気分はガルパン、ゆるキャン△

「パンツァー・リート」の次は「SHINY DAYS」や「ふゆびより」を聴いて元気を貰います

アリクイさんチーム 三式中戦車チヌ 作ります !!  その13

2013年10月31日 | ガルパン模型制作記

 本塗装をしました。ベランダにて段ボール箱で仮ブースを作り、車体と砲塔と履帯をエアブラシで塗装しました。車体と砲塔はMrカラーの16番の濃緑色(日本陸軍機)、履帯は28番の黒鉄色に少し8番のシルバーを混ぜた色にしました。


 続いて消音器やOVM類を筆塗りで仕上げました。消音器は指示通りに61番の焼鉄色で仕上げましたが、劇中では車体色と同じになっています。OVM類には、28番の黒鉄色と43番のウッドブラウンを使いました。


 転輪のゴム部分を33番のつや消しブラックで筆塗りしました。きっちりと塗り分けるのは難しく、はみ出した部分は後で濃緑色にてタッチアップしました。


 消音器やOVM類を車体に接着しました。その最中に車体後部の左側ハンドルを誤ってつぶしてしまったので、仕方なく真鍮線で仮ハンドルを作りました。


 ヘッドランプおよびテールランプの内部を8番のシルバーで塗り、クリアパーツを接着しました。


 正面から見ました。クリアパーツを付けたヘッドランプがやけに目立ちます。カエルみたいな雰囲気があります。


 履帯は、起動輪をやや力を入れないとはめ込めないほどに、完全にピンと張った状態です。なので、自重で波打つ姿を再現することは見送りました。これ以上力を入れて伸ばそうとすると、ゴムベルトが切れてしまいそうだったからです。


 テールランプのクリアパーツは指示通りに47番のクリアーレッドで塗りました。


 主砲砲身基部の可動部分は、塗装の段階で上下に動かしながら吹き付けたので、可動部にも全て塗膜が行き渡りました。塗料がくっつくこともなく、砲身は上下に動きます。前面の機銃は、指示通りに33番のつや消しブラックで仕上げました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリクイさんチーム 三式中戦車チヌ 作ります !!  その12

2013年10月30日 | ガルパン模型制作記

 組み立てが完了したので、塗装に移りました。まずはクレオスのホワイトサーフェイサーを吹き付けて下地をつくりました。スプレータイプだったので、薄く吹き付けて乾燥させる、という感じで三度ほど繰り返しました。消音器や車輪などは、全て取り外して段ボールの上に両面テープで固定してから、ササッと吹き付けました。
 上画像は、乾燥させた後に、車輪を再びつけた状態です。この時点で、起動輪以外は全て接着しました。


 砲塔天板前面の追加工作の跡が少し浮き出ていますね。もう少し入念にヤスっておけばよかったのですね。あと、砲身パーツの合わせ目に隙間が目立ったので、パテで埋めて成形しました。


 追加工作の際にヤスリがけをした部分は、ほとんど目立たなくなっています。組み立て時にはヤスリがけの跡が白っぽく浮いて見えたり、パテ埋めの跡がまだらに見えたりしましたが、ホワイトサーフェイサーを吹き付ければ、ほとんど見えなくなりました。


 消音器にメモしておいた左右の字が浮き出ていました。油性ペンの赤色はサーフェイサーを吹き付けても消えない、ということを今回初めて知りました。まあ、消音器は最終的に焼鉄色に塗りますから、それで赤色の字も消えると思います。その上に消音器防護網を取り付けるので、消音器そのものがあまり目立たなくなります。


 続いて本塗装に移りますが、キットの製作ガイドでは、車体色として濃緑色またはフィールドグレー2が指定されています。塗料のクレオスのMrカラーの番号でいうと、前者はTC07番、後者は52番ですが、TC07番は陸上自衛隊戦車色のカラーセットに含まれるもので、あまり店頭では見かけません。サンプルガイドで色を見ますと、確かに現在の自衛隊の戦車の色であるようです。
 ですが、ガルバン劇中のシーンでみると、もう少し青味がかかっているように思えました。


 別のシーンで、ウサギさんチームのM3中戦車リーと並んで登場しますが、あちらのカーキ色との差異、青空の色との比較によって、フィールドグレー2よりは濃緑色に近いと判断しました。私なりには、日本陸軍の戦闘機、四式戦「疾風」や五式戦の機体色に近いように感じました。いわゆる中島飛行機系の後期色なのだろうと考えまして、Mrカラーの16番の濃緑色(日本陸軍機)を選びました。この16番のカラーが、ガルパン公式設定資料の色とほぼ同じでした。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリクイさんチーム 三式中戦車チヌ 作ります !!  その11

2013年10月29日 | ガルパン模型制作記

 組み立てのラスト、ステップ17です。キットの組み立て工程がこれで完了します。


 履帯はベルト式なので、作り易いし、はめ込みも楽です。両端を繋ぎ合わせますが、通常の接着剤ではゴムが溶けて逆にちぎれてしまうケースがあります。なので、私はタミヤの瞬間接着剤で貼り合わせて、一日置いて乾燥させました。


 翌日に履帯をチェックしましたが、異状は無かったので、キットに仮にはめ込んでみました。外した起動輪に履帯を巻き付けておいて、誘導輪に引っ掛け、そのまま起動輪を軸にはめ込む形で履帯も一緒にセットしました。ピンと張った状態になりました。


 砲塔は約90度旋回させた位置で車体にはめ込む形です。くるりと回し、角度をつけると、戦車としての存在感が高まってくるようでした。


 アングルを変えて斜め後ろから。砲塔が大きく幅もあるので、頭デッカチという印象を持たれるようですが、軍艦艦艇模型に長く親しんできた私としては、「日本駆逐艦の砲塔みたいだな」という感想を持ちました。砲塔後部が伸びている点が、陽炎型や夕雲型などの甲型駆逐艦の砲塔の外形に似通っているのです。


 なかなか決まっていますね。とりあえず一式中戦車の車体に九〇式野砲を乗っけた、というような戦時簡易急造型であったとはとても思えません。戦闘形態としては戦車壕にて待機して射撃の後、場合に応じて前進するという、自走砲に近い運用が企図されていたということですが、構造的には自走砲に近いわけですから、戦車としての本格的な運用が難しかったのでしょうか。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリクイさんチーム 三式中戦車チヌ 作ります !!  その10

2013年10月28日 | ガルパン模型制作記

 組み立てのステップ16です。ここでは、ガルパン仕様への追加工作が三ヵ所ありました。


 ガルパン公式設定資料にある、三式中戦車チヌの画像をみますと、まずキューポラのハッチがキットの状態とは異なります。円内のような状態です。


 キットのハッチのパーツA24、A25の方には、いくつかのリベットと一つの蓋がモールドされています。


 で、これらを全て削って平らに均しました。小さな部品であり、残さないといけないリベットもあるのでヤスリがけにも苦労しました。


 続いて、砲塔上の機銃架にも追加工作が必要です。上画像の二ヶ所の円内の部分です。


 機銃架のパーツはA21です。小さな部品なので、間違わないようにあらかじめメモしておいて、追加工作箇所を再確認しました。先端の機銃取り付け部を筒状に変更する、直角に曲がる支柱の上の出っ張りを切り落とす、の二ヶ所です。


 筒状の部分は、伸ばしランナーをカットしてそれらしい長さに仕上げ、機銃取り付け部を切り取った後に接着しました。直角に曲がる支柱の上の出っ張りは、既に切り落としてあります。


 参考までに、戦時中の三式中戦車チヌの実車の写真を紹介します。御覧のように実際には機銃を取り付けて使用していましたから、ガルパン仕様のような筒状の形というのは、基本的に有り得ない設定であることが分かりますね。こういうところにも、アニメ独自の謎設定を含めた、ガルパン仕様というものの有り方が伺えます。


 三ヵ所目の追加工作ポイントは、上画像の右側の円内の鍵穴蓋の形です。左側の円内には何もありませんが、キットではうっすらとスリットのモールドがしてあります。あまり目立たないうえに、サーフェイサーをかければ消えてしまう程度のものなので、そちらは気にせずに放っておきました。


 右側の円内の鍵穴蓋は、パーツC5にあたります。御覧のように右側に小さな突起がついています。この突起がガルパン仕様では見られませんので、カットすることになります。


 パーツC5の小さな突起をカットした状態です。赤矢印の先がカットした部分です。ヤスリで均しておきました。


 パーツC5を砲塔の左側面に接着しました。


 キューポラやハッチも接着した状態です。前回の記事で述べた、右側面のハッチ上のC13の鍵穴のフタ部分も削ってあり、ガルパン仕様と同じスリットのみの形になっています。


 続いて、砲身、機銃架のパーツA21、キューポラハッチのハンドルA23を接着しました。


 以上で、砲塔部分が完成しました。ステップ16はこれで終わり、ラストのステップ17へと繋ぎます。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリクイさんチーム 三式中戦車チヌ 作ります !!  その9

2013年10月27日 | ガルパン模型制作記

 組み立てのステップ14、および15です。後者ではガルパン仕様への追加工作が二ヶ所あります。


 ステップ14では、キューポラのパーツB22の内部にクリアパーツのD4およびD5を接着するわけですが、これはキューポラのハッチを開放した状態にする場合にあたります。私は閉めた状態にするので、クリアパーツのD4およびD5は不要となりました。仮組みしてみて、D4およびD5のパーツは外からは全く見えない事が分かったからです。
 アリクイさんチームのフィギュアが発売されるのであれば、ハッチを開けた状態にして内部のクリアパーツも全て付けておくんですけどね。


 続いて、ステップ15に移りました。ガルパン公式設定資料にある、三式中戦車チヌの画像をみますと、円内にはリベットやパネルラインが全く無いのが分かります。


 ところが、キットでは上画像のように、リベットやパネルラインがモールドされています。これを全て埋めたり削ったりすることで、ガルパン仕様に近づけてゆくわけです。


 リベットをアートナイフやヤスリで削ったのち、パネルラインをパテで細く埋めて、一日乾かしました。翌日にパテの余分なところをヤスリで慎重に削り均しました。それでもまだ、パネルラインが見えている所があったので、今度は溶きパテを二、三回塗って、これもまた一日乾かしました。


 なので、この部分の作業だけで二日を費やしました。固まった溶きパテの部分をタイラーで均すと、パネルラインは完全に見えなくなりました。三ヶ所にあるフタのモールドをつぶさないようにするのが難しかったです。


 ガルパン仕様への追加工作はもう一ヶ所ありました。上掲の公式設定資料画像の円内のハッチには、鍵穴のフタがありせん。キットではパーツC13にあたります。このC13の鍵穴のフタ部分を削ればよいわけです。


 ステップ15は、上掲の砲塔の各パーツを貼り合わせることで完了しました。その完成画像は、次のステップ16の段階にて紹介します。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ヨドバシマルチメディア京都へ行きました

2013年10月26日 | ガルパン模型制作記

 今日、退勤後の移動中に模型サークルの知人A氏から電話があった。京都のヨドバシに模型購入と飯に行かないか、というお誘いであった。ヨドバシマルチメディア京都なら、30分足らずで行けるので、話に乗ってJRで京都駅へ向かった。
 暦は中秋だが、台風一過後の空は早々と黄昏に転じて気配はすっかり晩秋のそれであった。おまけに気温もかなり下がって肌寒く感じた。

 京都駅烏丸口からヨドバシマルチメディア京都に着いた頃には、もう夜であった。A氏とは3階のプラモデルコーナーで落ち合い、戦車と軍艦艦艇のコーナー、ねんどろいどやfigmaのコーナーを見て回った。しばらく行かないうちに、品ぞろえがかなり変わっていたが、ガルパン戦車の公式キットが完全に見当たらなかったのには驚いた。売り切れ中なのかな、と思ったが、ヨドバシドットコムの通販では在庫があるのだから、別の場所にコーナーでもあるのかな、と考えた。

 A氏はねんどろいどやfigmaのコーナーで二点ほど購入していたが、figmaも最近は充実しているようである。来春にはアイドルマスター如月千早がリリースされるらしい。雰囲気や体型がガルバンの五十鈴華に似ているということで、ガルパン模型改造交流板では早くもこの如月千早をベースにして五十鈴華を再現しよう、なんていう話で盛り上がっているそうな。
 そういえば、ねんどろいどの他キャラクターのパーツを改造して、ガルパンの角谷生徒会長や丸山紗希や秋山優花里などを再現しているモデラーが居ましたね・・・・。

 A氏は「進撃の巨人」の大ファンなので、ミカサ・アッカーマンが発売されることに狂喜していた。私の方は、figmaではGUNSLINGER GIRLのヘンリエッタが結構好きだったので、その製品がリリースされていることに感動した。GUNSLINGER GIRLは結構気に入ってまして、五年ほど前にTVシリーズも見ていたからね・・・。

 そんなこんなで一時間ほど居て、私も塗装用の皿とスポイトセット、ガルパンキャラクターデカール用の透明プラ板を購入した。塗料も買おうかな、と考えたが、A氏が「今度梅田の方にも行こうぜ」と言ってきたので、その機会に待つことにした。それから6階の「京風スパゲッティー 先斗入ル」で食べながらガルパン談義を楽しんだ。三式中戦車チヌはいつ組み立てが完了するのか、と聞かれ、「予定では今日か明日のはずだったんですが、これで一日延びました」と答えておいた。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリクイさんチーム 三式中戦車チヌ 作ります !!  その8

2013年10月25日 | ガルパン模型制作記

 組み立てのステップ11です。ここは指示通りに組み立てました。


 ステップ11が完了した状態です。こうやって主砲が出来上がりますと、戦車を作っているんだな、と改めて感じますね。


 続いて、組み立てのステップ12、および13です。ここも指示通りに組み立てました。


 ステップ12では、パーツC6を可動部としますので、C6に接着剤はつけず、C7とC10とで挟み込む形でC8にくっつけます。ところが、C6がC8にはまりにくい状態でした。


 そこで、パーツC8の穴をヤスリで少し削って広げました。C6をやや力を入れてはめ込むことが出来る程度に広げればよいです。主砲の基部なので、ある程度の摩擦を残さないと、砲が固定されにくくなります。ヤスリは二度往復させれば充分でした。


 なんとか組み立てが完了しました。試しに可動部C6を動かしてみましたが、少々キツい感じでした。これで塗装すると、塗料が固まった場合にどうなるのかちょっと分かりませんね。塗装後すぐに、可動部C6を動かしてみるのが良いんでしょうかね。


 ステップ13にて、砲身を接着しました。いかにも戦車の主砲だ、という存在感がありますね。戦績こそ無かったものの、雰囲気的には、日本陸軍の戦車もまんざら捨てたものではないな、という気がします。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

海は、忘れない。

2013年10月24日 | 過去の模型とか
 昨日10月23日は、西住みほの誕生日でしたが、きょう10月24日と翌25日は、比島沖エンガノ岬沖海戦のあった日です。日本海軍最後の空母機動艦隊が出撃し、哀しい囮作戦を見事に成功させて南海に壊滅しました。
 その咲かせた最期の華を、海は、決して忘れません。その伝える物語を、私なりには自分の過去の模型を撮影することで、語ってみたいと思います。ただ机の上に置いて撮影するのも何なので、適当に海らしいベースを作って、走航波も紙で適当に作って、それらしい雰囲気を作ってみました。大雑把な点はどうか御容赦を。

 昭和19年10月20日、豊後水道を南下して太平洋に繰り出した空母機動艦隊の前衛を兼ねて、第二補給部隊が豊後水道出口まで随伴しました。


 第二補給部隊の旗艦、駆逐艦秋風。キットはピットロード。平成8年5月10日に製作。砲二基を撤去して対空武装を強化しています。


 第二補給部隊の海防艦22号。丁型の11番艦で、キットはピットロード。平成6年11月6日に製作。戦訓工事が遅れて後部に仮設機銃を設けた姿を再現しています。


 同じく、海防艦29号。丙型の14番艦で、キットはピットロード。平成5年12月19日に製作。戦訓工事資料に基づいて対空武装強化を実施しています。


 同じく、海防艦31号。丙型の15番艦で、キットはピットロード。平成7年3月12日に製作。戦訓工事資料に基づいて対空武装強化を実施しています。


 同じく、海防艦132号。丁型の66番艦で、キットはピットロード。平成8年11月17日に製作。戦訓工事は比島沖エンガノ岬沖海戦時にはまだ未実施だったそうなので、その状態になっています。
 第二補給部隊には、他に海防艦33号と43号、油槽船二隻がありましたが、いずれもキットは作っていません。

 続いて、比島沖エンガノ岬へ向った、空母機動艦隊本隊の威容を、模型にて御覧下さい。


 第四十一駆逐隊の駆逐艦霜月。キットはアオシマで、武装や艤装品は全てピットロードに換装。平成8年2月25日に製作。昭和19年夏の戦訓工事で対空武装を強化するかたわら、防火対策として甲板のリノリウムも剥がしたそうなので、その状態を再現しています。


 巡洋艦戦隊の軽巡多摩。キットはタミヤ。平成3年2月17日に製作。最初は昭和17年時の状態にて再現したので、昭和19年夏の戦訓工事の資料を探したのですが、確かなものが見つからなかったので、そのままになってしまいました。


 同じく、軽巡五十鈴。キットはタミヤ。平成5年3月22日に製作。こちらは昭和19年時の武装強化後の姿になっていますが、エンガノ岬沖海戦時にはさらに単装機銃12基が増設されていたそうです。それを追加工作しようとして、未だに果たせていません。


 第六十一駆逐隊の駆逐艦秋月。キットはアオシマで、武装や艤装品は全てピットロードに換装。平成8年1月10日に製作。昭和19年夏の戦訓工事で対空武装を強化した状態です。当時の駆逐艦の大部分が、防火対策として甲板のリノリウムも剥がしたそうなので、それも再現しています。


 同じく、駆逐艦初月。キットはアオシマで、武装や艤装品は全てピットロードに換装。平成8年4月17日に製作。昭和19年夏の戦訓工事で対空武装を強化した状態です。


 同じく、駆逐艦若月。キットはアオシマで、武装や艤装品は全てピットロードに換装。平成8年5月22日に製作。昭和19年夏の戦訓工事で対空武装を強化した状態です。


 第三航空戦隊の空母瑞鳳。キットはP.Tエイジェンスで、飛行甲板はプラ板、武装や艤装品は全てピットロードに換装。平成6年2月16日に製作。対潜対空迷彩を施した状態で、飛行甲板上に艦偵一機と警戒の零戦隊6機を待機させた姿です。後にハセガワより新キットが出ていますが、まだ作っていません。


 機動艦隊本隊の旗艦、空母瑞鶴。キットはタミヤで、武装や艤装品は全てピットロードに換装。平成8年5月13日に製作。当時は瑞鶴の対潜対空迷彩に関する確かな資料がまだ無く、模型情報誌などで四種の推定案が出されていました。タミヤの製作ガイドにあったD案に基づいてピットロードの外舷色二種を使用して対潜迷彩を、飛行甲板上の対空迷彩は、実際の記録映像をもとにして推定的に再現しています。飛行甲板上に警戒の零戦隊11機を待機させた姿です。後にフジミより特シリーズにて新キットが出ていますが、まだ作っていません。
 第三航空戦隊には、あと空母二隻、千歳と千代田がありましたが、私はいずれも水上機母艦時代の姿で製作しており、ピットロードのキットも持っていますが未だに作っていません。


 第四航空戦隊の航空戦艦伊勢。キットはハセガワの旧キットで、武装や艤装品は全てピットロードに換装。平成6年4月19日に製作。後部カタパルト間の雛壇はプラ板で自作したほか、後部飛行甲板上はコンクリ敷き、リノリウム貼りの両説があったので、迷った挙句後者を採用して再現しています。最近の研究によって実際にはコンクリ敷きであったことが明らかになりました。後にハセガワおよびフジミより新キットが出ています。


 同じく、航空戦艦日向。キットはハセガワの旧キットで、武装や艤装品は全てピットロードに換装。平成6年12月11日に製作。伊勢と同じように後部カタパルト間の雛壇はプラ板で自作したほか、後部飛行甲板上はリノリウム貼りとの説に従って再現しています。後にハセガワおよびフジミより新キットが出ています。


 第三十一戦隊の軽巡大淀。キットはフジミで、武装や艤装品は全てピットロードに換装。平成6年1月3日に製作。昭和19年夏の戦訓工事で対空武装を強化した状態です。


 同じく、駆逐艦槇。キットはタミヤで、対空機銃(単装および三連装)のみピットロードに換装。平成7年1月15日に製作。昭和19年夏の戦訓工事で対空武装を強化した状態です。


 同じく、駆逐艦杉。キットはタミヤで、対空機銃(単装および三連装)のみピットロードに換装。平成7年1月13日に製作。昭和19年夏の戦訓工事で対空武装を強化した状態です。


 同じく、駆逐艦桐。キットはタミヤで、対空機銃(単装および三連装)のみピットロードに換装。平成6年7月3日に製作。昭和19年夏の戦訓工事で対空武装を強化した状態です。


 同じく、駆逐艦桑。キットはタミヤで、対空機銃(単装および三連装)のみピットロードに換装。平成7年1月14日に製作。昭和19年夏の戦訓工事で対空武装を強化した状態です。

 以上、合計二十隻の勇姿を紹介しました。

 私は基本的に細かい作り込みはしない方針で、キットは原則的にそのまま組んで、武装や艤装品を全てピットロードのパーツに換装してディティールアップを図る、という形で製作していました。アンテナ線などはスルーし、エッチングパーツも使いませんでした。現在はエッチングパーツ入りのキットが多くなっていますが、今後新たに作る場合、過去の作品の水準に合わせることになると思います。
 古い作品ばかりですが、今回久しぶりに箱から出してみて、とても懐かしく、楽しい気分になりました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

西住みほ 誕生日

2013年10月23日 | ガールズ&パンツァー

 きょう10月23日は、ガルパンファンにとっては特別な日のひとつ。西住みほの誕生日です。おめでとう !!

 あんこうチームの五人の誕生日は、いずれも第二次大戦中のヨーロッパ戦線での有名な軍事作戦の開始日にちなんでいますが、西住みほの場合は、1942年10月23日の第二次エル・アラメイン会戦が元ネタです。


 で、聖地大洗町では、当然のように誕生日イベントが開催されます。上画像はその際に配布されるイベントカードです。10ヶ所にあるバースディメッセージを探し歩き、キャラクターシールを集めてカードに貼り、最後のお店でバースデー記念缶バッジと交換してもらう、という一種のスタンプラリーです。詳しくは肴屋本店さんのブログで。

 行きたいけど、休みでもないし、遠すぎるんですよね・・・。近くに移住しないといけませんかねえ・・・・。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリクイさんチーム 三式中戦車チヌ 作ります !!  その7

2013年10月23日 | ガルパン模型制作記

 組み立てのステップ8です。ここは指示通りに組み立てれば良いですが、塗装のことを考えてOVM類は接着しないでおきました。


 この段階で接着したのは、ステップ7で作ったジャッキ台と、パーツA16の二点のみでした。消音器は仮組みです。この範囲では車体色を塗ってから、OVM類のパーツA5、A9、A12を接着することにしました。またパーツB15も、消音器を塗ってから接着しますので、これらの作業は最終ステップにやります。


 この時点で、OVM類のパーツA5、A9、A12はまだランナーから切り離さずに置きました。この状態で塗装しようと考えています。ジャッキはA8をA7に接着しましたが、A7はまだランナーについたままの状態です。


 参考までに、劇中のワンシーンを紹介します。OVM類やジャッキの取り付け状況がよく分かるので、接着時には参考になります。これを見ますと、キットのジャッキ台がオーバースケールで高いのが分かります。ジャッキをはめ込む際に、ジャッキ台の一部を少し切り詰めるなどの調整が必要になるでしょう。


 続いて、組み立てのステップ9、および10です。ここではガルパン仕様への追加工作が二ヶ所あり、また細かい部品が多いので慎重に進めました。


 ステップ9の組み立てに入る前に、ガルパン公式設定資料にある三式中戦車チヌの画像をチェックしました。円内の部分にはボルトもリベットもなくフラットになっているのが分かります。また道具箱のパーツA26が不要です。


 ところが、キットではこういう状態です。ボルトやリベットがあわせて9つモールドされています。道具箱のパーツA26を付けるためのガイドもあります。


 そこで、これらを全部削って平らにしました。仕上げは紙ヤスリで軽く行ないました。毎度のことながら雑な仕上がりですね。私がいかに下手かということが分かりますね。


 その後に、パーツA14、A15を接着しました。消音器は仮組みです。パーツB15は、消音器を塗ってから接着します。


 ステップ10に移りますが、ここでもガルパン仕様のポイントが一つあります。公式設定資料にある三式中戦車チヌの画像では、牽引用シャックルが円形になっております。


 つまり、このような形です。これはステップ6で車体前面につけたパーツA18です。


 ところが、後面につけるパーツB21はこんな形です。明らかに形が違いますね。


 終戦直後に姫路で撮影された、三式中戦車チヌの実車の写真でも、後部のシャックルが円形であるのが確認出来ます。


 なので、パーツA18が欲しいところですが、前部の一つしかありません。仕方がないので、パーツB21を改造することにしました。基部だけ残して切り取って、上図のように0.8ミリの真鍮線をそれらしく曲げて瞬間接着剤で付けました。真鍮線での工作はこれが初めてだったので、悪戦苦闘して一度失敗し、接着時に二回失敗しました。
 でも、失敗を重ねているうちに、なんとかコツが掴めてくるわけで、とりあえず出来上がりました。形はあんまり決まっていませんが、初心者にはこれが精一杯でした。


 ステップ10の組み立て工程に入りました。関連するパーツを全て切り離して並べて確認しました。クリアパーツのD2は、塗装後に接着しますので、ここでは切り離していません。


 パーツを全て接着した状態です。真鍮線でなんとか円形に作り直したパーツB21も、すんなりとはまってくれたのでホッとしました。今回の組み立て作業は、追加工作もあってかなり苦労しましたが、とても楽しかったです。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリクイさんチーム 三式中戦車チヌ 作ります !!  その6

2013年10月22日 | ガルパン模型制作記

 組み立てのステップ6、および7です。ここは指示通りに組み立ててゆきましたが、その前にガルパン仕様への追加工作を一ヶ所やりました。


 劇中のワンシーンの一部を拡大したものですが、丸で囲んだ部分の減速機カバーにリベットが打ってありますね。キットではこれがありませんので、再現してみることにしました。


 まず、減速機カバー全体をヤスって、パーティングラインを消しました。次に、公式設定資料にしたがって、リベットの位置に赤ペンで印をつけておきました。


 キットのBランナーのタグ裏には、ディテールアップ用のボルトやリベットがモールドされています。こういうところにもファインモールドのサービス精神が発揮されていますね。リベットはとても小さなものなので、アートナイフで慎重にすくうような感じで切り取りました。


 リベットを付け終わった状態です。全てが初めての作業なので、二つほど失敗してリベットを無駄にしてしまいましたが、根気よく続けて、なんとか仕上げました。ピンセットで置いて、流し込み用のミスターセメントでくっつけました。


 ここからステップ6の組み立て内容に移りました。必要なパーツを全て切り離して、車体の前に並べて確認しました。


 ステップ6のパーツ接着を完了した状態です。B9をB38につける際に、あらかじめピンバイスで差込穴を少し浚っておいたので、接着時にぐらつかなくて済みました。D1は塗装してから接着するので、この時点ではまだつけませんでした。


 さきにパテで埋めた箇所の、減速機カバーの裏面のリベット穴も、ピンバイスで浅く再現しました。フェンダーの縁も薄くケガいておきました。ガルパン仕様というのは、探してみると色々なところにあるものですね。


 ステップ7の、消音器およびジャッキ台の組み立ても完了しました。消音器は左右のパーツに分かれますので、間違えないように赤ペンで書いておきました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリクイさんチーム 三式中戦車チヌ 作ります !!  その5

2013年10月21日 | ガルパン模型制作記

 組み立てのステップ5です。ここは指示通りに組み立ててゆきましたが、その前に追加工作を一ヶ所やりました。


 劇中のワンシーンの一部を拡大したものですが、丸で囲んだ部分には隙間がありませんね。鋼板がぴったりと合わさっていますね。ここのところが、キットでは隙間になっています。


 なので、隙間をパテで埋めました。左右とも同じように薄く盛りつけて、一日置いて乾燥させました。


 翌日の作業で、固まったパテをヤスリで削って平らにしていきました。紙ヤスリよりもタイラーの方がやり易かったです。


 ひたすらヤスって、起動輪軸パーツの裏側が見えるように仕上げました。もちろん隙間は完全になくなりました。あとは組み立て指示に従って車輪を取り付けるわけですが、その後の組み立ておよび塗装のことを考えて、接着は後回しにしました。


 片側の車輪を全て仮付けしてみました。一気に戦車らしくなってきました。サスアーム付き転輪の一部が少しガタつく感じなので、接着時には定規か何かを当てて、転輪を全て揃える必要がありそうです。


 両側の車輪を全て仮付けした状態です。全て接着してしまうと、履帯をはめ込むのに苦労するそうなので、誘導輪だけは最後の段階まで接着せず、履帯をつけてから接着することにしました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリクイさんチーム 三式中戦車チヌ 作ります !!  その4

2013年10月20日 | ガルパン模型制作記

 組み立てのステップ4です。ここは指示通りに組み立ててゆきました。車体の両側につけるパーツの番号を間違えないように、あらかじめ分けておいてから、接着してゆきました。


 組み立てガイドの左側段階が完了しました。起動輪、サスアーム付き転輪、誘導輪の軸部が揃いました。


 続いて、組み立てガイドの右側段階に移りました。結果的には、懸架バネの部品を上画像のように取り付けるわけですが、この作業はちょっと苦労しました。そこで、メモを示しながら製作ポイントを述べます。


 上画像のように、懸架バネとB35およびB36を組み合わせるわけです。ところが、仮組みしようとしたところ、お互いのパーツの厚みが干渉し合っていて、はまらないのでした。細かいパーツだけに、無理に力を入れてはめこもうとすると、思わぬ破損を招くことになります。


 そこで、このようにB35およびB36の該当部分をヤスリで少し削って厚みを減らします。二度ぐらい、なぞるようにヤスれば充分です。あまり削ると、はめこんでも簡単に取れてしまうことになります。


 続いて懸架バネの方も、アートナイフでバリなどを削ります。軽く浚うような感じで充分です。


 上画像のように、お互いのパーツがかみ合うようになるまで双方の部分を削るわけです。懸架バネの方は、細い部分があるので、力を入れないように注意しました。ここで折れてしまったら、後々が大変になります。


 パーツがしっかりとかみ合わさった状態です。こうなるまでに数分はかかりました。四個作るわけですから、その作業だけで20分近くはかかりました。


 出来上がったパーツは、上画像のように転輪の軸部とサスアーム付き転輪の軸部とを繋ぐ形になります。なので、懸架バネ自体を作る際にも、歪みが出ないように注意して作ったのでした。


 組み立てガイドの右側段階が完了した状態です。仮組みをきちんと行って、部品がはまらなければヤスリで調整する必要がありますが、前述のようにじっくりと慎重に進めたので、ハーツの破損や接着時の歪みは全く生じませんでした。ホッとひと息つきながら、ステップ4をクリアしました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリクイさんチーム 三式中戦車チヌ 作ります !!  その3

2013年10月19日 | ガルパン模型制作記

 組み立てのステップ3です。ガルパン仕様への追加工作が三つあります。まずは車体下部の切り取り指示にしたがって二ヶ所をナイフで切り取りました。


 続いて車体下部の底面を上にしました。リベットやボルトのモールドが沢山ありますが、ガルパン仕様とは異なるのです。


 これがガルパン公式設定資料にある、三式中戦車チヌの底面画像です。さきの画像と見比べると、ボルトの数がかなり少ないわけです。これに合わせてキットの底面を修正しました。


 まず、間違えないように赤ペンでマーキングしておいて、それをナイフで切り取り、紙ヤスリやタイラーで平らに仕上げました。上画像は反対側から見たものです。ヤスリがけの際に、近くのボルトを誤ってヤスらないように気を付けました。


 次に、車体下部の前面パーツA3、背面パーツA4にも、不要なモールドがあるのを修正しました。上画像左手前の背面パーツA4には、ハッチのような五角形のモールドがありますが、これは劇中ではありません。右側の前面パーツA3の八つのボルトも劇中では見られません。なので、赤ペンでマーキングしておいて、ナイフやヤスリで削り取りました。


 削り取った後に紙ヤスリで平らに仕上げておきました。小さな部品なので、ヤスリがけにも細心の注意が必要です。私は何も考えずにひたすらヤスるほうなので、他のモールドをつぶさないように心がけました。


 その後、A3、A4を接着しました。タミヤセメントをはみ出さないように最小限につけ、次いで内側から流し込み用のミスターセメントをつけ、洗濯用はさみで固定しました。


 三つ目の追加工作は、A2の機銃マウント部の修正でした。爪楊枝の先端で示した部分ですが、マウント部の上に変な出っ張りがあり、下の刳り込みが劇中では溝のような形になっています。


 参考までに、ガルパン公式設定資料の画像を載せました。楕円で囲んだ部分が溝状に刳り込んでありますね。機銃席の覗き用スリットなのでしょうか。現存の実車にも見られない、謎の部分ですが、とりあえず同じように刳りこんでみました。


 工作後の状態です。アートナイフで大体の形に切込みを入れ、ラインチゼルで削り出すようにして彫りました。目立たない部分なので、劇中のよりややオーバースケールに仕上げてみました。この時初めてラインチゼルを使いましたが、これ、面白いように削れますね。ケガキ用だけでなく、細部の彫り込みにもかなり使えます。


 A2のパーツを車体に接着しました。出来具合としては、どうなんでしょうかね。

 以上、ステップ3における追加工作は、①車体下部底面のリベットやボルトの修正、②車体下部の前面パーツA3のボルト八つを削る、背面パーツA4の右下の五角形のハッチ状モールドを削る、③パーツA2の機銃マウント部の修正と下の溝入れ、の三つでした。これらの追加工作だけで30分余りかかりました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アリクイさんチーム 三式中戦車チヌ 作ります !!  その2

2013年10月18日 | ガルパン模型制作記

 組み立てのステップ2です。まずは指示通りに、カット箇所を切り落とし、裏返してA33とA34をつけました。


 A33とA34をつけ終わった状態です。


 再び裏返して、上面を上にしました。ここまでは組み立て説明の内容通りです。


 ここから、ガルパン仕様に近づけるための最初の追加工作を行いました。上画像のナイフの刃先に、丸っこい薄い盛り上がりのモールドがあるのを、削り取りました。最初はニッパーですくうように削ろうと思ったのですが、薄すぎてうまくゆかず、アートナイフの刃を垂直に当ててカンナがけする要領で、なんとか削り取りました。
 一つ前の画像に、その薄い盛り上がり部分が写っていますが、お分かりでしょうか。


 参考までに、劇中の三式中戦車チヌのワンシーンを挙げました。丸で囲んだ部分は、フラットで何もありませんので、このように仕上げました。キットの薄い盛り上がりは、ハッチか蓋のように見えましたが、何なのかは分かりませんでした。


 さらに参考までに、現存する三式中戦車チヌの画像を紹介します。問題の箇所がフラットなのが分かりますが、錆びて茶色になっているようです。この錆びた部分をキットではわざわざモールドしてあるのか? と思ってしまいました。

 以上、ステップ2における追加工作は、車体前面左右ハッチの間にある丸っこい薄い盛り上がりのモールドを削り取る、でした。ステップ3もやろうとしたのですが、時間がなくなってきたので、翌日に回しました。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする