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匿名・流動型犯罪グループ:2023年7月、警察庁が「SNSを通じて募集する闇バイト等、緩やかな結び付きで離合集散を繰り返す集団。」と定義した組織犯罪の類型。略称は「トクリュウ(匿流)」。
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夏頃から首都圏で強盗等の事件が相次いでいたが、16日に横浜市青葉区の住宅で発覚した事件では、遂に高齢男性1人が遺体で見付かる事と成った。8月以降、トクリュウの関連が疑われる強盗事件が合計14件発生しているが、「窓硝子を割って現場に侵入。」、「被害者を縛り、金品を奪い取る手口。」、「実行役が、匿名性の高い通信アプリで指示を受ける構造。」等が共通しており、複数の事件では同じ実行役、指示役の関与が確認されているとか。
実は横浜市の事件現場、付近に知り合いが住んでいて、訪れた事が在るので、事件現場の映像を見た際、「嗚呼、彼処か!」と直ぐに判った。強盗に入られた家は「奥まった場所に在り、夜は人通りも無くて暗い。」という事で、確かに強盗に入られそうな要素は在るのだけれど、知人は「物騒な事件が起こりそうな場所では無いんだけどなあ。」と語っていたが、自分もそう思う。
千葉県市川市の住宅で現金等が盗まれた事件で、警察は此の家に住み、行方が判らなくなっていた50代の娘を、17日夜に埼玉県内で保護し、傍に居た藤井柊容疑者(26歳)を監禁の疑いで現行犯逮捕したが、藤井容疑者の指紋が横浜市を含む3ヶ所の事件現場に残っていた指紋と一致した事が明らかとなった。"遊び感覚"で行っている様な強盗事件の数々に強烈な怒りを覚えるし、強盗事件に関して実行役&指示役共に"より"厳罰に処せる様、法改正して貰いたい。
横浜市及び市川市の事件現場付近(他の強盗事件現場でも、同様かも知れないが。)では、事件が起こる以前に"不審者の影"がちらついていたと言う。「『水漏れを点検をさせてくれ。』とか変な事を言って、家に上がろうとした。」、「『屋根が壊れている。』と、"交換した許りの屋根"の修理を申し出るリフォーム業者が来た。」、「『近所で塗装工事をしているが、匂いが臭いという苦情が出ているので、ていて、においがくさいと苦情が来ているので、問題ないか自宅内で確認させて欲しい。』と言って来たので、『名刺を見せてくれ。』と言ったら、慌てて帰って行った。」等々、明らかに怪しくて、且つ自宅内の情報(間取りや居住者数等。)を事前に得様としているのがあからさまだ。
我が家にも過去に、此の手の"悪い奴等”(と思われる連中)が何度も訪れた事が在る。殆どは"門前払い"したが、「家人が引っ掛かりそうになり、速攻でクーリングオフの書面を内容証明で相手に送り付けたり、敷地内に入ろうとするのを拒否した。」事も在る。こういう世の中だからこそ、「常に相手を疑って掛かり、"自分達の情報"を出来る限り提供しない。」という事を徹底しないと駄目。