子供だった時分、「オールスター大運動会」(動画)で男子選手の主役と言えば、何と言ってもにしきのあきら氏だった。スポーツ万能とは正に彼の事で、どんな競技でも一番だった様に思う。そして次に主役の座を得たのが、“ヒデキ”こと西城秀樹氏。「タフ」という言葉を具現化した様な人だった。そんな彼が週刊朝日に「秀樹とヒデキ」なるコラムを連載しているのだが、12月5日号に「スターの年末、スタート!?」というタイトルで下記文章を記していた。
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早いもので今週で11月も終わり。いよいよ師走。この季節は芸能人にとって特番の季節。年末からお正月にかけて放送する特別番組の収録が目白押しだ。
この間の「クイズ・ドレミファドン」の収録なんて6時間だよ、6時間。終わって家に帰ったのは午前3時。クイズ番組なのに、ちっとも頭が働かない。50代の6時間って10代、20代の6時間と違うんだから。やっぱり大人は早く帰って寝たほうがいいな。
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「あのヒデキでも、6時間の収録で疲労を感じる年になったんだ・・・。」と感慨深さを覚えてしまった。確かに自分も10代や20代の頃と比べたら、体力の衰えを痛感してしまう。体力だけでは無く、記憶力や集中力も衰えた気がする。当たり前だが、「老い」というのは誰にも訪れる物なのだ。
ところで12月に入った事も在り、今週末から年賀状を書き始めようかと思っている。「仕事関係」や「友人関係」、「親戚関係」等と年賀状を出す相手は様々なれど、中には1年に1回年賀状にて近況を連絡し合うだけの疎遠な関係となってしまった人も居る。この時期はそういった人達から身内に不幸が在った事で、「喪中につき、年末年始の御挨拶を御遠慮申し上げます。」といった年賀欠礼の葉書を頂戴する時期でも在るのだが、先日もそういった手紙が届いた。
20代から30代半ばにかけ、長期休暇の度に自分は海外を旅していた。友人との旅も在ったが、その殆どは気楽な一人旅。旅先で知り合った人達と仲良くなり、帰国してからも連絡を取り合う事が少なくなかった。先日届いた年賀欠礼の葉書、チラッと差出人の名前を見ると、20代後半にエジプトで知り合った男性の名前が。異国の地で馬鹿話をし乍ら酒を飲み交わし、帰国してからもずっと年賀状で「今年は何処何処を旅した。」等と近況を報告し合っていた。御互いに多忙な職種という事も在り、帰国してから会う事は全く無かったが、「一寸した休みが取れると、今でもふらっと海外を旅している。」という彼からの年賀状に、「相変わらず元気だなあ。」と羨ましくも微笑ましくも感じるここ数年。
そんな彼からの年賀欠礼の葉書という事で、「一体、何方が御亡くなりになられたのだろうか?」と改めて葉書に目を通した所、差出人名が彼では無く、彼の親御さんだった。御亡くなりになったのは彼の身内では無く、彼自身だった事を知り、言葉を失ってしまった自分。あんなにも元気だった彼が、50歳前という若さで鬼籍に入るとは・・・。
学生時代の同級生に、知る限りでも数人の物故者が既に居る。亡くなった年齢だけで言えば、「死」とは無縁とも思える者達だ。「必ずしも年上の者から順番に、亡くなって行く訳では無い。」という現実を改めて感じさせられた年賀欠礼の葉書。
合掌。
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早いもので今週で11月も終わり。いよいよ師走。この季節は芸能人にとって特番の季節。年末からお正月にかけて放送する特別番組の収録が目白押しだ。
この間の「クイズ・ドレミファドン」の収録なんて6時間だよ、6時間。終わって家に帰ったのは午前3時。クイズ番組なのに、ちっとも頭が働かない。50代の6時間って10代、20代の6時間と違うんだから。やっぱり大人は早く帰って寝たほうがいいな。
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「あのヒデキでも、6時間の収録で疲労を感じる年になったんだ・・・。」と感慨深さを覚えてしまった。確かに自分も10代や20代の頃と比べたら、体力の衰えを痛感してしまう。体力だけでは無く、記憶力や集中力も衰えた気がする。当たり前だが、「老い」というのは誰にも訪れる物なのだ。
ところで12月に入った事も在り、今週末から年賀状を書き始めようかと思っている。「仕事関係」や「友人関係」、「親戚関係」等と年賀状を出す相手は様々なれど、中には1年に1回年賀状にて近況を連絡し合うだけの疎遠な関係となってしまった人も居る。この時期はそういった人達から身内に不幸が在った事で、「喪中につき、年末年始の御挨拶を御遠慮申し上げます。」といった年賀欠礼の葉書を頂戴する時期でも在るのだが、先日もそういった手紙が届いた。
20代から30代半ばにかけ、長期休暇の度に自分は海外を旅していた。友人との旅も在ったが、その殆どは気楽な一人旅。旅先で知り合った人達と仲良くなり、帰国してからも連絡を取り合う事が少なくなかった。先日届いた年賀欠礼の葉書、チラッと差出人の名前を見ると、20代後半にエジプトで知り合った男性の名前が。異国の地で馬鹿話をし乍ら酒を飲み交わし、帰国してからもずっと年賀状で「今年は何処何処を旅した。」等と近況を報告し合っていた。御互いに多忙な職種という事も在り、帰国してから会う事は全く無かったが、「一寸した休みが取れると、今でもふらっと海外を旅している。」という彼からの年賀状に、「相変わらず元気だなあ。」と羨ましくも微笑ましくも感じるここ数年。
そんな彼からの年賀欠礼の葉書という事で、「一体、何方が御亡くなりになられたのだろうか?」と改めて葉書に目を通した所、差出人名が彼では無く、彼の親御さんだった。御亡くなりになったのは彼の身内では無く、彼自身だった事を知り、言葉を失ってしまった自分。あんなにも元気だった彼が、50歳前という若さで鬼籍に入るとは・・・。
学生時代の同級生に、知る限りでも数人の物故者が既に居る。亡くなった年齢だけで言えば、「死」とは無縁とも思える者達だ。「必ずしも年上の者から順番に、亡くなって行く訳では無い。」という現実を改めて感じさせられた年賀欠礼の葉書。
合掌。
ハガキや手紙が来ることが少なくなった昨今
一番ハガキが多いのが勿論元旦ですが
その次に多いのが
年末の喪中ハガキですね。
爺ちゃん婆ちゃん、そして親御さんとあると
段々そんな年なんだなあと思うのですが
同年代の知らせを貰うとおっしゃるように
自分の身に置き換えてしまいます。
そらあの若さの象徴「ヤングマン」が
もう少しで
「ヒデキ還暦!」になるくらいですから・・
でも年に一度しか連絡を取り合わない相手にかぎってメルアドが分からないとかなんですよね。。。
自分も根が無精者ですし、何よりも悪筆なので、年賀状を書くのは結構苦痛。でも一年に一度の事ですし、メールだと何か味気無さを感じてしまうので、この時期は年賀状書きをしております。とは言え、昔の様に全て手書きでは無く、PCで粗方印刷してから、ちょこちょこっと文章を手書きで書く形ですので、かなり労力は軽減されましたね。
当ブログでも何度か触れていますが、「個人譲歩保護法」ってメリットよりもデメリットの方が多過ぎる感じが在るし、仰る様に人同士の繋がりをぶった切っている気がしますね。知人の子供(小学生)も学校で名簿が配布されていない為に、同級生には年賀状で無くメールで新年の挨拶を交わしているとか。メールで新年の挨拶を交わしているのは、未だましな方なのかもしれません。