賞に一体ずつ配分されていたものかと記憶しています。
 このセット一つを見ても分かるように、プライズ品やアミューズメント系のフィギュアは、ガルパンキャラの例を挙げるまでもなく、既に相当のクオリティを実現していたことがうかがえます。と言うより、けいおんシリーズのフィギュア製品の開発競争が熾烈であったことにより、各メーカーの製品の精度が軒並み向上した、という指摘もあるそうです。


 例えばフィグマのシリーズは、キャラクターの再現度がガルパンのそれよりも高いです。細部の表現や演出に徹底的にこだわることで定評のある京都アニメーションの厳しい監修をクリアしただけのことはあります。楽器の精密さも素晴らしいです。


 ですが、けいおんシリーズのフィギュアの最高峰は、上図のアルターの製品群です。発売当時は一番高価であったため、これを持っているかいないかでファンの本気度が量られる、などと言われていたものです。今でも中古品ですら良い値段を維持しているようです。特に田井中律は5000円でも買えませんからね・・・。なので、アルターの品はずっと欲しかったのですが、いまだに買えていません。

 なお、上図の奥にはアオシマのモビップシリーズの品も見えます。フィグマと似たような傾向の品ですが、中古ショップでもあんまり見かけないので、ある意味珍しいです。 (続く)
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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く29 その6 「みどり子と愛里寿とナオミと麻子です!!」

2017年02月27日 | 大洗巡礼記

 今回の宿は朝食のみで予約したということで、しばらく休んだ後に夕食をとりに出かけました。途中で「さかなや隠居」の前を通りました。私だけでなくAさんもお気に入りの宿に挙げておられます。最初はここを予約しようとして、満員でとれなかったもののようです。
 店先の門松が立派でした。大洗でもこれほどの門松を出す所は少なくなってきています。


 今回の夕食は永町商店街の「大進」でいただきました。


 このお店も久し振りでした。店内に入ると園みどり子が居ました。


 今回もざる蕎麦をいただきました。


 これですね。常陸秋蕎麦に限らず、蕎麦はとにかく大好きですので何度でも食べたくなります。


 続いて、近くの「しゅんさい」へ軽く飲みに寄り、Aさんと色々語り合って盛り上がりました。杯を重ねてほろ酔い気分に浸りつつ、宿に着くや布団にまっしぐらでした。よい睡眠は、程よい飲酒からも生まれるものです。


 翌朝は爽快な気分で起床し、一階食事処のナオミを見ながら朝食の席に付きました。


 この日の朝食は、よい睡眠のお蔭で大変に美味しくいただきました。


 朝食後にAさんの部屋へお邪魔して色々話した折、Aさんが、大洗ホテルで開催された冷泉麻子生誕祭のクリアファイルがまだ配布しているそうです、と教えて下さいました。これで最初の目的地が大洗ホテルに決まりました。


 冷泉麻子も健在でした。ずっと室内に置かれているために、保存状態は大洗でも一、二位を争うほどの良好さでした。


 クリアファイルを購入し、館内のガルパンコーナーを見物しました。イラスト類が寄贈展示品の大半を占めているようです。


 聖グロリアーナチームのクルセイダーのプラモデル完成品もありました。最近はこれの寄贈展示品をあちこちで見かけますが、それだけローズヒップが人気者である、ということでしょう。

 これのキットは、以前に大洗でお会いしたYさんに物々交換の形でいただきましたが、まだ作っていません。今年にタミヤが新製品を出すそうなので、それと比較検討しながら作ってみるのも良さそうだな、などと考えています。
 事前に公式設定図や劇中図を見て調べた限りでは、いま手元にあるイタレリのキットにおいては相当の改修や改造が必要であることが判明しています。聖グロリアーナチームの車輌はいまのところテレビ版のマチルダⅡしか作っておらず、チャーチルすらも制作予定が定まっていませんので、クルセイダーに関してはずっと後になるかな、と思っています。 (続く)

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けいおん!のミニフィギュアコレクション その3

2017年02月26日 | 洛中洛外聖地巡礼記
 手元にある「けいおん」ミニフィギュアコレクション紹介の続きです。全部で94体を数えますが、その大半が一番くじのきゅんキャラです。よって三回目もきゅんキャラの各セットを紹介します。


 上図は、2009年12月に発売された一番くじプレミアムの「けいおん!横断キャンペーン」のG賞に配分された5体です。これに楽器セットを合わせた6点がランダムに当たるというもので、1期の放送が終わって人気が上がってきたタイミングで登場しました。
 きゅんキャラとしての商品化は、これが最初であり、そのためか造形表現的にはいま一歩のところがありましたが、全国展開キャンペーンであったために相当な数が市場に出回り、いまも中古ショップ等でよく見かけます。

 私自身は奈良市の住所近くの三ヵ所のローソンを回って6点とも運良く獲得しました。ダブリが全く出なかったので嬉しかったことを覚えています。あとF賞のマグカップも2個獲得しましたが、サークル仲間にあげました。
 発売当時の案内情報はこちら


 平沢唯です。最初のきゅんキャラは、この通り、劇中とあんまり似ていなかったのですが、ファンには最高の品でありました。


 田井中律です。5体の中では割と劇中キャラに近い表現だと思います。


 秋山澪です。あんまり似てませんね・・・。


 琴吹紬です。なんとなく似ているという程度ですが、それよりも姿勢がのけ反り気味であるのが造形上のマイナス点です。


 中野梓です。全然似てませんね・・・。支持柱を無くしてしまったため、大きく傾いています。


 次は、この6体セットです。2012年3月に発売された「一番くじプレミアム 映画「けいおん!」」のI賞に配分され、HTTの5人とシークレットの山中さわ子の6体がランダムに当たるものでした。
 私自身は、劇場版の視聴後にローソンでチャレンジして、ダブリ無しで全ての獲得に成功しましたが、それまでにG賞のスポーツタオルとF賞のストラップも得ています。
 発売当時の案内情報はこちら


 公式画像でも紹介されている、劇場版の「蘭鋳寿司」にてバンド仲間の「ラブクライシス」と間違えられて演奏させられたときのハッピ姿です。HTTの5人はこれを忠実に再現しています。


 平沢唯です。前掲の初期の造形と比べれば、格段に進歩して劇中キャラにほぼ近くなっていることが分かります。ファンには「センスが最悪」とまで酷評されたシャツの「お母さんの顔」デザインもきちんと再現されています。


 田井中律です。ほぼ劇中キャラの表現を実現しています。劇場版で「蘭鋳寿司」の店員に誤解を解いてもらうべく手振りと笑顔で意思を伝えようとする際の表情に、何となく似ていますね。


 秋山澪です。もはや完全にどこから見ても秋山澪です。初期の品とは全然違う見事な仕上がりです。憧れのロンドンに来られた感動と幸福感までがにじみ出るようです。パンプレストの企業努力のプロセスがしのばれます。


 琴吹紬です。ムギちゃんの造形品は、一番くじの発売を重ねるごとに仕上がりが良くなってゆく印象がありますが、同時に躍動感もプラスされてゆく感じでした。


 中野梓です。5体の中でも表現が難しいとされる「あずにゃん」の「可愛い子猫」的な雰囲気をよくあらわしています。踊っているような動き有るポーズも、かなり珍しいです。


 顧問の山中さわ子です。ロンドンでのライブ会場ステージに突然現れて、唯のギターのコードのプラグをアンプに差し込む際の服装を再現しています。素晴らしい造形です。


 続いてはこの6体セットです。2011年7月に発売された「一番くじプレミアム けいおん!!~2回目!~」のI賞に配分され、「きゅんキャラ「けいおん!!~またまた学園祭!ver.~」 と名付けられたセットです。HTTの5人にシークレットの鈴木純を加え、楽器セットも付した7点がランダムに貰えるというものでした。
 私自身のチャレンジではF賞の舞台セット、G賞のスポーツタオル、H賞のスタッキングマグカップも獲得しつつ、7点全てを得ることに成功しました。このシリーズの楽器セットはマイクおよびマイクスタンド、楽器架台も全て付いた豪華なものでしたから、大変嬉しかったのを覚えています。
 発売当時の案内情報はこちら


 このセットは平沢唯たちが3年、中野梓が2年の時の学園祭ライブにて、山中先生が用意したおそろいのTシャツにて演奏するシーンを再現しています。


 平沢唯です。スタンドからマイクを外して観客席に向けるシーンを再現しています。


 このシーンですね。この後にクラスメイトたちが声を合わせて歌うシーンが出ますが、あの高揚感と一体感が良いですね。


 田井中律です。ノリノリで演奏しているカッコイイ姿です。律ちゃんは一番元気でなければなりません。


 秋山澪です。造形はなかなか良いのですが、髪形の関係でベースのネックがつっかえて曲がってしまっているのが残念です。マイクを持たせない方が良かったのではないかと思います。


 琴吹紬です。最後の学園祭ライブにて終始高いテンションを維持していましたが、その状態をよく再現してあるのはさすがです。マイクスタンドがあるので、劇中シーンがリアルに味わえます。


 中野梓です。あんまり見ない変わった表情です。演奏の合間の高ぶった気分を表しているのでしょうか。


 鈴木純です。きゅんキャラシリーズではこれが初登場にして唯一の立体化でした。中野梓の同級生で、コミック版では「わかばガールズ」の一員として次世代の軽音部の主力メンバーになりますが、アニメ本編はそこまでカバーしていません。


 F賞の舞台セットにHTTの5人を並べました。


 このシーンの再現ですね。一番くじの景品には舞台セットがついているので、こういうシーンを実際に楽しむことが出来ます。


 いやー、いい雰囲気です。学園祭ライブの熱気までが感じられてくるようです。


 平沢唯。


 田井中律。


 秋山澪。


 琴吹紬。


 中野梓。


 リアルなライブ感が良いです。


 このセットが、個人的には最も気に入っております。 (続く)

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く29 その5 「戦車と航空母艦です!!」

2017年02月25日 | 大洗巡礼記

 ガルパンギャラリーを出て、マリンタワーを見ました。


 展望所のウインドー内に、あんこうチーム5人のパネルも見えました。ずっと西日に当たっているために相当の退色劣化が進んでいるのではないかと思います。


 Aさんの買い物に付き合って、永町商店街のタグチに立ち寄りました。店内奥右側のガルパン販売コーナーもいつの間にか充実していました。最近のフィギュア系商品の増加がものを言っているようです。


 ショーウインドー内に展示されていた、西住家のⅡ号戦車F型です。キットはたぶんタミヤだろうと思われますが、劇中車に近づけるべく各部を手直ししてあるようです。2017年3月頃にプラッツから発売される予定の公式キットは、ドラゴンの6263番が元キットでしょうか。


 加藤豆腐店の前を通りました。


 石福青果店にお邪魔しました。


 今回の宿は「あんばいや」でした。Aさんのお気に入りの宿の一つだそうですので、予約もAさんが取ってくれました。この宿には、数えて四回目になりますので、女将さんもたぶん私の事を覚えているだろうな、と思っていたのですが、案の定「あー、星野さーん!」と言われました。Aさんは、改めて私がよく知られていることに驚いておられたようです。


 室内には、サンダースチームの戦車のプラモデルが二点展示されています。以前は階段前スペースにあったのですが、食事処に移されていました。
 これはシャーマンファイアフライです。テレビ版仕様のICタイプで作ったもののようですが、素組みであるらしく、劇中車とはあちこち異なったままでした。


 もう一点もテレビ版仕様のICタイプで作られています。劇場版公開よりずっと以前からある展示品ですので、劇場版仕様のVCタイプでないのは当然ですね。後部にはナオミのミニフィギュアがちょこんと乗せられていました。市販品ではなくてオリジナル品のようです。

 私もナオミのシャーマンファイアフライを作りましたが、劇場版仕様でしたのでアスカのVCタイプのキットを使用しました。車体が長いので転輪の間隔も広く、ICタイプとの区別が容易です。
 続いてテレビ版仕様のICタイプも作ってみようかなと一時は考えましたが、調べてみると劇中車はVCタイプの形状のままICタイプのサイズに合わせたという謎仕様でした。キットで再現するとなると相当の費用と手間がかかりますので、キット再現制作はひとまず見送りました。


 さらに航空母艦の1/700スケールのモデルもありました。ウォーターラインシリーズですが、もともと軍艦マニアですので、一目でヨークタウン級と分かりました。同型艦にエンタープライズとホーネットがありますが、これは細部の特徴からみて一番艦のヨークタウンと識別出来ます。タミヤの新キットの方でしょうね。
 これは、ミッドウェー海戦で撃沈される「オールド・ヨーキー」の最終形態を再現しているようですが、前部マスト上のレーダーが折れてるような・・・? こういう精密キットはケースに入れた方が良いのではないでしょうか。


 民宿スペースへの階段下のガルパンコーナーです。初めて泊まった時には、ここに戦車プラモデル二点も置かれていたのです。ですが、そのスペースに今は寄贈イラスト類が並べてありました。いずれも以前からある寄贈品です。新たな寄贈品があまり見られませんので、他の店舗のコーナーに比べると、割合に初期からの状態をとどめている感じです。なにか懐かしいです。 (続く)

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けいおん!の聖地をゆく その8 豊郷小学校 酬徳記念館へ

2017年02月24日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 旧校舎を出て、酬徳記念館に入りました。かつては小学校の図書室として使用された建物ですが、現在では観光案内所、売店、郷土資料展示の他、カフェスペースや「けいおん」関連品展示コーナー等に使用されています。


 入口の横にあった、町内の概念図には、飛出しけいおんキャラ看板の設置場所が赤ペンで書きこまれてありました。けっこうな数があるようで、範囲も広いようです。国道8号線沿いにもあるみたいですか、豊郷小学校からは少し離れています。徒歩で30分ぐらいはかかるでしょう。更に遠く離れた場所にも看板が幾つかあるようなので、徒歩で回るのはキツイかもしれません。
 酬徳記念館ではレンタサイクルの貸し出し受付も行っていますので、自転車で回った方が飛出しけいおんキャラ看板巡りが楽になるでしょう。レンタサイクルの案内はこちら


 館内にも、飛出しけいおんキャラ看板が幾つかありました。どうやら町の観光セクションが管理にあたっているようで、破損したのを修理したり、新たな分を作ったりしているようです。


 これは駅前で見かけた平沢唯の看板と同じものです。同じ図柄のが複数あるとは知りませんでした。すると町内各所に配置される看板には、同じ図柄のものが二、三枚あるのかもしれません。


 こんなキャラクターは劇中にあったかな・・・・、と考えつつ、既視感があるので色々と記憶をまさぐったところ、別のアニメ「氷菓」の千反田えるじゃないか、と気付きました。


 こちらは、右が秋山澪、左は奥田直です。斉藤菫、平沢憂は既に見つけましたから、あとは中野梓と鈴木純を見つければ、桜高軽音部の「わかばガールズ」全員を見たことになります。
 秋山澪のほうは、これも駅前で見かけた看板と同じものです。


 室内のあちこちに、けいおんグッズやぬいぐるみやフィギュア類が置かれてあります。


 その手前に並んでいるのは、かつて伊藤園が「おーいお茶」に付けた購入特典品のミニフィギュアです。平沢唯と田井中律ばかりが並んでいましたが、このシリーズは確か9種類あったと思います。

 ローソンのコラボキャンペーンに合わせて展開された関連商品は多様多岐にわたりましたが、お菓子や惣菜パンや化粧品がかなりの割合を占めました。そういうのはあまり買う習慣が無いので、当時私が買ったコラボ商品は「おーいお茶」ぐらいのものでした。それで手元には、その購入特典品ミニフィギュアの平沢唯があります。

 ローソンが数度にわたって「けいおん」キャンペーンを展開して数多くのコラボ商品を売りまくっていた時期、その購入特典であるクリアファイルを何枚か貰ったことがあります。建前としては「けいおん」コラボ商品を二点以上買うと貰える、ということになっていた筈ですが、実際にはローソンの店ごとに扱いが異なっていて、コラボ商品を含めて二点以上買えば貰えた所もありました。
 現在、手元にはその時期のクリアファイルが何枚かありますが、何を買って貰ったのかは、ほとんど覚えていません。伊藤園の「おーいお茶」だけが、なぜか記憶にこびりついています。


 かつてはゲーセンでしか得られなかった、プライズ品のスペシャルクオリティフィギュアの平沢唯がありました。これは確かローソンでもキャンペーン限定版を出していた筈です。その見本品がローソンのレジ横に展示してあるのを見たことがあります。


 かつて雑誌書架として使われた棚には、「けいおん」関連本や同人誌等が並べられています。手に取って読むことも出来るそうです。


 棚上には、2013年5月に一番くじで展開された「けいおん!~不思議の国ver.~」のH賞のきゅんキャラが並んでいました。これは私も持っているので、ああコレか、とすぐに分かりました。


 しかも、私が獲得出来なかったシークレットの楽器セットも添えられてあります。造花を並べての演出がなかなか決まっていて、メルヘンチックな雰囲気を効果的に盛り上げています。
 こういうディスプレーもいいな、自分のコレクションもこうやってディスプレーしてみようかな、と思いました。 (続く)
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ガールズ&パンツァー コミックアンソロジー SIDE 大学選抜

2017年02月23日 | ガールズ&パンツァー

 去る2月18日に発売された、一迅社の「ガールズ&パンツァー コミックアンソロジー SIDE 大学選抜」です。前号から半年を経ての刊行であり、シリーズの八冊目となります。これで各校8チームが出揃いましたので、残るは大洗女子学園のみとなります。
 アマゾンでの案内情報はこちら


 今回の本は、昨日、近所の書店で購入しました。近頃はガルパン系の刊行物も需要と供給のバランスがとれてきているか、もしくは供給過多になっているかのいずれかであるそうで、今回の本も大量に積まれてありました。かつては本やコミックが出る度に瞬殺を警戒して早めの予約を心がけていたのですが、いまではその必要がなくなっています。時勢は変わってゆくものですね。

 内容においては、劇場版DVD特典の「愛里寿ウォー」の続きのような短編数件が楽しめました。例によって戦車戦のシーンは無く、キャラクター達の日常が色々な視点や切り口で描かれる形でした。大学選抜チームは、劇場版における日常シーンの描写が皆無でしたから、こういったアンソロジーコミックはなかなか楽しめると思います。
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けいおん!の聖地をゆく その7 豊郷小学校 放課後ティータイムの空間

2017年02月22日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 部屋の片隅の準備室には、戸棚が置かれ、ティーセットもありました。ティーセットを含めたポスターやイラスト等の全てがファンからの寄贈品だそうです。アニメ聖地はどこでもこんな感じで寄贈展示品が色々ありますね。


 近寄ってみると、こんな感じです。劇中では琴吹紬がいつもお茶を入れていましたから、水道もあるという設定になっていたのかもしれませんが、現実のこの空間には水道はありません。


 この扇風機、2期の第11話で僅かに作動したのち壊れてしまった扇風機を再現すべく、寄贈されたものでしょう。劇中と同じく、額烏帽子をしっかり掛けているのがシュールです。


 準備室からは、唱歌室のステージ上に出られます。ステージ上からは上図のような感じで唱歌室が見渡せます。
 唱歌室とは、音楽室のことです。戦前戦中までの日本の小学校教育における音楽の授業は、歌唱または合唱がメインであって、楽器を扱うプログラムは少なかったため、唱歌室という名称のほうが一般的であったそうです。


 この唱歌室も劇中に登場しています。たしか2期の第7話でしたかね・・・。真鍋和生徒会長の依頼で、HTTが秋山澪ファンクラブのためにお茶会を開いて演奏した場所ですね。

 この時は室内に楽器類が置かれてあり、演奏の打ち合わせがなされていました。なにかイベントでも予定されていたのでしょうか。もしかして平沢憂誕生日イベント・・・?


 唱歌室の窓からは、立派な三階建ての現校舎が見えました。


 左手遠方には伊吹山の白い姿も望まれました。


 唱歌室の出入り口を出て右に、軽音部部室のモデルとなった部屋の戸口があります。劇中の戸口と細部が色々と異なっていますが、現在の状態は文化財登録に向けた保存改修後のそれです。劇中の戸口の形状は、保存改修前の状態になっているそうです。


 劇中では音楽室の準備室ですが、実際には会議室として使用された部屋であることが復原された表札によって分かります。


 階段手摺のカメのオブジェです。銅造品としては割合に精巧に作られていますが、長い間多くの生徒たちに触れられてきたためか、頭部や甲羅上部は磨かれたようになって鍍金の光彩を放っています。


 カメに導かれるように階段を下りました。


 再び二階の廊下を見ました。中野梓や平沢憂や鈴木純が歩いているシーン等が鮮やかに思い出されます。劇中ではもっと明るい空間として演出されていますが、実際には上図のような、落ち着いた雰囲気の空間です。 (続く)

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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く29 その4 「正月の大洗の午後です!!」

2017年02月21日 | 大洗巡礼記

 梅原屋を辞して、みむら時計に行きました。


 今回は、Aさんが気に入っているというオリジナルグッズの組み立て式スタンドを購入しました。Aさんは継続デザインの眼鏡ケースを買っておられたように思います。


 続いて田口理容所に行きました。いつの間にか、大きな西絹代のイラスト看板が立てられていました。バイクを背にしていますが、西絹代がバイク乗りだという設定は公式にあったかなあ、と首を傾げました。


 こちらはお馴染みの戦車シルエット看板です。


 続いて日野屋商店にお邪魔しましたが、名物女将の田山さんは一人の巡礼の方の熱心な語りに集中しておられました。


 店内のガルパンコーナーです。中央のひときわ大きなスーパードルフィーが光彩を放っています。


 しかも、公式画像でおなじみのロシア民族衣装をまとっています。自作オリジナルなのでしょうが、相当金がかかっていると思われます。よく作るもんだなあ、と感心してしまいます。


 ガルパンギャラリーに移動しました。正面のウインドーには西住姉妹のステッカーが貼られてありました。上図は西住まほですが、巫女姿なので、大洗磯浜神社のそれに擬してあるのでしょう。砲弾に結いつけた絵馬に「はま」とあるのは磯浜の「浜」のことでしょうか。


 こちらは西住みほです。御幣を振っています。神道においては、これを扱うのは神主または上級神職が主であると聞いたことがあります。巫女が持つのは神主の代役として、ということらしいです。


 そして入口の扉のウインドーには、羽根つき遊びに興じる西住姉妹が対になって貼られてありました。よく見たら西住まほの衝いている羽根が砲弾になってます。しかし、信管は抜いてあるのでしょう。そうでなければ、羽子板で受けた際にドカンとなるからです。


 振り返ると、フェリー埠頭にはさんふらわあの姿が夕陽に染まって見えました。あれに乗って苫小牧から船旅を楽しんだのも、次第に昔の出来事になってゆくなあ、としみじみ思いました。 (続く)
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けいおん!のミニフィギュアコレクション その2

2017年02月20日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 今回は、上図の4段のケースのうちの下2段のミニフィギュア群を紹介します。いずれも一番くじのきゅんキャラです。


 まずはこの8体セットです。2010年11月に発売された「きゅんキャラわーるどSP けいおん!」のB賞からE賞までの4件に2体ずつのセットで配分されたものです。この時のA賞は、劇中でも強烈なインパクトを発して話題になった山中さわ子のロック衣装最終形態を表したでかきゅんキャラでしたが、これを当てることは出来ませんでした。
 これらも住所近くのローソンにて挑戦し、B賞とC賞とD賞は獲得しましたが、E賞はしまいまで当たらず、半年後のローソンでの処分品セールで出ていたのを300円ぐらいで買った記憶があります。またG賞のグラスとH賞のストラップも1点ずつ獲得しましたが、グラスの方はサークル仲間にあげました。
 発売当時の案内情報はこちら


 公式画像では、このような感じで該当の衣装が描かれています。これは平沢唯たちが2年生、中野梓が1年生のときの学園祭ライブの際の衣装です。コスプレ趣味のある顧問山中さわ子先生が作ったものです。


 劇中では、平沢唯が遅れて出たために制服姿のままでステージに立ちました。なので、放課後ティータイムの5人が揃いの衣装で演奏することはありませんでした。


 なので、五人揃ってのライブ用衣装は、きゅんキャラの登場によって具体化したという感がありました。学園祭前の練習の際にはみんな一度着ていたと思いますが・・・。


 平沢唯です。B賞で琴吹紬とセットになっていました。ノリノリで気合を入れるポーズと表情がなかなか良いです。


 田井中律です。C賞で秋山澪とセットになっていました。軽音部部長としての責任感をふまえての「さあ、いくぞー」感がよく表現されています。


 秋山澪です。C賞で田井中律とセットになっていました。ボーカルなんて無理無理、と動揺するシーンそのままですね。表情がとても良く再現されています。


 琴吹紬です。B賞で平沢唯とセットになっていました。相変わらず上品な笑顔を絶やさないムギちゃんです。いいですねえ。もう一声えぇぇ!(アホかお前は)


 中野梓です。D賞で平沢憂とセットになっていました。先輩方、もっと真面目にやって下さい!と言っている際の表情とポーズそのままですね。


 平沢憂です。D賞で中野梓とセットになっていました。きゅんキャラシリーズに平沢憂が登場したのは本品が最初であったかと記憶しています。


 真鍋和です。E賞でさわ子とセットになっていました。何かと頼りになる生徒会役員のち生徒会長です。軽音部の活動を常に見守り支援し、6人目のメンバーと言っても良いくらいの存在感を示していました。


 軽音部顧問の山中さわ子です。E賞で真鍋和とセットになっていました。軽音部のOGで平沢唯たちにとっては先輩にあたります。現役当時はヘヴィメタルバンド「デスデビル」の一員として、上図のような衣装で暴走的な活躍をしていたのですが、それをきゅんキャラで具体化しているわけです。


 次はこの6体セットです。2013年5月に発売された「一番くじプレミアム けいおん!~不思議の国 de ティータイム~」のI賞に配分され、5体と楽器セットとシークレット1体の計7点がランダムに獲得出来るというものでした。私はこのうちの5体とシークレット1体を当てまして、上図のように揃えましたが、楽器セットだけはしまいまで当たらず、演奏シーンの完全再現には至りませんでした。
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 そして、この計6体が、一番くじで「けいおんシリーズ」ミニフィギュアを買った最後となりました。当時はガルパンの放送が既にスタートしていて、そちらの方に熱中してファンになっていったからです。


 一番くじ実施期間の告知ポスターの図柄です。これを立体化したものであるようです。劇中ではこうした衣装をまとったシーンは無かったように思います。


 この衣装デザインは、CDジャケットのカバーイラストにも採用されています。豊郷小学校の中央階段が舞台になっていますが、階段オブジェのウサギが漫画チックに変貌して時計を持っているのがポイント高いですね。
 確か、似たような水色の衣装を皆がまとっているシーンが、劇場版のエンディングにありましたね・・・。


 平沢唯です。きゅんキャラ初期の品が劇中と全く似ていなかったことを思うと、その造形表現の飛躍的な進歩ぶりには改めて驚かされます。その後のきゅんキャラは放送5周年記念の「5thあにばーさりー♪」しか出ておらず、その平沢唯があんまり似てない感じですので、本品がきゅんキャラ平沢唯の完成形であると言えましょう。


 田井中律です。いちおうカチューシャをつけていますが、トレードマークの黄色のやつではないので、なんだか別人みたいです。手にはドラムスティックならぬチョコポッキーを持っています。


 秋山澪です。よく劇中キャラの雰囲気を再現しています。手にしているのはハート形のチョコなのでしょうが、それがピッタリと似合います。


 琴吹紬です。沢庵眉毛が無かったら別人と間違えそうです。ムギちゃんは本来髪を束ねるというシーンがありませんので・・・。


 中野梓です。手に持っていた星形がとれてしまい、台座の上に置いてあります。「あずにゃん」がツインテールの髪を編んでいるのは珍しいです。劇中にあったかな・・・?


 平沢憂です。シークレットの1体であったものです。くじでの件数も少なく、当てた人も少なかったためか、いまでも中古ショップ等で全く見かけたことがありません。よく当てましたねえ、と岡山のIさんに言われましたが、肝心の楽器セットを当てていませんから、あまり喜べませんでした。 (続く)

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けいおん!の聖地をゆく その6 豊郷小学校 軽音部の部室

2017年02月19日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 「けいおん」シリーズで最も多く登場する場所が、この部屋です。桜が丘女子高校軽音部の部室のモデルとなった場所です。ファンならば絶対に訪れなければならない、聖地の中の聖地です。


 劇中の雰囲気を再現すべく、放課後ティータイムのメンバーたちの机と椅子が、ファンからの寄贈によって置かれてあります。劇中のそれとは異なって、学校の備品をそのまま転用したようですが、ここは雰囲気を味わえれば良いでしょう。
 机の上には、五人分のティーカップやお菓子レプリカが並べられていて、ファンの目を楽しませてくれます。


 黒板には、ファンによる無数の寄せ書きが。


 黒板に面した長椅子には、あのラジカセも再現してありました。劇中に登場したのと同じ機種でしょうか。まったく違和感を感じません。


 奥壁の長椅子には、メンバーたちの名前と上履きが並んで居ました。


 こちらはファンや巡礼者の寄せ書きノート類、置いていった名刺のファイル等です。


 こちらのオルガンは、もとからここに置かれていた備品の一つであるようです。劇中で登場していたかな・・・?


 窓からは前庭の噴水がこのように見下ろせます。劇中のアングルと同じです。


 遠くには、雪をまとった比良山地の山並みが望まれました。


 この部屋には、かつて楽器類や寄贈展示品も置かれていたのですが、いまは殆どが酬徳記念館のけいおんコーナーにまとめられています。


 改めて机の上を見ました。放課後ティータイムの5人の画像も飾られてありました。その横にあるティーカップは、中野梓が使用していたものを再現してあるようです。一番くじの景品にも似たようなものがあった気がします。


 これは、劇場版で平沢唯が顔に貼っていた紙ですね・・・。卒業旅行の行き先決めでインチキを働いたのが中野梓に見破られて、罰として貼り付けられたものでしたね。色々と楽しいことです。 (続く)
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けいおん!の聖地をゆく その5 豊郷小学校 ウサギとカメの階段

2017年02月18日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 旧校舎の一階の通廊です。劇中でもそのままの姿で色々なシーンに登場しています。


 一階と二階、そして三階との連絡は中央階段によっています。劇中に頻繁に登場する、ウサギとカメのオブジェがある階段です。2009年のテレビ放送時に、この特徴ある階段が出てきたことによって、早々と豊郷小学校が元ネタであると特定されるに至っています。


 ウサギとカメのオブジェです。小学校の施設にこういう銅造品がインテリアの一部として設けられるのは珍しいそうです。地元篤志家の寄進による私立の校舎だったから出来たことでしょう。


 最初はウサギが早く移動して、カメをはるかに引き離していきますが、それにもめげず歩み続けるカメでした。


 ウサギは余裕で居眠りをしています。


 それでも一生懸命に進んで行くカメです。その歩みに倣うかのように二階へ向かいます。


 二階の通廊です。劇中にはこちらの方が多く登場しているとの事ですが、基本的な構造は一階と共通していますので、登場人物たちの教室がどこであるかがポイントになります。


 早く移動して距離をかせいでは昼寝するウサギ、ただただ歩み続けるカメ、の二つのオブジェがほぼ等間隔で手摺上に配置されています。
 このオブジェについては、校舎を寄進建立した古川鉄次郎が設計者ヴォーリズに話した内容がきっかけになったそうです。

 それによれば、鉄次郎は生まれつき愚鈍で、豊郷小学校時代はよくみんなにからかわれたり馬鹿にされたりしていたのですが、担任の先生は「君は何をしても時間がかかる。でも、君はどんなことでも絶対に最後までやりとげる。それが君の素晴らしさだ」と言ったのです。そして童謡の「ウサギとカメ」を歌いつつ、「君はカメかもしれない。でも、最後は努力するカメが勝つんだ」と励ましたのだそうです。
 鉄次郎は、その先生の言葉をずっと忘れず、常に感謝し続けたそうです。そして母校に新たな校舎を私財にて寄進建設したのでした。

 その鉄次郎の志を、豊郷小学校に通う子供たちに末永く伝えるべく、ヴォーリズはウサギとカメのオブジェを作ったのでした。


 二階から三階へ登る途中の踊り場の窓からは、上図の景色が見えました。もちろん前庭の噴水も見下ろせます。


 三階に向かいます。階段の手摺上のカメの前に、既にウサギの姿はありません。居眠りをし過ぎて、カメに追い抜かれてしまったのでした。


 そして手摺の最終部分には、競争に勝ったカメの姿のみがありました。


 三階の戸口は鍵がかけられていましたが、窓からは屋上の空間がよく見えました。劇場版のラストで卒業してゆく平沢唯たち4人が走った場所です。あのシーンで、走りゆく唯につられて秋山澪が、琴吹紬が同じように駆け出し、後尾に続く田井中律が嬉しげにスキップする場面が、ものすごく印象に残っています。


 そしてついにこの場所にやってまいりました。劇中そのままのカエル人形が置いてあり、しっかりと聖地をアピールしていました。ファンの寄贈品だそうです。 (続く)
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ガルパンの聖地 ・ 大洗を行く29 その3 「二枚のガルパンフラッグです!!」

2017年02月17日 | 大洗巡礼記

 みとやを辞した後、スルガヤ薬局でAさんが買い物をして後藤モヨ子のポストカードを得、続いて年宝菓子店の上図の黒板イラストを見たりしました。こちらのイラストもお店の関係者が描かれているらしいのですが、画題もコメントも豊富で、時期ごとに替わるので楽しいです。


 続いて山戸呉服店にお邪魔してタオルを買いました。Aさんも色々買っておられたようです。


 次に加納屋に行くと、店内に前回には無かったガルパンフラッグがありました。最近にAさんが寄贈されたものですが、その契機が拙ブログの記事であったそうです。以前に加納屋の女将さんがガルパンフラッグを欲しがっている旨を記事やコメントにて紹介したのでした。
 ですが、貼ってある位置が、外からは殆ど見えません。客寄せの効果も大きいガルパンフラッグですので、ウインドーまたは戸口に目立つように掛けてはいかがですか、とAさんと共にすすめておきました。

 このガルパンフラッグは、以前の一番くじのA賞の景品でしたから、絶対数は少ないと思います。その何割かが大洗に有って各店舗に寄贈されて展示されています。私も過去に鳥孝と和久の2店舗に寄贈させていただきましたが、それに倣うかのように、Aさんは2枚目も調達して持参してこられました。その2枚目の寄贈先は、以前にAさんとメールで相談した際に提案してありました。


 昼食は、いつものようにカジマの500円惣菜弁当を買いました。その際に、居合わせた二人組の巡礼の方に声を掛けられ、少し話をしました。このところ、色々な方に話しかけられたり、挨拶されたりするので、拙ブログが広く読まれていることを実感し、もっと精進努力してきちんとした記事を書かねば、と襟を正していますが、元来が不勉強で怠惰な性質ですので、なかなか上手に書けません。汗顔の至りです。

 そういえば、Aさんも前回に声を掛けてきた方でした。その時はなんで分かったんですか、等と聞きましたが、よく考えてみましたら拙ブログにて自分の記念写真を何度か示しており、その際の格好とほぼ同じ服装で大洗を歩き回っています。拙ブログの読者ならば、気が付いてもおかしくありません。


 カジマの惣菜弁当を鳥孝のテーブルにていただいた後、大貫に移動して梅原屋に行きました。


 上図の新発売の継続キャップを、Aさんと私の二点、事前にお願いして予約取り置きして貰っていたからです。


 店先の柱には、梅原屋の関係者Nさんの手製の大きなポスターが貼られてありました。


 今回、Aさんが調達して持参してこられた2枚目のガルパンフラッグは、この梅原屋に寄贈されました。以前に梅原さんに「あのフラッグ、出来たら欲しいなあ」と頼まれていたにもかかわらず入手に手間取り、その件をメール相談の際にAさんにも伝えたところ、じゃあ自分が寄贈しましょうか、という流れに落ち着いた結果です。
 私は大洗にて既に2枚を寄贈していますから、ここは今後も熱心に大洗を楽しんでゆかれるであろうAさんに寄贈していただいた方が、Aさんにとっても楽しくて幸せであろう、と思いまして、是非寄贈してやって下さい、とすすめた次第でした。

 その際に、梅原さんと相談して店先の陳列展示の整理一新も行ないました。フラッグを懸ける際に戦車パネルの位置もずらす必要があったため、Aさんと一緒に作業しました。展示品を一端全部おろして棚段を下に下げて壁面スペースを拡げ、展示品の並びを変更して調整したうえで、Aさんが上図のようにガルパンフラッグを懸けて固定しました。
 天井の蛍光灯に接触しないように調整し、風で浮き上がったりしないように密着固定する必要もありましたので、作業には十数分を要しましたが、その間に数人の巡礼者が足を停めて見物し、入れ替わり立ち代わり写真を撮っていました。大貫商店街においては店先に貼られたガルパンフラッグは少なくて珍しいからでしょう。位置も低めですのでよく見えますし、戦車パネルと並べていますから、客寄せ効果も倍加していると思います。


 寄贈展示が成ったガルパンフラッグです。赤と青のコントラストが店先に鮮やかな彩りを添えています。梅原さんも大喜びで、後日「あれからお客さん結構立ち止まったりしてるよ。やっぱりフラッグって人気あるんだねえ」と話していました。パネルがなくてもこれがあれば、ガルパンファンは必ず一度は見てくれるからです。
 Aさん、取り付け作業御苦労様でした。そして、私の代わりに貴重な品を寄贈いただき、有り難うございました。 (続く)
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けいおん!のミニフィギュアコレクション その1

2017年02月16日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 以前の記事にて紹介した、私が昔集めていた「けいおん」のミニフィギュア群は、岡山の知人Iさんの鑑定情報にもとづいて整理され、現在では上図のようにケースに入れて陳列しています。

 これらのケースには、もとはガルパン戦車プラモデルを入れていました。窓の近くでしたので午前中は陽光があたる時もありました。しかし、長く明るい場所に置いて光に当てるとプラモデルの塗装面が痛んでくるらしいので、昨年年末の大掃除の際に、本棚の暗所に並べて密閉に近い状態にしています。それでこれらのケースが空いていたのを活用したわけですが、サイズ的にはピッタリなので、なかなか良いなあ、と思っています。

 陳列ケースはいまのところ10個を使用しており、上図にはそのうちの4個を縦に積んでいます。今回はそのうちの2個分のミニフィギュア群を紹介します。


 まずは、グッドスマイルカンパニー発のねんどろいどです。これまでに5体を買っていますが、そのうち2体が田井中律です。そして平沢唯だけをずっと買っていませんでした。


 田井中律です。「けいおん」キャラクターの第三弾として2010年2月に発売されました。グッドスマイルカンパニーの案内記事はこちら


 田井中律は普通は黄色のカチューシャで前髪を上げる髪形ですが、劇中では前髪を降ろした姿も出ているため、ねんどろいどでは「下ろした前髪パーツ」もセットされています。上図の1体は、たしか中古ショップで購入し、前髪を降ろした姿にしたものです。


 秋山澪です。「けいおん」キャラクターの第一弾として2009年11月に発売されました。第1期の放送当時は、主人公の平沢唯よりも人気がありましたので、そのねんどろいど化もいの一番になされました。
 グッドスマイルカンパニーの案内記事はこちら


 琴吹紬です。「けいおん」キャラクターの第四弾として2010年4月に発売されました。実は個人的にはこのムギちゃんのファンです。自分も高校時代ににわかバンドに参加してキーボードを担当しましたから、親近感もあります。
 グッドスマイルカンパニーの案内記事はこちら


 中野梓です。「けいおん」キャラクターの第五弾として2010年5月に発売されました。破壊的な可愛らしさで多くのファンを魅了した「あずにゃん」だけに、製品が発売されるや瞬殺となり、店頭でも通販でも凄まじい争奪戦が繰り広げられたそうですが、私は普通に奈良の玩具店で購入しました。
 グッドスマイルカンパニーの案内記事はこちら


 そして、今までずっと買っていないままだった平沢唯も、先週の休みに京都の中古ショップで買ってまいりました。発売は2009年12月、販売価格は3600円でしたが、いまでは700円で買えました。もう10年近い前の商品ですからね・・・。
 グッドスマイルカンパニーの案内記事はこちら
 とりあえず、9年を経てようやく、ねんどろいどの放課後ティータイムの5人が揃いました。


 次は、クリスマスサンタのバージョン5体プラス1体です。赤いサンタ服の5体は、2011年11月に発売された一番くじの「きゅんキャラわーるどSP けいおん!!~ パーティ時間~」のうちのB賞からF賞に配分されたものです。これらは全てローソンの一番くじキャンペーン中にチャレンジして得ています。
 このときは、A賞がトナカイバージョンの平沢唯だったのですが、一点ものだったそうで当てることが出来ず、B賞からのきゅんキャラ5体を全て獲得、他にI賞のデスデビルバージョンストラップを1個当てています。
 発売当時の案内情報はこちら


 公式画像でも、このようなクリスマスサンタ姿の5人が登場しています。劇中ではあったかなあ・・・?


 当時は劇場版も公開されていましたから、劇場版の公式画像でもクリスマスサンタ姿が見られます。一番くじのきゅんキャラの姿は、どちらかといえばこちらの表現に近いです。


 B賞の平沢唯です。ほぼ劇中キャラに近い造形です。素晴らしいですね。


 D賞の田井中律です。律のきゅんキャラは、時期によって造形表現が微妙に変わるのですが、これは劇中キャラよりも可愛らしくなっている感じです。


 C賞の秋山澪です。このシリーズ5体の中では最も人気があったようで、現在も中古ショップや通販での価格が一番高いようです。


 E賞の琴吹紬です。劇中キャラとはちょっと違う造形ですが、ムギちゃんだから許します!(アホかお前は)


 F賞の中野梓です。岡山のIさんは「あずにゃん」のファンなので、これが一番いい、と褒めていましたが、造形表現も良く出来ていて劇中キャラそのままではないかと思います。


 そしてこれがもう1体の平沢唯です。サンタ服がピンク色です。これは、前述の一番くじキャンペーン中にローソンの限定クリスマスケーキを予約購入すると貰える限定特別バージョンでした。甘いものが大嫌いなくせに、この平沢唯がどうしても欲しくて限定クリスマスケーキを買ってしまった私は、バカでしたね・・・。ケーキは職場の同僚たちにあげたと記憶しています。 (続く)
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けいおん!の聖地をゆく その4 豊郷小学校 旧校舎の内外

2017年02月15日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 豊郷小学校の正門前に着きました。劇中そのままの旧校舎の外観が望まれます。一気にテンションが上がってきました。やっぱり自分も「けいおん」シリーズのファンなのだなあ、と改めて感じました。


 正門の門柱にはめこまれた校名プレートの旧字体が時代を感じさせます。かつては新字体のプレートがはめ込まれていましたが、保存のための改修工事の際に、昭和12年建立時の状態に復元されたということです。


 正門をくぐってすぐ左手に、上図の施設案内図があります。今回見学する建物は「旧校舎群」と呼ばれます。その後ろに平成16年から運用されている現校舎群があるからです。


 旧校舎群は、戦前の日本にて多くの西洋建築を手がけたアメリカの建築家ウィリアム・メレル・ヴォーリズの設計になります。ウィリアム・メレル・ヴォーリズの紹介はこちら


 外観は、そのまま「けいおん」シリーズの各シーンに頻繁に登場します。アニメの制作にあたった京都アニメーションは、劇中に登場する桜が丘女子高校のモデルであることを何故か否定しており、公式ガイド類でも豊郷小学校への言及がありません。その一番の理由は、京都アニメーションが取材したのが、平成20年からの耐震および改修工事を実施する前の状態であったからでしょう。
 つまり、厳密に言えば、耐震および改修工事を終えた現在の旧校舎群と、劇中に登場する校舎群とは、いくつかの差異があるわけです。

 ですが、この旧校舎群がモデルになっていることは既に広く知られており、「けいおん」聖地巡礼のトップとして著名です。現にこの日も、土曜日であったためか、約100人ほどの見学客を見かけました。放送からもうすぐ10年になろうというのに、人気があまり衰えていないことが伺えます。最近にNHKBSで再放送されたこともあって、それを観てファンになった層もかなり居るようです。


 本館の前庭には噴水があり、向かって左側には酬徳記念館があります。現在は「けいおん」関連の寄贈展示は酬徳記念館にまとめられており、俗に「けいおん」ミュージアムなどと呼ばれているそうです。


 噴水中央の石像は鯉をかたどっていますが、劇中のは改修工事前の石像を描いています。その旧石像は、昭和56年の卒業生が卒業制作品として作った「イルカと少年の像」で、現在も小学校の倉庫にて保管されています。現在の旧校舎群と、劇中に登場する校舎群との差異の一つですが、あまり気づかれていないようです。


 石像を撮影していると、鯉たちが私の方に集まってきました。餌を期待したのでしょうか。


 旧校舎群の建設を志して私財を投げ打った古川鉄治郎の胸像です。古川鉄治郎は豊郷小学校の卒業生で、のちに丸紅の専務取締役になった人物です。古川鉄治郎の紹介はこちら

 この銅像は劇中でも頻繁に登場し、季節ごとの扮装をまとっているのが楽しいです。この像をバックに記念撮影するファンも少なくありません。恐らく、いまの日本で最も有名な銅像の一つではないでしょうか。


 旧校舎群は、平成25年に国の登録有形文化財に指定されています。指定名称および範囲は「二代目校舎」(旧豊郷小学校校舎)、講堂(旧豊郷小学校講堂)および酬徳記念館(旧豊郷小学校酬徳記念図書館)となっています。


 旧校舎へは、中央玄関口から出入りします。玄関口から入って正面の空間は展示室になっており、豊郷小学校の沿革や創設当時の設計図および写真などが展示されています。
 この展示室は、もとは職員室であったため、「けいおん」シリーズでも山中さわ子らが居る職員室のモデルになっています。室内の構造などがそのまま劇中でも見られます。


 旧校舎群の全体模型です、後ろの広い空間が、現校舎群のグラウンドになります。


 展示室を一通り見て旧校舎群の概要と全体像を把握した後、「けいおん」の舞台巡礼に移るべく階段に向かいました。 (続く)
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けいおん!の聖地をゆく その3 中仙道に沿って

2017年02月14日 | 洛中洛外聖地巡礼記

 昼食をとるべく「玉屋」に入りました。中仙道に面したうどん屋さんで、先ほどの文具店店主の話によれば「けいおんのイベントでライブとかやってる人たちがよく集まってる所」だそうです。


 店内にも色々な案内ポスターが貼られています。「けいおん」ファン巡礼の定番の食事処の一つであることがよく分かります。普段は地元住民の利用も多いようで、私が入った時もかなり客が入っていました。


 メニューは御覧の通りです。うどん屋さんですが、中華そばもあります。


 メニューのもう片面を見ると、御飯、味噌汁、丼もの、ジュースが並びます。


 お店の方に、「けいおん」ファンに人気のメニューはどれですか、と訊ねたところ、「中華そばですねえ」と答えてきたので、それに決めました。


 食後は、再び中仙道を北に進んで豊郷小学校を目指しました。街道筋に面した民家には古い建物もかなり見られます。江戸時代後期には、北の高宮宿と南の愛知川宿の間の宿 (あいのしゅく)として発展し、立場茶屋(たてばちゃや)等が設けられて旅人や馬の休息地点として機能した歴史を伝えます。


 豊郷町役場の前の交差点に着きました。先日の大雪の残雪がまだ残っていました。


 角にある「飛出しけいおんキャラ」は真鍋和でした。ガルパンで言えば河嶋桃に相当するキャラクターでしょうか。


 役場の隣には八幡神社が鎮座し、その境内地内には上図の一里塚レプリカが整備されています。一帯は石畑と呼ばれ、かつては那須与一の次男と伝わる那須宗信が居館を構えた地でありました。その城館は那須城と呼ばれ、現在の八幡神社境内地が跡地です。


 さらに進むと豊郷小学校に面したエリアに入りますが、左手の喫茶店の敷地前に「飛出しけいおんキャラ」がありました。


 豊郷駅前のパン屋「とよせ」の店先で見かけた看板によく似ているので、最初は琴吹紬かなと考えたのですが、よく見ますと特徴の沢庵眉毛が描かれていません。それで金髪ですから、「スミーレ」こと斉藤菫と分かりました。


 斉藤菫は、個人的に好きなキャラクターなのですが、アニメ化されていないため、その姿は原作コミックでしか見られません。残念です。


 その斉藤菫の背後に、豊郷小学校の旧校舎群が見えます。聞くところによると、この付近に鈴木純の看板があるということでしたが、移動されているのか、見当たりませんでした。 (続く)

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