“当時の流行”を思い出す

３年前の記事「『ハードボイルド、Ｇメン’７５。熱い心を、強い意志で包んだ人間達。』」の中でも書いたが、「刑事ドラマは数多く生み出され来たけれど、断トツで好きなのが『Ｇメン’７５』【動画】。」で在る。そして、同じＴＢＳ系列で放送された「夜明けの刑事（放送期間：１９７４年１０月２日～１９７７年３月２３日）」【動画】も、好きな刑事ドラマの１つだった。

登場人物は“個性派揃い”だったが、第１話に出演していたメインで言えば、「坂上二郎氏、鈴木ヒロミツ氏、藤木敬士氏、石立鉄男氏、そして宇津井健氏の５人が鬼籍に入られている。」のだから、５０年という時間の長さを痛感してしまう。

現在、ＴＢＳチャンネル２では「夜明けの刑事」を再放送している。昔のＴＶドラマを見ると、“当時の流行”等が描かれてて、「そうそう、そうだった！」と懐かしく思ったりするのだが、「夜明けの刑事」も例外では無い。「宝籤ブーム」、「スパルタ教育」、「『刑事コロンボ』【動画】ブーム」、「ナンセンス・クイズ・ブーム」、「『港のヨーコ・ヨコハマ・ヨコスカ』【動画】大ヒット」、「中ピ連騒動」、「『およげ！たいやきくん』【動画】ブーム」等々もそうで、ナンセンス・クイズに関しては所謂「『カモメのジョナサン』クイズ」が滅茶苦茶懐かしい。

キャロルやダウン・タウン・ブギウギ・バンドといった人気バンドの面々等、ゲスト出演者も実に豪華で、今後の再放送を見るのが楽しみでならない。