「人が3人集まれば、派閥が出来る。」と良く言われる。これは別に現代に限った事では無く、古今東西に於いても”常識”だったのだろうが、特に我が日本人は徒党を組むのが好きな国民性の様に思う。どの分野でも多かれ少なかれ、派閥は様々な名称を持って存在している。
芸能界に目を向けてみると、この手の派閥がかなり目に付く。”北島ファミリー”や”和田アキ子一派”、”石原軍団”、”欽ちゃんファミリー”、”たけし軍団”等々。そして先日、吉本興業から実質的な解雇処分を受けた元極楽とんぼの山本圭一氏も、”軍団山本”なる派閥を率いていた。
私見を言わせて貰えば、徒党を組むのが好きではない。仲の良い連中と飲んだりするのは好きだが、だからと言って無闇矢鱈と連むのは嫌。良い歳をした大人が金魚の糞宜しく、ゾロゾロと群れているのを見ると眩暈がして来る。そして、他人が勝手に名付けたのか、それとも自らが名付けたのかは知らないが、自らの名前を冠した派閥名を恥ずかしげもなく口にしている感覚には、とても自分は付いて行けない。
人間社会で在る以上、御笑いの世界だって派閥が出来てしまうのは何等不思議な事では無い。気心の知れた連中と飲み歩いたりすれば、派閥めいたものも出来上がるだろう。だが、個々人の芸が最優先されるべき御笑いの世界に在っては、徒党を組む事が芸人としてマイナスに働くケースが多い様に思うし、特に内外部に対する権威付けというか、ヒエラルキーの誇示を目的にしたかの様な派閥は、芸人の資質をスポイルするだけの様に感じる。
嘗ては面白いと思った芸人が、派閥を構成し出してから急に面白さを感じられなくなる事がまま在る。ビートたけし氏やとんねるず、ウッチャンナンチャン、ダウンタウン等々。”○○一座”といった様に、集団体として強烈な笑いを生み出す形態が御笑いの世界には在るので、集団で何かをするという事を頭から否定している訳では勿論無い。自分が嫌なのは、自らの権威付けの為に派閥を作り、その環境に安穏としてしまって、結果的に芸が”腐って”しまう事。
それ迄は個人(乃至はコンビ等の形)で100の笑いを生み出していた芸人が派閥を組み、子分等と”共演”する事で、プラスαの笑いを生み出せればそれはそれで悪くはないのだが、人間とは怠惰な動物で、その内にどうしても手を抜いてしまうもの。やがて個人の笑いの資質100を90に落とし、それに自分が慣れてしまうと、今度は80に落とすといった様になってしまうケースが殆どの様に思う。
明日の保障が全く無い御笑いの世界だからと、互助会的な意味合いで”強い者”に擦り寄り、そして徒党を組んでいると言うので在れば、悪い意味でのサラリーマン根性の様なものが露骨に感じられ、御笑い大好き人間の自分としては寂しい限りだ。
芸能界に目を向けてみると、この手の派閥がかなり目に付く。”北島ファミリー”や”和田アキ子一派”、”石原軍団”、”欽ちゃんファミリー”、”たけし軍団”等々。そして先日、吉本興業から実質的な解雇処分を受けた元極楽とんぼの山本圭一氏も、”軍団山本”なる派閥を率いていた。
私見を言わせて貰えば、徒党を組むのが好きではない。仲の良い連中と飲んだりするのは好きだが、だからと言って無闇矢鱈と連むのは嫌。良い歳をした大人が金魚の糞宜しく、ゾロゾロと群れているのを見ると眩暈がして来る。そして、他人が勝手に名付けたのか、それとも自らが名付けたのかは知らないが、自らの名前を冠した派閥名を恥ずかしげもなく口にしている感覚には、とても自分は付いて行けない。
人間社会で在る以上、御笑いの世界だって派閥が出来てしまうのは何等不思議な事では無い。気心の知れた連中と飲み歩いたりすれば、派閥めいたものも出来上がるだろう。だが、個々人の芸が最優先されるべき御笑いの世界に在っては、徒党を組む事が芸人としてマイナスに働くケースが多い様に思うし、特に内外部に対する権威付けというか、ヒエラルキーの誇示を目的にしたかの様な派閥は、芸人の資質をスポイルするだけの様に感じる。
嘗ては面白いと思った芸人が、派閥を構成し出してから急に面白さを感じられなくなる事がまま在る。ビートたけし氏やとんねるず、ウッチャンナンチャン、ダウンタウン等々。”○○一座”といった様に、集団体として強烈な笑いを生み出す形態が御笑いの世界には在るので、集団で何かをするという事を頭から否定している訳では勿論無い。自分が嫌なのは、自らの権威付けの為に派閥を作り、その環境に安穏としてしまって、結果的に芸が”腐って”しまう事。
それ迄は個人(乃至はコンビ等の形)で100の笑いを生み出していた芸人が派閥を組み、子分等と”共演”する事で、プラスαの笑いを生み出せればそれはそれで悪くはないのだが、人間とは怠惰な動物で、その内にどうしても手を抜いてしまうもの。やがて個人の笑いの資質100を90に落とし、それに自分が慣れてしまうと、今度は80に落とすといった様になってしまうケースが殆どの様に思う。
明日の保障が全く無い御笑いの世界だからと、互助会的な意味合いで”強い者”に擦り寄り、そして徒党を組んでいると言うので在れば、悪い意味でのサラリーマン根性の様なものが露骨に感じられ、御笑い大好き人間の自分としては寂しい限りだ。
物事やその世界独特の慣習を学ぶ時期において、師匠~弟子、または仲間といったものが重要な意味を持つ場合がわが国のばあいは多いのも否定は出来ないと思います。
ただ出来上がった社会人、芸人さんたちが徒党を組んでいるのは、外から見ているとちょっと気味がわるいのも理解できます。
観ているほうとしては「一匹狼」みたいな芸人さんを見ていて安心できるかというと、それはまた別で、至高の芸なんて、観ている方からすると必要なのかなとも思ってしまいます。
結局やる方も観ているほうも「なんらかの集団に属している」と安心が出来るのでしょうね。
日本人は農耕民族ですから。
しかしたけし軍団と「軍団山本」等は一緒にして欲しくないですね。
一部例外はありますが(井出らっきょやダンカン、ガダルカナルタカ・つまみ枝豆等は元々プロでした)殆どが素人だった弟子連中が殿のオモチャレベルから始まった物と、単に中がいい芸人(先輩後輩はあるにせよ)が徒党を組んで遊んでるだけの物を一緒くたにされるのはちょっとイタダケマセン。
クビ=廃業と、単に仲間外れにされる・・今回は親玉が失脚したわけですが、これを同列にはしてもらいたくないなあ、というのが高校卒業時に木曜深夜に有楽町での弟子入りも考えたアタシの世迷言であります。
極楽山本は「芸」のない人だと思っていたので「軍団山本」なる集団を自ら作っていたと知ったときはひっくり返りました。
「たけし軍団」は「たけし一門」と呼んでもいいほどいい芸人を集めているし、ダウンタウンは優秀なメンバーがいるおかげで質のいい笑いを提供しています。
「軍団山本」なんて単なる飲み会じゃないですか。それも破廉恥な奴らですよ。山本はお笑いに泥を塗ったと思っています。
馴れ合いと名作を生み出す集団を一緒にしたらだめでしょう。
事件以降、吉本興業の株が落ちているんですよ。
あんな芸人でもそれだけの影響があるなんて信じられない。
映画やドラマの世界では監督や脚本家がお気に入りの俳優さんを選ぶことが多いのでいつも組むメンバーが同じような顔ぶれになるのは仕方がないし、見ている私もむしろ「おなじみのメンバーだ・・・」と嬉しくなるのですがこのファミリーは例外。
たぶん橋田氏に対して嫌悪感があるのだと思う。NHKの朝ドラでヒロインの安田成美さんが途中降板した際に橋田氏は「飼い犬に手をかまれた」と表現しておられた。俳優さんをイヌ呼ばわりですか、ずいぶんお偉いんだなあとびっくりしました。あれ以来橋田氏が苦手。さらには橋田ドラマに出てくる俳優さんまで嫌いになります。なかには好きな俳優さんもいるのですが、「お願いですからそんなのに出演しないでください」と思ってしまう。渡鬼に榎木孝明さんが出られた時はがっかりしました。村田雄浩さんも以前は大好きだったのに。
『岸辺のアルバム』の中田喜子さんは名演技だったし、今年のTV『相棒新春スペシャル』の長山藍子さんは「こんなにもすばらしい俳優さんだったのか」と唸らせる演技。お二方とも渡鬼ではその長ゼリフのために演技の良さが出ない。残念!
自分も橋田壽賀子さん自身は好きじゃないです。リリオム様が書かれている 安田成美さんへの言葉には、自分も「何様?」という思いがしましたし、売れっ子脚本家という事で自身の行きたい所(海外)に行くという番組を無理無理に作らせたりと、公私混同している所が見受けられるのが苦手。
唯、彼女が脚本を担当する番組は結構好きで、「渡る世間は鬼ばかり」も何やかんや言い乍らずっと見ていたりしますし。
TBSが未だまともだった頃のホームドラマ(「ありがとう」等。)の香りが橋田作品には感じられ、安心して見ていられるというのが在ります。山岡久乃さんが好きだったというのも大きいのですが。